風林火山 勝又選手の存在感!
Mリーグはファイナルが終了して今季は風林火山が2020年シーズン以来の2度目の優勝で幕が下りました。
※ファイナル開始時点でのチーム成績
1位 EX 風林火山 +223.3P
2位 BEAST X +188.4P
3位 コナミ 麻雀格闘倶楽部 +120.4P
4位 TEAM 雷電 + 76.2P
※ファイナル終了時点でのチーム成績
1位 EX 風林火山 +268.8P
2位 コナミ 麻雀格闘倶楽部 +124.7P
3位 TEAM 雷電 +122.1P
4位 BEAST X + 92.7P
一時は優勝のポイントが+300Pを超えるかもしれないと思いましたが結局は+200台の後半で落ち着きました。
ではファイナルを戦った4チームを総括したいと思います。
※BEAST X
Mリーグ加入から3シーズン目で念願のレギュラーシーズン突破を果たしてその勢いでファイナルまで進みました。以前2年目に加入したサクラナイツが加入から3年目のシーズンで優勝した実績があるのでもしかしたらBEASTも今シーズン優勝があるかもしれないと思ったのですがさすがに風林火山の牙城を崩すことはできませんでした。このチームは大介選手と下石選手がどのくらいポイントを稼ぐかで順位が変動すると予想していたのですが、ファイナルでは女性陣が予想以上に頑張って他のチームに喰らいついていきましたが頼みの男性陣が失速して結果は4位となってしまいました。
鈴木大介 4位 1位 4位 3位
下石 戟 4位 1位 4位 4位
第2巡目で両者がともにトップを取った時点では最後まで風林火山と優勝争いをするのではないかと期待しましたが後半で大きく失速しました。以前のブログでも書きましたが今季のファイナルに残った全16名のうち14名が連盟所属の選手で永井選手と下石選手の2名だけが他団体の選手で風林火山の永井選手もファイナルでは結果がでませんでした。Mリーガーは5つの団体所属選手から選出されていますが各団体でリーグ戦のルールが違い特に連盟は一発や裏ドラがないなど特に特殊なルールで戦っているので今季は連盟の選手が多くて他団体の選手とは異質な雰囲気を出して戦っていたのではないかと思います。結果連名所属ではない永井選手と下石選手はちょっとそのオーラにやられたのかなというのが私の推測です。昨年が最高位戦の選手が輝いた年だったので今季は連盟の年だったのかなと感じました。そう考えると協会の選手が2名以上いるチームは存在しないのでファイナルで協会所属の選手が活躍するというのはかなり難しいのではないかと感じます。まして昨年は堀選手・渋川選手が相次いで協会から他団体に移籍している事もあってますます協会所属の選手には逆風が吹いているとも言えます。果たして下石選手は来季以降も活躍できるのか注目です。
一方で女性陣2名は予想以上に活躍したと思います。コナミにも女性が2名在籍していますが今季のファイナルではコナミの女性陣よりも活躍したと思います。特に中田選手は昨シーズンまでの2年間があまりにも成績が悪かったので昨年残留が決定したときはかなり批判的なコメントがありましたがレギュラーシーズンでの活躍通りにファイナルでもトップを取ったりとある程度の結果は出したので本当に麻雀の実力が向上したと言えるのではないかと思います。今シーズン開幕前はやはり中田選手のマイナスを他の選手が補填できるかという点が疑問視されていましたが、中田選手が大きくマイナスしないという予測ができるのならば来季もレギュラーシーズン突破は十分可能だと思います。あとは大介選手がもう少し安定した結果を出せるようになればチームはもっと確実に上位を狙えると思います。
※TEAM 雷電
このチームは正直2年連続でファイナルに進出できる実力があるチームだとは思いませんでしたし今でも私はそう思っていません。今季で8年が経過したMリーグですが雷電は最初の6年間でファイナル進出は1回だったのが昨季から2年連続ファイナル進出というのはびっくりでした。5年目のシーズンでABEMASが優勝して以来6年目・7年目の優勝チームはメンバーが入れ替わったチームでした。そう考えるとまだ1名の選手も離脱していない雷電が同様に離脱選手がいないABEMASより上位になってファイナルに2年連続で残ったというのはABEMASにとってもかなり厳しい事だと思います。ただしセミファイナルで見せたような大爆発はそう頻繁に起きる事ではないと思いますしファイナルでは最終的にはスタート時点よりポイントが増えましたがそれは最終日の条件戦から発生したトップ2回から出た結果で実際はほぼ目無し状態だった事を考えるとやはり現在のメンバーでは優勝には届かないと思います。そして見ていてあまり条件戦が得意ではないというのが優勝するには最大の欠点ではないかと思います。現在のシステムが変わらない限りは厳しい戦いであることは事実でしょう。しかしこのチームは入れ替えの規定に該当しない限りは当面はメンバーは変わらないと思うので来季もまずはレギュラーシーズン6位を狙った戦いとなると思います。そしてYouTubeで麻雀関連の動画を配信している人は結構雷電推しの人が多いですし6位にさえ入っていればファンからは批判は出ないチームなのかなと感じます。
あとは個人的な希望ですがこのチームの選手は対局中の打牌が強かったり自模った牌を見せなかったりインタビューの態度がよくなかったりといろいろと視聴者から批判があるチームなのでもう少し品格があるチームになって欲しいなと感じていますが多分現在のメンバーではそれは無理でしょうね。
※EX 風林火山
このチームが来シーズンも上位でレギュラーシーズンを突破できるかと聞かれたらそれは疑問だと思いますが、今季の戦いを見てわかる通りに短期間の戦いでの条件戦まで持ち込めた時の勝又選手の存在感は圧倒的だと感じています。対局の結果もそうですが対局後のインタビューで自身の思考を説明する時の適格なコメントは素人の私でも理解できるほどわかりやすいです。実際に物事を実行できてもそれを言語化するのは結構難しいと感じますが勝又選手はその能力が高いかなり稀有な選手だと思います。勝又選手はレギュラーシーズンではわずか1勝しかできないという信じられない成績でしたがステージが上がってスイッチが入るととてつもないオーラを出しますね。そしてこのチームは監督兼任選手の亜樹選手と勝又・内川選手が結構良好な関係性を構築していると感じますし、唯一他団体の選手である永井選手がやりづらいのではないかと心配でしたが永井選手は結構マイペース型でチームで浮いた存在にはなっていないので予想以上にまとまったチームであると感じました。結構亜樹監督のワンマンチーム的な部分もあるとは感じますがそのワンマンが結構いい味を出したファイナルだったと感じました。来季もまずはレギュラーシーズン突破からスタートですが、内川・永井の両選手が今季と同じ成績が出せるかどうかは疑問です。しかしその分は勝又選手が今季よりは成績が上がると思うので来季も6位以内には入れる可能性が高いチームであるという感じがします。リーグ初の2連覇を狙ってくるでしょうね。
※コナミ 麻雀格闘倶楽部
このチームは私の推しのチームなので別枠でまたブログを書きたいと思います。風林火山がファイナルに進出していなかったら優勝できた可能性は高かったと思いますが、やはり風林火山の連盟所属の3選手の熟練度と比較すると淡泊なイメージはどうしてもあります。次回のMリーグ関連ブログではコナミ特集を書くつもりですがこのチームは伊達選手が過大評価されすぎているのではないかと感じます。このチームは初年度の3名体制から2年目のシーズンで藤崎選手が4人目の選手として加入しました。他の3名が超攻撃型の選手なのでバランス型として藤崎選手が機能すればかなり戦えると思って期待していたのですが藤崎選手は思うような結果が出ずに2年間でチームから去ってしまいました。その後伊達選手と滝沢選手が加入して人気ならばMリーグではトップともいえる選手構成になりましたがやはりバランス型の選手がいない事が致命的かなと感じます。その役割を期待していた伊達選手が3年連続タイトルを取った後の4年目の昨シーズンからラスを取る確率が急上昇してポイントを稼げなくなりチームの成績がいい時と悪い時で波が最も大きいチームのひとつとなってしまいました。今季は上振れした時期が長かったのでシーズンは上位になりましたが来季は下振れする可能性もあるのでまずはレギュラーシーズン突破を確実に実行できるかが課題です。下振れして今季のABEMASのようにならない事を願います。
コナミについては後日続編で書きます。
という事で今回はファイナルに進出した4チームの感想について書きました。Mリーグは来季また新チームが加入するのではないかとの噂もありますがまだ未定のようです。もし新チーム加入となればまた新たな日程や試合数という戦いになるのでどうなるかはわかりませんがあまりチームが増えない方がいいのではないかと私個人では考えています。しかし現在Mリーグに在籍しているMリーガーは自分から退団することはないと思うので、まだMリーガーではないプロを応援している麻雀ファンからすると新チームができて欲しいと願う人も多いようです。果たしてどうなるのでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
