竿の修理 | ひろ の 記録 - スローピッチな釣り と 登山 と 音楽 -

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Camera
NIKON
AF-S DX NIKKOR 18-105mm f/3.5-5.6G ED VR
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

前回記事を書いた頃から魚が全然釣れず、12月後半〜2月の厳しさを感じました。

2月からは花粉症にも悩まされ、数える程しか釣りに行けず、釣れた魚はといえば フッコ 1、ソゲ1、ヒラメ1、チヌ3 くらいでした。

秋にはよく釣れたフラットも、厳しかったです。
あとで考えてみると、大型のヒラメが釣れたのは、ハイシーズンの終わりを意味していたような気がしました。




荒れた日の某所にて。チヌ 40センチ程。
波が高く、濁りが強い日。
ハダカエソパターン??


なんとかソゲ。


某河口にて。43センチ程のチヌ。大潮満潮上げ止まり直前。


少し遠出して。
K2F142 T2 プロモーショントレイル。レンジを少し下げて何とかヒラメサイズ。


コノシロの大群の中から何とかフッコ。
かなり手前でのヒット。
こちらもK2F142 T2 チャートバック



チヌ 54センチ程。2.80kg。
某河口にて。
波高く濁り強い日。大潮満潮上げ止まり直前。


最後のチヌの胃袋の中にはバキバキになったモクズガニが丸ごと入っており、チヌの顎の力の強さを再認識しました。また他の小魚などは入っておらず、チヌの雑食性、貪欲さ?を感じました。

『年無し』チヌという言葉を教えていただきました。調べたところによると、チヌは年無しと言われる50センチを越えるまでに10年以上は生きているそうです。
10年前といえば、自分が就職した頃なのか、なんて考えると、また更にチヌの命の尊さを感じました。生物にとって、時間の感覚が違うとすれば、チヌにとってはより長い時間なのかもしれません。スズキは比較的成長が早いようですが、チヌの成長は遅いようです。鱗をとってから、チヌに感謝の気持ちを込めて魚拓をとっておけばよかった、と思いました。


今回は完璧に神経締めが決まりました。クロダイは神経締めをした直後、一旦全体が白っぽくなります。な目の上からアイスピックを挿して脳を破壊し、そこからワイヤーを入れると痙攣します。これで成功。

チヌは昆布締めと、鯛めしにしてみました。




チヌは普通の刺身より昆布締めが美味しいと感じます。しかし、しめ方が若干違っていたことが判明。神経締めをしたため、思ったよりも熟成も進んでいなかった。もう少し寝かせれば良かったような気がしました。
鯛めしは、鱗や小骨が混入しやすいですが、やはり美味しかったです。


最近は少しずつ海の中が賑やかになってきているようなので、また行ってみたいと思います。
来月からは少しずつ船も再開したいです。



先日、ツインパワーSWをメンテナンスに出しました(リールの故障、水没、砂混入のため)。混む時期のようで、いつ返ってくるかわかりませんが調子良くなって戻ってきて欲しいです。


ついでに前から気になっていたロッドのグリップエンドを修理。



コルク部が深めに割れてしまったため、その手前の割れがない部分までコルクをカット。


コルクを取り除き、そこにグリップエンドを取り付けます。
ブランクの太さが若干合わない場合は、テープをブランクに巻きつけて軸を太くてしあわせ、ブランクの端を糸鋸で少しカットしてエンドキャップがジャストで入るように調節します。
ブランクを切りたくなければ別のパーツを使い調節するという手もあります。


キャップの内側に二液性のボンドを塗布し、接着。


コルクのグリップとエンドキャップの接続部に段差がなくなるよう、ヤスリであらかじめ調節しました。


初めてやった割には綺麗にでき、満足です。
費用は2千円程度でした。ボンドが1000円近くしたと思うので、パーツだけであれば1000円そこそこでできます。

グリップエンドは案外重要で、壊れていると服にひっかかったりして使いにくいです。今回、従来の材質より強度のあるものに変更できたため、これから安心して使えそうです。

ショップでは、ダイコーの竿は大切にした方が良いですね、と言われました。
前使っていたアルテサーノキャスティシアも良かったですが、このフェルザスレガーロも、かなり良い竿で信頼しています。スペアが欲しいくらいですが、今だに安くて状態の良い中古はなかなか見つかりません。



今年もマイペースにやっていきたいと思います。