プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

プロ野球は巨人・Mリーグはコナミ好きなオヤジのブログ

子供の頃から巨人ファン。小学生で麻雀を覚え、高宮プロのファンになりMリーグではコナミを応援中。昨年野球のWBCで中川絵美里NCのファンになりました。Mリーグでは菅原千瑛プロに期待しています。

セガはやはり最高位戦指名!

 

 

 

 Mリーグは6月28日に来シーズン2024~2025シーズンのドラフト会議を開催した。といっても指名したチームはセガサミーのみ。そしてやはり予想通り、竹内元太プロ・浅井堂岐プロと最高位戦のプロを指名。さらに女性選手は指名せず、完全に6チーム目の優勝を目指すチーム体制にしました。やはりこれまでの6シーズンで女流プロが2名以上在籍しているチームが優勝していない事もあり、男性を2名指名して完全に今季までの6年間とは全く別のチームに変わったといえるでしょう。実際にまだ優勝していない4チームでセガサミーが最も優勝に近いチームになったといえると思います。今年のドラフトは1チームしか指名しなかったので、今年も念願の協会の女流プロからのMリーガーは誕生しませんでした。

 

 前回もコメントしましたが、Mリーグチェアマンの藤田晋氏は団体の垣根を超えた面白くてエキサイティングなチーム戦の麻雀を視聴者にお見せしたいというコンセプトでMリーガーを発足させましたが、現在参加している9チームのうち、今回のドラフトで同一団体の選手のみで構成されているチームが5チームと過半数になりました。これまで同一団体の選手だけで構成されていたチームが他団体の選手をドラフト指名したのは、サクラナイツの堀選手と渋川選手だけではないでしょうか。このような状況で藤田チェアマンが思い描いていたチーム構成になっているといえるのだろうかと私は疑問に思います。少なくともコナミは連盟・セガはおそらく最高位戦の選手で今後もチーム編成をすると思いますが、ドリブンズの最高位戦4名・雷電・BEASTの連盟4名のチーム構成は今後も続くのか注目です。私は来期は雷電とBEASTは6位以内には入れずにレギュレーションでメンバー交代になると予想しているので、その時にどういう動きがあるのか注目です。

 

 メンバー交代は、レギュレーションによる場合・今回のセガのようにチームから契約を解除する場合・そして稀ですが滝沢選手のように選手から契約解除を申し出る場合がありますが、レギュラーシーズンを突破しているチームから選手の交代が出る事はほとんどありません。では現在最も評価が高いが現在はMリーガーではない選手はいつMリーガーになれるのでしょうか?

 

 このブログのタイトルの通りに私はプロ野球とMリーグの両方を観戦しています。そして一番思うのは、現在Mリーガーでチームの中心と言われている選手はプロ野球選手だったらすでに現役を引退している年齢の選手がほとんどです。そしてまだ10年くらいはMリーガーをやってもおかしくはない選手です。こういう状態でどうやって新しい選手を入れていくのでしょうか? これこそがMリーグの今後の最大の課題だと思います。

 

 

 

 

魚谷選手ついに契約解除!

 

 

 私はまだ来シーズンのチーム編成をすべて把握しているわけではありませんが、ついにチームでドラフト1位で指名された選手から初の契約解除選手が出ました。

 

 私が知っている限りではPirates・風林火山・チーム雷電が今シーズンのメンバーが全員残留だという情報。おそらくドリブンズ・格闘倶楽部・サクラナイツも全員残留だと思います。そしてAbemasも多井選手が残留だと思うのでこのチームもおそらく全員残留でしょう。今季新加入のBEASTはまだ私には情報がありませんが、ついに今季で契約解除の選手が発表されました。

 

 そのチームはセガサミー・フェニックス。そして契約解除は2名で魚谷選手と東城選手。私は以前からブログで書いていたように、このチームは男性プロを補強しないと上位には行けないと思っていたので、東城選手が契約解除になって男性プロをドラフトすると予測はしていました。しかし初年度ドラフト1位で指名された魚谷選手がまさかの契約解除となりました。しかし情報を読んでみたら納得しました。フェニックスには3名の女性プロがいますが、プレーオフを含めた個人成績は東城選手がほぼ±0Pで魚谷選手は−200P台で茅森選手が−300P台と茅森選手が成績では最も悪い状態です。しかしフェニックスはその茅森選手を残留させて他の2名の契約を解除しました。それはなぜでしょうか?

 

 ここには当然大人の理由があります。Mリーグチェアマンの藤田氏は団体の垣根を超えた素晴らしいチーム戦を視聴者に提供するというスローガンでMリーグを発足させました。そして藤田氏が自ら監督をしていたAbemasはエース多井選手を筆頭に4名とも異なる団体の選手で構成されています。一方でコナミ格闘倶楽部のようにスポンサーの関係で連盟の選手しか指名できないチームも存在しています。そしてセガサミーといえばMJというネット麻雀で麻雀界に貢献しています。そしてこの度最高位戦団体がMJのスポンサーになり状況が急変したようです。フェニックスの初代監督は藤田氏のスローガンに基づき、あえて連盟の魚谷選手を1位指名してチームを作りました。しかし監督が交代してさらに最高位戦がMJのスポンサーになったことで連盟の選手不要論がセガの本社から出たという事だと思います。ですから魚谷選手と東城選手の連盟在籍の選手を解雇して、最高位戦中心のチームを作るのが狙いだと思われます。格闘倶楽部が連盟の選手縛りでOKなのだから、MJを運営しているセガが最高位戦縛りで選手を構成することを否定することはできないでしょう。最高位戦在籍の近藤選手が監督としてチームに残留したのもこの改革のためだといえるのではないでしょうか。あとはチーム構成をこれまでのように女性主体を持続するのか、それとも男性プロを補強して本格的に上位を狙いに行くのかの男女の配分だけだと思います。格闘倶楽部はチームとして優勝はしていませんが、Mリーグでは人気ではトップともいえるチームです。セガは打倒コナミを全面に出して最高戦の選手で本気で勝ちに行くドラフトをするのだと私は予想します。来季のドラフトは間違いなくフェニックスが中心だと思います。あとは協会から女流のMリーガーが6年間出ていません。来季はどうなるでしょう?

 

 

 そして新加入だったBEASTの動向がわかりません。猿川選手と菅原選手は安泰だと思いますが、大介選手はMリーガーになるために麻雀プロになった選手なのであと1年は我慢して使うと思いますが、来期結果が出なかったら私なら解雇します。あとは中田選手にもう一年与えるのかが注目ですかね………。

 

 ここからは完全に私個人の意見ですが、連盟にヒロ柴田というプロがいます。誰に聞いても今麻雀界でトップ3に間違いなく入るプロだというコメントが帰ってきます。Mリーグは人気重視だと私は思って見ていますが、プロの強さを見せるのも大切だと思っています。だからこそ今が旬なプロは選択してあげなければならないと思っています。例えば、チーム雷電は来期も同一メンバーで続投が決定していますが、もし萩原選手を解雇してそこにヒロ柴田選手をドラフトで取れば一気に上位を目指せるチームになると思います。BEASTも心を鬼にして中田選手を解雇してヒロ柴田選手を取れば今季よりは上位を狙えるチームになるでしょう。

 

 なぜ私が連盟の選手の名前を挙げたのかというと、徐々にMリーグが最高位戦中心になっていくように感じているからです。解説も藤崎プロ以外は全員最高位戦のプロです。しかも成績不振でチームを解雇されたプロが解説しています。河野プロはまだMリーガーになっていませんが、BEASTが新規参加したときに指名されるチャンスがあったのに指名されませんでした。渋川選手の例ようにMリーガーにはなれなかったのです。このような解説陣の解説を聞いていて皆さんはテンションが上がりますか? しかも実況もプロがやっています。プロが二人で実況と解説をしていて「Mリーグは最高です」とコメントしても、それはただプロの自己満足にしか聞こえないのは私だけでしょうか?

 

 私ならば解説陣を一層して、次期Mリーガーと言われているプロを新しく解説陣に召集して新しい風をMリーグに吹き込む事が必要なのではないかと思っています。ある記事を読んだら、Mリーグは認知度や全体としての人気はそこそこ上がっているようですが、その反面で創設時から視聴していたファン層のMリーグ離れが結構あるそうです。正直私は大ファンの高宮プロがMリーガーとして存在している事と麻雀を視聴すること自体が好きだからMリーグを視聴していますが、Mリーグに魅力はほとんど感じていません。プロ野球のオフシーズンに開催しているというのが私かMリーグを視聴する最も大きな理由です。

 

 このブログを読んでくださった皆さんは、Mリーグのこれまでの6年間と今後をどのように考えているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mリーグ参加9チームの光と影 

 

 

 今回はMリーグ9チームに対して私が考えている完全な独断と私見を書きます。私が現在まで入手している情報では来年チーム数が増えることはないと思いますので、来年も既存の9チームで戦う前提で書いていきます。

 

 

U-NEXT Pirates

 

 このチームは本当に強くなったチームだと思います。以前のブログでも書きましたが、完全に風を感じて麻雀を見ている私は、小林選手とは対極の思考だと思います。しかしこのチームの4選手は個人それぞれが個性的で、打ち方がぶれないのが強みで、何かメンバー間で話し合いをしても小林船長がうまく舵を取ってメンバーをまとめ、結果全員が自由奔放に麻雀を打っているのが最大の強みで、やはり仲林・鈴木の2名を同時に補強できたのが成功でした。瑞原選手もレギュラーシーズンの強さは抜群で、小林船長は他の3名を見守るように自分が出しゃばらずに行動しているように思います。選手全員が向上心をもっていて、このようなチームが来年以降いきなり下位になるという想像はできませんので、これから何年かはファイナルの常連チームあり続けると思います。間違いなく現在の9チームで最強だと思います。選手起用のバランスもいいですね。

 

 

 

EX 風林火山

 

 このチームは今季の最後の閉会式の際、チームの選手を代表して瑠美プロから挨拶があり、来年度も同じメンバーで戦うという事が発表されました。このチームには絶対エースの勝俣選手がいます。今季は彼一人のプラスだけでレギュラーシーズンを勝ち抜いたチームです。しかしやはり4名のうち3名がマイナスではファイナルに進出すること自体が奇跡的です。今季はキーマンだった亜樹選手がセミファイナルで6戦4勝ラスなしと大噴火してチーム全員がセミファイナルでプラスというとんでもない成績でファイナルに残りました。私はこのチームが上位を目指すには松ヶ瀬選手がキーマンだと思っています。松ヶ瀬選手はRMUという団体に所属していて、同じ団体の選手は他には多井選手しかいません。私は松ヶ瀬選手はインパクトがある選手だと思っていますし、破壊力もある魅力的な選手だと思うのですが、本人はRMUという団体が連盟などの大きな団体と比べてメジャーではないだけに、何とか団体の強さを見せようとして少し自分の麻雀が打てていないというか、ポイントが伸びないとマイナス思考に入りやすい傾向にあるのではないかと思います。ちょっともったいないなと見ていて感じています。このチームは来年もまた勝俣選手が400PTを稼いでくれるとは限らないので、他の選手が奮起しないとやはり終盤にはボーダー争いが待っている可能性が高いと思います。女性二人は姉妹で仲良くやっていると思うので、やはり松ヶ瀬選手の奮起が必要なチームだと思います。そのように考えると、麻将連合から一人単独で参加している小林選手はすごいメンタルなんだと改めて感じます。

 

 

 

KADOKAWA サクラナイツ

 

 このチームは2年目のシーズンから参加したチームですが、監督の作戦が大正解だったチームだと思います。2年目のシーズンはまだ4人制が義務ではなかったので、監督はあえて4名を指名せずに3名を指名。最年長だった沢崎選手もいつもニコニコ笑顔で楽しませてくれました。そしてその3名で見事にファイナルにまで進出し、さらに翌年に当時のチームに必要なタイプの選手として堀選手を補強するという2段階方式でチームを作ったのが大正解だったと思います。私は最初に指名された選手が連盟の選手だったので、4人目も連盟の選手が選ばれると思っていたのですが、ここで他の団体の堀選手を指名したというのがこのチームを面白いチームにした要因だと思います。そして沢崎選手が体調不良を理由にチームを離脱した際に、当時解説をしていた渋川選手を補強。渋川選手は解説からMリーガーになった初の選手になりました。この選手も堀選手と同じ協会の選手です。私は渋川選手は堀選手ほどではないかもしれませんが、チームにはしっかり貢献する選手だと思っています。このチームの2回目の優勝に向けての最大の課題はドラフト1位の内川選手の復活にかかっていると思います。Piratesを打ち破るには絶対に内川選手の活躍が必要でしょう。岡田選手は女流でも人気者でTV番組にも引っ張りだこの選手です。しかし麻雀を本当に一番に考えているのならば、あの気の強さを考えれば大丈夫だと思います。

 

 

 

渋谷 Abemas

 

 昨年5年目にして悲願の初優勝を果たしたチームが今季はなんとレギュラーシーズンで初のマイナス終了となり、何とか通過はしたものの、セミファイナルで無残に散っていきました。松本選手が全選手で最多の32試合に登板しましたが、タイトルには及ばず、多井選手はなぜか11月は全休。白鳥選手も成績が伸びず、いつも元気な日向選手も元気なく見えました。このチームには何が起こったのでしょうか。少なくともまだ実力が下降線をだどっているような選手はいないと思うのですが、このチームは選手の心理状態がシンクロしていたように感じました。ですから誰か成績が悪くなるとそれが他の選手に波及していく感じです。このチームのキーマンは私は日向プロだと思っています。私的にはMリーグ内に限れば、日向選手は女流では瑞原選手に次ぐ2番目の選手だと思っています。コナミの伊達選手のような華やかな活躍は見せませんが、チームがピンチの時に登板させたら流れを変えてくれる選手だと思います。そしてその勢いが松本・白鳥選手へ波及していくのがAbemasだと思います。一部のファンには多井選手の力が落ちたからという人もいますが、それはまだ結論を出すには早いかなと感じますこのチームは4名が全員違う団体に所属していて楽しいチームだと思っています。サクラナイツは昨年ジンクスに負けてファイナルに進出できませんでしたが、今年は1年でファイナルに戻ってきました。昨年優勝したAbemasもまたしてもジンクスに負けましたが、サクラナイツのように1年でファイナルに戻ってこれるでしょうか?

 

 

 

セガサミー フェニックス

 

 このチームは1年目のドラフトで唯一女性を2名指名したチームです。それだけでもびっくりだったのですが、なんと2年目のドラフトで4人目は男性だろうと思っていたらなんと女流の和久津プロを指名してびっくり。そして和久津プロが退団すると今度は東城プロが入団と4人態勢になってからは常に女性3人にこだわって戦い続けているチーム。そしてリーダー格のベテラン近藤選手が昨年で引退して監督になり、醍醐選手が入団といまだ女性3人態勢は続きそう。私がシーズン前の順位予想に書いたように、近藤選手が抜けてこのチームは完全に戦力ダウンしたと思っています。私は少なくとも男性2名・女性2名にしないと浮上はできないと思っているのですが、魚谷選手はドラフト1位で獲得した選手だし、茅森選手は高打点を打ちだせる魚谷選手と並ぶ戦歴の選手で、東城選手が他の2名の女性より明らかに成績が落ちるかといえばそうでもないし、意外性もある。結局東城選手を明らかに上回る成績を出せそうな選手が見つけられないという事になるのでしょうか。そして醍醐選手がちょっと弱々しく見えます。やはり周りが女性だけだとやりにくいのではないでしょうか。近藤選手だから男性一人でも何とかなっていたが、やはり他の男性プロにはこの環境は荷が重いと思います。早く男性を増やさないと浮上はしないチームだと感じます。今年は2年続けてレギュラーシーズン敗退でしたが、近藤選手と醍醐選手が交代していたので、同一メンバーで戦って敗退したらというレギュレーションから外れてメンバー交代はありませんが、今年と同一メンバーで戦ったら来年も同じ結果になる確率は高いでしょう。そうなると今度はレギュレーションでメンバー交代となるから、注目は来シーズン終了後なのかもしれませんね。

 

 

 

BEAST Japanext

 

 私は初年度は最下位かと思いましたが、レギュラーシーズンで7位はよくやったと思います。このチームも今年と同じメンバーで戦ったら、やはり来期もレギュラーシーズン敗退となり、参加2年目で早くもメンバーチェンジを強いられる事になると思います。まず中田選手はMリーガーとしてはまだ実力不足。そして鈴木大介選手がどの程度麻雀に重きを置いているのかがよくわかりません。将棋界を抜けてMリーガーになったのなら意欲は感じられるかもしれませんが、この二刀流は成立するのかは私は疑問。例えば藤井聡太名人が鈴木大介プロより麻雀が強くても、スケジュールが忙しくてMリーガーとの両立は無理なのは確実。大介選手が今後もMリーガーでいたいならば、麻雀一本でいかないと結果は出せないと私は思います。猿川選手はやはりバランスをとるタイプだと思うので、サクラナイツでいうと内川選手タイプだと思います。サクラナイツには堀選手というエースがいますが、大介選手にそれが務まるのだろうかと考えるとおのずと力の差は歴然だと思います。あとはオーディションで勝ち上がった菅原選手が瑞原選手のような活躍をしないと上位には行けないでしょう。私はこのチームも来年はレギュレーションでメンバーチェンジの可能性が高いチームだと思っています。そして気が付けばこのチームは全員連盟のメンバー構成なので、もし交代となったら違う血を入れてみるのもいいのではないのでしょうか。ただしこのチームはサクラナイツと同じ2年目にできたチームならば3名指名という形もあったのだろうが、4名指名となるとこういう指名にならざるを得なかったのかとも感じました。

 

 

 

赤坂 ドリブンズ

 

 まぁこのチームは園田選手のワンマンチームになったといっても言い過ぎではないと思います。たろう選手は最高打点を取るなど活躍もしましたが、少し峠を越えてしまっているのかもしれないですね。そこにひょっとすると今後のドリブンズの救世主となるかもしれない渡辺太選手が入団。この選手は見た目からして才能がありそうなインテリな感じがあります。結果もそこそこ出しているし、慣れてくれば十分戦える選手となりそう。しかしこのチームの悪しき伝統は女流軽視。連盟の選手だけで構成されているチームが多い中、このチームは全員最高位戦のメンバー。以前在籍していた村上選手と丸山選手も最高位戦。ドリブンズは最高位戦の選手のみを集める事でレギュレーションにかかった時の交代をやりやすくしているのだろうかと私は疑うくらい選手起用がおかしいと感じています。ただし今年のような事もあり得るので、他のチームが落ちてくるとひょこっと上に上がっているだろうチーム。しかし基本的にはボーダー争いが本来のこのチームの位置だと思います。

 

 

 

TEAM 雷電

 

 このチームに関しては厳しい事を書きますのでこのチームのファンはスルーしてください。まずはなぜ萩原選手を交代させないのかという疑問。芸能人だから変えられないとしか理由が考えられないのです。以前雷電の試合で萩原選手が4位となりインタビューを受けていた時、去り際に「雷電の麻雀をなめるなよ」と捨て台詞を言って退場していきました。これと同じセリフを他の選手が言ったらおそらくSNSが炎上するのではないでしょうか。私から見ると、例えば瀬戸熊選手などは他の対局の解説などでは結構毒舌ですが、萩原選手の前では借りてきた猫見たいになりますね。黒沢選手もそういう傾向にあります。本田選手は昨年は高い勝率を誇りましたが、このようなチーム状況で今後も高い勝率を期待できるのかは疑問です。これは私の個人的な感想ではありますが、見ていてこのチームの雰囲気が一番暗いのではないかと感じています。熱狂を外へ広げたいならば、もっと明るく麻雀を打たないとだめなのではないかと思います。入れ替えルールができたのは最近ですが、初年度からこのルールが適用されていたら雷電がおそらく最初の入れ替えチームだったでしょう。来年は私はこのチームがこのままのメンバーで来年も戦うならば、このチームがメンバー入れ替えの第一候補だと思っています。もしもそうなったら誰を交代するのでしょう。ちなみにこのチームも連盟の選手だけで構成されています。

 

 

コナミ 麻雀格闘倶楽部

 

 コナミは私が応援しているチームなので、最後に書きました。

 

 このチームは私から見ると4人の兄弟が仲良く集まって麻雀をしている感じのチームだど思います。高宮プロが大好きな私としては早く優勝してもらいたいのですが、来年以降私はかなり苦労しそうな感じがします。長男の佐々木・次男滝沢・長女高宮・次女伊達というイメージですが、ある意味まとまりがあり、人気もある選手が集まったという意味ではチームとしては完成形のようなチームだと思います。しかし長男の佐々木選手がなかなか爆発しなくなり、結局誰が登板しても同じような結果しか出ないというようなチームになりつつあります。今季はスタートで400Pも持っていたのに、シーズン終了までずっとポイントを減らし続けました。つまり、このようなチーム状態だと来年はマイナスポイントでシーズンが終わる可能性が高いとも考えられます。すると当然ボーダー争いに巻き込まれる事になり、かなり苦しいシーズンになると予想しています。そしてこのチームも都合上とはいえ連盟の選手のみの構成です。私は来年は期待より不安のほうが大きいと感じています。しかし4人を均等に起用するというスタイルは嫌いではないいので、今年のPiratesのように誰が出ても勝つチームになってほしいです。伊達選手がファイナルのゲスト解説に来ていた時に、「自分の実力は確実に上がっているのにファイナルに出れないのは残念だ」と言っていました。果たして伊達選手の実力は確実に進化しているのでしょうか。確かに経験値は上がっているでしょう。しかし他の選手だって経験値は上がっているわけですから、本人が思っているほど来年以降は活躍できない可能性があるような気がします。あとは体調が一シーズン持たないような体力的な問題もあるような気がします。やはり佐々木選手の爆発が必須なチームですね。

 

 

 

 

 最後にまとめですが、現在連盟の選手だけで構成されているチームが3チームありますが、今日のブログでその3チームをすべて来年はボーダー以下になる可能性があるチームと書きました。もしセガサミーの順位が6位以上で終わったら、7位以下の3チームは格闘倶楽部・雷電・Japanextと連盟の選手だけのチームが敗退となる可能性が高いです。連盟の選手は頑張らないとだんだん他の団体の選手に席を取られていくようなことになりかねません。一番多い人数がいる団体だからそれだけ対象になる確率も高くはなるのは当然かもしれませんが、頑張ってもらいたいと思います。ちなみに上記3チームのうちコナミは今シーズン6位以内なので来年のレギュレーションでの交代はありませんが、もし2年連続敗退となったら、誰が交代するのでしょうか? もし高宮選手が抜けたら、私のテンションは100から1に落ちてしまいます。それだけは勘弁してください!!!!!

 

 

 

 本日も好き勝手に書かせていただきました。そしてなんとフォロワーが増えてました。ありえない事が起きました。やっぱり人生は何が起こるかわかりませんね。最後まで読んでいただいた方に感謝いたします。

 

 

 

 

 

 

 

Pirates2度目の優勝!

 

 

 

 Mリーグ2023~2024シーズンは昨年9月からスタートして、まずはレギュラーシーズンが216試合・続いてセミファイナルが30試合・最後にファイナルが16試合と合計で262試合の全日程を終了し、U-NEXT Piratesが見事にぶっちぎりの優勝で幕を終え、6年目で初の2度目の優勝チームとなった。

 

 7日目と8日目は特に波乱はなかったので試合内容は割愛させていただきます。ひとつだけあげるならば、最終日の第1試合で鈴木選手が25600点でトップを取るというMリーグでの最小得点トップの記録を更新しました。確か日吉さんがこれまでの記録は瀬戸熊選手の26200点だと言っていました。

 

 最終順位は

 

1位 U-NEXT Pirates  +555.1P

2位 赤坂 ドリブンズ        +184.3P

3位 KADOKAWA サクラナイツ - 42.1P

4位 EX 風林火山         -104.3P

 

となり、なんと2チームがマイナスポイントになり、1週間目が終了した時点でPiratesに接近していたはずの風林火山がなんと-100Pを下回るという大失速となり、プラスポイントをキープしたドリブンズが2位となりました。

 

 

 本日のブログはファイナル8日間の総括という内容で書きたいと思います。あくまでも私の感想ですのでご了承ください。

 

 まずは優勝したPiratesですが、この6年間の中で最も内容が充実した優勝だと思います。レギュラーシーズン・セミファイナル・ファイナルとすべて1位で終了し、全ステージでプラスのポイントを取りました。出場メンバーも4人がファイナルの16試合を全員4試合ずつ出場し全員が結果を出しているのが見事としか言いようがありません。そしてこのチームは個人としてはチーム内であまり目立った成績は出せなかったものの、小林選手がリーダーとしてかなりチームをまとめているのではないかと私は感じています。私個人は流れを重視して考える人間なので、小林選手のような考え方とは真逆です。しかしチームを統率する能力としては現在のメンバーには適任なのだと思います。他のメンバーも個人的に充実していて、当分はPiratesがMリーグを牽引していくチームになるだろうと思います。おそらくこのチームは来シーズンもファイナルに進んで、前年度優勝チームは翌年のシーズンはファイナルに進出できないというジンクスを破ってくれると思います。今年はレギュラーシーズン1位のチームが優勝できないというジンクスとタイトルホルダーが在籍するチームは優勝できないという2つのジンクスを打ち破ってくれたので、来年は3つ目のジンクスも突破してくれるでしょう。

 

 次にサクラナイツですが、ファイナルのスタート2日目までは好位置をキープしたのですが、やはりエースの堀選手が思うような結果を出せず、なんといってもドラフト1位の内川選手が活躍できないのが苦しいです。まさかトータルポイントがマイナスにまで落ちるとは思ってもいませんでしたが、ファイナル1日目と3日目の第1試合で連続トップを取った岡田選手を後半スタートの第5日の第1試合に起用していればもう少し流れが変わっていたのではないかと残念に思っています。このチームも選手のポテンシャルは高いのでレギュラーシーズンで敗退するようなことはないと思いますが、堀選手頼みのような雰囲気が続くと優勝には手が届かない可能性が高いので、他のメンバーの奮起を期待しています。

 

 次に風林火山ですが、今年は松ヶ瀬選手がレギュラーシーズンからかなり苦戦していました。デビュー年のいきなり開幕から  3連投があまりにも衝撃的だっただけに、今年の松ヶ瀬選手からはオーラがほとんど見られず、本当に本人には苦しさしかなかったのではないかと思います。私はプロ野球もよく観戦していますが、例えば今年の巨人のようにいつも接戦というチームもある一方で大勝か大敗というタイプのチームもあります。風林火山は後者の大勝が大敗かというタイプのチームだと思います。このチームはすでに来シーズンも同じメンバーで戦うことが決定しているようなので、順位予想は極めて難しいです。レギュラーシーズンでは勝俣選手が約400Pのプラスで他の3人のマイナスを一人でカバーしてセミファイナルに進出しました。しかしセミファイナルは全員が爆発したので勝俣選手は20戦で3試合しか登板しなかったのが影響したのか、そしていざファイナルになっても2日目まで出番がなく、3日目からようやく登板したものの、セミファイナルまでの勢いは全く見られず、結局ファイナルは後半で大きく転落して、マイナスポイントで4位にまで落ちてしまいました。しかしこれがこのチームのカラーだと思うので、以前のブログではファイナルの予想で風林火山の優勝確率が70%と書きましたが、逆の結果が出たときは最下位という事です。やはりサクラナイツの堀選手と風林火山の勝俣選手の二人がファイナルで結果を出せなかった事でドリブンズが自然と上に上がったという事でしょう。

 

 さてドリブンズですが、2位は立派で私の予想をはるかに超えました。しかし私はドリブンズが自力で2位になったというよりも他のチームが落ちて行った結果2位に残ったというのが正しい見方かなと思っています。レギュラーシーズンではフェニックスが近藤選手が抜けて予想通り脱落し、作シーズン初めてファイナルに行った雷電もまたいつもの定位置に落ちて脱落。そして新加入のJapanextは私の予想では最下位かと思いましたが、予想以上に奮闘して終盤まで6位争いをしましたが最後に力尽きて敗退。セミファイナルでは、まずシーズンロケットスタートを切ったはずのコナミがシーズン中盤からポイントを徐々に減らして、何とか4位通過をしたもののセミファイナルではエース佐々木選手をはじめ勢いのある選手が誰もいないような状態でまず脱落し、そしてここまでファイナル進出皆勤賞で昨年の優勝チームであるAbemasですらジンクスに破れたのか好調選手がいなくて脱落。ドリブンズはただ普通の麻雀を打っていたらファイナルに残ったというのが私の見た印象です。そしてファイナルではスタートの第1戦でこそ浅見選手を起用しましたが、その後浅見選手の起用はなく出場はわずか1試合。そして2日目からは園田選手が7日連続出場。目立ちたがりの園田選手には決勝の舞台はぴったりのようでポイントを稼いで2位獲得に貢献しました。しかしこういう起用は私が以前も書いたようにチーム戦ではないと思うので、プレーオフでも最低出場回数を決めるべきだと思います。

 

 という事で今シーズンのMリーグは終了しました。まだ来シーズンのチーム編成などは分かっていませんが、今シーズンはリーグ規定による選手入れ替えはないので、ほとんどのチームは来年も現行のメンバーで戦うと思います。ただPirates中心にシーズンが進む可能性は高いといえるだろうと感じます。ただし来シーズン終了時には必ずレギュレーションによるメンバー変更をするチームが出ると予想しています。

 

 

 今回も読んでいただきありがとうございます。6月3日から今年もMトーナメントがスタートします。私はチーム戦を見るのが好きなので、Mトーナメントは視聴はしますが、個人戦なのでブログには書きません。次回はMリーグ在籍9チームに関する印象をブログに書いて今シーズンのMリーグに関するブログは終了して、その後に麻雀関係のブログを書くのは来シーズンのMリーグ関連のニュースがあった時か開幕前の順位予想となります。

 

 今後はしばらくは巨人戦中心か他のスポーツのブログを書きますので、スポーツや巨人に興味がある方は読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

Pirates優勝に王手!!

 

 Mリーグのファイナルもいよいよ後半戦。先週の4日目にポイントを稼いだ風林火山がいよいよ後半戦で逆襲に出るかと思われたが、なんと5日目にPiratesに追い風が吹き、最高の並びで同日連勝で優勝に向けて大きく前進した。さらに6日目は最下位確定かと思われたドリブンズが奮闘してなんとチーム順位が2位に上がる大健闘。Piratesはドリブンズの活躍でさらに他のチームとのポイント差を広げていよいよ優勝が見えてきたようだ。今日は帰宅遅くなってしまったので簡単にコメントして終わりにする予定です。

 

 

 前回のブログの私の5日目の第1戦の出場選手予想は全員外れてしまいました。素人の書いているブログとはいえ、あまりにも無残な結果に反省し、読者の皆様にお詫び申し上げます。とは言えあの予想が当たると思っていた人はいなかったでしょう。まずはPiratesの先発予想だった仲林は5日目出番なし。風林火山の瑠美は2戦目で出場したが、サクラナイツの岡田・ドリブンズのたろうも5日目は出番なし。これはとてつもない外れようです。そしてやはり園田・堀の両選手は2戦目に登板しましたが、勝俣はなんと登板がなかった。これにもびっくりさせられました。

 

 第1戦はPiratesは瑞原・風林火山が亜樹・サクラナイツが内川・ドリブンズは園田が登板。Piratesは私はまず仲林を初戦に使ってから2戦目で瑞原かと思いましたが、なんと逆連帯中でもレギュラーシーズンで確実な成績を出している瑞原を信じて登板させた。これぞチーム戦。一方の風林火山は前回亜樹がトップを取ると早速連投してきた。これが風林火山の戦い方なんだろう。そしてサクラナイツは岡田か4人の中のスターターとなって2連勝してきたのにここで内川を使ってきた。流れを重視して見ている私としては岡田選手を出してほしかった。そしてドリブンズは初戦から園田を起用。このチームはもう園田と渡辺しか出てこないのかと思う偏った起用。私的には好きではないが仕方がありません。試合はいきなり瑞原が一発自摸の4000オールでリードすると園田が2位で追撃。そして亜樹がラスで東場を終了し、Piratesにとって最高の並びとなった。南場は瑞原が順調にトップを快走し、一時は内川が園田を抜いて2位に上がったが、南4局で園田が内川から直撃を取り、2位園田・3位内川で終了し、瑞原はようやく逆連帯にストップをかけた。これで首位Piratesは2位風林火山に約155P差をつけた。

 

 

 第2戦Piratesは鈴木・風林火山は瑠美・サクラナイツは堀・ドリブンズは渡辺が出場。Piratesはリードしているとはいえ、ファイナルで好調とは言えない瑞原・鈴木をあえて使ってきた。一方第1戦でラスだった風林火山は当然勝俣だと思ったら瑠美が登板。サクラナイツはやはりエース堀でドリブンズはここでもたろうより渡辺を選択。勝俣が出てこなかったのにはびっくりしたが、Piratesが鈴木を使ってきたのにも正直驚いた。試合はまず堀が2000・4000でリード。しかし東3局で鈴木がまず瑠美から2600をもぎ取ると、一本場で2000・4000を自模ってトップに浮上。そして二本場で渡辺が2200・4200を自模って2位へ上がり、さらに東4局で堀があわや大三元かという状態だったが、最終的には鈴木のリーチに親の瑠美が8000点を放銃して第1戦と同じ順位で東場を終了した。風林火山2連続ラスはやばいぞ!! しかし南1局すでに持ち点10000点を切っている瑠美が渡辺に12000の放銃でついに箱下に沈んだ。一本場はトップに近づいた親の渡辺が仕掛けて聴牌を入れると堀も負けじとリーチで追いかけた。しかし鈴木にも聴牌が入り、リーチをかけていた堀の捨てた牌は渡辺と鈴木の両者の当たり牌だったが、ルールで頭ハネで鈴木に軍配。これで1位から4位が縦長となり、終盤渡辺が追い上げたがトップには届かず、結局は第1戦と同じチーム順位となり、鈴木・渡辺・堀・瑠美という順位となった。Piratesにはうれしすぎる1日になった。この結果首位を行くPiratesはプラスが約400Pとなり、他の3チームはすべてプラス100Pを下回るという独走状態ができた。これで2位から4位までは全くわからな展開になった。

 

 

 

 6日目そろそろPiratesの優勝が見えてきそうな状況となってきたが、前日踏ん張ったドリブンズがこの日も勢いを見せて2位が見えてくる展開となった。

 

 第1試合Piratesは仲林・風林火山は勝俣・サクラナイツは岡田・ドリブンズがたろうが出場。私が昨日の第1戦で出場を予定していた3選手が出てきた。一方風林火山といえば勝俣は第2戦に登板するのが普通だというのが私の勝手な思い込みだったが第1戦に登板。ひょっとして今日は連投なのか?

 

 試合は東場まず仲林が軽く上がるが、たろうが岡田から8000を直撃してトップへ浮上。そして岡田が1000・2000を自摸上がりして全員20000点台。1位仲林と2位たろうが100点差・3位岡田と4位勝俣も100差の接戦で東場を終了。南場は仲林の一人聴牌から南2局で800オールをツモと少しずつ差を広げにかかると岡田がたろうのリーチの間隙をぬって500・700を自摸。これでほぼノーダメージで親が終わった仲林が有利になった。しかし南3局たろうが仕掛けて聴牌するとすぐに岡田が追いかけリーチ。生き残りをかけた戦いは岡田にたろうが痛恨の12000点放銃。これで岡田はトップまで900点と接近してたろうはラスに落ちた。一本場は岡田が發バックで聴牌すると仲林は南・中待ちの聴牌を入れたが、岡田に仲林が1800の放銃でついに岡田がトップに出た。二本場はまず親の岡田が先制リーチ。これに対してまたしても仲林が仕掛けて聴牌して激しいトップ争いとなり、さらに久々に勝俣がリーチで参戦。ここでたろうが勝俣の当たり牌の九萬をビタ止め。結局は勝俣が岡田に4500を放銃して勝俣がラス。サクラナイツは優勝の最後の望みを岡田に託す。三本場は仲林、たろうが仕掛けると岡田も仕掛けて激しい上がり合戦となった。しかしたろうが1000・1600をツモ上がってようやく岡田の親を終わらせた。南4局勝負はトップの岡田と満貫でトップの仲林の対決かと思われた。しかしラス親だったたろうが先制リーチをかけると執念で4000オールをツモって仲林を抜いて2位に浮上。さらに一本場は岡田以外の3人が聴牌となり、勝俣がたろうに2300を放銃して岡田まで2000点差となった。そして二本場勝俣が先制リーチをかけたが、結局勝俣とたろうの二人聴牌で流局してたろうがついにトップになった。三本場はたろうが勝俣から2400の打ち取りでつなぎ、四本場はたろうが1筒で一気通貫のリーチで攻撃。するとここまで耐えてきた岡田がなんとたろうに13200を放銃してたろうはこれで50000点を超えてトップが安泰となり、岡田は一気に3位に落ちてしまった。そして五本場は仲林が上がって2着を守り、勝俣はほぼ出番なしのラスとなった。これでチームポイントでなんとドリブンズが2位に上がった。Piratesは首位こそ取れなかったが、仲林が2位を取り、ダメージは最小限に留めた。サクラナイツは岡田を前の日の初戦に使ってほしかった。

 

 

 第2戦はPiratesは小林・風林火山が亜樹・サクラナイツは堀・ドリブンズはまた園田が出場。浅見選手はどんな気持ちで他の人の対局を見ているのだろうか?

 

 

 第2戦まずは園田と堀のリーチ合戦で園田が堀から5200の打ち取り。まさかドリブンズ今日はデイリーダブルかと思わせるスタートとなった。東2局は親の園田がリーチからの一人聴牌で流局。一本場は今度は園田と小林のリーチ合戦で、小林が自摸って裏ドラを3枚乗せて3100・6100とトップに浮上。東3局は親の勝俣の一人聴牌で流局。一本場は誰も聴牌しない重たい展開から、終盤で園田と勝俣に聴牌が入り、二人聴牌で流局。二本場は堀と園田が仕掛けて園田に聴牌が入り、園田の一人聴牌で流局と流局が続く。東4局は堀に先制リーチが入ったが、園田が仕掛けて聴牌で追いつく。そして追いついた園田に堀が4800を放銃して園田がトップに上がって東場が終了。南1局は小林が仕掛けて聴牌を入れ、700・1300を上がって再びトップに上がった。南2局は園田が形式聴牌を取り、堀がリーチをかけたが二人聴牌でまた流局しまた園田がトップになった。一本場まずは勝俣が先制リーチをかけ、園田も聴牌したが聴牌打牌が勝俣に2900の放銃でまた小林がトップ。南3局はまず小林がダマで役なしの聴牌を入れたが、園田がリーチで攻撃して、ここでなんとラス牌をツモって2000・4000で40000点を超えるトップに浮上しドリブンズのデイリーダブルが本当に見えてきた。一本場は追いかける小林が先制リーチをかけたが、逃げる園田がもすぐに追いかけリーチで反撃。結果は小林に園田が放銃。小林は裏ドラを2枚乗せて上がり点は12000となり、今度は小林が2位園田に役20000点差をつけて南4局へ入る。最後は堀がリーチから2100・4100を上がったが4位のまま。結局小林が園田を抑えてトップを取り、第1戦と逆順となり、ドリブンズの追い上げを見事に交わした。ドリブンズはデイリーダブルはならなかったが、サクラナイツと風林火山が2戦とも逆連帯となり、ドリブンズはチームトータルで2位を守った。今回のファイナルはここまで風林火山の勝俣・サクラナイツの堀が不調。やはりこの2チームはこの選手が勝たないと上には上がれないようだ。一方のPiratesはここまで全員が3試合ずつ登板してポイントアップ。誰が出場しても強いのが本当に強いチームだ。このチームの今年のスローガンは「圧倒的に勝つ」だが、圧倒的に勝つという意味は得点差をつけるという事もあるが、本当の意味は誰が出ても強いという意味なんだと私は思った。

 

 

 6日目を終わったチーム成績は

 

1位 U-NEXT Pirates  +467.6P

2位 赤坂 ドリブンズ        +101.8P

3位 EX 風林火山         + 19.9P

4位 KADOKAWA サクラナイツ +  3.7P

 

となり、なんとドリブンズがスタートの大きなマイナスから一気に+100Pを超えてきた。しかしPiratesはまだ遥か上空にいる。やはりあと4試合は2位争いとなるだろう。

 

 

 本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。明日は巨人戦がないので、楽しいMリーグの試合を期待しています。

 

 

 

 

 

 

サクラナイツは岡田を前の日に

ファイナルも半分終了!! 

 

 

 Mリーグファイナルは順位がなかなか落ち着かず、スタート時点と同じ順位になって前半8試合を終えた。応援しているコナミはすでにセミファイナルで敗退したが、他のチームの試合もやはり面白い。あとご連絡ですが、ブログがかなり長い文章になっています。よって今日のブログからは〇〇選手という書き方の選手という部分を省略させていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 さて水曜日のお休みを1日挟んだ3日目、第1試合に出てきた選手はPiratesが仲林・風林火山が松ヶ瀬・サクラナイツは岡田・ドリブンズが園田の4選手だった。まず東1局は松ヶ瀬が仕掛けから聴牌を入れたが、前回トップで気合が入っている岡田がリーチで反撃、さらに園田もその後に追いかけリーチとスタートから攻め合いとなったが、園田のリーチの直後に松ヶ瀬が岡田に8000点を放銃となった。東2局は仲林が先制リーチをかけたがまたしても岡田が追いかけリーチをかけ、この勝負は流局となった。一本場またしても松ヶ瀬が仕掛けて聴牌を入れたが岡田がまたしても追いついてダマで聴牌を入れるとまたしても松ヶ瀬が岡田に12300の放銃。岡田は50000点近くになり、一方の松ヶ瀬はすでに約3000点の持ち点になった。二本場も岡田は絶好調で、今度は自ら先制リーチをかけるとなんと一発で自模って跳満の6200オール。岡田はこれで67000点を超え、仲林・園田の二人は20000点を下回り、松ヶ瀬はここで箱下3000点と岡田選手の無双状態となった。三本場まずは仲林が役なしの聴牌を入れると松ヶ瀬が仕掛けてこちらは出あがりできる聴牌を入れたが、仲林がそのまま自模って1000・1600で20000点を超えた。東3局まずは園田が役牌をポンしてホンイツで聴牌しさらに赤牌を引き込んでパワーアップ。そこに仲林がリーチで反撃し、さらには岡田・松ヶ瀬も仕掛けて反撃して全員聴牌となったが、結果最後に聴牌した松ヶ瀬に園田が2000点放銃。東4局まずは仲林が遠いところから仕掛けて攻撃したが、そこに園田がリーチで攻撃。園田は裏ドラものせて4000オールで2位に浮上し縦長の展開になってきた。一本場は何とか反撃したい松ヶ瀬が先制リーチをかけると岡田も仕掛けて聴牌したが、松ヶ瀬がようやく1100・2100を自模ったものの、まだ松ヶ瀬は箱下のままここで東場が終了した。南1局は仲林が仕掛けるが松ヶ瀬がまずは役なし聴牌を入れ手替わりをし好形でリーチをかけた。しかしそこに園田が七対子ドラ2の聴牌を入れてダマで聴牌。園田はその後またドラを自模ってきてこの牌は捨てられずにしぶしぶギブアップ。すると松ヶ瀬が2000オールを自模って地上に復帰した。一本場はいよいよトップの岡田が動き出して仕掛けて聴牌。しかし松ヶ瀬がさらに攻めて七対子の南の地獄待ちで聴牌してリーチで反撃し、さらに仲林もリーチで追いかけ高得点の争いとなったが、岡田がまずは撤退し仲林が2100・4100を自模って2位に浮上したがまだ岡田と仲林の差は30000点。南2局親の岡田に1索・南待ちのホンイツの聴牌が入り、その後園田に追いかけリーチが入ったが、ラス牌で園田の当たり牌をつかんだ松ヶ瀬が長考の末、なんと岡田の当たり牌の1索を切って衝撃の12000点放銃。松ヶ瀬はまた箱下に落ち、岡田は2位の仲林に40000点の差をつけた。一本場は園田が5巡目で先制リーチをかけて自摸あがり、裏ドラを2枚のせて3100・6100と2位確定を狙う。しかし南3局に仲林が反撃開始。まずは仕掛けて聴牌し、園田・松ヶ瀬・岡田も仕掛けて聴牌を入れて、結局松ヶ瀬が一人だけ手を崩して3人聴牌で流局。園田は七対子で待ちを変えるたびに前の上がり牌を持ってくる微妙な展開で仲林の親を落とせなかった。一本場は親の仲林が先制リーチで攻めて、松ヶ瀬はダマで聴牌したが二人聴牌で流局。二本場は3巡目で早くも仲林に白単騎の先制リーチが入る。園田もダマで聴牌するが、ここで白を2枚持っていた岡田の安全牌がなくなってきてついに白を仲林に放銃。岡田は痛い12900点の失点となり、40000あった仲林との点差は6000点しかなくなった。四本場は10巡目になってもまだドラが山に4枚残っている珍しい状況となり、園田が積極的に仕掛けて聴牌を入れた。しかしここまで来たら1位を取りたい仲林が反撃のリーチをかけてきた。流れ的には仲林かと思われたが、岡田が園田に2200点を放銃して仲林の親を終わらせたが点差は4500点となった。南4局3位の園田でも満貫でトップという状況になったが、岡田が仕掛けて聴牌を取り、園田もあきらめずに仕掛けて聴牌したが、最後は岡田が自摸上がりで400・700で何とかトップで逃げ切った。仲林はトップはとれなかったが、序盤の岡田無双状態を考えると上出来の2位といえる。一方の松ヶ瀬選手は箱下ほぼ20000点とラスを押し付けられる展開となり、いよいよあのエースの出番が来る予感がしてきた。しかし2時間半ずっと見ているのはきつかった。

 

 

 続く第2戦Piratesが瑞原・風林火山が勝俣・サクラナイツが堀・ドリブンズが渡辺の登板。風林火山はついに絶対エースの勝俣を出してきた。この対局は勝俣vs堀の順位争いが大注目。ここで勝俣も堀の下に行くようだといよいよ風林火山に黄色信号がともる可能性が高くなる。試合は東1局まずは渡辺が先制リーチをかけると親の堀も追いついて追いかけリーチ。私は堀があっさり自模ると思っていたが、結果は渡辺が2000・4000を自模って最下位ドリブンズがまずリード。東2局は瑞原が仕掛けて聴牌を入れるとなんと勝俣が瑞原に8000点の放銃。試合は勝俣と堀が追いかける面白い展開となった。東3局は渡辺が先制リーチをかけさらに9筒をカンして打点アップすると、ラス牌を自模って4000オールとさらに加点。一本場は瑞原が4巡目で早くも先制リーチをかけたがなかなか自模れずにいると勝俣が追いかけリーチをかけて一発で自模り、3000・6000であっという間に瑞原を抜いて2位に浮上。東4局は今度は置いて行かれた堀が満貫以上が確定の先制リーチ、瑞原もドラの發と6索待ちで追いかけリーチをかけたが、その時点で瑞原の当たり牌はすでに山にはない状態。結局堀も自摸れずに二人聴牌で流局した。一本場はまず勝俣にカンが入るとすぐに渡辺が迷わず先制リーチで攻撃。さらに勝俣も聴牌して追いかけリーチをかけたが、勝俣が直後に渡辺に4200を放銃して渡辺は40000点を超えて東場が終わった。南1局は渡辺が役牌を2つ仕掛けて聴牌を入れたが、さらに堀も仕掛けて聴牌し、あっさりと1000オールを自模った。一本場は親の堀が東の後付けで仕掛けを入れるとすかさず東を自模って暗刻にして次巡であっさりと聴牌。その後勝俣も役なしで聴牌を入れたがその後好形に変化した時の勝俣の捨て牌が堀の当たり牌となり、勝俣が堀に12300を放銃して堀が2位に上がり勝俣はわずか4300点のラスに落ちた。さらに二本場にも堀が先制リーチをかけたところで選手から牌が汚れていると申告があって試合が中断。ただでさえ今日は試合が長いので、この時点で試合は日跨ぎになる事がほぼ確定した。しかし少しして先ほどの状態から試合続行。その後仕掛けた瑞原が堀と同じ待ちで聴牌し、さらに勝俣にも形式聴牌が入ったが、終盤で瑞原が1200・2200を自模って2位に浮上した。そしてここで運営側から牌を完全に清掃するので中断するとていう申告があり、また待たされる事になった。しばらくして再開した南2局は親の勝俣に暗刻形の配牌が入ったが先制リーチしたのは堀。しかし勝俣が自模り三暗刻のリーチをかけるとなんと一発で自模って6000オールで一発で2着に浮上。一本場はまず瑞原が仕掛けて聴牌。堀は聴牌したが形が悪いので聴牌は取らず、次には仕掛けた渡辺が聴牌を入れた。そして勝俣も仕掛けて聴牌として3人聴牌で堀は大ピンチ。そして勝俣が執念で2100オールを自模ってさらに加点。これでトップの渡辺とは役7000点差まで迫ってきた。二本場も勝俣が先制リーチで攻撃の手は緩めない。これがファイナル6戦目だが、まだ風林火山とドリブンズにはトップはない状況。まずは勝俣が先制リーチでトップを狙うが負けられない渡辺も執念で追いかけリーチで反撃し、2200・4200を自模って2位の勝俣に対して20000点以上の差をつけた。南3局は3位の瑞原まで3500点差の堀が仕掛けていくが、親の渡名・さらには瑞原の二人にリーチがかかり堀は苦しい状況。結局堀は手を崩して渡辺と瑞原の対決となったが、瑞原が2000・4000を自模って渡辺と約9000点差の2位に浮上した。そして長かった試合の南4局まず瑞原は三色同順の片上がり聴牌を入れたが、渡辺も仕掛けて聴牌。さらに勝俣が追いかけリーチをかける大接戦。しかし瑞原は聴牌を崩し、その後勝俣が自摸った。裏ドラがなければ瑞原が2位だったが、無常にも裏ドラが1枚乗って勝俣が逆転で2位。瑞原は最後に3着に落ちてプレーオフの逆連帯はまた継続となった。そしてドリブンズの渡辺は見事なチーム初トップ。風林火山はエース勝俣を起用したが6戦でまだトップのない唯一のチームとなった。サクラナイツもまさか堀が4位になるとは予想していなかっただろう。試合終了時点ではすでに24時は超えていた長い1日となった。この日はドリブンズが最もポイントを伸ばし、風林火山の一人負けとなった。私の予想では勝俣と堀と園田は明日の試合もまた絶対に登板すると思う。

 

 

 

 そして4日目の第1試合の出場選手はPiratesが鈴木・風林火山が勝俣・サクラナイツが渋川・ドリブンズが園田が出場となった。やはり勝俣・園田は今日も出場。特にドリブンズは最終日まで毎日園田が登板するのではないかと思う。そして勝俣は今日はトップをとれるのかに注目。おそらく堀は第2試合に出場してくると思う。まずは東1局渋川が八萬をカンして嶺上牌で聴牌して先制リーチをかけて800・1600の収入。東2局は渋川が東をポンして仕掛け、鈴木も仕掛けて応戦。しかし親の園田が高い手を育ててリーチで対抗し、自模って裏ドラを2枚乗せてなんと倍満で8000オールで一気に突き抜け、昨日2戦目の渡辺に続く連勝を目指す。一本場はまず鈴木が白をポンしてホンイツで仕掛けるとさらに自風の北を暗刻にしてホンイツの聴牌を入れ、勝俣の仕掛けを交わして2000・4000の自摸上がりで2位に浮上。東3局は鈴木が今度は中をポンして仕掛け、勝俣も対々で仕掛けて対抗。しかし勝俣が鈴木に3900を放銃し勝俣の持ち点は約10000点になった。東4局まずは仕掛けた勝俣に聴牌が入ると親の渋川も仕掛けて聴牌を入れ、鈴木が渋川に5800を放銃。これで2位が渋川・3位が鈴木となったが、まだトップの園田とは20000点以上の差。一本場は園田が一気通貫の片上がりで聴牌し勝俣も仕掛けて聴牌を入れた。そこに渋川がドラ単騎のリーチをかけたが聴牌打牌が勝俣に2300の放銃となり、渋川が鈴木の下の3位に落ち て東場が終了。南1局は園田が仕掛けて6巡目で早くも聴牌を入れたが渋川がリーチで反撃し、さらに鈴木が三色同順でダマの跳満聴牌と激しい対決となり、まずは危険牌をつかんだ園田が撤退したが、終盤で勝俣が追いかけリーチをかけると鈴木が一発で勝俣に8000の放銃。これで勝俣が一気に2位に浮上して鈴木はラスに落ちた。南2局まずはラスに落ちた鈴木が反撃の先制リーチをかけたが、南をポンして仕掛けていた勝俣が聴牌を入れると、渋川が勝俣に8000を放銃してしまい。勝俣はついに30000点を超え、渋川は鈴木と200点差ながら4位に落ちた。南3局は親の勝俣が序盤で役牌を仕掛けて攻撃モードに入ると6巡目で聴牌を入れ、渋川が1500を勝俣に放銃し渋川はまた4位に転落。勝俣は自摸上がりこそないが、鈴木から1回・渋川から3回の放銃をもらって4連続の和了でトップの園田まで12000点差まで来た。一本場はラスの渋川が先制リーチをかけたが直後にダマで聴牌を入れた鈴木に渋川が2000の放銃。南4局トップを狙う勝俣は跳満を狙って手を作るが、園田が一気通貫の片上がりで仕掛けると、すぐにすぐに勝俣が園田に1000放銃して園田が無事にトップで逃げ切り、前日2戦目の渡辺に次いでチーム2連勝となった。勝俣はファイナルではここまで2戦に出場して、トップこそないが2着2回とやはり崩れない。そして前回国士無双を聴牌した渋川は今日はラスとなり、サクラナイツは昨日の堀に次いで2戦連続ラスとなり、追い上げにブレーキがかかった。鈴木はファイナルでは苦戦。今日もあわやラスかと思われたが、渋川に救われて何とか3位だった。そしてこの時点で風林火山が2位に浮上して、ドリブンズがようやく序盤のマイナスから復活してチームポイントがプラスになった。

 

 

 第2戦はPiratesが小林・風林火山が亜樹・サクラナイツは堀・ドリブンズが渡辺が登板となった。この中でファイナルで一人だけトップを取っていない亜樹の戦いに注目の試合となりそうだ。東1局まずは小林が字牌を2つポンしてさらに筒子をポンしてホンイツの聴牌。終盤に渡辺がフリテンだが好形で聴牌を入れて二人聴牌で流局。一本場は小林が5巡目で一気通貫を完成させてリーチをかけて2100・4100の自摸上がりでまず抜け出した。東2局今度は渡辺が平和で先制リーチをかけたが小林・亜樹が追いかけリーチ。堀は手の内に赤牌を3枚持っていたが、他の牌がまとまらずに一人置き去りにされ、3人リーチの対決は亜樹が小林に2900を放銃して決着した。一本場は渡辺が1巡からカンして攻める。しかしお構いなしに小林も仕掛けて反撃するが、そこに亜樹からリーチがかかった。そして渡辺がようやく追いついてリーチをかけたが、その後亜樹が3100・6100を自摸って持ち点が30000点を超えて2位に浮上した。東3局はまずは亜樹が東をポンしての仕掛けから聴牌を入れ、長引いたが終盤でようやく500・1000の自摸で小林と300点差に迫った。東4局はトップの小林が仕掛けから満貫の聴牌を入れると親の亜樹もダブ東をポンして追いかける。ここで堀の思考回路がちょっとずれたか、小林に堀が8000の放銃。小林は40000点を超えて、堀は10000点を下回って東場が終了した。南1局ここまで3着の親の渡辺は仕掛けて聴牌を入れると、すぐに堀がリーチで追いかけた。しかしこの時点でのチームの流れなのか、堀はあっさりと渡辺の当たり牌をつかんで1500の放銃となった。一本場は中盤で亜樹がホンイツの仕掛けを入れると、さらに渡辺も發の暗刻から仕掛けて聴牌と亜樹より先に聴牌した。さらに渡辺は發を大明カンして打点アップすると亜樹もホンイツからチンイツにパワーアップして聴牌を入れた。そして亜樹が2100・4100を自摸って持ち点がこれで40000点を超えて、小林を抜いて首位に浮上した。南2局はここまでほとんど出番がなかった堀が先制リーチをかけたが、トップ奪還を狙う小林から追いかけリーチが入った。そして結果はようやく堀が2000・4000を自摸って渡辺を500点抜いて3位に浮上した。

南3局まず渡辺が五萬をカンして場が動き、その後ドラを2枚手に入れた亜樹から先制リーチが入り、その直後に渡辺から追いかけリーチが入った。そして残り枚数で有利だった渡辺が亜樹から8000点の放銃をもらって20000点台に復帰。一方亜樹はこれで小林にトップを譲って3900点差の2位に落ちた。そして南4局亜樹の親番。私が今シーズン見た印象では、オーラスで亜樹が大逆転するケースが何度かあった。果たして小林は逃げ切ることができるのか……と思っていたら亜樹がなんと2巡目でリーチをかけた。するとそこに渡辺が7700点を放銃して亜樹はトップを逆転して小林と3800点差となった。一方3位渡辺と4位堀の点差はわずか800点。一本場はまず6巡目に小林に自模ればトップ逆転の先制リーチがかかり小林のファイナル2勝目は目前だった。しかし亜樹が執念で追いついて追いかけリーチ。するとなんと小林が一発で亜樹に放銃。しかも裏ドラが3枚ついてきて18000点となり、亜樹は持ち点が57100点で断トツとなり、小林は2位には留まったが、3位渡辺と200点差になってしまった。二本場は小林が仕掛けて聴牌を取ると堀も負けじと仕掛けて聴牌。そして渡辺が堀に2600を放銃して試合終了。堀は4着から2着へ上がり、小林は3着・渡辺が4着となり、亜樹がファイナルで初トップとなった。ドリブンズは第1戦でプラスとなったチームポイントがまたマイナスになってしまった。この日は風林火山のほぼ一人勝ちでPiratesとの差が詰まってきた。

 

 

 4日目8試合を終えてのチーム順位は

 

1位 U-NEXT Pirates +257.2P

2位 EX 風林火山        +215.9P 

3位 KADOKAWA       +128.7P  

4位 赤坂 ドリブンズ       -  8.8P

 

という結果になった。

 

 

 ここからはこの8戦を観戦した私の感想です。

 

 まずPiratesは4名が2試合ずつ登板。瑞原はまだ逆連帯から脱出できず、シーズンMVPの鈴木も調子が出ないという状態にもかかわらず、仲林・小林がフォローしてチームとしてはポイントを減らさずまさにチーム戦。私は個人的にはこういう起用が好きです。

 

 風林火山は相変わらずの選手起用。しかし温存していた勝俣が2戦トップをとれなかった。しかし2着2回と崩れない強さを見せて、さらにセミファイナル絶好調の亜樹にトップが出た事で首位のPiratesに何とか食らいついている。 

 

 サクラナイツは岡田が2戦2勝とファイナルで絶好調。しかし私が期待していた渋川が結果を出せず、エース堀もまさかラスを引くとはチームとしてはちょっと想定外か? 希望とすればあと50Pくらいは上乗せしたかったのではないかと思う。

 

 そしてドリブンズだが、やはりこのチームは監督采配がチーム戦には向いていないと思う。以前のブログでこのチームは女性軽視の起用法ではないかと書いたが、このファイナルも浅見を初戦で起用して以来浅見の出番はなし。そして渡辺・園田と連勝してチームが上昇ムードだった次の試合で登板したのがまた渡辺。私ならチームの勢いに乗せてたろう選手を起用してチーム全体の底上げを狙うが、このチームはそのような起用はしない。だから強くならないと思う。

 

 私の5日目の第1試合の登板予想選手は、Piratesが仲林・風林火山が瑠美・サクラナイツは岡田・ドリブンズはたろう

というメンバーではないかと予想します。

 

 

 

 

 さてMリーグも面白いですが、プロ野球も楽しいです。昨日はなんと小林選手の本塁打を目撃し、今日も小林選手のタイムリーヒットを目撃。しかも岡本選手の2打席連続本塁打も飛び出し、巨人は本日なんと首位に浮上。菅野投手は開幕から負けなしの4勝で、開幕からの4勝負けなしが今年で5回目となり、工藤投手に次いで二人目だそうです。意外と少ないんですね。坂本選手の不調がちょっと気になりますが、得点はややとれるようになってきたようです。しかしクローザーのマルドナード投手は不安でなりません。もうすぐ投手陣が崩れていくような嫌な予感がしていますがどうなるでしょうか?

 

 

 本日も長くなって申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

いよいよファイナルスタート!

 

 

 Mリーグ2023~2024シーズンはいよいよ8日間16試合にわたるファイナルがスタート。わずか2週間で今年の優勝チームが決まる戦いでまずは序盤の4試合が終了した。結果はサクラナイツが2勝・Piratesが2勝でポイントを伸ばす結果となった。

 

 

 前回のブログで初日の第1戦の先発選手の予想を書き忘れてしまいました。私はPiratesが仲林・風林火山が松ヶ瀬・サクラナイツが岡田・ドリブンズは渡辺が先発と予想していました。しかしPiratesがなんとプレーオフ逆連帯中の瑞原選手をいきなり起用。そして4位のドリブンズがなんと浅見選手を起用してきた。ポイントにやや余裕があるPiratesはともかく、4位のドリブンズの起用は私は驚いた。

 

 試合はまず岡田選手が攻撃を仕掛け、浅見選手から12000点をもぎ取るとさらに瑞原選手から2000点・さらに東4局で8000点をもぎ取る好スタートで2位の松ヶ瀬選手を20000点引き離して東場が終了。なんとしても逆連帯から逃れたい瑞原選手は南2局に松ヶ瀬選手から5200点の放銃をもらって2位の松ヶ瀬選手と約4000点にまで迫った。続く南3局は浅見選手の一人聴牌で南4局一本場。3位の瑞原選手は2位の松ヶ瀬選手とは4100点差で4位の浅見選手とは2300点差。ここで岡田選手が仕掛けて逃げの体制に入ったが追いついた瑞原選手がリーチで反撃して2位を狙った。しかし無常にも岡田選手に2300点の放銃しリーチ棒と合わせて3300点の失点となり結局4位に落ちてしまった。瑞原選手のプレーオフ逆連帯はまだ終わらない。2位には松ヶ瀬選手が入って、この時点でチームのトータルポイントで風林火山が1位となった。そしてドリブンズのチームポイントがついにマイナスとなり、1試合目にして早くも赤信号が点灯し、トップを取ったサクラナイツが+100Pを超えた。

 

 

 第2試合はPiratesが小林船長が出陣。風林火山も予想通り瑠美選手が登板。サクラナイツも予想通り渋川選手が登板となったが、ドリブンズは第1戦で赤信号が点灯したがあえてセミファイナル個人最下位のたろう選手が登板してきた。

 

 試合は起家の瑠美がまずたろう選手から7700点をもぎ取って好スタート。しかし次局に初戦でラスを取ったPiratesの小林船長がリーチで攻撃。たろう選手が何とか聴牌を入れたが、小林選手が1300・2600をツモって反撃開始。次局さらに仕掛けて攻撃したところに瑠美選手が5200点を放銃してやや抜け出した。次局は瑠美選手がリーチをかけたが結局は聴牌を入れていた渋川選手にたろう選手が1000点放銃して決着。そして次局は瑠美選手が1300・2600をツモってまた2位に返り咲く激しい争いで東場終了。南1局ようやくたろう選手に待望のリーチが入り、2000・4000をツモってこれで大接戦になってきたが、それでもまだたろう選手は4位。続く南2局では渋川選手が先制リーチをかけたが、瑠美選手が仕掛けて聴牌を入れると500・1000のツモで状況は小林vs瑠美の戦いになるかと思われた。しかし初戦のラスを何とか取り返したい小林選手は南3局にリーチで攻撃をかけ、不運にもたろう選手が一発で8000点を放銃してたろう選手は撃沈。これで小林選手が2位の瑠美選手に対して約10000点差をつけた。南4局ラス親だった小林選手がまずは聴牌から2600オールで抜け出し、さらに時局では終盤渋川選手が逆転に向けて九萬単騎の国士無双を聴牌したが、その後すぐにたろう選手が小林選手に3200点の放銃があり渋川選手が呆然とする中でさらに連荘。さらに時局で瑠美選手から3500点の放銃を受け取って持ち点がついに50000点を超えた。細かく得点を積み上げる小林選手は次に1300オールでまた加点。さらに次局はリーチからの一人聴牌でつなぎ、持ち点は60000点になった。そして5本場には4位ながらも跳満を自模ったら2位に上がるたろう選手が渾身のリーチをかけたが、渋川選手との二人聴牌で流局して試合終了。瑠美選手は何とか2位を死守して初日風林火山は松ヶ瀬・瑠美ともに2着とまずまずの結果になったが、小林選手が大きなトップを取ったので、この日の結果ではPiratesが風林火山を上回った。一方サクラナイツも1着・3着とポイントを若干伸ばしたが、ドリブンズは3着・4着とスタートに失敗し、まだ14試合残っているとはいえ、初日で優勝の目はなくなったといえると思う。。Piratesは仲林・鈴木を温存して風林火山よりポイントを稼いだのは想定外だったと思う。やはりPiratesの標的はサクラナイツなのか?

 

 

 

 2日目の初戦は副大将格の選手が登板。Piratestがいよいよ仲林選手が登板。風林火山はセミファイナルで爆発した亜樹選手の登板。サクラナイツは内川選手が登板し、苦しいドリブンズはようやく渡辺選手を起用してきた。亜樹vs仲林の対決が注目の一戦となる。試合は東1局は亜樹選手が先制リーチをかけたが自模れずに一人聴牌。続く東2局一本場またしても亜樹選手が先制リーチ。そこに仕掛けた内川選手が追いついて聴牌を入れたが、最後に聴牌を入れた仲林選手が役なしでリーチをかけて反撃。結果は仲林選手が一発で自模って2100・4100とまずはリードを取った。東3局今度は渡辺選手が先制リーチ。またしても内川選手が仕掛けて追いついて聴牌したが、不運にも渡辺選手に痛恨の12000点の放銃で持ち点が10000点を切った。東4局またしても亜樹選手が先制リーチをかけ、これに渡辺選手が5200点を放銃して東場が終了し、内川選手を除いた3名の上位争いとなってきた。南1局まずは渡辺選手が三色で先制リーチをかけたが、自模る事が出来ずに形式聴牌を入れた内川選手と二人聴牌での流局。一本場では内川選手以外の3名が仕掛けてまず亜樹選手に聴牌が入ったが、追いついて聴牌した仲林選手に内川選手が2300点を放銃。南2局はトップの仲林選手が先制リーチをかけたが仕掛けた亜樹選手も追いついて聴牌を取った。しかし負けられない内川選手が七対子で追いかけリーチで反撃し残り1枚だった東を自模って3000・6000でこれで持ち点が20000点を超えて、親で6000点を支払った亜樹選手がラスに落ちた。続く南3局は2着の渡辺と約6000点差だったトップの仲林が1000オールを自模って2位と10000点以上の差をつけて逃げ切り体制。一本場では内川選手がリーチをかけて一人聴牌で流局。そして南4局一本場は2着争いが注目となったが、内川選手に平和のダマの聴牌が入った。手替わりを考慮してリーチをかけずに様子を見ていた内川選手だったが、2位の渡辺選手から当たり牌が出たので、3900点を直撃して内川選手が2位に上がって試合を終えた。そして亜樹vs仲林の対決は仲林トップで亜樹4着というトップラスとなり、この試合だけでPiratesは風林火山に約100Pの差をつけた。

 

 

 続く第2試合Piratesは鈴木選手・サクラナイツは堀選手・ドリブンズは園田選手とこれでチーム4選手が出場となったが、いつものごとく風林火山はまたしてもエース勝俣選手を温存して松ヶ瀬選手が登場。第1戦で100P差をつけられてもエースを温存するのはなぜなのか。このチームの監督の采配はいつも不可解だ。そしてPirates包囲網の中で鈴木選手がどのような結果を出すのかに注目。試合は東1局まずは堀選手が形式聴牌を入れて、さらに鈴木選手がタンヤオでダマの聴牌を入れた。さらに松ヶ瀬選手が追いついてリーチで反撃ししたが、誰も和了には至らず、親の園田以外の3人聴牌で流局。東2局一本場まずは鈴木選手が先制リーチをかけたがすぐに園田選手が追いかけリーチ。すると鈴木選手が一発で園田選手に12000点を放銃して電光石火で園田選手がトップに立ち、Piratesがラスになり風林火山に第1戦のやり返しのチャンスが来た。東3局は仕掛けた堀選手に松ヶ瀬選手が2000点放銃。堀選手はライバル風林火山の松ヶ瀬選手の親をあっさりと終わらせた。東4局松ヶ瀬選手がまずは白をポンしてさらにどらで自風のドラの北もポンして攻撃を仕掛ける。そして中盤で聴牌を入れて2000・4000をツモって園田選手と約3000点差の2位に浮上して東場が終了した。南1局まずは堀選手が仕掛けて中の後付けの聴牌を入れて一人聴牌で流局。南2局一本場はまず親の鈴木選手がドラの西をポンしてプレッシャーをかけにいった。しかしその後松ヶ瀬選手も仕掛けて聴牌。ここで堀選手はトップチームの鈴木選手を警戒してあえて松ヶ瀬選手に4200点を放銃。この時点で1位が松ヶ瀬選手で4位が鈴木選手と1戦目とは真逆の順位となった。南3局親の松ヶ瀬選手が先制リーチでさらに攻撃を仕掛けるが、900点差で2位の園田選手も仕掛けて聴牌を入れて食い下がる。しかしそこに堀選手の追いかけリーチがかかり、堀選手はあっという間の一発ツモで3000・6000を加点して一気にトップに浮上した。南4局2位園田・3位松ヶ瀬も満貫をツモれば首位という状況。ここで堀選手に仕掛けた聴牌が入り、聴牌した松ヶ瀬選手の打牌が堀選手への1500点の放銃。一本場堀選手は一旦タンヤオの聴牌を入れたが、あえて手を崩して好形にしてリーチをかけた。その後鈴木選手にもようやく聴牌が入ったが、またしてもその際の打牌が堀選手に12000の放銃となり、堀選手はほぼトップを確定して鈴木選手は箱下まで転落した。二本場はまず園田選手が先制リーチで松ヶ瀬選手が追いかけリーチ。松ヶ瀬選手からリーチ棒が出た事で2位の園田選手は跳満を自模れば逆転で首位となる状況になった。しかし結局はこの二人聴牌での流局となり、堀選手がトップで逃げ切り、2位園田選手・3位松ヶ瀬選手となり、4位の鈴木選手は一度も和了できずに痛恨の箱下となった。風林火山はPiratesを最下位にすることには成功したが、自身も3位となり約50Pしか差を詰められなかった。一方のサクラナイツは首位のPiratesとトップラスを決めて、この試合だけで約130P差を詰める事に成功した。

 

 堀選手は3年目のシーズンにサクラナイツに加入して、翌年4年目のシーズンのサクラナイツの優勝時のメンバー。その年は当時のメンバーの沢崎選手が体調不良でセミファイナル終了後に離脱。さらに堀選手が最終日を前にして足を骨折するアクシデントで、最終日は歩いて入場する事すらできない状態で対局して満身創痍で優勝を勝ち取った。そして優勝セレモニーでは内川・岡田の両選手が優勝シャーレを掲げるシーンを車椅子から眺めていたのは印象深い。おそらく今年は自身の手で優勝シャーレを掲げたいと強く思っているに違いない。この男の本気度は只者ではないぞ!!

 

 2日目終了時のチームポイントは

 

1位 U-NEXT Pirates  +301.1P

2位 EX風林火山          +199.4P  

3位 KADOKAWA サクラナイツ +165.6P 

4位 赤坂 ドリブンズ        - 73.1P

 

今週は3日目・4日目の4試合が行われる。風林火山はいよいよエース勝俣選手が登板するだろう。勝俣選手の成績次第で展開が大きく左右される事は間違いない。現在の結果だけを見ればサクラナイツが風林火山を逆転しそうな勢いだが、勝俣選手はレギュラーシーズンでは3人のメンバーのマイナスポイントを一人で±0付近まで引き上げた男。果たしてPiratesとサクラナイツで勝俣選手と同卓した選手が結果を出せるか注目となる。

 

 

 

 

 

 

2度目の優勝はどのチーム?

 

 Mリーグ2023~2024シーズンは今週セミファイナル最後の3日の日程が終了して、やはり最後は4位の激しいボーダー争いにはならず、コナミとAbemasが敗退してファイナル進出の4チームが決まった。Mリーグには以前書いたようにいくつかのジンクスがあるが、昨年の優勝チームでこれまで5年連続でファイナルに進出していたAbemasがセミファイナルで敗退し、前年度の優勝チームがファイナルに進出できないというジンクスは今年も続く事になった。Abemasは1年目からずっとファイナルには進出していたが、まさかの大波乱かもしれない。

 

 セミファイナルの最終成績は

 

1位 U-NEXT Pirates  +549.2P

2位 EX風林火山          +512.2P

3位 KADOKAWA サクラナイツ + 86.8P

4位 赤坂 ドリブンズ        + 37.8P

5位 渋谷 Abemas       -162.7P

6位 コナミ 麻雀格闘倶楽部     -279.0P

 

となり、上位の4チームがポイントを半分持ち越してファイナル進出となった。セミファイナル前の予想では4位争いでドリブンズとAbemasが激しく争うのではないかと思ったが、5位と6位の2チームがマイナス100Pをはるかに下回る大不調となり、サクラナイツとドリブンズはポイントは減らしたが意外と楽に通過できた。その立役者がEX風林火山で、シーズン96試合でマイナスだったポイントを20試合で500P以上稼いでほぼ一人勝ち。Piratesも100Pくらいは上乗せして何とか1位は死守したが、特に風林火山の二階堂亜樹選手が想定外の大爆発で一人で約+250P稼いで勝俣選手に負担をかけずにポイントを増やせたのが大きな要因になった。そして今年度ファイナルに進出した4チームは1年目から4年目までの優勝経験チームとなり、どのチームが優勝しても初の2度目の優勝となる事が確定した。そしてこの4チームはチームとしては優勝経験が1度あるが、どのチームにも優勝を経験していない選手がいるので、その選手からすると是が非でも優勝を狙いたいと思っているだろう。

 

 

 ではファイナルで見事に優勝するのはどのチームか? セミファイナルの勢いでは風林火山に勢いがあるのは確か。私は最終的にはPiratesと風林火山の一騎打ちになるか風林火山の大逃げになるかのどちらかで、Piratesの大逃げはないと予想しています。

 

 以前のブログにも書きましたが、Mリーグにはいくつかのジンクスがあります。昨年度まで続いていたジンクスは

 

① 複数回優勝したチームはない 

② 前年度優勝チームは翌年はファイナルに進出できない

③ 個人タイトルを取った選手がいるチームは優勝できない

④ シーズンを首位通過したチームは優勝できない

⑤ 女性が複数人数所属しているチームは優勝していない

 

が主なジンクスです。このうちの①は上記のように今シーズンで終わりとなります。しかし②のジンクスはAbemasがセミファイナルで敗退したことで今年も継続することになりました。ではあと3つのジンクスはどうなるのでしょうか?

 

 まず③ですが、今年の個人タイトルホルダーではまだMVPのPiratesの鈴木優選手と1試合最高得点のドリブンズ鈴木たろう選手の二人の鈴木選手がファイナルに残りました。④はもちろんPiratesが残っていて、⑤は風林火山がファイナルに残りました。もしこの③~⑤のジンクスがすべて継続するならば③と④でPiratesとドリブンズが外れ、⑤で風林火山が外れるので、残るチームはサクラナイツとなります。

 

 しかし今季はそうはならないと思います。ここまでの流れを見ると、まず4位通過のドリブンズは昨年レギュレーションによる選手交代で今季2名が新加入しました。シーズン前の予想では頑張ればセミファイナルには行けるかなくらいに予想していましたが、新加入の渡辺選手がセミファイナルで大活躍。+100Pを超えてセミファイナル進出メンバー24名中3位と好成績を残しました。そしてエースの園田選手も+58.6Pで9位とまずまずの成績でしたが、しかしその一方で今季の最高打点のタイトルを取り、シーズン後半で大きくポイントを伸ばした鈴木たろう選手が-241.3Pとセミファイナルメンバー24名で最下位と失速してしまいました。その結果ファイナルのスタートでは上位の2チームと約200Pの差からのスタートとなり、上位の2チームの両方を追い抜いての優勝はないと思います。そして3位通過のサクラナイツですが、ジンクスが全部はまれば優勝となる事になりますが、セミファイナルでは堀選手が+108.4Pで個人4位と頑張りましたが、他の3名はマイナスという苦しい戦いを強いられ、やはり内川選手が活躍できなければやはりこのチームも上位2チームとのポイント差を逆転して優勝という結果にはならないと思います。しかしこのチームで唯一優勝経験がない渋川選手が大爆発という可能性がひょっとしたらを期待させると感じています。渋川選手は昨シーズン終了後に開催されたトーナメントの優勝者ですから、ファイナルで実力が発揮されると面白くなりそうです。

 

 結局はPiratesと風林火山の一騎打ちになるという事になりますが、どちらが勝つかとあえて予想するならば風林火山が有利と私は考えています。まずPiratesはセミファイナルでも仲林・鈴木コンビがともにほぼ+100Pで個人で仲林選手が5位・鈴木選手が6位と安定度は抜群。そしてレギュラーシーズンでチームで一人だけマイナスの小林船長が−7.0Pとプラスこそできませんでしたがまずまずの成績です。しかしレギュラーシーズンで今季もMVP争いをした瑞原選手がセミファイナルでは今期も結果が出ず、−85.5Pで3試合にしか出場しないという結果。Piratesが優勝するためにはどうしても瑞原選手がプラスのポイントを出す事が条件となるのではないかと思います。よって風林火山と終盤で接戦となれば仲林・鈴木の2名が結果を出してくれる事に期待する展開になる可能性が高くなると予想しますが、この2名は前回の優勝時には在籍していなかったので個人的には初優勝を目指す事になります。その点が不安要素となるので、私はPiratesをあえてイチ押しにはしませんでした。

 

 一方の風林火山は4名全員がセミファイナルではプラスポイントと大爆発。1位二階堂亜樹選手が+248.0Pで断トツとなり、2位が勝俣選手の123.1P。この2名にはポイント差があるように見えますが、亜樹選手が6試合・勝俣選手が3試合でのポイントになるので、1試合平均にするとほぼ同じとなる好成績です。そして7位が瑠美選手で4名中では一番ポイントが低かった松ヶ瀬選手でも8位の+68.2Pと活躍しています。さすがにこの大爆発がこのまま続くとは思いませんが、まず勝俣選手は間違いなく活躍してポイントを伸ばすと思いますので、他の3人のうち1名が活躍できればPiratesの仲林・鈴木コンビと互角に戦えると思いますし、さらにもう一人ポイントを伸ばす選手が出れば風林火山は確実に優勝できると思います。しかしもし監督が今年のキーマンと言及した亜樹選手がレギュラーシーズンのようにまたマイナスになるようだとチームが一転してまた勝俣選手しか勝てないという状況になり、優勝した年のように、終盤では勝俣選手の連投という手段を取らざるを得なくなる可能性があります。このチームは勝俣選手と亜樹選手が前回優勝経験者なので、やはり亜樹選手の成績がチームの成績になり、優勝できるかどうかになると思います。これは個人的な思いですが、Mリーグはチーム戦ですから、風林火山が優勝した3年目のシーズンのように勝俣vs多井というような個人戦的な戦いにはなってほしくないので、チーム戦らしい面白い戦いになってもらいたいと願っています。

 

 結局私の優勝予想は風林火山が確率70%でPiratesが確率30%です。風林火山は波があるチームだと思うのでポイントを大きく減らすという事も考えられますが、Piratesは風林火山と比べると安定した結果が出ると思うので大きくポイントを減らすという事はないでしょう。ですからサクラナイツは風林火山が失速したときにPiratesに次ぐ2位が最高の結果だと予想、ドリブンズはサクラナイツが失速した場合に3位が最高だと予想します。

 

 

 

 話題は変わりますが、前回巨人が勝率5割まで落ちてきて大変だという内容のブログを書きましたが、阪神相手に昨日は初回に4点取って逃げ切り勝ちし、今日は菅野投手が好投するも相手の西勇輝投手を攻略できずに7回まで0-1と苦戦しましたが、阪神が継投策をとった8回にようやく巨人が丸選手の同点タイムリーで追いつくと、延長10回に吉川選手のサヨナラタイムリーが出て2連勝で首位阪神に1ゲーム差となりました。しかし昨日の試合で大勢投手が試合登板中に違和感を訴えて降板。本日登録抹消となり、一時は長期離脱かと思われていましたがどうやら長期離脱には至らずに復帰できそうだという情報。しかしただでさえ不安なリリーフ陣がさらに不安となり、当分はマルドナード投手がクローザーになるらしいですが、大勢投手が復帰するまでリリーフ陣が耐えられるのか注目です。ただし私が巨人不安説のブログを書くとチームが勝ち始めるので、負けが続きそうになったらまた巨人不安説のブログを書けば大丈夫かも?

 

 皆さんはゴールデンウィークを有意義にお過ごしですか? あと残り2日となりましたが、楽しい連休をお過ごしください。

 

 

 

    

 

 

 

ついに巨人借金生活か?

 

  一時は連勝で首位も間近かと言われていた巨人が本拠地でまさかのヤクルトに3連敗で勝率が5割になり、最下位とはもう1ゲーム差にまで急降下。それに伴い巨人ファンから正捕手は誰なのかという議論が勃発。そして4番岡本が今シーズン終了後にポスティングでメジャーへ移籍する準備をしているなど話題には事欠かない巨人だが、チームは今季もBクラスが十分にあり得る状況になってきた。

 
 何度も書きますが、このブログは酒を飲みながTV観戦をして愚痴っているオヤジレベルですのでご了承ください。ちなみに私はあまり体調がよくないので、酒もタバコもやりません。
 
 
 まずは現役時代に捕手だった阿部監督の采配で正捕手は誰なのかがよく議論されています。私の個人的な見方ですが、たとえば自分のチームも相手チームも平均3点取れるチームだとします。昨年までの原監督は、それならば打てる選手を多く起用して1点多く取って4-3で勝とうという采配だったのに対し、阿部監督は逆に失点を1点減らして3-2で勝つという采配をしているのが大きな違いだと思います。だから原監督は打てる大城を捕手で使うのは当然で、阿部監督は攻撃力低下を理解した上で守備の総合力では一番といわれている小林を使うのも理解できます。実際防御率はリーグ1番なのは小林の力も大きかったでしょう。
 
 しかし私はこれから巨人の投手陣の防御率は下がってくると思います。私はここまでの投手陣の成績は想定以上に上振れしていたと思うので、これからはだんだん失点が多くなり、今まで以上に得点を取らないと勝てなくなるでしょう。一時期連勝していた時は「やはり小林のリードは勝てるリードだ」という評価が多くなり、SNSでは「大城はトレードでいい」とまでコメントする巨人ファンもたくさんいました。
 
 しかし今後もしチーム防御率が私の予想通りに落ちてきた場合は阿部監督が捕手の起用を変えるのか、そしてファンはどのように感じるのかが楽しみでもある。私の考えは今後も小林捕手を中心に起用するのが正解だと思っています。確かに小林が出場すると投手が二人打席に立つのと同じで得点力が下がるという解説者がいるのも確か。しかし私は得点が取れないのは阿部監督の采配がそうさせていると思っています。
 
 たとえば1回表先頭打者がストレートの四球で出塁。阿部監督は次の打者に初球から送りバントのサインを出す。そして送りバントが成功して2塁に走者が進むが、相手投手は4球投げて1球もストライクが入らなくて苦労していたのに1球で1つアウトを取ってそれで立ち直ってしまう事が多い。さらにゲーム中盤で同点の場面で先頭打者が2塁打を打って出塁。相手投手は右投手でこちらの次の打者は左打者。ここで阿部監督は迷わず送りバントで1死3塁にして1点を取りに行く。しかしここでも1死を相手に与えてしまうので、次の打者で得点が入らなければやはり得点が入らない。阿部監督の野球は基本的に1点を取る事の積み重ねの野球だと思う。しかし先頭打者が2塁打で出塁して次の打者が左打者ならば、送りバントをしなくても1・2塁間方向を狙って打てば、転がせばバントをしなくても1死3塁になるし、もしヒットならば無死1・3塁と攻められて大量得点が期待できと思うのだが、実際無死2塁で左打者(例えば門脇とか)にヒッティングのサインを出すと、初球の外角のボールを簡単にレフト方向に打ち上げてサードフライかレフトフライ。これでは走者は進めず最悪の結果。これが何度も繰り返されていれば点は入らないのは当然だ思う。平日はナイターなので、Mリーグと野球を同時視聴しているのでどちらかというと今の時期はMリーグの方が重点的になるが、巨人の試合を見ていると走者は結構出ていると思う。ただ得点の取り方が下手だから点が入らないと思っている。これは采配が保守的すぎて打線に勢いがつかないからではないかと思うのと、選手の思考がちょっと低すぎるのではないかとさえ思う試合が多い。
 
 明日からは現在首位の阪神との3連戦。前回は敵地で負け越したが今回はホーム。ここでも負け越すようだと本当にずるずると落ちていくような予感がしてならない。5月でMリーグのシーズンが終わるので、6月くらいにはもう少し得点が取れるチームになっていてもらいたいというのがせめてもの私の願いです。負けてもいから得点が入る試合が見たい。そして今後負けが先行した場合に捕手の起用がどうなるのか注目です。
 
 

 

 

コナミに風は吹かなかった!!

 

 Mリーグは 25日・26日と2日間セミファイナルの試合を行い、4試合を戦ったコナミは伊達選手が1回トップを取ったが、他の3戦でポイントを大きく減らして、ついにAbemasにも抜かれて6位に転落。あと4試合残ってはいるが、ファイナル進出の夢はほぼなくなった。

 

 

 まずは25日木曜日はPirates・Abemas・サクラナイツ・コナミの4チームが登場。この日はサクラナイツをターゲットとしたAbemasとコナミのボーダーをめぐる対戦。第1試合は堀・瑞原・多井・高宮選手が出場。試合はまずは起家の堀がいきなり6000オールでスタート。サクラナイツが早くも優位にたった。さらに一本場では高宮が多井に4200点を放銃、さらに東2局で堀選手が多井に5200を放銃というスタート。さらに東3局では多井が先制リーチをかけると高宮が3900を放銃して試合は早くも堀vs多井の対決となってきた。さらに一本場で高宮は堀に1300を放銃して早くも持ち点が8600点。ようやく東4局で高宮に親が来た。この局は堀に聴牌が入り、その後瑞原からリーチが入った。高宮はここでドラを暗刻にして聴牌したが、その際に切った牌が瑞原への8000放銃となって東場が終了した。南一局高宮にホンイツの手が入り先制リーチをかけ、追いかけリーチをかけた多井が高宮に8000を放銃してようやく高宮に初のアガリが出て放銃した多井は3着に落ちた。南2局は親の瑞原が先制リーチをかけて一人聴牌で流局。一本場は親の瑞原が仕掛けて聴牌を入れたが、追い付いた堀のダマ聴に瑞原が12000を放銃してまた3着に落ちて堀は50000点を超えた。南3局まずは親の多井が先制リーチ。さらに高宮・瑞原が追いかけリーチをかける展開となったが、瑞原が多井に7700を放銃して瑞原の持ち点は8000点となり、4位の高宮の7600とほぼ並んだ。これで持ち点が30000点を超えて堀と20000点差となった多井は一本場でも先制リーチで攻めこみ、攻める高宮が多井に6100点を放銃。さらに二本場でも多井が先制リーチ。堀が必死に抵抗するが多井に2600を放銃して多井は40000点を超えて粘る。三本場は仕掛けた多井と瑞原の2人が聴牌したが、ここで何とトップの堀が瑞原に4800を放銃して多井との差が4300点で南4局へ突入。この堀の放銃は多井の連荘を止めるための故意的なものかもしれない。そして南4局は攻める高宮が堀に2000放銃して試合終了。ボーダー争いから抜け出したいサクラナイツはエースの堀選手を出して見事なトップを取った。対するAbemasは多井の執念も実らず2位とサクラナイツの下の順位で終わり、瑞原選手はまたしても逆連対から抜けられなかった。そして最後の放銃でこの対局で6回放銃となった高宮選手は点棒が箱下に落ち、月曜日の佐々木・滝沢に続いて3人連続箱下の4位という散々な結果となった。

 

 第2戦は・松本・渋川・伊達・小林選手が出場。東一局まずは起家の松本に七対子の聴牌が入り、一人聴牌で流局。一本場まずは小林が先制リーチをかけたが、すぐに伊達が追いかけリーチをかけて一発でツモって3000・6000とようやくコナミが反撃。東2局は親の渋川がリーチをかけて一人聴牌で流局。一本場今度は松本がリーチをかけて2100・4100をツモって30000点を超えて2位に浮上。東3局伊達に親が来たが、聴牌を入れたのは松本と小林。結局小林のリーチに松本が聴牌を崩して小林の一人聴牌で流局し伊達は親で加点できなかった。続く東4局一本場今度は渋川が先制リーチをかけるが最後の一牌をツモれすに渋川の一人聴牌でまた流局して東場が終了。南一局二本場トップを死守したい伊達がリーチで攻め、松本が伊達に3200を放銃。伊達は場のリーチ棒2本も拾って2位の松本に12000点差をつけた。南2局まずは仕掛けた親の渋川が聴牌を入れたが小林が追いかけリーチで反撃。さらには伊達にも聴牌が入る場面があったが、その時に切る牌は小林の当たり牌。伊達は長考して結局当たり牌を止めて守備に回り、その後に渋川が小林に8000を放銃。渋川はラスに落ちて伊達は難を逃れた。南3局ここで3着に落ちていた松本が先制リーチ。ここで親の伊達も追いかけリーチで反撃したが、松本は伊達に一度もツモらせずに一発ツモで2000・4000と得点を伸ばして一気に34000点でトップとなり、2位の伊達は32400点で2着と1600点差で南4局に突入。ここで伊達の手の内に暗刻が2つできたが役なし。結局聴牌した伊達がリーチをかけた。この時点で出上がりならば1600点で松本と並ぶという状況。しかしここで何と渋川が伊達に一発で放銃。これで伊達は3200点を加点して松本を逆転してトップを取った。一方渋川は4着となり、またボーダー争いに巻き込まれそうな展開となった。

 

 結局この日はサクラナイツとAbemasが得点を伸ばしてサクラナイツは再び+100Pを超えた。そしてコナミはポイントをわずかに減らしてついに-100Pを下回り、Abemasとの差も約50Pとなった。翌日はサクラナイツは試合がなく、コナミとAbemasはドリブンズを追いかける戦いとなる。

 

 ここで私のこの日の対局を見た感想。まず私は第1戦に伊達選手を起用しなかったコナミの采配に疑問あり。サクラナイツはボーダー争いから抜け出すためエースの堀選手が初戦に出てきたのに対して、負けている側のコナミが伊達選手を第1戦から起用しなかったのは、いくら私が高宮推しでも納得がいかない。今季から9チームになってシーズンの日程も変則になった。昨年までは8チームで毎週4試合ときりがよく日程が組まれていた。そしてコナミは連投というような起用はせずに4名で均等に戦って結果を出していた。今季コナミか中盤からポイントを減らし続けたのは、この変則な日程で昨年までの単純な週一の選手均等回しができなかったからではないかと思う。コナミがプレーオフでなかなか結果が出ないのもこの均等回しが使えないときにうまく結果を出せないからではないだろうか。

 

 

 続いて26日金曜日。この日はAbemas・風林火山・ドリブンズ・コナミの4チームが登場。この日はこの時点で4位のドリブンズとAbemas・コナミのボーダー争い。まず第1戦に出場したのは伊達・多井・渡辺・瑠美選手の4名。この選手を見て私は驚いたのはドリブンズが1年目の渡辺を起用した事とコナミが佐々木ではなく伊達選手を起用した事。コナミはおそらく第2戦には佐々木選手を起用するだろうが、前日と同じで私は順番が逆だと感じた。この時点で今日のコナミはまたマイナスだと確信した。木曜日の対局のコメントが長くなってしまったので、この日は簡潔に書きます。

 

 まず第1戦は東場を終了した時点で1位渡辺31500点・2位瑠美30500点・3位伊達21500点・4位多井15500点とボーダー

争いの下位チームが苦戦。南一局ここで多井が2000・4000をツモって伊達を抜いて3着へ上がる。南2局は親の多井が仕掛けて聴牌を取り、伊達がリーチで追撃してさらには瑠美にも聴牌が入る展開となったが、多井に伊達が1500を放銃し、伊達以外の3名が30000点弱で並ぶ大接戦。一本場伊達は白をポンしてドラの東単騎で聴牌し、その後瑠美がリーチをかけて伊達と瑠美の二人聴牌で流局。この時点で瑠美が首位になった。そして南3局二本場ここから親の渡辺か爆発。まず渡辺はリーチをかけて一人聴牌で流局。三本場伊達が先制リーチをかけたが、渡辺が追いかけリーチをかけて伊達が渡辺に3900放銃。続く四本場今度は渡辺が先制リーチをかけて多井の聴牌を振り切って2400オールをさらに加点して持ち点は40000点を超えた。続く五本場渡辺はまたしてもリーチで攻め込んで6500オールを加点して持ち点が60000点を超えてほぼトップを決めた。あとは瑠美と伊達のラス回避争いとなったが、六本場まずは瑠美がダマで聴牌しそこに多井がリーチで追撃。しかし瑠美が900・1100をツモって伊達を3600点追い抜いて3位に浮上。そして南4局は多井が先制リーチをかけて意地の3000・6000をツモって2着を死守。一方伊達は4着で終わった。コナミはレギュラーシーズンから連投はほとんどしない。そういうチームが大切な試合で日頃からやらない手段を取るとこのような結果になる事が多い。来年以降本気で優勝を狙うのであれば、シーズン中から意図的な連投のような戦術を駆使して闘う必要があると思う。一方ボーダー争いで昨日のサクラナイツは第1試合でエースの堀選手を起用したが、ドリブンズは1年目の渡辺選手を起用。これに応えた渡辺選手のメンタルを含めたポテンシャルは評価すべきものだと思った。ドリブンズはいい選手を獲得したと思う。

 

 第2戦はたろう・佐々木・松ヶ瀬・白鳥の4選手が登場。第1

戦で6位に落ちたコナミは東1局白鳥のダマ聴に聴牌した寿人が西で放銃して8000点の支出。さらに東2局では親の佐々木が仕掛けて聴牌していた白鳥に1300点放銃。東3局はたろうと松ヶ瀬の二人聴牌。一本場佐々木は先制リーチをかけて2100・4100を何とかツモるがそれでもまだ僅差の4着。東4局はたろうと佐々木の二人聴牌で佐々木は松ヶ瀬を抜いてようやく3位となって東場が終了。南1局は白鳥と佐々木の二人聴牌で流局して佐々木はたろうを100点抜いて2位に浮上し満貫ツモならトップという位置まで戻ってきた。南2局松ヶ瀬の仕掛けに親の佐々木がリーチで対抗するが、直後に松ヶ瀬が500・700をツモって、リーチ棒を出した佐々木はまた4位に転落。南3局まずは佐々木が先制リーチをかけたが、直後に松ヶ瀬・白鳥が仕掛けて聴牌が入り、結局松ヶ瀬・白鳥が聴牌を崩したが佐々木もツモれずに佐々木の一人聴牌で3位に浮上して南4局一本場に突入。満貫で上がれば誰でもトップという僅差の戦いはまずは佐々木がリーチで先制。これで聴牌しないと3位に落ちる松ヶ瀬は粘って仕掛けて聴牌を入れた。そしてこのまま二人聴牌で流局。白鳥は29200点という点数でトップが取れた。そして2位には最後聴牌が取れた松ヶ瀬が入り、3位に佐々木・4位にたろうとなった。4位のたろう選手でも最終の持ち点は19900点だった。

 

 これで昨日のサクラナイツは1位・4位でそしてこの日のドリブンズも1位・4位でともにポイントを+100超えに戻し、直接対局第1弾は上位チームが何とかしのいだ結果となった。一方で6位だったAbemasが2位・2位・2位・1位と4戦でポイントを増やし続けて5位に上がって-90.9Pまで戻して5位に上がり、コナミは4位・1位・4位・3位とポイントをさらに減らして-176.3Pで6位とほぼ絶望の状態になった。

 

 セミファイナルは残り3日で書くチーム4試合。月曜日は風林火山・サクラナイツ・Abemas・コナミの4チームが出場する。風林火山とAbemasは最終日に試合がない。風林火山は問題ないが、Abemasは何としてもサクラナイツをつぶしに行かなければならない。余裕のある風林火山は果たして勝俣選手の調整登板があるのか、それとも温存するのか。そしてコナミはいったい誰を起用するのかが興味深い。私の予想は滝沢・高宮ではないかと思っているがどうでしょうか?