柳平彬(さかん)氏の心に響く言葉より…

 

 

「芸術は爆発だ」という言葉を遺して88歳で亡くなられた岡本太郎氏が生前何度も行ったことのある八ヶ岳蓼科(たてしな)山麓に、尖石(とがりいし)縄文考古館があります。

 

この考古館には、日本最古の国宝として指定された縄文土偶、縄文のビーナスがありますが、その周りに展示されている縄文中期の土器の量の多さに驚かされます。

 

この縄文中期というのは、今から5500年前、日本の文化が初めて栄えた時代です。

 

 

岡本太郎氏は、日本の最初のオリジナリティ、独創力は、縄文中期の文化の中にあると言っています。

 

その当時の縄文土器について、「日本で、しかも、自分たちの生活の中から生まれた生活者の激しさと力強さがあり、純粋である。今、瞬間瞬間に失いつつある人間の根源的な情熱を呼び覚ます、日本民族の生命力を感じる。そして、一つとして同じものがない」と言って、和の原点である縄文の心とそのオリジナリティを高く評価しています。 

 

 

この縄文の心が日本人の企業家的マインド、企業家精神の原点となっているのです。

 

日本人の血の中に脈々と流れているこの縄文の心が原点となって、我々はやる気を起こしているのです。

 

 

さて、この企業家精神は、今どうなっているのでしょうか。 

 

現在の日本では、自営業がどんどん減っています。

 

そして、企業家的発想や心の持ち方、心構えの体験を積む機会がなくなってきているのです。

 

 

企業家精神が日本社会から急速に失われているのです。 

 

その企業家精神の喪失の原因の一つに、偏差値中心の教育と人づくりがあるといえます。

 

偏差値教育の弊害は、チャレンジ精神の喪失となって現れているのです。 

 

 

例えば、偏差値教育では、良い成績をとればよいのであり、どれだけ有益なことを学んだかは、 直接関係なくなる傾向にあるのです。

 

偏差値と言う点数の枠の中で自分の位置づけをするため、それ以上のリスクは取らない人材を潜在的に育てることになります。 

 

そのためにも、サラリーマン的発想や官僚的な経営スタイルを持った企業人ではなく、企業家精神を持ったリーダーの育成、さらにはやる気のある事業家が自分の持つポテンシャルを十分に 発揮できる社会の仕組みをできるだけ早く作らなければならないと思います。

 

 

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谷中修吾氏は縄文型と弥生型の経営の違いについてこう述べている。

 

 

縄文経営は、直感的に動くが、弥生経営は、ビジネスプランを作って計画的に動く。

 

それは、弥生時代から管理経営の原型である定住型の「稲作」が始まったからだ。

 

 

縄文時代は多くの人たちと協調的でなければ生き延びられなかった。

 

しかし、弥生時代は競合他社(他の村)との差別化が重視され、比較優位を築くことに専念した。

 

 

また、縄文時代は、誰もが常に新しい価値観を創造する風土が重視されたが、弥生時代はルールに従って正確に業務を遂行する能力が重んじられた。

 

 

以上(最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則/日本経済新聞)より

 

 

 

縄文時代は、約1.2万年前から約3000年前までの時代をいう。

 

また、弥生時代は、約3000年前から約1800年頃までの時代をいう。

 

 

縄文時代は、狩猟・採集生活が主だった。

 

誰もが、生き延びるために、創造力や、挑戦心、冒険心、バイタリティ、が必要だった。

 

つまり、一人ひとりに企業家精神が不可欠だったのだ。

 

 

弥生時代から稲作が始まり、定住型の管理型経営が始まった。

 

それが何千年と続いたが、ここにきて、考え方が大きく変わりつつある。

 

それは、副業解禁、リモートワーク、終身雇用の崩壊等、管理型経営の行き詰まりが表面化してきたことでもわかる。

 

そこで、見直されてきたのが、縄文型経営だ。

 

 

 

現代は、VUCA(ブーカ)の時代だと言われる。

 

VUCAとは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉だ。

 

つまり、まったく先の見えない、予測のつかない時代だということ。

 

 

この20年、日本が世界に遅れてしまったのは、デジタルシフトへの移行ができなかったこともあるが、このVUCAに対応できなかったことも大きな要因だ。

 

つまり、前例踏襲とか、合議制、あるいは、失敗を恐れて挑戦しないといった、アントレプレナーシップが発揮されない経営だ。

 

先の見えない時代には、リスクを恐れない企業家精神がなければあっという間に倒産してしまう。

 

 

「企業家精神の原点は縄文にあり」

 

弥生型から縄文型へ意識を転換できる人でありたい。

 

 

 

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小林正観さんの心に響く言葉より…

 

 

人間は、神によってたった1つの義務を与えられました。 

 

それは生まれ変わること。

 

これが唯一の義務。

 

 

これに対して唯一の権利、ほかの動物には与えられていないたった1つの権利。

 

これは感謝ができることでした。 

 

ですから、せっかく動物として、生物として、1種類だけ、神によって「感謝」をいただいたのですから、感謝というアイテムを、道具をたくさん使いこなしたほうが、人生をより豊かなものにしてくれると思います。

 

 

感謝することは、実は権利なのです。 

 

義務の話に戻ると、私たちは、いろんなものを自分の意志として、自分のシナリオに書き込みました。 

 

ですから、それらいろんな出来事が起きていることを一喜一憂せず、ああだこうだ言わず、評価評論せず、淡々と笑顔でこなしていく。

 

これに尽きます。 

 

 

ああじゃ、こうじゃと言わないこと。

 

不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句 を言わないこと。

 

そういうことを、ああじゃ、こうじゃ言わないで、ただ淡々と黙々とこなしていくこと。

 

それに尽きるのです。 

 

 

努力や頑張りはいりません。

 

努力や頑張りをする人ほど、もしかすると愚痴や泣き言が多いのかもしれません。

 

 

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我々は、この世に生まれるときに、自分の人生シナリオを書いてきたという。

 

舞台で言うなら、脚本を書いたのも自分なら、それを演じるのも自分。

 

いつも会う人が自分とは天敵のような嫌な人であろうと、それは自分が書いた脚本。

 

そこに登場する意味がある。

 

 

生まれたときよりも少しでもましな人間になってこの世を去ることが、この世に生まれてきた目的。

 

誰もが、そのためのシナリオを書いている。

 

 

嫌な人と会うこと、病気や、事故や、失敗や、恥をかいたこと・・

 

そんな様々な出来事があったとき、ニコッと笑ってそれに感謝できるかどうか、というシナリオを自分で書いてきた。

 

 

「いろんな出来事が起きていることを一喜一憂せず、ああだこうだ言わず、評価評論せず、淡々と笑顔でこなしていく」

 

ああじゃ、こうじゃと言わないこと。

 

不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句 を言わないこと。

 

 

目の前に起こる様々な出来事に対して・・・

 

淡々と黙々とこなしていくことができる人でありたい。

 

 

 

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明治大学教授、齋藤孝氏の心に響く言葉より…

 

 

 

人生の後半生、そこで提案したいのは、「深み軸(じく)」という自分なりの尺度を持つことです。

 

新しい知識や情報を得たとき、それが深いか浅いかという視点で捉える。

 

仕事に役立つとか笑えるとかは別。

 

まだまだ掘り下げられそうかという観点で捉え直すわけです。

 

 

「深み軸」は、けっして数値化して計測できるものでも、他人と比較するものでもありません。

 

あくまでも主観的なもので、だからこそそこに楽しみを見出せるわけです。

 

できるだけ深みのある表現を知りたい、深みのある人と出会いたい、それによって深みのある人生を生きたい。

 

これを基準にすれば、世の中に対する見方が変わるのではないでしょうか。

 

 

例えば、1枚の絵を見たとします。

 

もともと絵画のことはよくわからなくても、画家のプロフィールやその作品が描かれた背景などを知って俄然興味が湧く、ということはよくあります。

 

そこから、同じ画家の別の作品とか、同時代の作品などに好奇心を広げるのが「深み軸」です。

 

さらに画集を買ってみよう、解説書を読んでみよう、レプリカを自室に飾ってみようなどと思うようになるかもしれません。

 

その意識さえ持っていれば、些細なきっかけから深みにハマる可能性はいくらでもあるわけです

 

 

むしろ私は、「深み軸」こそ人生後半の最大の指針になるとさえ思っています。

 

人生とは結局、世の中の深みを味わうためにある、という境地に達したとしたら、それは幸福な人生と言えるのではないでしょうか。

 

 

特に昨今の中高年の中には、定年退職後の長い時間をどう過ごすかについて、不安に思っている方が少なくないようです。

 

できれば再就職したいが、採用されるとはかぎらない。

 

周囲に気軽に話せる友人もいない。

 

日がな一日、何もせずに過ぎていく日々というのは、想像しただけでも辛そうです。

 

 

しかし「深み軸」があれば大丈夫。

 

思いつくままに、自分のペースで深掘りしてみればいいのです。

 

仕事や人間関係に煩わされない分、1人で沈潜しやすいとも言えます。

 

 

世の中に深みは無数にあるので、少なくとも退屈することはありません。

 

そう考えれば、人生後半を恐れる必要はなくなるはずです。

 

 

「深みのある人」がやっていること (朝日新書)

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深みのある人の言葉には、なんともいえない味がある。

 

心にじーんとしみこむ、しみじみとした余韻が残るからだ。

 

 

たとえば、樹木希林さんの言葉。(本書より)

 

 

「あのね、年をとるっていうのは本当に面白いもの。

 

年をとるっていうのは絶対に面白い現象がいっぱいあるのよ。

 

だから、若い時には当たり前にできていたものが、できなくなること、一つずつを面白がってほしいのよ。」

 

 

 

「私は『なんで夫と別れないの』とよく聞かれますが、私にとってはありがたい存在です。

 

ありがたいというのは漢字で書くと『有難い』、難が有る、と書きます。

 

人がなぜ生まれたかと言えば、いろんな難を受けながら成熟していくためなんじゃないでしょうか。」

 

 

人生の後半生、「深み軸」という自分の尺度を持てる人でありたい。

 

 

 

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リンクトイン共同創業者、リード・ホフマン氏の心に響く言葉より…

 

 

 

世界で一流の人材は、世界で一流の人々とのつながりを築いている。 

 

頭脳や戦略がどれほど冴えていても、1人きりではいつまでも勝てない。

 

スポーツ選手は監督やトレーナーを、神童は親や先生を、映画監督はプロデューサーや俳優を、政治家は献金者 や参謀を、科学者は実験助手や相談相手をそれぞれ必要とする。 

 

スティーブ・ジョブズだって、スティーブ・ウォズニアックを必要とした。 

 

 

もうおわかりだろう。

 

私たちはキャリアを築くうえで一緒に取り組む誰かを必要としている。 

 

実際、たった1人でスタートアップを立ち上げる例はごく稀だ。

 

起業家のあいだでは「有能なチームを築くことが何よりも重要だ」と意見が一致している。

 

 

またカリスマ性のある創業者は、他の逸材を仲間に引き入れる求心力を持っている。

 

マイク ロシステムズの共同創業者であるヴィノッド・コースラは、「どんなチームを築くかでその会社の良し悪しは決まる」と述べた。 

 

マーク・ザッカーバーグも同じ考えで、職務時間の半分を人材採用に充てているという。 

 

 

だから、ベンチャー・キャピタリストの私たちは、ずば抜けた人々を支援する。

 

逸材は逸材を呼ぶと知っているからだ。 

 

ずば抜けた起業家は、ずば抜けた同志を雇うことができる。

 

 

リーダーの役割において、採用以外は瑣末な仕事と言っても過言ではない。 

 

起業家が休みなく逸材探しに努めているのと同じく、あなたも、人生というスタートアップ を助け合える人とのつながりづくりに力を入れるとよいだろう。

 

当然、起業家と違って部下を たくさん雇うわけではない。

 

そうではなく、ともに成長していける多彩な仲間や助言者を集めるべきなのである。 

 

こうしたつながりを大切にできれば、自分のキャリアにプラスになるだけでなく、その人た ちのキャリアにもプラスの影響を与えられる。

 

時間が積み重なるとともに、チャンスが広がっ ていくだろう。 

 

 

どの組織に属しているか、どれくらいの地位にいるかにかかわらず、人脈は大きな意味を持 つ。

 

なぜなら、どの仕事もみな突き詰めれば人と人との関係に行き着くからだ。

 

対面であれ、 オンラインであれ、経験を共有することがすべてだ。 

 

 

「カンパニー」の語源は「パンを分かち合う」という意味のラテン語である。

 

スタンフォード大学の名誉教授で組織行動論を専門とするジェフリー・フェファーは、「昇進するためには、 仕事の能力よりも上司との良好で近しい関係のほうが重要だ」というデータや実例を集めた。 

 

これは社内政治や無責任な忖度ではない(残念ながら例外もあるが)。

 

たとえ多少スキル面で不足があったとしても、周りと良好な関係を築くことがチームに貢献するのだ。 

 

 

キャリアにおける重要な転機は、しばしば自分と他人のつながりによってもたらされる。 

 

私は大学でピーター・ティールと出会い、やがて彼は知的な議論を楽しむうえで欠かせない存在になった。

 

この友情のおかげで、私はティールがイーロン・マスクと共同で創業したペイパルに加わった。

 

長年の友人関係がなかったら、彼が電話1本で私に人生の転機につながるチャンスを届けてくれることは、決してなかっただろう。

 

そして、ペイパルで働いていなかったら、リンクトインを起業する上で必要なスキル、経営資源、人的資本は得られなかったかもしれない。 

 

 

またフェイスブックが創業資金を調達する際に、私はティールにマーク・ザッカーバーグを 紹介したのだが、これもまた友人だからである。

 

その後のティールのフェイスブックへの出資 は、ベンチャー企業への投資の歴史に残るものになり、彼は卓越した投資家としての名声を確かなものにした。

 

 

プロフェッショナルなネットワーク内では、互いにヒト・モノ・カネを融通し、助け合うのだ。 

 

自分の人柄や将来性も、誰と付き合うかで決まる。

 

考え方や行動は伝染するからだ。

 

 

その意味でも人間関係は大きな意味を持つ。 

 

私たちはともすれば、友人の感情に影響され、相手の振る舞いを真似、その価値観に染まっていく。

 

友人たちが仕事を確実にやりとげるタイプなら、あなたもきっとそうなるだろう。 

 

 

だから自分が成長するうえで最も大切な原則としてこれだけはぜひ忘れないでほしい。

 

「こうなりたい」と思う相手と付き合うのが、自分を変える何よりの王道である。

 

 

スタートアップ的人生(キャリア)戦略』news picksパブリッシング

スタートアップ的人生(キャリア)戦略

 

 

 

 

 

 

お釈迦様は「人生で最も大切なことは良き仲間を得ること」だといった。

 

どこへ行くかというより、「誰と一緒に行くか」。

 

何を食べるのかというより、「誰と一緒に食べるのか」。

 

 

人生の究極の目的や楽しみは、同じ方向、同じ価値観をもった友がいるかどうかだ、とお釈迦さまは言った。

 

これは会社でも、人生でもまったく同じ。

 

 

「自分の人柄や将来性も、誰と付き合うかで決まる」

 

そして、「リーダーの役割において、採用以外は瑣末な仕事と言っても過言ではない」とまでいう。

 

これは、リーダーでなくても、誰においても言えること。

 

 

人生においては、「誰と付き合うか」が最も大事。

 

 

 

スタートアップ的人生(キャリア)戦略

 

 

 

 

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ナポレオン・ヒル氏の心に響く言葉より…

 

 

《楽しいことや嬉しいことを、毎日数分間、想像する》 

 

(悪いことや嫌なことを心配するのではなく、明日、来週、来月、来年に起こり得る楽しいことや嬉しいことを、毎日数分でいいから時間を割いて想像しなさい。) 

 

 

 

積極思考は心の習慣である。その習慣を身につければ、成功を収める確率を高めることができる。

 

その反対に、その習慣を身につけず、悲観論に取りつかれ、自分を失敗に追い込むこともできる。

 

あなたはどちらを選ぶか? 

 

 

積極思考は、好感の持てる性格の最も重要な要素の一つである。

 

しかし、好感の持てる性格を形成するのはそれだけではなく、ユーモアのセンス、希望に満ちた心、恐怖心を克服する力、満足、柔軟性、情熱、決断力なども重要な要素である。 

 

将来、自分にふりかかるかもしれない悪いことや嫌なことを心配するのではなく、明日、来週、来月、来年に起こり得る楽しいことや嬉しいことを、毎日数分でいいから時間を割いて想像し、それらを列挙してみるとよい。 

 

 

楽しいことや嬉しいことを考えると、それを現実化する計画を練ることになる。

 

そうすることによって、積極思考を習慣化していくのだ。 

 

 

悲観的な心の姿勢を持ちながら、偉大な指導者になったり、成功を収めたりした人は一人もいない。

 

そのような人が指導者の立場に立って人々に一体、何を説くというのか。

 

絶望や挫折を説くのだろうか。 

 

 

南北戦争のさなかの陰鬱(いんうつ)な日々に、両軍の指導者であったエイブラハム・リンカーンとロバート・リーは、未来が明るいことを信じ、人々に希望を持たせた。 

 

フランクリン・ルーズベルトの天性の積極思考は、大恐慌にあえぐ国民にとって新しい希望の灯火となった。 

 

 

性質が似た者同士は互いに引きつけ合う。

 

成功が成功を引きつけるように、積極的思考家は積極的思考家と交わる傾向がある。

 

その反対に、消極的思考家は悲観的な心の姿勢がマイナス要素をどんどん引き寄せ て、何かを言ったりしたりしなくても、心配や問題を次々と生み出してしまうのだ。 

 

 

積極思考は、健全かつ平静で満ち足りた心を意味する。

 

したがって、積極的思考家それ自体が一種の成功者であるといえる。

 

どれほど大金持ちであっても、いつも悲観論に取りつかれて潰瘍を患うようであれば、 失敗者である。

 

 

ただし、何もせずに未来が自ずと開けていくというような、非現実的な信念を持つことは積極思考ではない。

 

それは愚か者だけが抱く幻想である。

 

積極思考とは、先を見とおして、健全な判断に基づいて、とるべき行動を決定することによって物事を切り開く、確固たる信念のことである。 

 

 

あなたが目指すべきは真の積極的思考家である。

 

堂々と未来と向き合い、未来を分析し、明晰な判断力でさまざまな要素を天秤にかけなさい。

 

そして、自分が望んだとおりに事が運ぶように行動を起こすのだ。

 

 

 

私たちは成功者に何を学ぶべきか』きこ書房

私たちは成功者に何を学ぶべきか

 

 

 

 

 

 

哲人、中村天風師は、「良いも悪いも、心の想いが人生を創る」といい、「積極思考」を説いた。

 

「積極思考」とは、どんな時も颯爽溌剌(さっそうはつらつ)として、積極的な言葉、つまり、人の気持ちを明るくするような言葉、勇気ある言葉、喜びを多く与える言葉を使うこと。

 

「“暑いなあ、やりきれないなあ”と思ったなら、“暑いなあ”のあとにもっと積極的なことをいったらよいではないか。

 

“暑いなあ、余計元気が出るなあ”、と」(ほんとうの心の力・中村天風/PHP研究所)より

 

 

自分の言葉は、自分が一番聞いている。

 

だからこそ、常に、積極的な言葉を多く使う習慣を身につけること。

 

 

事実は一つだが、物の見方や考え方はいくつもある。

 

常に物事を、明るく積極的に見ること…

 

「積極思考で生きる人」でありたい。

 

 

 

私たちは成功者に何を学ぶべきか

 

 

 

 

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