ソウル路地裏紀行 茶洞(タドン)編(下)
この地区は市庁のすぐ裏手にある。
サラリーマン御用達の飲食街である。
庶民的な料理屋さんから、くるくるポールが回る“スペシャルな”床屋
さん、そして同じく“スペシャルな”カラオケ
まで、ありとあらゆるお店が密集している。
↓高層ビルのすぐ足もとに、小さな路地が広がっている。
↑大都会の真ん中とは思えない昔ながらの路地。後ろには高層ビルが見える。
夜、この界隈を歩くと本当に楽しい。
仲間同士、焼酎を傾けながら焼肉をつつくサラリーマンのグループから、怪しい客引きのおじさんまで、さまざまな人々が肩を寄せ合いながら行き交う。
古き良きソウルの雰囲気を今に残す、貴重な路地である。
そんな路地が今、ソウルから消えつつある。
すでに教母文庫(キョボムンコ)裏の清進(チョンジン)地区では再開発計画のため、このような路地裏の店がすべて閉店、移転してしまった。
僕の行きつけだった清進地区のプルコギ食堂(1人前5000ウォン!)もなくなり、数年後には高層ビルが建つ計画という。
今回訪れた茶洞でも、路地の一部を地上げして、高層ビルの工事が進んでいた。
時代が進むにつれ、そして都市が発展するにつれ、古い街並みは新しい近代的な街並みに取って代わられていく。
それが経済の原理なのだから仕方ないのだが、この18年間ソウルの変遷を見続けてきた僕としては、どこか残念だ。
おしゃれな最新スポットが街の一つの顔なら、怪しげな売春宿ももう一つの街の顔なのだ。
それらがすべて合わさって、人間の営みは成り立つのではないだろうか。
ソウル路地裏紀行 茶洞(タドン)編(上)
ソウルは人口1000万人を超える大都会だ。韓国の人口は4800万人なので、その4分の1がソウル1都市に集中していることになる。
日本でも東京一極集中が問題となっているが、ソウルは東京以上の超過密都市なのである。
韓国のことをよく知らず、初めて韓国を訪れた人を案内すると、みんな必ずこう言う。
「ソウルがこんなに近代的な都会だとは思わなかった・・・・」
みんな潜在的に「日本が上=進んでいる、韓国が下=遅れている」という意識になっているのだ。
そんなことはない。韓国はGDP世界第12位。もう先進国と言ってもいいレベルなのだ。
ソウルには高層ビルが林立し、高級ブランドショップが軒を並べている。
東京となんら変わらないソウルだが、そんな大都会の真ん中のビルの谷間に、昔ながらの路地が今も数多く残されている。
今日ご紹介する茶洞(タドン)もその一つだ。
ロッテホテルから通りを渡り、清渓川(チョンゲチョン)に至る一帯は茶洞、武橋洞(ムギョドン)という町である。
ソウルのど真ん中のエリアにもかかわらず、小さな路地がいくつも残されている。
先日、妻と旅行した際、妻がエステに行っている間にこの町を散策してみた。
↑ソウル市中区庁が指定する「伝統ある飲食文化特化地区」に選ばれたことを祝う看板が作られていた。
(つづく)
ソウル SEXYバー潜入記(5)
お金もない僕たちは、カウンターでひたすらビールを飲むしかない![]()
おなかがタップン、タップンしたとしてもしょうがない。
韓国のバーで財布を気にせず飲もうとしたら、ビールしかないのだ・・・![]()
そのうち、一人の女の子に僕が話しかけた。
「きみ、もしよかったら一緒に飲まない?」
かわいい子は、あちこちお客さんに呼ばれている。
フリーの飛び込みで入った僕たちの誘いに乗ってくれるのは・・・・
うーん、
ま、いっか![]()
って子。
美術大学に通うAちゃん、21歳。
顔じゃないよ・・・スタイルじゃないよ・・・
大事なのはトークだよ![]()
悪友くんには悪いが、すべて韓国語で通し、すっかり今までのストレスを解消させてもらった。
二人でビール4本、女の子の飲み物を入れてお会計は2万ウォン(1,500円)ほど。
旅の最後に、一番まともなお遊びをしたのだった。
新村すばらしきかな。
(完)
ソウル SEXYバー潜入記(4)
ボックス席ではおじさんが一人、ウイスキーのボトルを入れて飲んでいる。
お店の女の子は、お客さんに呼ばれると席について一緒に飲む。
ここはつまり、日本でいう「ガールズバー」だ。
どの子もかわいいけど、お客さんはそれぞれお目当ての子がいるらしい。
女の子の数よりお客さんの方が多いから、女の子は席をかけ持ちだ。
女の子が他の席へ行っている間、おじさんは一人で放置プレイ![]()
黙ってまた女の子が帰ってくるまで待っている。
この点が、女の子が常に席についているキャバクラとの違いだ。
ここで韓国のバーの値段について説明しておこう。
韓国ではウイスキーはびっくりするくらい高い。基本的にショット売りはない。頼むときはすべてボトルだ。
(もちろん例外もある)
メニューを見ると、大抵「ウイスキーセット」というのがあり、ウイスキー1本につまみ(またはフルーツ)がセットになって10万~18万ウォンはする。
だから大人数で行ったら、セットを頼んでみんなで割り勘すればいいが、一人または二人ならとても高くつく。
その点、ビールなら安心だ。ビール1本(ふつうは小瓶)で5000ウォン前後だ。
僕は韓国のバーの相場を大体知っていたから、飛び込みでも入ることができた。
セクシーバーと言っても、いかがわしいことは一切なく、女の子が下着姿でいるだけのことだ。
女の子の手が空いていれば、一杯おごってあげると、一緒にお話をしてくれる。
ただそれだけのことなのである。
(つづく)
ソウル SEXYバー潜入記(3)
目指す店は新村・現代百貨店の裏手にあった。
この辺は飲食店・飲み屋さんが密集している。
「SEXY BAR」の看板が出ているビルの5階へと上がる。
店内は黒を基調とした落ち着いたクラブといった感じの内装だ。
そのたたずまいに、悪友くんがビビる。
「高そうじゃない?本当に大丈夫か?」
そんな悪友くんにはおかまいなく、僕は入り口にいた女の子に「2人」と告げて、中へと入って行った。
店にはレースのカーテンで仕切られたボックス席が5つと、カウンターがある。
そして、女の子は・・・・
全員がショートパンツにブラジャー姿![]()
![]()
ゆえにSEXYバーというのだ。
そして、みんな、
か、か、かわいい![]()
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
どの子もアイドル並みのかわいさなのである。
ボックス席も1つ空いていたのだが、とりあえずカウンターに座り、僕たちはビールを注文した。
韓国の代表的なビールCassである。
(つづく)

