ジグのカラー | ひろ の 記録 - スローピッチな釣り と 登山 と 音楽 -

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Camera
NIKON
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

自分の中で、意味のあると思うジグのカラーについてです。


まずシルバー。
これを標準として考えることにします。
色を 動き+α の効果として考えるのであれば、標準的なものであるとします。


スモーク(片面)。
これはフラッシングの効果が得られるので、動き+α の効果を得るのに有効であると思います。
特に、動いているものでないと上手く見えないと言われる青物を狙うのに有効ではないかと思っています。
アクションも、竿先を追従させるようなフォールよりも、スラッグを出してジグを暴れさせるフォールを入れることで、アピールしやすくなると思います。ジグを飛ばすという動作は、飛ばすことにも意味があると思いますが、そのあとスラッグにより自然に出るフラッシングが魚を寄せるのでは、と考えています。
スモークを使うのなら、光りがある程度届きやすい、比較的浅い水深の場所で、かつ早い動きに追従する魚を狙うのに使いたいです。


そして、アルミシルバー。
これは水深が深くなればなるほど、標準のシルバーとの差がなくなるカラーではないかと思います。
光を反射する力がシルバーよりも強いので、銀ピカに光る魚を食べたい魚(魚を捕食している魚)には有効かもしれません。
ただ、濁りがかなり強い海域においてアルミシルバーで釣れた試しがありません。
自分の中ではシルバーを買うなら、アルミシルバーを、と思ってしまうクセがあります。


そして、赤金。
昔は赤金は釣れないカラーだと思っていたのですが、そんな事ないみたいですね。
ピカピカ光らないので、甲殻類を食べているようなものにも有効であるような気がしています。
Tさんがある海域では赤金が有効であることを、見せてくれました(もちろん色だけではないけれど)。
Y船長は青物にも有効だと教えてくれました。
濁りのある海域でも有効だと思います。


それからゼブラグロー。
これは良くわかりませんが、魚が食いよるという文献??に基づいて作られたカラーだそうですね。
何の文献なのか気になったのですが、今のところ詳しく調べていません。
自分の中でゼブラグローが釣れる理由として考えられるのは、まずジグを視認しやすくなることがあると思います。視認しやすさだけでいえば、ベタグローの方が見えるのかもしれませんが、あのグローとグローでないラインが交互にあることで、ベタグローより目立つということがあるかもしれないとイメージ的に考えています。
それともう一つ、片面スモークと似たような効果もあるのかもしれないと思っています。物凄い速度でジグのフラッシングが起きた場合、ジグはゼブラグローのようにシマで見えると思います。例えば、1秒で5回ジグが一定の速度で動きながら表裏でフラッシングするのを、カメラのシャッターを1秒開放して撮った場合、5本のゼブラになると思います。そう考えるとゼブラは、早く動く魚のように見えるのかもしれません。生命感のある魚と捉えられるのかもしれません。
あとは片面が非グロー、片面がグローであることによる太陽光に依存しない強制フラッシングでしょうか。


グローについては、こんな記事もあります。

Some fish glow because of a biologic reaction called bioluminescence. In fact, about 90% of marine life that dwell in ocean mid-waters (between 300 and 3000 feet deep) glow in some manner.

Some glow to lure prey, some to attract a mate, but mostly bioluminescence is used for camouflage. Because the fish silhouette would be easily seen by predators against the sunlit surfaces of the sea, the faint luminescent reaction makes the fish less noticeable.

これによればグローは消えることになるので、ゼブラグローは小魚の群れに見えるのかもしれません。


それからホロ(ディンプル)。
これは、魚よりも人が釣れそうなカラー。先日自分も釣られました。
鱗のように見えて、明らかにリアルなのですが、果たしてこれが魚にもわかるのか。
皆が使うから、結果も沢山出る、と…
しかしそれだけではなく、これは裏表が違うカラーになっているので、フラッシングによるアピールが期待できると思います(表がホロ、裏はアルミ)。ちなみのこのカラーは今は生産できないそうです。


そして、最近新しく出たヌードスポット。
これはハダカイワシと関係するカラーだそう。ただ、ハダカイワシも一様に発光するわけではなく、発光するものもいればしないものもいるようです。
スポットグローよりも釣れるのでしょうか?
興味はありますが、買えません!結果報告待ちです。



と、色々と自分の中でカラーについて考えてみました。
カラーが沢山ある中で、自分の中で有効だと思うカラーをよく考えてみたことで、カラーにはあまりこだわりが無くなり随分と気持ちが楽になりました。
結局、色は 動き+α を得るためのものだと書いたのですが、この+α というのは誘いの要素だと思います。つまり主にはフォールでのアピール力の違いでしょうか。
今回あげたうち、スモーク、アルミシルバー、赤金、ゼブラグローがあれば、ある程度はOKかなと、、、
他にもピンク(攻撃色)とか、ホタル(ホタルイカ?)とか、パンダとか色々あると思うのですが自分には良くわかりません。魚の気持ちになって考えてみたいと思うのですが、魚に餌がどう見えているのかもわからないし、結局自分の信じる理論で色を選んでやっていくしかありませんよね。
人の考える釣れるカラーは、あくまでも全てこじつけ!それを考えるのも、また楽しいですが。



今度の金洲、出船があやしくなってきました。
もし行ければですが、カラー選択は重要だと思うので、考えて投入したいです。ディンプルかスモークを入れたいと思っています。
でももう何でも良いから海に出たい!
その前に、RANKLの勉強します(笑)!