32本目(6月13日鑑賞)


X-MENよ、どこへ行く。

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X-MEN:フューチャー&パスト


監督:ブライアン・シンガー

脚本:サイモン・キンバーグ

出演:ヒュー・ジャックマン/ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー/ジェニファー・ローレンス/ニコラス・ホルト/ハル・ベイリー/エレン・ペイジ/ショーン・アシュモア/ダニエル・クドモア/オマール・シー/ファン・ビンビン/ブーブー・スチュワート/アダム・カント/ルーカス・ティル/エヴァン・ジョニクカイト/エヴァン・ピーターズ/ジョシュ・ヘルマン/ピーター・ディンクレイジ/イアン・マッケラン/パトリック・スチュワート


人類がミュータント殲滅のために作ったセンチネルが暴走し、人間をも攻撃。その圧倒的な攻撃力の前に、2023年、人類は絶滅の危機に瀕していた。ミュータントの2大勢力のリーダー・プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)とマグニート(イアン・マッケラン)はそれを阻止せんがために手を組む。

彼らの計画は、時空を移動するキティ(エレン・ペイジ)の能力を使ってウルヴァリン(ヒュー・ジャックマンの魂をセンチネル開発前の時代へ送り、若き日のプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)、マグニート(マイケル・ファスベンダー)と共にセンチネル開発を阻止するもの。そのカギを握っているのがミスティーク(ジェニファー・ローレンス)だった。


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ウルヴァリンのツメはチタニウムになる前。


最新作はなかなか好評。なかなか時間が取れず、ようやく鑑賞。

難解そうだけど、意外とシンプル。過去作未見でも大丈夫…だけど、いろんな過去作からネタが飛んでくる。知らないよりも知ってる方がいい。「最低観ておいた方がいい作品」?…「ウルヴァリンSAMURAI 」以外全部、かな。(笑)


本作、現在と過去は、やや過去パートの方に重心。ファースト・ジェネレーションの成功で、シリーズに新しい風。マカヴォイ、ファスベンダーのコンビがいい。チャールズ時代のプロフェッサー、とても人間らしくてかわいい。マグニートはエリック時代からマグニート。


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人間味あふれるチャールズでした。


寝てるウルヴァリン、意識は別の世界へ、そこへ敵が接近してきて…寝てるのがキアヌだったら「マトリックス」。過去と現在、同時進行なのも類似。アイデア的には新しくはなかったかな。


贅沢なくらいのオールスターキャスト。マカヴォイ、ファスベンダー、ヒュー、ジェニファー、マッケラン、スチュワートらがメイン。ハル・ベリーは広告ほどは出ていない。

エレン・ペイジ、ニコラス・ホルトら、他作で主役張ってて、本作も大活躍の面々…広告上控えめなのはもったいない。「最強のふたり 」のオマール・シーも出演しているというのに控えめ。

あの人とあの人が出てきたのは嬉しかったが、意図的に伏せてるみたいなので、ここでも内緒。


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ジェニファーに初めて萌えたという…。


今やアカデミー授賞式の常連となったジェニファー。実はhiro、「世界にひとつのプレイブック 」でも、「アメリカン・ハッスル 」でも、彼女に萌えられなかった。「ハンガーゲーム 」でもそうだから、単に監督の問題ではないのだろう。本作、初めてジェニファーが可愛いと思えた。よりによってあのメイクで萌えなくても…とは思ったけど。(笑)…あれ?…そういえば「XMEN ファースト・ジェネレーション」も同じだ。もっと単純に、「慣れた」ということか…?


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今やファスベンダーのはまり役。


オールスター出演が話題の本作。「アベンジャーズ系」という新ジャンルができたもよう。つまりは、お祭り。お祭りは賑やかだけど、一人一人が薄くなる。お祭りゆえの大味感は否めない。「アベンジャーズ 」における「アイアンマン 」や「キャプテンアメリカ 」、「マイティ・ソー 」のピン作品。それぞれが面白かったりした。そうした展開を今後に望む。福島リラの投入も望む。


シリーズ映画の「掟破り」であるパラレル・ワールド。本作でXMENシリーズで語られてきた「未来」はすべて書き換えられた。これからの展開は自由自在。XMENはどこへ行く?



hiroでした。



お約束のエンドロール後のおまけあり。なので、この一文も最後に配置。(笑)

謎の男登場。エリックかと思いきや、彼には動かせないものを動かしてる。新たなる敵?

何でもありのパラレルワールド。心の準備を怠るな!



脚本6 映像7 音響7 配役7 他(シリーズ構成)6

33/50