ソウルの路地裏のぞいてみれば -78ページ目

江原道 春川(チュンチョン)への旅(4) ハルリム大学

ここで彼女たちの職場、ハルリム大学について紹介したい。


ハルリム大学は春川にある私立大学で、7学部と付属病院を有する総合大学だ。


彼女たちはこの大学の卒業生で、卒業後そのまま母校に就職した。現在は創業支援センター勤務で、産学連携や大学発ベンチャー関連の仕事をしている。


大学は広大な敷地にきれいな建物が整然と並び、裕福な私立大学という印象を受ける。


圧巻は中央図書館だ。


ギリシャ彫刻が入口に立ち、厳かな雰囲気を醸し出している。


この図書館は、同大学のホームページの表紙も飾っている。



↓ハルリム大学のホームページ

http://www.hallym.ac.kr/index.php




江原道は韓国では“田舎”で、彼女たちのように卒業後、地元に残る卒業生は珍しいそうだ。


特に春川はソウルまで2時間で出られるため、みんなソウルでの就職を目指すという。



韓国の人口は4950万人だが、江原道は道全体でわずかに人口150万人。春川は25万人しかいない。


韓国で最も人口密度の低い道で、僕の住んでいる北海道と置かれている状況が似ている。



そんな田舎の代名詞のようなこの地方が、冬ソナの影響で、日本の奥様たちの“聖地”になった。


あのブームからもう6年も経ったにもかかわらず、ロケ地を訪れる観光客は一向に衰えていないのである。


江原道 春川(チュンチョン)への旅(3) タッカルビ

これがトンナムチップのタッカルビだ。



ソウルの路地裏のぞいてみれば


大きな鉄鍋にタッカルビとキャベツが生のまま山盛りに盛りつけられ、その上にコチュジャンが乗っている。


それを強力な炭火で、肉に火が通り、キャベツがしんなりするまで炒めていく。


その味は、






絶品であるアップ







シメはご飯を入れて、タッカルビチャーハンに。


その味は、






これまた絶品であるアップクラッカー







そしてさらに、タッカルビを食べたら必ず注文するものがある。


それが、




ソウルの路地裏のぞいてみれば

マッククス。



冷麺に似ているが、冷麺より麺もタレもコクがある。



はっきり言って、





これがさらに絶品なのだアップクラッカーロケット






最高の昼食だった。




地元の人の間では話題の、でも山奥で旅行者が行くには難しいレストラン。



得難い体験をすることができたのだった。





江原道 春川(チュンチョン)への旅(2) トンナムチップ

秋の週末、道路は春川へ向かう車の列で渋滞していた。


12時45分、予定より少し遅れて、バスは春川の市外バスターミナルに到着した。


ターミナルには僕の友達、ユ・ヒョンジュとキム・ウンスが迎えに来てくれていた。


ちょうどお昼時。食事はやっぱりタッカルビをおいて他には考えられない。


春川はタッカルビの本場なのだ。




一般的な旅行者の方は、春川でタッカルビを食べるなら、市内中心部の「タッカルビ横丁」へ行かれるだろう。


ガイドブックにも載っている、有名な横丁である。


しかし彼女たちは、車で30分ほど走った山奥の、地元の人ならではの名店に連れて行ってくれた。


それが「トンナムチップ」である。



ソウルの路地裏のぞいてみれば


ソウルの路地裏のぞいてみれば


ソウルの路地裏のぞいてみれば

写真は同店のホームページから転載。




こんな山奥のレストランなのだが、土曜のお昼、30分待ちの行列ができていた。


みんな車で乗り付けてくるのだ。


そのほとんどが大人数の家族連れだ。



当日は天気がよく、森のみどりとログハウス調の店の姿がマッチしてとてもきれいだった。


屋外のベンチで待つこと30分、いよいよ本場のタッカルビを食べる時が来た。

江原道 春川(チュンチョン)への旅(1) 東ソウルターミナル

2008年10月、僕は江原道(カンウォンド)春川へ一人旅に出かけた。


その年の6月に、春川にあるハルリム大学に務める女の子たちと知り合いになり、彼女たちを訪ねて行くことにしたのだ。


彼女たちは江原道の大学職員の研修旅行で、6月に札幌へ来た。僕は札幌側のアテンドを担当することになり、一日を一緒に彼女たちと過ごした。


春川は言わずと知れた「冬ソナ」のロケ地。ヨン様ファンの聖地である。


僕は別にヨン様ファンではないので、ロケ地めぐりに興味があるわけではない。知り合いでもいなければ春川に行く機会もない。だからいい機会だと思い、彼女たちを訪ねていくことにしたのである。




ソウルから春川まで行くには、汽車とバスがある。便数が多いのはバスだ。


今回は地下鉄2号線の江辺(カンピョン)駅の向かいにある、東ソウルバスターミナルから乗ることにした。


東ソウルバスターミナルから春川までは、ほぼ10分おきにバスが出ている。



ソウルの路地裏のぞいてみれば
↑東ソウル発、春川行きのチケット。7800ウォン。



春川はソウルの人々の間でも人気の行楽地だ。土曜ともなるとホームは人でごった返す。


ターミナルには朝9時に着いたのだが、取れたのは10時45分のチケットだった。


もっとも韓国のバスは、空きがあればごった返す人の波をかき分けて早い便に乗ることができる。


そのため人々は一便でも早いバスに乗ろうと、ホームに押し寄せる。


ホームでは運転手のおじさんが常に行き先と時間を大声で叫んでいる。


僕は特に急ぐ旅でもなかったので、時間どおりに乗車した。



春川までは約2時間の旅である。

少女隊 KOREA(下)

少女隊の「KOREA」は韓国でもヒットとなり、彼女たちは韓国でスターダムにのし上がっていく。



少女隊/少女隊
¥2,814
Amazon.co.jp






そして、伝説の1988年8月18日。





オリンピック関連のイベントに出演した少女隊は、「KOREA」を日本語で歌った。


当時の韓国では、公の場で日本語の曲を歌うことは禁止されており、さらにその模様がテレビで放送されたので、韓国国内は大騒ぎとなってしまった。




少女隊は、戦後初めて放送で日本語の歌を歌った歌手として、歴史にその名を残すこととなった。



またこれを機に、韓国の若者の間にJ-POPへの関心が高まり、日本文化開放へと社会を動かしていくことになる。




その後、少女隊は人気のピークを過ぎ、解散。人々の記憶からも消え去ってしまった。


しかし当時全盛だったアイドルブームとは一線を画し、世界へその活動領域を広げた先駆者的な存在として、音楽史の1ページを彩っている。



少女隊が日韓双方の社会に与えた影響は、まさに15年後の韓流ブームの源流と言えるだろう。




視聴はこちらから

http://listen.jp/store/album_0371000000349.htm