Mリーグ新シーズン開幕!!
Mリーグはいよいよ2025-2026シーズンが開幕しました。第1週はまだ2卓同時開催はありませんでしたが、4日間山あり谷ありの展開となりました。まずは4日間の振り返りです。
第1日 9月15日 月曜日
ドリブンズ vs Pirates vs BEAST vs JETS
①園田選手 鈴木優選手 下石選手 石井選手
vs vs vs
②たろう選手 仲林選手 東城選手 三浦選手
今シーズンの開幕第1試合は各チーム予想通りの選手が先発となりました。試合は東場で今季からMリーガーとなった下石選手が園田選手から倍満を直撃という展開となり、南2局まで終了して園田選手は約1万点持ちのラスに沈んでいましたが、南3局の親番で満貫ツモを連発して一気に首位に浮上して、南4局の時点では2位の石井選手が満貫ツモでトップ逆転という状況となりましたが、園田選手が逃げ切ってトップとなり、下石選手は終盤での放銃が響いて4位となり、最後に加点した鈴木優選手が2位で石井選手は3位となりました。
第2試合私は3選手は予想通りでしたが、BEASTは大介選手を起用すると思っていましたが、東城選手が起用されたのにはちょっと驚きました。試合は序盤に東城選手がリードしてたろう選手が2位で追いかける展開となりましたが、南1局で仲林選手の四暗刻の役満ツモが炸裂して一気にトップが逆転しました。ちなみにPiratesの役満は朝倉選手以来二人目ということでした。本来は3回目なのですが、仲林選手は国士無双を頭ハネされて逃したことがあります。仲林選手が突き抜けてトップを固める一方で、四暗刻を親被りしたたろう選手は一旦3位に落ちていましたが、南3局で満貫ツモで2位に浮上しました。しかし南4局でラス親の東城選手が三浦選手からの放銃で僅差の2位に再浮上してそのまま2位を死守して、3位がたろう選手となり初出場の三浦選手は4位という結果となりました。やはり昨年上位のドリブンズとパイレーツの2チームは今季も強そうです。
第2日 9月16日 火曜日
ABEMAS vs 格闘倶楽部 vs サクラナイツ vs 風林火山
①松本選手 寿人選手 阿久津選手 亜樹選手
vs vs vs
②白鳥選手 伊達選手 岡田選手 内川選手
この日出場の4チームはおそらく終盤でボーダーを争うと予想されるチームなので初戦とはいえ注目していました。まずは格闘倶楽部は前日の開幕式で寿人選手の初戦起用を明言していたので予想通りですが、私はABEMASは日向選手を起用すると思っていましたが、昨年大不調だった松本選手を起用してきました。さらにサクラナイツは岡田選手を起用すると思っていましたがなんと今季新加入の阿久津選手を起用してきました。さらに風林火山は内川選手を起用すると思っていましたが、亜樹監督が自ら出場するという完全に想定外の展開となりました。このメンバーを見て私は寿人選手が断然有利だと思っていましたが、なんと阿久津選手が落ち着いた打牌で完全にリードを固める展開となり、東場の時点で試合は2位争いに注目がいく展開となりましたが、最後は寿人選手と亜樹選手の2位争いとなり寿人選手が最後に自力で自摸アガリで2位を死守して、松本選手は今季も4位からのスタートと厳しい展開となりました。
第2試合はABEMASは現在のエースの白鳥選手が予想通りの出場で、格闘倶楽部は今週はこの日しか試合がないという事でやはり伊達選手が出場となりました。そしてサクラナイツは第1試合かと思われた岡田選手が出場で風林火山は第1試合に出場と思われた内川選手が出場となりました。試合は東場を終了して全員が2万点台という接戦となりましたが、南1局で白鳥選手が満貫の自摸でトップに立つと、親被りでラスに落ちていた伊達選手が次の局で満貫を自摸って2位に浮上しました。しかし南4局で岡田選手が満貫を自摸って2位に浮上して、最後はトップに立っていた白鳥選手が内川選手からの放銃でトップを確定して内川選手は新天地での初戦は4位となりました。サクラナイツは堀選手と渋川選手を温存しながら1位・2位と今年は上位に行けそうな好スタートとなったと感じました。そしてABEMASは今年も白鳥選手がチームを牽引できるかどうかということになるのかなという予想が立ちました。
第3日 9月18日 木曜日
BEAST vs Pirates vs フェニックス vs 雷電
①東城選手 瑞原選手 醍醐選手 萩原選手
vs vs vs
②大介選手 小林選手 浅井選手 本田選手
3日目でようやく全チームが出そろいました。まずフェニックスは竹内選手を予想していましたが昨シーズンMVPの醍醐選手が出場となり、雷電は本田選手ではなく萩原選手が初戦から出場したのにはちょっとびっくりでした。リーダーが自ら先陣をきるということは今年の雷電は本気でファイナル進出を狙っているという意思の表れなのかと思うとちょっと順位予想に変化が出るかなと感じました。そしてBEASTはこの日誕生日の東城選手が早くも2回目の出場となり、Piratesは予想通り瑞原選手が出場となりました。試合は東場で東城選手が4万点を超えて独走状態かと思われましたが、南1局で萩原選手が8000オールで一気にトップを逆転しました。東城選手も僅差で2位につけて両者のトップ争いかと思われましたが、南3局ですでに親番がなくなっていてラスだった瑞原選手が東城選手から跳満を直撃して一気に2位に浮上してそのまま試合が終了し、萩原選手がトップで昨年のMVPの醍醐選手は4位スタートとなりました。
第2戦は雷電が本田選手を起用してフェニックスは竹内選手ではなく浅井選手を起用しました。BEASTはようやく大介選手が出場となり、Piratesは小林選手が出場しました。試合は東場で大介選手がリードしてそれを本田選手と浅井選手が追いかける展開で小林選手だけが1万点持ちのラスと置いて行かれた展開となりました。しかし南1局で小林選手が粘って連荘してやや点数を回復すると続く南2局で本田選手がトップの大介選手に放銃して3位に転落し、さらに浅井選手が小林選手に放銃して大介選手以外がほぼ並んで2位争いという状況になりました。そして南4局にラス親で2位だった浅井選手が本田選手に3900点を放銃して本田選手が2位に浮上し、放銃した浅井選手は一気に4位に落ちて試合終了となり、昨年優勝のフェニックスはなんと連続4位というスタートになりました。大介選手はチームに初のトップをもたらして今季も暴れてくれそうな勢いを見せてはくれましたが、やはり開幕4試合で中田選手を登板させないという事実はチームの不安を感じさせることになったのではないかと私は感じました。
第4日 9月19日 金曜日
ABEMAS vs JETS vs 風林火山 vs 雷電
①多井選手 逢川選手 永井選手 瀬戸熊選手
vs vs vs
②白鳥選手 柴田選手 内川選手 黒沢選手
前日までは今季初出場のチームがありましたが、この日からはいよいよ本格的にチームが始動する事になります。まずJETSは逢川選手を起用し、風林火山は永井選手を起用してきました。そしてABEMASは多井選手が1戦目に出場となり雷電は瀬戸熊を起用してきました。試合は逢川選手がいきなり瀬戸熊選手に連続放銃して約2万点を失点するスタートで逢川選手は早くも1万点を切りました。Mトーナメントでも結果が出ていない逢川選手には不安なスタートとなりましたがすぐに永井選手から7000点をアガってやや復活すると次局の親で満貫を自摸って一気に2位まで復活しました。これでラスに落ちた永井選手でしたが、次の親で満貫を自摸って2位に浮上するとさらに東4局で満貫をツモって一気にトップに浮上しました。そして南場でも永井選手は多井選手からの放銃で点数を伸ばして確実に首位固めをして多井選手の点数は箱下になりました。しかしここで多井選手は意地の跳満自摸で1万点まで点数を復活して最後の親での反撃を狙いましたが、最後はここまで2位の瀬戸熊選手とほぼ1万点差の3位だった逢川選手が5200点をなんと瀬戸熊選手から直撃でもぎ取って逆転で2位に浮上して瀬戸熊選手は3位に落ちて多井選手はラスとなりました。これで逢川選手は今後の試合が楽になると思います。そして風林火山は火曜日のマイナスを初登板の永井選手が救いチームに明るい光が見えました。
第2戦はJETSと雷電がまだ出場していない柴田選手と黒沢選手を起用しましたが、ABEMASは日向選手ではなく白鳥選手が2回目の登板となり、風林火山は勝又選手をこの日も温存して内川選手が2度目の登板となりました。試合は東2局まではほとんど動きがありませんでしたが、東3局で黒沢選手が満貫を自摸って一歩リードすると続く東4局で内川選手が柴田選手からの満貫放銃で黒沢選手を追いかける展開となりました。この時点でラスだった柴田選手はさらに白鳥選手にも放銃して持ち点がほぼ0点まで落ちて他の3人がトップを争う展開となりました。そして内川選手が白鳥選手から直撃を打ち取ると負けじと白鳥選手が柴田選手から直撃を打ち取り一歩も引かない展開となると、南3局でここまで首位をキープしていた黒沢選手から内川選手がヤミ
聴で満貫を直撃してついにトップが逆転し、最後は内川選手が柴田選手からの放銃でトップを確定して試合が終了し、白鳥選手が2位で黒沢選手は3位となり、柴田選手のデビュー戦は箱下の4位という結果になりました。火曜日に亜樹選手と内川選手で大きくマイナスした風林火山でしたが、この日のデイリーダブルでプラスになり、内川選手も一安心となったでしょう。一方の新チームのJETSは4名全員が出場しましたが、女流の逢川選手が2位となったものの男性陣が全員逆連帯で早くもマイナスポインが3桁という苦しいスタートとなってしまいました。
※第1週を観戦しての感想
まずは最強戦との比較ですが、やはりMリーグは持ち時間制がないので最強戦と比べると打牌スピードが明らかに遅いのは明らかです。やはり見ていて「ちょっとペースが遅いな」と感じました。これは人それぞれの感じ方があると思うので、Mリーグくらいの打牌ペースの方がちょうどいいと感じる方もいるとは思いますが、私としては最強戦くらいのペースが好きです。
各チームについてですが、シーズン開始前にチーム戦力予想のブログを書きましたが、まずは雷電が予想よりも上の成績が出るかもしれないと感じました。まだ始まったばかりですが、萩原選手が不調にならなければかなり行けそうかなと感じます。そしてドリブンズとパイレーツはやはり強そうですし、サクラナイツは阿久津選手がある程度の成績が出せればかなり強そうです。さらに風林火山は一番懸念していた永井選手が落ち着いていたのが印象で内川選手も2試合目でトップを取れたので、勝又選手次第でかなり上位が狙える可能性が出てきたかなと感じます。逆にフェニックスはマイナススタートになりましたが、醍醐選手の2試合目以降を見ないとまだ何とも言えませんし、私は個人的にはフェニックスのエースは竹内選手だと思っているので、竹内選手がまだ出場していないので期待しています。ABEMASは白鳥選手が安定しているようなので大崩れはしないと感じます。ただし4位スタートした松本選手が今季も不調が続くと他の選手に負担がかかるので松本選手がいかに早くトップを取れるかが鍵となるでしょう。JETSは男性陣がそろってスタートに失敗したので予想が難しいです。各個人が3試合くらい経過してみないとまだ何とも言えませんが、私が予想していたよりも苦戦するのかなというのが現在の感想です。そしてBEASTは期待の下石選手がラスとなりましたが、大介選手の成績が初年までと比べると安定してきているように感じますし、東城選手も元気に対局しているので下石選手の調子が上がれば面白いチームになりそうですが、まだ中田選手の動向がわからないので未知数です。
※コナミ麻雀格闘倶楽部は今年上位に行けるのか?
さてコナミは私がMリーグ発足以来ずっと推し続けているチームですが、今年はどうなのかと考えましたがまだ2試合しか見ていませんが正直かなり厳しい現実が待っていると感じました。
私はこれまでかなりMリーグに関連するブログを書いていますが、まだきちんと書いていなかった私の持論があります。それは1日2試合のチームマネージメントです。同日連投は除外するとして、1日に2名の選手を起用しますが、その起用の順番でチームの成績が大きく変わるという事です。選手は大きく分けると
① ムードメーカー型
② 成績調整型
③ ①②どちらもできる万能型
④ 上記のどれにも属さない
に分類できるのではないかと思っています。①のタイプは第1試合に出場させるタイプで②のタイプは第2試合で起用するタイプです。そして重要なのは②タイプの選手がチームで活躍するかどうかだと私は考えています。
具体的な選手でいえば①タイプは竹内選手・日向選手・浅見選手・鈴木優選手・瑞原選手・本田選手・黒沢選手・伊達選手・東城選手・岡田選手などの選手が該当するかなと思います。
それに対して②タイプは仲林選手・小林選手・醍醐選手・瀬戸熊選手・堀選手・勝又選手などの選手です。園田選手やたろう選手は③の万能型で渡辺太選手も③に近いタイプだと思います。寿人選手も③に近いのですがどちらかというと①タイプだと思います。
全チームが完全に4名体制なってからの優勝チームを考えてみると、4年目のシーズンサクラナイツは堀選手がチームの調整役として機能していましたし、5年目のシーズンではABEMASはここぞという場面で多井選手がチームの成績を支え、6年目のシーズンではパイレーツは仲林選手と小林選手がここぞという時に機能していて、昨年は醍醐選手がMVPを取っています。昨年は上記の②タイプの選手のうち堀選手と勝又選手の成績が落ち込んだことで両チームはレギュラーシーズンで敗退し、瀬戸熊選手が踏ん張った雷電はファイナルまで進出しました。そしてファイナルの最終戦は仲林選手vs醍醐選手の対決となり、醍醐選手が仲林選手より上だったことでフェニックスが優勝しました。
こじつけと言われればそれまでですが、優勝するチームには必ず②タイプの選手が活躍していて第2試合に出場してくるケースが圧倒的に多いと私は思っています。例えば今年フェニックスは4位・4位というスタートになりましたが、②タイプの醍醐選手を初戦に起用して②タイプの能力ではない浅井選手を第2試合に起用したのが監督の失策だと考えます。ABEMASは松本選手と多井選手が結果を出せませんでしたが、②タイプの能力がある白鳥選手を第2試合にしっかりと起用したことで4試合を終えて大けがをしなかったと言えると感じます。
そう考えるとコナミのチームには②タイプの選手が存在しない事が大きな問題だと考えます。現在の4名の個性を考えると滝沢選手が②タイプに最も適任なのですが、彼の成績が上がらなければ機能しません。これがコナミが上位に行けない最も大きな要因だと感じます。どちらかというと①タイプが3名いるので、好調の時は大きくポイントが伸びますが、不調になるとなかなか不調が止まらなくなり、最終的には平凡な成績に終わっているのがここ2年の結果です。実際滝沢選手が2年間マイナスポイントになっています。今季もその問題が解決されない限りはファイナル進出は難しいと言わざるを得ないというのが実感です。
そして個人的に言うと、伊達選手の成績がかなり不安です。今年で5年目のシーズンになりますが、昨年から明らかに配牌が悪くなってきていると感じます。結果として東場で他の選手に遅れを取って終盤で追い上げても結果3位かよくて2位という状況が続いており今期の初戦もそうでした。昨年もポイントはプラスでしたが100Pを下回っていますし、今期はさらに落ち込むという可能性もありそうで、そうなったらチームは間違いなくセミファイナルには行けないでしょう。寿人選手や伊達選手の爆発力は確かに魅力的ではありますが、やはり②タイプの選手が出現しない限りは毎年同じ結果を繰り返すと感じています。
その点においてはパイレーツは仲林選手が圧倒的な安定感でチームを支えていますし、小林選手もトータルで成績は良くなくても肝心なところで第2試合に出場してきます。ドリブンズは2年前から加入した万能タイプの渡辺選手が高いレベルで機能してきたことで、園田選手やたろう選手の起用法にかなり自由度が出てきたことで2年連続でチームポイントがプラスになりました。サクラナイツは堀選手が本来第2試合に出場するタイプなのに昨年は第1試合に多く登板したことでチームバランスが崩れてしまい初のレギュラーシーズン敗退となりましたし、風林火山は勝又選手が想定以上の不本意な結果だったことで昨シーズンはレギュラーシーズンで敗退してしまいました。一昨年は4名のうち勝又選手一人しかプラスポイントにならなかったのにレギュラーシーズンを通過しているのですから、やはり②タイプの選手が必要不可欠だと思います。内川選手は①タイプで自由に起用した方がいい結果が出るように思いますが、勝又選手の調子次第では②タイプを担う事になるかもしれません。
そして今季はBEASTの大介選手がこの②タイプとして活躍できれば、下石選手が活躍できれば①タイプの東城選手との相乗効果で意外と活躍できる可能性があるかもしれません。新チームのJETSはまだ各選手1試合しか見ていませんが、石井選手は①タイプで柴田選手が②タイプに近いのかなと感じました。これがはまれば上位も狙えるかもしれないと期待しています。
という分析で現時点でコナミがレギュラーシーズン突破の確率はまだ20~25パーセントくらいかなと予想します。残念ですが現時点では不安しかありません。
まず1週間試合を観戦して感じた事を書いてみました。来週からはいよいよ2卓同時開催がスタートしますし、コナミは来週は6試合あります。まずはここを大けがなく通過できるかが注目です。滝沢監督は誰を2試合起用してくるのか楽しみです。
長くなりましたが、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の内容は未定ですが、あまり間を空けないように更新していきたいのでまた立ち寄ってください。
