データ(観劇通し番号等)に間違いがありましたので、

訂正しました。

 

 

6月1日の金曜日に休暇を取ってマチソワを

2本、そして6月2日の土曜日に、このお芝居

を観てきました。

観劇順的には前後しますが、今回は、バリ

バリの商業演劇である『女帝』のレビューを

お届けします。

 

 

 

 

■ 『女帝』

(製作総指揮 倉科遼)

(原作 「女帝」:作 倉科遼 画:和気一作)

(脚本・演出 シライケイタ(温泉ドラゴン))

(製作 フリーハンド/オフィスケイ)

 

【2018年度観劇通し番号 No.12】
【2018年度上半期観劇通し番号 No.12】
【2018年観劇通し番号 No.39】
【鑑賞日時 2018年6月2日13:06-15:26】

13:06-14:10 第一幕

14:10-14:26 休憩

14:26-15:26 第二幕

【チケット代金(前売・A席)6,000円】
(於 CBGK シブゲキ!!)
 

【評価】
☆☆☆
*****************************
【評価】<その基準は以下の通りです>

☆☆☆☆☆
=このお芝居を観て3秒後に急死してもわが人生に悔いなし
☆☆☆☆
=「あの作品良かったなぁ~」と、折にふれて反芻したくなる
☆☆☆
=チケット代分くらいは十分楽しませてもらいましたよ
☆☆
=チケット代、半額でいいんじゃねぇ?!

=チケット代と上演時間分の私の人生を返してくれ! ケッ!
*****************************

 

【短評】(上記【評価】の理由を説明する観点からの短評です)
(1)

今回は、ホント短評とさせてください。

 

それにしても、さすが相応のチケット代金を取るシブ

ゲキでの公演となると、客席の椅子の快適さが違い

ますね~(しみじみ)。

包み込まれるような座り心地に、思わず、「このまま

椅子になってしまいたい…」(笑)と、呟いていました。

 

私が観る舞台のほとんどは、いわゆる小劇場での公

演ですが、やはり、「たまには立派な劇場での商業演

劇も観に来よう!」と、心に誓った次第です。

 

(2)

熊本の地で、母親がスナックを経営する母子家庭に

育った立花彩香(月船さららさん)が、周囲の人間か

ら受けた、人格を否定されるような屈辱の数々をバ

ネとして、「水商売の世界でトップの地位(女帝)に

就いてみせる!」と奮闘する物語です。

(同名の有名な劇画が原作となっていますが……。)

 

(3)

熊本から大阪に出てきた彩香は、十三(じゅうそう)

の場末のスナックに時給1000円で雇われて、この

道に入ります。

それから、自らの強い意志と才覚で、そしてその彩

香の頑張りや心意気を評価してくれる人々の”引き”

もあって、ミナミの高級クラブ・エレガンスの売上No.1

ホステスにまで上り詰める……というストーリーです。

 

(4)

商業演劇ですから、変に捻った趣向や設定はあり

ません。登場人物のキャラも実にわかりやすく、心

から愉しい気持ちで、ストーリー展開を追ってゆけ

ます。

 

主演の月船さららさんが表出してくれた彩香像は、

力強く、思慮深く、そしてとにかく圧倒的に美しかっ

たです:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。

metro(メトロ)という演劇ユニットの主宰を務め、

新宿ゴールデン街劇場等の小劇場における公演

も多くやってきた月船さんですが、さすが元タカラ

ジェンヌ、「私は女帝になるんだ!」という裂帛(れ

っぱく)の気合いを込めた演技は、まさにこの舞台

において、燦然と輝いていましたо(ж>▽<)y ☆。

 

【参考】
[月船さららさん出演舞台等に関する過去の記事]

<『NOISES  OFF』(2011年6月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-10986684645.htm

(ただし単独レビューではありません。)

<『引き際』(2011年10月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11044605235.html

<『音楽劇 阿部定の犬~喜劇昭和の世界~』(2014

年6月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11882135133.html

(観客として来ていた月船さんについて言及したもの

です。)

<『二輪草-「孤島の鬼」より』(2017年4月)のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12270243446.html

(単独レビューではありませんが、月船さんの面会時

画像も掲載させていただきました。)

 

 

■☆大竹一重さん&杉山みきさんの面会時画像です☆

 

 
 
このブログにおいては、もう何十回、いや、もう
何百回も書いてきましたが、私は、大竹一重さ
んの20年来のファンです(*^.^*)。
 
彩香のことを目にかけ引き立てる、クラブ・エレ
ガンスのママ役を、今回は演じました。
 
 
 
 
ご覧のように、和服の着こなしといい、一流クラブ
のママらしい気配りと貫禄を窺わせる演技といい、
ファンとしては、「さすが一重さまv(^-^)v」のひと言
で尽きる好演ぶりでした:*:・( ̄∀ ̄)・:*:。
 
今回の公演は、私の体調不良等もあって、専用
サイトでのチケット手配がだいぶ遅くなってしまい、
気づいたときには既に sold out の状況でした。
 
が! 一重さんの方から、「S席は完売ですが、
A席ならばチケットを取らせていただきます」旨
のご連絡をいただき、何とか観劇ができた次第
です。
大竹さん、本当にありがとうございました。
 
 
 
 
クラブのホステス役を演じた杉山みきさんです。
 
開場すると、作品内でホステス役を演じるキャスト
たちが座席への案内をしてくれる……という趣向
で、私も杉山さんに案内をしていただきました。
 
で、お顔を拝見したところ、「どうも数年前に、ザム
ザ阿佐谷の舞台で観たことがある俳優さんなので
は…」と、思い当たったんですね(^_-)-☆。
……というわけで、終演後、大竹さんとの面会の
後に杉山さんの面会もさせていただき、確認した
ところ、「そうです。出演していました」とのご返答
でした(^人^)。
 
今回はアンサンブル的な役柄でしたが、杉山さん
の今後のご活躍も、心から祈っておりますo(^-^)o。
 
役者面会時のお二人のご丁寧な対応に、感謝申し
上げます。
 
 
【参考】

(なお、本レビューの最末尾に、さらに大竹さんの

画像が載っていますので、ぜひご覧になってみて

くださいませ。)

[大竹一重さん出演舞台に関する過去の記事]

<『夏の夜の夢』(2012年3-4月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11213383154.html
<『マクベス』(2012年11月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11409429550.html
<『銀のほのおの国』(2013年1-2月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11461159170.html
<『ウインザーの陽気な女房たち』(2013年4月)の

レビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11506778227.html
<『Blood type Be』(2013年5月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11534941396.html
<『三味線恋唄 風雪(かぜ)に吹かれて聞こえる唄は…』
(2013年11月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11699181800.html 
<『同窓会をひらこう』(2014年2月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11780352467.html
<『新版 夫婦善哉』(2014年7月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11897228582.html
<『新選組ミュージカル-陽光-』(2014年11-12月)
のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11958972902.html
<『迷探亭小南事件簿-長い友との始まりに-』
(2015年1月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-11978297398.html
<『迷探亭小南事件簿 PART2』(2015年7月)のレビュー>
http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12055121456.html

<『冬物語』(2016年1月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12123751297.html

<『迷探亭小南事件簿 PART3~ハワイから来た女~』

(2016年5月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12157973063.html

<『マクベス』(2016年6月)のレビュー>

http://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12171062836.html

<『道成寺伝説~満開の桜の森~』(2016年9月)のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12201225318.html

<『マクベス』(2017年1月)のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12245558042.html

(ただし単独レビューではありませんが……。)

<『から騒ぎ』(2017年5月)のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12279170013.html

<『十二夜 |時代劇| 恋はいたずら』(2017年7月)

のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12308861971.html

(ただし単独レビューではありませんが……。)

<『OEDIPUS  THE  KING』(2017年9月)のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12312116556.html

(ただし単独レビューではありませんが……。)

<『道成寺 桜の森にはだぁ~れもいない』(2017年10-11月)

のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12325761539.html

(ただし単独レビューではありませんが……。)

<『生演奏ミュージカル 信長の野望~炎舞~』(2017年12月)

のレビュー>

https://ameblo.jp/hitoe-eri/entry-12367488238.html

(ただし、ランキング記事内の短評です。)

 

なお一重さんは、2018年になってからもコンスタントに

舞台出演を続けていまして、私は、『箱の中身(ウエル

ター級)』(2018年3月)という作品を観ています。

ただし、この時期は、私自身の体調不良等により、ほ

とんどレビューが書けませんでしたので、面会時画像

のみを、以下に掲載させていただきます。

 

また、上述しましたように、『生演奏ミュージカル 信長

の野望~炎舞~』(2017年12月)につきましては、ランキ

ング記事内の短評のみをアップし、その際の面会時画

像は掲載できませんでしたので、同じく以下に掲載させ

ていただきます。

 

 

『箱の中身(ウエルター級)』の際の大竹一重さん

面会時画像です。

(2018年3月8日撮影・於 OFF・OFFシアター)

 

 

時期は前後しますが、『生演奏ミュージカル

信長の野望~炎舞~』の際の面会時画像

です。

(2017年12月24日撮影・於 シアター1010)

 

いつものことながら、大竹さんのご丁寧な対

応に、改めて謝意を表します。

 

 

Android携帯からの投稿