東大寺別当、筒井寛昭(かんしょう)氏の心に響く言葉より…
「和」というのは、
互いを大切にし、
ところが、人との付き合いが複雑になっているからでしょうか。
自分と違う考えに出会うと、
なかには、ある一定の価値観だけを擦り込まれ、
そんな人は往々にして、良くいえば一本気、
やはり、いろいろな人の考え方に耳を傾け、
もちろん、
まずは他人の意見に耳を傾けることから始めてみましょう。
人の価値観は、親や兄弟、学校の先生や先輩など、
論語に「和して同ぜず」という言葉があります。
これは優れた人は周囲と協調しても、主体性を失わず、
いろいろな意見があって、みんなでそれを言い合うから、
もし、ひとつの意見に偏ってしまったのでは、
そんな事態を招かぬよう「和して同ぜず」
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論語の中にこんな言葉がある。
《子曰わく、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。》(
先師が言われた。
「君子は誰とも仲良くするが、強いて調子を合わせたりしない。
小人は誰とも調子を合わせるが、心から仲良くしない」
「和して同ぜず」の人は、人と協調はするが、
自律している人であり、自尊心を持っている人。
いつもにこやかにしていて、人の話をしっかり聞いてくれる。
しかし、いざ意見を言うときには、穏やかに自分の意見を伝える。
卑怯なことをしない人でもある。
また、「同じて和せず」の人は、
依存心の強い、自尊心を持っていない人。
卑怯(ひきょう)な人と言っていい。
「和して同ぜず」の人をめざしたい。
あなたを幸せに導く仏様からのアドバイス (今を生きるシリーズ)
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