Mリーグ今季のチーム戦力は?
今季もいよいよMリーグのシーズンがやってきました。今季は新加入のチームはなく昨年と同様に10チームで各チームがそれぞれ120試合のレギュラーシーズンを戦います。
これからチーム別に私の独断で勝手に戦力予想を書きますが、個人的に注目しているチームはABEMASと格闘倶楽部となります。理由は各チームの分析の際にそれぞれ書きます。ではよろしければ最後まで読んでください。
※ EX 風林火山
昨シーズンの優勝チームです。レギュラーシーズンでは勝又選手がまさかの1勝に終わりましたが首位通過。そしてファイナルでは出遅れて格闘倶楽部とBEASTに一時は首位を奪われましたが後半で勝又選手が爆発して2回目の優勝となりました。昨シーズンは新加入の永井選手と内川選手がスタートから好調でチームポイントが1000Pまで上がりましたが終盤で失速して僅差のトップでした。
今季もやはり永井選手と内川選手の成績次第で順位が変動する事になると思いますが、特に問題はないと感じます。永井選手は昨シーズンと同じポイントを稼げるかは疑問ですが、勝又選手が昨年下振れした成績を繰り返さないと思いますので心配はないと思います。このチームは内川選手がポイントとなるでしょう。昨年の成績に慢心するようなタイプではないと思いますのでチームとして大崩れはないと思いますが、4名中2名がマイナスポイントになるようだとレギュラー通過はぎりぎりになります。チームとしては今季の過密スケジュールはマイナスにはならないと思います。亜樹監督が結構大胆な作戦を取ってくるので采配にも注目でしょう。
※ TEAM 雷電
昨年はレギュラーシーズンを6位でかろうじて通過はしましたがシーズンのポイントがマイナスだった事もありファイナル進出は無理だと多くの視聴者が思っていたはずですが、チームはセミファイナル中盤から破竹の勢いでポイントを積み重ねて2年連続でファイナル進出を果たしました。スタートから6年で1回しかレギュラーシーズンを突破できなかったチームが2年連続でファイナル進出となり、この成績が改善なのか上振れなのかは私も正直判断できません。ただし萩原選手の成績は明らかに改善されてきているのでリーダーがそこそこ活躍できれば爆発力はあるチームだと思います。しかし萩原選手は俳優業が多忙なので今季の過密スケジュールの時期と萩原選手の仕事が重なると他の3名の負担が増える時期があると思います。そこを乗り切れるとレギュラーシーズン突破が見えてくるでしょう。
個人的には対局中の所作やインタビューなどはもう少し改善してもらいたいというのが私の本心ですが、このチームの人気が高いというのがMリーグがエンタメ化しているという何よりの根拠だと思います。昨年レギュラーで敗退したチームに強豪チームがいるので今季も簡単なシーズンにはならないと思います。
※ BEAST X
昨シーズンは加入3年目にして初のレギュラーシーズン突破を果たすと勢いでファイナルまで進出しましたが、最後に力尽きて4位となりました。しかしファンの多くが心配していた中田選手の成績が大きく改善されてセミファイナル・ファイナルでも戦えるところまで成長したのは大きなプラス要素です。ファンが多い選手なので今季も継続できれば盛り上がるでしょう。下石選手は1年目でMVPを獲得して期待通りでしたが、プレーオフに入ってからの成績がイマイチだったので本人は今季はプレーオフで勝つ事を目標にして戦うと思います。あとは大介選手がもう少し安定感を出せれば上位に行けるかもしれませんが、昨年のチーム成績をそのまま今季に持ち込めるかはもう1年観察しないと判断はできないかなと感じます。キャプテンの東城選手か今年も暴れてくれる事を期待しています。
昨シーズンレギュラーを突破した事で今季は選手入れ替えの対象チームではなくなったのでのびのびと戦えればいい結果が出せるのではないでしょうか。まずは過密スケジュールの序盤から中盤を何とかしのぎたいところでしょう。
※ セガサミー フェニックス
このチームは昨シーズンのセミファイナル最終日に格闘倶楽部の滝沢選手の役満が炸裂して5位に終わりました。昨シーズンはスタートダッシュで大きく出遅れてようやくポイントを挽回したと思ったら浅井選手が病気で長期離脱と逆風が吹いていましたがチーム一丸で何とかレギュラーを突破しました。浅井選手もシーズン終盤で元気に復活して頑張っていましたが、その浅井選手が契約解除となり多くのファンは驚いたと思います。そして指名されたのはグラビアアイドルでもある佐野ひなこプロでした。この指名には佐野プロのファンは大喜びでしたが、一方で病気と闘って復活した浅井選手の解雇に対して同情の声も多かったです。本人も昨年休んだ分を今季取り返そうと思っていたところでの契約解除で気持ちの整理が大変だったと思います。そして佐野選手はまだ実力不足だというのが多くの視聴者の見方で中田選手の1年目のような結果になるのではないかと予想されていて、実力よりも人気優先だと批判的なコメントも多いです。もしその予想が現実となるとチームはかなり厳しい戦いを強いられます。今季のスケジュールだと昨年のようなスタートだと上位への復活はむずかしくなるのでまずはスタートで出遅れない事でしょう。序盤でおいていかれたらおそらくはレギュラー敗退となると思います。結局このチームは最高位戦の選手4名となりました。
※ 赤坂 ドリブンズ
このチームは何度も書いているように女流プロ不要という監督の信念があるチームです。女流の浅見選手は現在の女流最高位のタイトルホルダーですがそれでも出場はほぼ最低ぎりぎりになるでしよう。過密スケジュール期間は園田選手と渡辺太選手をフル回転で起用してくると思います。太選手はそろそろMリーグでのタイトルを取ってもおかしくないような段階に来ている選手だと思うのでMVP争いに加わってほしいと個人的には注目している選手です。
私がこのチームを見た感想は園田選手のチームだという事ですが、ちょっと園田選手の性格が神経質でチームはその影響かどうかはわかりませんがチームが小さくまとまってしまっているのではないかという印象を受けます。他のチームがいくつもの企業とスポンサー契約をしてユニフォームに企業名が入っているのに対してドリブンズはスポンサー名が一切ないユニフォームです。昨年のユニフォームは寝間着みたいだと評判がよくなかったですが今季は改善されてややかっこよくなりました。今季も中段くらいの位置で戦う事になるのではないかと予想しますが、たろう選手が爆発すれば上位を争うと思います。
※ U-NEXT Pirates
チームは最近不振が続いたリーダーの小林選手をついに契約解除としました。これは想定内でしたが朝倉プロがチームに復帰したのは正直驚きでした。朝倉選手は初年度から4年間選手として在籍していましたがプライベートで離婚があったりとメンタルが崩壊に近い状況となって対局に集中できない事から契約解除となりましたが、最近はメンタルも改善されてそれに伴って麻雀の成績が向上して現在は大変いい状態であると本人も発言していてその結果チームに復帰する事になりました。
朝倉選手は瑞原選手とは3年間一緒でしたが鈴木優・仲林の2選手は朝倉選手と入れ替えでチームに加入したので同じチームで戦うのは今季が初です。朝倉選手はインタビューを見た感じでもかなり自信がありそうだったので小林選手の穴は十分に埋められると感じています。あとは仲林選手がプラスゾーンに戻ってくればこのチームはほぼレギュラー通過は大丈夫だと思います。やはり実力ではトップといえるチームだと感じます。
※ KADOKAWA サクラナイツ
このチームは最も安定した戦いを見せていた渋川選手が不倫騒動から契約解除となり、急遽尻無濱選手をドラフトで指名しました。渋川プロは解説をしていたころから人気が高くチームとしても期待が高かっただけにチーム関係者もファンもかなりがっかりしていると思います。不倫と言えば以前あるチームの選手2名の不倫騒動が出て、結果的に不倫とは無関係だった選手が他のチームへ移籍した事がありましたが当事者2名はまだ現役Mリーガーですよね。渋川プロを擁護するつもりはありませんがこの違いはどこにあるのでしょうか。一方新加入の尻無濱プロに関しては私はほとんど情報がないのですが、かなりの天然キャラでありもしいい成績が出れば昨年の永井選手のように多くのファンから相手される存在になれるかもしれません。
このチームは昨年内川選手との契約を解除してブーイングされたばかりなのに今季は不倫騒動で選手が退団とマイナスのイメージばかりだと思いきや、チームで一番お騒がせの岡田選手が歌手デビューしてその曲がMリーグでも流れるという事のようです。という事は岡田選手は当面成績Mリーガーとして安泰という事でしょうか。雷電の時のコメントにも書きましたが、やはりMリーグは成績よりもエンタメ重視であることは間違いないですね。
そして忘れてはいけないのが堀選手です。ある配信動画でもこれくらいの過密スケジュールはどうってことないと断言していましたし、2卓開催の期間は監督に連投を直訴していくのではないかと予想します。このチームは岡田選手にはあまり成績は期待できないと思うので、阿久津・尻無濱の両選手が頑張らないと今季も苦戦する事になります。サクラナイツには第1試合で2位以上の成績であれば監督に直訴して第2試合も出場できるという連投権というものがありました。しかし私個人の意見としてはこのシステムには反対です。戦術や選手の日程の都合で最初から計画して連投するならば構いませんが、第1試合の結果次第で第2試合の為に待機している選手が出場できるかどうかわからないというシステムはどうも好きになれません。もし今季もこのシステムがあるならばおそらく堀選手は第1試合の出場を監督に直訴して連投を狙いに来ると思います。私はサクラナイツの昨シーズンの敗退の理由は堀選手が第1試合に多く出場して結果が出なかった事が大きな要因だと思っているので今季は廃止となっていてくれればいいなと思っています。もし今季もこのシステムが採用されていたらまたチームが失速しそうな予感がします。
※ アース ジェッツ
2年目のシーズンとなるチームですが、早くも入れ替えの対象となってしまいました。昨年はレギュラーシーズンくらいなら突破できる戦力はあるとの予想も多かったのですが、私が予想した事が現実となりチームは浮上できませんでした。それはヒロ柴田選手と三浦選手の成績がリンクしそうだという予想です。石井選手はマイペースで戦うと予想していましたが、やはり柴田選手と三浦選手の成績がマイナス方向でリンクしてしまいチームは浮上のきっかけをつかめませんでした。しかし2名とも実力者なので今季は成績がプラスでリンクすれば中段くらいの位置では戦える可能性はあると思います。
ただしレギュラー敗退ならば入れ替えというプレッシャーはまだ2年目の選手にはかなりの重圧となると思うので、通過できたとしてもかなりの苦戦は必至でしょう。個人的には協会からようやく選出された女流プロの逢川選手に頑張ってもらいたいと応援しています。このチームで最も人気なのは監督なのではないかと言われているチームですが選手の奮闘を期待します。
さてここからの2チームが私が今シーズン最も注目する2チームとなります。
※ 渋谷 ABEMAS
さてこのチームの注目点は今シーズンは初めて選手入れ替え規定に該当する事になったという事です。このチームは1年目から優勝候補と評価されていましたが、チャンスがありながら初優勝に5年かかりました。ともあれ優勝できたので初のシーズン連覇を期待されて挑んだ6年目は初めてセミファイナルで敗退してさらに翌年もセミファイナルで敗退と完全に失速し、昨シーズンはついにレギュラーシーズンで敗退して今季は入れ替えの対象チームとなりました。このチームは異なる4つの団体の選手が存在する唯一のチームなので個人的にはMリーグの理想形のチームだと思っています。しかし2年連続でファイナル進出を逃したことで視聴者からは選手を入れ替えたチームをリフレッシュした方がいいというコメントが増えました。しかしそのコメントに対して多井選手が「レギュラーで一度も敗退していないのに選手を入れ替える必要がどこにある」 と真っ向から反論していました。しかし昨シーズン初めてレギュラーで敗退となり今季は初めて本当の入れ替え対象となりました。
まず一つ目の不安点は松本選手が近年プラスポイントに全く届かなくなった事です。松本選手は人間性としてはかなりの好青年と初年度から評判でしたが、最近の対局中はイライラ感が誰が見てもわかるような雰囲気まで追い込まれているようです。そしてこの松本選手の成績の影響を受けているのが日向選手だと思います。日向選手は最高位戦では男性と交じってトップのカテゴリーに在籍している選手です。しかし松本選手の不調から「までマイナスポイントを取るわけにはいかない」という気持ちが強くなり麻雀が完全に守備側にシフトしてしまっています。本来守備よりの選手なのでしょうが攻撃の破壊力も持っている選手のはずなのですがその攻撃力がすっかり影を潜めてしまいました。そのためにボーダー争いとなった昨シーズンの終盤では多井選手と白鳥選手しか起用できないという偏った采配となり、最後まで粘りましたがレギュラー敗退となりました。
2つ目に心配なのは今季の過密スケジュールに多井選手が体力的に大丈夫なのかという点です。Mリーグ初年度にファンの予想通りにMVPを獲得して存在感を見せてくれていましたが、最近は一昨年は出場回数が大幅に減って一部の視聴者からは体力的に限界が来ているのではないかという意見がありました。昨年度は松本・日向の2名の不調もあり出場機会が大きく増えましたが、今季は2卓同時開催の時期は強制的に出場が増える事になると思うので、この過密日程との闘いとなると思います。このチームは爆発力よりも安定感で結果を出すタイプのチームだと思うので出遅れると上位にふっすつするのはきつくなると思うので最低でも中段くらいの順位は維持しながら戦っていきたいですね。
※ KONAMI 麻雀格闘倶楽部
このチームは人気は抜群でいまだにレギュラーシーズンで敗退していない唯一のチームです。しかしこのチームが現在の4名で来年以降も戦えるのかどうかには不安があります。昨シーズンはファイナルまで進出しているので規定による入れ替えの対象チームではありませんが、女性陣がまず7月に高宮選手とMリーグで解説をしている河野プロの交際が報道され、さらには伊達選手が先月結婚を発表しました。Mリーグの女流プロにはママさんプロが何名も在籍していますが、もし伊達選手が出産のためチーム離脱とか高宮選手が河野プロと結婚から出産でチーム離脱というような状況は十分にあり得ると思います。実際に伊達選手が先月結婚を発表した際はすでに妊娠しているのではないかというようなコメントが多かったのは事実です。結婚や出産はめでたい事なのでこれを不安要素として取り上げてはいけないとは思いますが、このチームを応援しているファンは現在の4名のバランスが好きで応援している人がかなり多いと思うので、このメンバーで戦うのは今季が最後かもしれない可能性があると思うとやはり優勝を期待する事になりますね。
しかし私が感じているのは、昨シーズンの予想にも書きましたがこのチームは上位には行ける戦力はありますが優勝はできないと感じていて、それは今シーズンも同様だと思います。その理由は寿人選手と伊達選手が勝負所で勝てないという結果が続いているからです。先月から始まっている最強戦で寿人選手や伊達選手が結果を出せていないように短期決戦でチームの主軸が結果を出せないのは優勝を争うには致命的です。そして高宮選手は昨シーズンは結果を出しましたが、Mリーグの通算ポイントでは女流プロで最下位というのが現実です。例えばMリーグのチーム構成を男性3名で女性1名という構成を義務としたとしたらこのチームに残留するのは間違いなく伊達選手です。上記の話題に戻りますがもし伊達選手が離脱となったらこのチームが次に指名するのは女流プロなのか男性プロなのかという不透明な部分が多く、さらには高宮選手が今季またマイナスのポイントで終わるような状況になったらチームは優勝していないという現実を踏まえて高宮選手との契約を解除するという事態が起きないとは言い切れないと感じます。もし伊達選手の離脱がなく高宮選手がそこそこの成績を出せれば何の問題もなく来シーズンもこのメンバーで戦うと思いますが、私は何となくですがこのメンバーの継続が終了する予感がしています。このコメントを読んだ方は私が心配性なだけだと感じるかもしれませんがどうなんでしょうか。
そしてこのチームの最大のアキレス腱はやはり伊達選手だと思います。今季で伊達選手は6年目になりますが、1年目から華々しい活躍を見せてくれましたが徐々に成績にムラが出てきてトータルポイントを大きくプラスできなくなっています。この原因は他の3名よりもラス率が高い事です。これによって昨シーズンは打牌を強打したりとちょっとメンタルが心配される状況であったと思います。結婚したことで精神的な安定を取り戻せる可能性はありますが今季も昨年のようなメンタルで戦ったらポイントがマイナスになるという可能性もあると感じます。確実にセミファイナルに進出する為には伊達選手がプラスポイントを取る事が条件となるでしょうからまずは伊達選手のスタートに注目です。このチームはチーム成績の好不調がはっきりと出るチームなので過密日程の期間にチームが好調になれば一気に突き抜けて通過が確定的となる可能性があるので2卓開催の時期の成績に注目です。
ほとんどの格闘倶楽部のファンは現在のメンバーでの初優勝を願っていると思いますが、私は初優勝をするにはメンバーの入れ替えは必須条件だと感じている人間なので、あえてこのような話題をコメントして注目チームにしました。
※総 括
ここまで簡単に全チームの戦力を予想してきましたが私が予想するレギュラー敗退の危険性が高そうなチームは
① アース ジェッツ
② セガサミー フェニックス
③ KADOKAWA サクラナイツ
④ 渋谷 ABEMAS
⑤ TEAM 雷電
⑥ BEAST X
という感じかなと思います。昨年はレギュラー敗退の可能性が高いと予想したチームから3チームがファイナルに進出するという全くのダメ予想だったので今季も当たらないのかもしれません。
という事で今回は明日から開幕するMリーグ新シーズンのチーム別の予想を書きました。あと1週間後から2卓開催となりまた視聴が大変になりますが、今季も頑張って観戦します。今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
