浜の釣り | ひろ の 記録 - スローピッチな釣り と 登山 と 音楽 -

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Camera
NIKON
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

しばらく前の釣行です。単独釣行。

最初、近場のサーフの状況を防波堤の上からみて、状況(波、うねり)は問題ないと判断し、少し遠くのサーフへ。

しかし、サーフについてみると、ものすごい高さの波が立っている。ちょうど先行者の方が、釣りにならず戻って来られるところでした。まだウネリが残っていたようで、最初のサーフでみた時はたまたま波が落ち着いていたタイミングだっただけのようでした。ウネリの状況が怪しい時は、海の近くまで行って、しばらく観察していないといけませんね。

そこでまた移動して場所をかえて。
この日は3時半前に家を出たため、複数の場所を回ることができました。
ポイントについて、人が少なかったので潮や浜の状態を念入りにチェックしながら移動。薄明るくなってきた頃、水面の状況がわずかに他と違っており、魚がいそうな場所を発見。その周辺に移動してあちこち探っていると、プラグを投げ入れた瞬間にドラグが唸りました。

状況的に、無理しなければ行けそうだと判断して少しドラグを緩め、ファイト。
波打ち際で走られたり少しヒヤッとする場面も何度かありましたが、無事ランディング。

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ワラサでした。62.5cm、1.9kg。
船ならばイナワラと呼ぶサイズではありますが、ひさびさに面白い引きをしてくれました。

その後、写真撮影に数分を要しましたが、再開。
何となくトップが良さそうな気がして、BKRP115を先ほどヒットしたあたりに投げ込むも、不発。
そこで、正面に向かって風に乗せて投げ込みました。
着水後、少しアクションさせてステイ。その後、また巻きでアクションを入れたところ、バコンと出ました。
トップなので乗っているか心配でしたが、重量感がありワラサと確信。寄せにかかりましたが、相手がでかいのかなかなか寄らず。水面で魚が反転する様子が見えた後、ドラグがジジジジ…とハイスピードで出てしまい、そろそろマズイか?と思ったところで案の定ブレイク。メインラインが摩耗してブレイクしました。

地形的にも、相手のサイズ的にもメインライン1号でやるには難しいと思いました。
ただ直線的な勝負ならば、1号でも行けそうですが、他のものに干渉するような場所ではこちらがある程度主導権を握らなければならず、ややヘビーなタックルが必要です。
自分の中では、メインラインは2号、この釣りでは最低でも欲しいな、と感じました。それから、竿ももう少しパワーがあるものが欲しいです。

その後、大切なトップを失ってしまったので、TKLMに変えてシャローを引いてくると、イナダが釣れました。

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その後は反応がなくなり、用もあることから撤収。

BKRPはいただきもので大切なものだったのですが、残念です。良い勉強をさせていただきました。トップゲームの楽しさにハマってしまいそうです。
良い経験をさせてもらった朝でした。


先日はまたIさんと浜へ。
風の予報をみてポイントを考え、暗いうちにサーフに行くも、すでにそこそこアングラーが入っていました。

最初、Iさんの右側、潮下のポイントに入ってやるも、水深が浅めであり、イマイチな印象。
そこでIさんの潮上側に入ると、元の場所と20mほどしか違わないものの水深があり良い感じ。潮流も良い感じで流れていたため、ゴールデンタイムはそこでやり切ると決めて粘ります。
いくつかルアーローテーションをしますが、やはりいつものプラグに戻ってきてしまいます。

Iさんがボラをあげたあと、自分にもヒット。
おそらく岸から30m程度のブレイクでした。

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ギリギリヒラメサイズ。
最初はそこそこ暴れたので、良いサイズを期待しましたが、狙っているのの半分のサイズでした。
この後はヒットなく終了。
ベイトは入っているので、ちょっとした状況の変化により良い魚が食ってくれるかもしれません。


最近、よく魚が釣れてくれます。今年は、釣行回数の半分以上の匹数の魚が釣れてくれています。打率としても自分としてはかなり高い方です。

ヒラメ釣りで最近感じるのは、移動しながらの釣りはあまりメリットがないかもしれない、ということです。これは、ポイントを絞ったらある程度その場所で粘ると良さそう、ということで、最初から移動をしない釣りは無理です。したがって、激混みサーフでの釣りは釣果に繋がる可能性は低くなるように思います。青物などであれば別ですが…
その理由は、ヒラメは居ても食ってこないことが多いのでは?という仮説によります。ヒラメはある程度回遊しているといいますが、それよりは、砂に潜ってベイトを狙っているヒラメが、何度かその上をルアーを通してやることで食ってくることの方が多いように感じるからです。ヒラメにルアーを何度か見せるうちに、ヒラメの注意力が高まり、狙いを定めやすくなってヒットしてくるように感じています。なので、ゴールデンタイムに入る前にポイントを絞り、時間になったら徹底的に自分を信じて撃つ。これが、最近のパターンです。ルアーが良いルアーであることは大前提で、信頼できるものでなければメンタルも続きません。

それ以外に、自然に逆らわないようにすること、自然を体で感じることが大切と感じています。風や波といった条件に逆らわない、体で潮と砂の状態を感じる、海面の違いを察知する、などなど。
ルアーを泳がせて感じることも多いです。
ここで釣りをしたい、とかではなく、今はこういう状況だから、ここでこういうプラグを使うなどなど、いちいちに理由づけするだけで、釣果は全然変わってくるようです。前回釣れた場所が、全然良さそうではなくなっていることも多く、どこに行っても、その時々で何となく良さげな場所を探し当てる能力を高めるのが大事と感じます。
海の状況を把握することすら困難な条件の悪い日は、無理していくよりは家で寝てた方が良いかも、と思うこともあります。
山がガスっている時に登っても良い景色は見れないのと同じで、条件が悪い時、釣りたいからといって海に行っても、良い思いはできないことが多そうです。

今回の釣行も、わずかな変化をみつけて狙えたことが釣果に繋がり、貴重な経験となりました。釣れたではなく、釣ったと思える釣りはやはり嬉しいです。
大型を目指し、センスを養っていきたいたいと思います。



ついに、スピンドリフトがタックルボックスのメンバーから抜けました。
最近お気に入りのプラグと飛距離がほぼ変わらないことが判明したためです。逆風の条件下では違うと思っていたのですが、先日テストしたところ大きく変わらないことがわかりました。スピンドリフトに助けられたことも多々ありますが、これにてしばらく様子見です。スピンドリフトを置いて、お気に入りを二本タックルボックスに入れておきます。それから、トップも二本…。