ただいま~。いやー。ブログの更新ができなくなってしまって2週間も経ってしまいました…。

今月はじめの日記でも書きましたが、先月下旬から猛烈に忙しくなり始めて、

毎日朝九時から夜十時くらいまで仕事をしてましたあせる


僕は大学出て、新卒で今の会社に入ってもう丸8年になるんですが、

たぶん今までの社会人生活の中でも一番働いた一ヶ月だったんじゃないかな。

ストレスもたまりそうでしたけど何とか乗り越えました。

まだまだこれからやっておかないといけないことも多々あるんですけど頑張ってます。


そんな感じだったので、無類の音楽好きを自認していながら、

「心から音楽を楽しむゆとりなんてない」し、ましてや「レビューなんてとんでもない」って感じでした。


だから、前回6月4日にブログを書いてからは、PCを立ち上げることも少なく、自分のブログの

ページを開くことは一回もありませんでした。

そういうわけで、せっかく応援コメントをたくさん頂いていたのに今日までレスも返さず、

また、みんなのブログにも遊びにいけず…。ホンマごめんなさい。

コメントのお返事はこの記事書き終わったら、順次やっていきます。


けれども驚いたのはこんだけほったらかしにしてたのに、

ブログの訪問者ランキングの数字が、大きく下がってなかったこと。

今日、このページを書く前はもう「500位くらいまで下がってるのかなぁ」とか思ってたから。

正直、むちゃくちゃ順位が下がってたらもうブログやめようかなとか思ってましたねこへび


それだけ、毎日たくさんの方が覗きに来てくださってたんだと思うと、ありがたいのと同時に

申し訳ない気持ちもありました。

毎日来てくれてるのに「今日も更新なしかよむかっ」みたいに思われてたかもしれないですね。


ただ、先週までのクソ忙しい時期は少し越えて、気持ち的にも(少しだけですが)

余裕が出てきたので、もしかしたら(もしかしたらですけど)、これからは

ゆっくりと更新していけそうな気もするので、長い目で応援してやってください。


ちなみに、ここ3週間ほどCD屋にもいってなかったんですけど、こないだ久々に

行って、7枚もアルバム買いましたよー。

今回はヒッキー、アンジェラ、ネリー・ファータド、KiKi、KEANEなど…。

それぞれ一聴しましたけど「どれも素晴らしい!」と思いました。

ただ、レビューに関してはちょっと待ってくださいね。


そしてまだまだ買いたいCDもあるんですよ。こうやって音楽に気持ちが向かいつつあるのも、

心が落ち着いてきた証拠かな。


繰り返しになりますが、こんなブログにいつも来ていただいてありがとうございます。

そしてこれからもよろしくお願いいたしますわんわん

今回は、先月自分が聴いた曲の中からお気に入りの曲を発表する、

恒例の「ベストソング」発表をしたいと思います!

今回も木津健さんのブログの「参加型企画月間音楽BEST 2006年5月の巻」に

連動させていただいております。


楽曲部門

①CAN'T SLEEP,CAN'T EAT,I'M SICK/安室奈美恵

②抱いてセニョリータ/山下智久

③This Love/アンジェラ・アキ

④LOVE IS BUBBLE/BONNIE PINK

⑤Happy Wednesday/中谷美紀(「嫌われ松子の歌たち」より)

⑥美しき花/福山雅治

⑦明日に架かる橋/レミオロメン(アルバム「HORIZON」)

⑧SOS/Rihanna

⑨Sweeta Sweeta/SHARLENE

⑩Goodbye Alice In Wonderland/JEWEL

(選出理由)

安室ちゃんは久しぶりにノリのいい楽曲だったので、嬉しかったですね。

やっぱりこういう曲が似合います。ほんとにカッコイイし。

2位は意外と思われるかもしれないけど、こういう曲ってホンマ好きなんです。

まぁ、先日のMステでの口パク発覚はご愛嬌ということであせる

ちなみに修二と彰の「青春アミーゴ」も好きでした。

あと、3位のアンジェラはCMで流れてるのを聴いて好きになりましたね。

今月アルバムも出るようなのでチェックします。ちなみに2位と3位は5/31リリースながら、

こんなに高い位置にランクさせちゃいました。

4位と5位は話題の映画の主題歌と挿入歌が揃ってランクイン。センスがいいです。

8位のリアーナちゃんは4月に続いて、唯一の連続ランクイン。4月は1位でした。


アルバム部門

①SWEETA SWEETA/SHARLENE

②HORIZON/レミオロメン

③サントラ「嫌われ松子の歌たち」

Goodbye Alice In Wonderland/JEWEL

⑤Krystal meyers/Krystal meyers

(選出理由)

ここ数ヶ月、ひとつきにアルバムを十枚以上買っていましたが、

5月に買ったのは上記の5枚だけ。5月以前に買ったアルバムは

あんまり聴いてなかった気がするので、ランクに反映させませんでした。

SHARLENEはソカの新鋭アーティスト。夏向きのサウンドなんで、これから

あちこちで聴く機会が増えそうな気がします。ちょっぴりリアーナちゃんと

音楽性がかぶってます。レミオロメンは、安定したつくりの内容になってました。

冒険作の「明日に架かる橋」が一番好きです。

そして3位の「嫌われ松子」サントラ。これはホンマにオススメです。カエラ、AI、ボニピンは

もちろん、中谷美紀、和田アキ子など名曲のオンパレード。

聴いてて楽しい気分になれるアルバムでした。

キラキラ月間MVPアーティストキラキラ

安室奈美恵

今月はこの人しかいないかな。自分のやりたい音楽を突き詰めて、

ほんとに脂が乗ってるって感じがする。自信に満ちてるもんな~。ステキです。

安室奈美恵

おわりに。。。

5月は特にアルバムに関して、ぴんと来る作品が少なかった。

名も知らない人でも、「これは!」って思える人がこれまでは多かったのに

5月に関してはSHARLENEだけだった。


6月はどうなることやら。一番の注目はもちろん宇多田さんのアルバムですが

それ以外にも各所で話題の田中ロウマのデビュー曲や、アンジェラ・アキの1stアルバム、

そして前作がとても好きだったUKのロックバンドROOSTERや、インディア.アリー、

そして久々に傑作を期待したいネリー・ファータドなど注目作も割と多いんで

5月よりは満足度の高いものになりそうな気がします。


今回は趣向を変えて、洋楽の若手アーティストがディズニーソングの代表曲を

カヴァーしたオムニバスアルバムです。僕はディズニーの映画はあんまり

見た記憶もないし、ディズニーランドへも子供時代に一度行ったたきりというくらい、

ディズニーには詳しくもなんともないんですが、このアルバムはAshantiや

Usherなど、気になるR&Bアーティストをはじめ、’NSYNCやJessica Simpsonなど

アイドルまで幅広く収められていて、曲も楽しいものばかりなので結構楽しんで聴いてました。


アルバムは前回のサッカーワールドカップの公式テーマソング「BOOM」を歌ったことでも

話題になったアナスタシアによるアナスタシアによる「SOME DAY MY PRINCE WILL COME」

(いつか王子様が/「白雪姫」)でスタート。R&B調にアレンジされて、ボーカルも非常にソウルフルな

歌いまわしになっています。


他にもスウェーデン出身のアイドルグループがA★TEENSが歌うキラキラポップの「UNDER THE SEA」

(リトル・マーメイド)、フィル・コリンズも歌って大ヒットした「ターザン」のテーマソングを

アッシャーが歌う「YOU’LL BE IN MY HEART」(曲中で彼の笑い声を挿入してるんだけど、

歌の伸びやかさと違って、その声の軽薄さが結構笑える)、噛み締めるような歌い方が印象的な

アシャンティの「COLORS OF THE WIND」(「ポカホンタス」)、いかにもアイドルポップスといった

歌い方が特徴のアーロン・カーターによる元気な「I JUST CAN'T WAIT TO BE KING」(「ライオン・

キング」)などバラードからポップスまで、なじみやすい曲が並んでいます。


アルバムの中で好きなのは’N SYNCが歌う「WHEN YOU WISH UPON A STAR」(星に願い

を/「ピノキオ」)。全編をアカペラでしっとりと歌い上げ、聴いていると心が綺麗になるような

感じ。アイドルだからといって侮れないですね。


また、カリフォルニア出身のバンド、Smash Mouseによる「I WAN'NA BE LIKE YOU」(「ジャングル

ブック)ではロックとヒップホップのミクスチャーを披露していたり、Baha Menはカリビアンな

雰囲気で「ライオン・キング」の挿入歌「HAKUNA MATATA」を聴かせたりと、それぞれの

アーティストのバックボーンを大切にしたアプローチをしていて、単なるカバーに終わっていないのが

いいと思います。


他に好きなのは、当時歌手デビュー直後だったヒラリー・ダフがむっちゃキュートに歌っている「THE TIKI,TIKI,TIKI ROOM」(「魅惑のチキルーム/ディズニーランドのアトラクションソング)、

アメリカのアイドルグループJump5が、ダンスアレンジで披露した「Beauty And The Beast」(「美女と野獣」)、そしてクリスティーナ・アギレラが自身の1stにも収録している「Reflection」(「ムーラン」。ただし、

この曲はカヴァーではなく、もともとがアギレラのオリジナルソング。)


このCDの発売元はエイベックスというだけあって、日本オリジナルのボートラは、日本を

中心に人気の高いsweetboxの「A WHOLE NEW WORLD」を収録。「アラジン」のテーマの

カヴァーですが、わりと軽いオケが印象的で、ほんとーに「おまけ」的な印象。歌い方も

結構やっつけ仕事っぽいし。琴みたいな音色が入ってます。


なんだかボートラはイマイチなんですが、それ以外はなかなか楽しめる作品です。

この作品はシリーズ化もされましたよね。あと、ロック・パンク系アーティストによる

ディズニー・カヴァー集「MOSHPIT ON DISNEY」も結構好きです。


オムニバス, アナスタシア, ア・★ティーンズ, アッシャー, イン・シンク, アシャンティ, リル・シス・シ・シ, スマッシュ・マウス
WOW!~ディズニーマニア(CCCD)





倉木麻衣の魅力ってなんなんだろう…って思ってしまうときがたまにあります(笑)。

デビュー時こそ「宇多田のパクリだ」、「いやそれでも宇多田よりルックスはいいぞ」汗などと

言われたものの、その後、音楽性はありきたりのポップスへと移行し、今ではルックスもまぁとりたてて

「可愛い!」と大絶賛するほどでもない…という微妙なラインに立ってしまった気がしますが

(ファンの人ごめんなさい)、今回紹介する3rdアルバムまでは、「お金がかかってるなぁ」という

印象を受けます。ファンの人の間ではこれが最高傑作といわれてるみたいですね。


まずジャケットが可愛いじゃないですか。林檎持ってるしリンゴ。ポニーテールだしドキドキ

あとCDの帯も葉っぱの形になっててギザギザしてるんですよー。凝ってます、凝ってます。

詞、ジャケット、サウンドやトータルデザインも含めて、コンセプトのはっきりしたアルバムになってます。


アルバムは10代の最後の歳の気持ちをうまく表現した「Fairy Tale~my last teenage wish~」から

スタート。おとぎ話の世界をモチーフにした詞世界になっていて、大人になるにつれて厳しい現実を知るけども、「おとぎ話を信じていた頃の純粋な気持ちを持ち続けたい」と願いが込められた作品になってます。


続く「Feel fine!」では、うって変わって、グループサウンズ風のサイケデリックなロックナンバーになっています。バイクのエンジン音のSEや、夏や海を連想させる詞で、前曲とは違い、現実感のある

日常を描いています。


また、「Ride on time」では「道なき道も越えられる」という力強い詞のポップチューン。

途中ヒップホップっぽくラップも挿入されてるのが印象的です。


「key to my Heart」も未来への前向きな気持ちを歌ったナンバーですが、途中で聴こえてくる

高揚感溢れるファンファーレや、中盤からの歯切れのいい英詞もうまくはまったドリーミーな

サウンドに仕上がっています。


「Winter Bells」はクリスマスのウキウキした気持ちを歌った、シャッフルビートのナンバー。

アレンジがクリスマスっぽいだけで、別にクリスマスソングと限定した詞ではないですね。次の季節への明るい希望なんかも歌ってるし、確かシングルは1月にリリースされたはずだし。途中でゴスペル調に

なる部分が好きですね。


そして一番好きなのが「Loving You…」。切ないビートに乗せて、うまく気持ちを伝えられない恋人たちの

世界を描いたものになっています。ポップなんだけど、バックでスクラッチ音が入ってたり、うにゃうにゃした

電子音も入ってて、ちょっぴりR&B、ヒップホップ風味を加えた感じがクセになる仕上がり。


他にもダンスビートに乗せて、他の曲に比べると割ときっぱりとした強い口調で歌いきっている感じの

「Trip in the dream」、YOKO B. Stoneによるファンキーなブラックチューン「Not that kind a girl」

(大人でも子供でもない微妙な世代の心情を歌っている)、序盤の幻想的なオルゴール風のメロディーから

力強いビートに変わっていく展開が印象的な「Can't forget your love」など楽曲の幅も広くて

楽しめます。


後半は名曲のオンパレード。「Like a star in the night」は彼女と最高のタッグペアだと思う

大野愛果作曲による静かなピアノバラード。好きですわぁ、この世界。はかなげだけど

強いという倉木さんの個性を生かしたメロディーになってます。


そして「不思議の国」も大野さんの曲だけど、こちらはとてもかわいいメロディー。

タイトルどおり「ユートピア」を描いた夢いっぱいのナンバー。ここの詞では

「愚かなルールなんて必要ない」っていってる部分がすごく好きですね。現実の縛りのある

世界ではなく、自分の思うままに生きていけるユートピアの存在。誰でも憧れる世界です。


で、夢いっぱいの世界を歌ったあとのラストソングは「fantasy」。これまたいいんです。

アコースティックギターのシンプルなサウンドに乗せて、大きな自然に包まれながら、

好きな人といるだけでいい、という優しさに満ちた歌で、ボーカルも素晴らしい。

「あぜ道」「草原」など、倉木さんの素朴なイメージとも重なる言葉選びも冴えてるし。


冒頭の繰り返しになっちゃいますけど、最近は当たり障りのない世界になってしまったのが

ほんとに残念。その意味ではこれは彼女の黄金期の最後を飾る名盤なんじゃないかな。

またこういう世界、やって欲しいです。絶対出来ると思うんで。

期待してます!

倉木麻衣, Mai Kuraki, Akihito Tokunaga, Cybersound
FAIRY TALE


ふー。今週はとても忙しい一週間でしたあせる。ブログの更新も4日ぶり。

こんなに開けちゃったのは久しぶりかなぁ。

いや、このブログをはじめてからは、初めてのことかも。

基本的に毎日書こうと思ってるのですが、ちょっと週後半は激務でしたので

無理でした。。。。。今日もせっかくの休みでいい天気だったのに、ほとんど寝てたし。


というのも先月から新プロジェクト立ち上げの責任者に選ばれて、

その準備を進めてきたのですが、いよいよ来週から本格的に

業務が始まりだすということで、今週は他の仕事が全く出来ないくらいに

そのプロジェクト一色の一週間でした。


僕は普段はあんまり残業はしない(したくない)ほうなんですが、今週は

連日家に帰り着くのが23~0時くらいで、そこから飯を食って、風呂も入って…

ってなると、とてもじゃないけどブログの更新なんてする気になれませんでした。

そもそも僕はレビューとか書き溜めてるわけではなく、考えながら、音楽聴きながら

書いてる感じなんで、一本書くのに一時間くらいかかっちゃうので。

こういう日記ならさくさく書けますけどね。


そんなわけで他の方のブログに遊びに行く気力もなかったですし

「もうブログ閉じちゃおうかなぁ」なんて思ったりもして。

PC立ち上げすらしてないですからね。


おそらくあと2週間くらい、もしくは今月いっぱいくらいはかなり忙しい状態が続きそうです。

ちょっと先が見えませんショック!


けれども、飽きっぽい僕がこうして5ヶ月以上コンスタントに更新できているし、

ブログを通していろんな人と交流も出来ているし、毎日は無理かもしれないけど、

「できる範囲で続けていこうかな」、という気持ちもあります。


こんなへたくそレビューでも見に来てくれる人もいるし、レビュー本数ももうすぐ200になるし、

ひとまずその200を目指して頑張ります。引き続き「音楽への愛あるブログわんわん」をめざして

やっていきますので応援よろしく(笑)。










今日は久しぶりにBoAをピックアップ。これは2年前発売の3rdアルバムです。

BoAは今年に出た4thアルバムも大人っぽく成長していて好きだったんだけど、

こちらはなんだか、力強さのあるかっこいい作品になってました。


アルバムは、「なんでそこまで気張って歌ってるんだろう?」って思うほど力のこもった

ボーカルが印象的な「Rock With You」からスタート。曲中のシャウトもワイルドで、かつ

ビートも重たいダンス・ロックチューンと言った感じになってます。それまでのダンスポップ

とはちょっと違いますよ~ということのアピールだったんかな。


けれども、続く「Shine We Are!」では、一転して夏の光を感じるキラキラポップへと

転換。1曲目と2曲目の色合いが全然違うことに結構驚きましたね。けれども、

ロックな感じも、「Shine~」みたいなとことん明るいダンスポップも、それまでのBoAには

少なかったから新機軸だなと思いました。


さらに「SOME DAY ONE DAY」では大人っぽいクールなヒップホップチューンに乗せて、

m-floのVERBALとコラボするナンバー。彼女とm-floの相性はバッチリですね。


他にも彼女が作詞に関わり、ひとりよりも二人でいる心強さを歌った「LOVE&HONESTY」、

過酷な日常を忘れて、真夜中の時間だけでも自由に楽しもう、という「Midnight Parade」、

葛谷葉子作曲による音数の少ないしっとりしたR&Bチューンの「Song With No Name~名前の

ない歌~」、未来への希望を歌った優しい雰囲気のポップチューン「Milky Way~君の歌~」、

それまでの作品より詞的にもサウンド的にも若干大人っぽくなった印象も

与える作品が増えました。


ただ、やっぱりBoAの真骨頂は、切れのあるダンスパフォーマンスが見えてくるような楽曲で、

このアルバムで言うと6曲目「Be the one」~10曲目「DOUBLE」の流れは一番好きですね。


なかでも、「Be the One」は、強いビートに乗せて「ひとつになる」ことへの強い欲望や衝動を描いた

ラブソング、「EXPECT」は前へ進む時のパワーを感じさせる疾走感溢れるナンバーになっています。

また、「OVER~acrosss the time~」では寂しげなギターのイントロから始まり、

ボーカルも他の曲よりも若干切なさのニュアンスをプラスした感じになっています。先行きの見えない

暗く寂しい中でも「愛」の存在を信じようとする主人公を描いています。ハイトーンなフェイクも

聴き所のひとつですね。

さらに「心の手紙」は彼女には珍しい日本語のタイトルの作品。内容は、遠く離れてしまった恋人に

対して、憎しみではなく、これまで一緒に過ごしてきたことへの感謝の気持ちを歌ったダンスチューン。

そして「DOUBLE」もパワフルなボーカルが冴えるダンスチューンですが、詞の中の

「何もしないよりも、求め悔やむほうがいい」という部分は好きですね。

何事に関してもそうだけど、指をくわえて、ただただチャンスをやりすごすよりも、

失敗してもいいからぶつかっていく気持ちの方が大事ですからね。


このアルバムを通して感じるのは、このころから彼女自身、だいぶ歌に対して感情を込めて歌えるようになってきたのではないかな?ということ。ただ日本語で歌うだけでなく、歌の主人公の微妙な心情も

表現できるようになってきたと思います。

デビュー前から韓国の事務所で厳しいダンスや歌のレッスンを受け、また、言葉の勉強も相当したのでしょうけど、ここまで上り詰めるには計り知れない努力もあったんだろうな。ただ彼女をはじめ、Kにしろ

ユンナにしろあんまりそれを感じさせないのが不思議です。

BoA, VERBAL
LOVE & HONESTY





  

今日は調子に乗って、もうひとつレビュー書いちゃいます。ZARDのベスト盤です。

ZARDというと、もうデビュー15年以上経つベテランさんで、その割には、初期から全く

音楽性も変わらず、というか、その個性のない金太郎飴みたいな世界が災いしてか、

まったく評価の対象にならないアーティストですが、いつも間違いなくスッと胸に入り込んでくる

ツボをついたキャッチーな曲を提供してくれるという意味ではすごいのではないかと

思ったりして。このベストは、ZARDの黄金期をパッケージしたものです。


アルバムは文句なしのZARDの代名詞ソング「負けないで」でスタート。打ち込みの気持ちいいドラム音が

聴く者を元気付けてくれます。一昔前に流行った応援歌ソングの代表格ですね、これは。

ドラマ「白鳥麗子でございます!」の主題歌にもなってましたね。ドラマは見てませんけど。


そして軽やかなギターのイントロが爽やかだけど、実は失恋ソングの「君がいない」、

ハイトーンなボーカルが可愛らしい「きっと忘れない」、ドラマティックなイントロではじまる

「この愛に泳ぎ疲れても」(1番はロッカバラードで、2番からはアップテンポになる展開も秀逸)、

ちょっぴり大人っぽいドラマティックで大人っぽいマイナーメロディーで、ボーカルも

いつもよりお姉さんっぽい「もう少し あと少し」、

一緒にいるのに、それでも起こってしまう心のすれ違いを描いた「愛が見えない」など

誰もが共感できる詞と、歌いやすいメロディーが揃ってます。


その中で一番好きなのが「心を開いて」。''弱い私とあなた''を主人公において、

時代の流れに戸惑いながらも、ゆっくりと自分らしい歩幅で歩いていこうとする姿を

描いた詞がなかなか上手だと思います。

また「永遠」も好きですね。これはシングルとは違ってピアノがメインのヴァージョンになってるのですが、

余計な音が省かれた分、愛の純粋さを歌った詞が伝わりやすくなってますね。


そして、一番笑いのツボにはまるのがZYYG,REV,ZARD,WANDS featuring 長嶋茂雄名義で

リリースされた「果てしない夢を」。これは確か日テレの野球中継のテーマソングになってたのですが、

当時のビーイングを代表するアーティストに混じって、あの長嶋茂雄さんが参加しているという

迷企画。曲自体は「夢に向かって」という、まぁありきたり、っちゃありきたりながら、

人気者を集めただけあってかっこいい曲なのに、後半で突然、長嶋さんのソロパートが出てきてその外れっぷりに失笑してしまう。この曲で笑うためだけに、このアルバムを聴く価値があるかも。


それにしてもZARDはいつから坂井泉水のソロプロジェクトになったんでしょうか?

ごく初期はバンドの形態をとっていて、Mステーションにも出てたんだけどな。

ZARD, 坂井泉水, 葉山たけし, 明石昌夫, 長島茂雄, ZYYG, REV, WANDS, 上杉昇
BEST The Single Collection~軌跡~





今回はVanessa Carltonの2ndアルバム「Harmonium」の紹介です。

彼女の作品については以前、1stの「Be Not Nobody」を取り上げましたが、

それに負けないくらいの傑作になってます。相変わらずピアノの音色が瑞々しくて好きです。


前作では全米大ヒットとなった「A Thousand Miles」をはじめ、春の光のようなポップスが満載でしたが、

このアルバムもヒットシングル「White Houses」からスタート。小気味いいスタッカートではじまる

イントロが聴く者を弾んだ気分にさせる、最高のイントロです。ありきたりの表現だけど鍵盤が生きて

いるような躍動感のあるメロディ。こんだけピアノを自在に扱えたらステキだなと思います。


そして続く「Who's To Say」ではなんと、ネプチューンズのファレルがバックコーラスで参加。

未来に向かって力強く進むパワーを感じさせる、ミッドテンポのナンバーです。


また「Annie」では彼女のファンという5歳の女の子の実話を元にして作られた詞。

幼くして末期がんに倒れ、死の淵に立っていても、力強く生きようとしているその女の子

を励ますメロディアスなナンバーとなっています。ヴァネッサ自身、アルバムでこの曲が

一番好きだそうです。


他にも、爽やかなメロディーの「San Francisco」、不穏な感じのメロディーに乗せて、

ちょっぴり詞の内容も怖い感じの「Half A Week Before The Winter」、 

マイナーテンポのロックに乗せて、彼に会えない夜の心の乱れを歌った「Private Radio」、

暗く、投げやりな歌い方で、彼に去られた女の子の気持ちを綴ったR&B風の「C'est La Vie」、

ストリングスの音色が壮大な雰囲気をかもし出している「She Floats」などがオススメのナンバーです。


アルバム全体を通してのサウンドは彼女が演奏するピアノもしくはキーボードのサウンドが

メインですが、明るいキラキラしたサウンドから、退廃的な感じまで表情豊かだし、

曲にあわせてボーカルの感じも、いろいろと違う面を見せていて才能に溢れた人だなと思います。

これまたジャケットも含めてとても好きな一枚です。

ヴァネッサ・カールトン
ハーモニウム


今日は島谷ひとみが3年前にリリースしたベスト盤をピックアップ。

たまにはこういうアーティストもいいかな、と思って。このベストは結構好きなんですよね~。

いろんな曲調あるし、そもそも彼女、歌はすごくうまい人だし。


アルバムは2ndシングルの「解放区」からスタート。織田哲郎作曲のビーイングっぽい

ギターサウンドが印象的なサウンドです。それにしても悪い曲ではないし、CMソングとして

少しは話題になりましたが、あんまり個性がなくてスーッと通り過ぎていってしまうような曲。デビューが演歌で、ポップス転向第一弾が、これですから…。彼女およびスタッフは当初から危ない

橋を渡っていたんですね。


そして「パピヨン~papillon~」。ここから彼女のオリエンタル路線?が発動するわけですが、

初めて聴いたときは結構びっくりしました。ジャネットのDoesn't Really Matter」をカヴァーした曲ですが、

カヴァーしているのはサウンドだけで、詞などは独自の解釈。発売直後にジャネット側からクレームが

来たらしいですが、後にジャネット本人がこの曲を聴き、「別の解釈で素晴らしい曲に仕上げてくれた」と感謝の言葉をもらえたというエピソードもある曲。


他にもスパニッシュなギターサウンドの「市場に行こう」、情熱的なラテンサウンドでフラメンコでも踊りだしそうな「Fantasista」、落ち着いた雰囲気のミッドテンポの「いつの日にか…」、

力強い詞が印象的なダンスサウンド「Perseus~ペルセウス~」など一曲ごとに全然違う雰囲気の

曲を歌い、けれどもどの曲にもどこか東洋的、アジア的なニュアンスを漂わせてるのがポイント。

この頃の曲は、方向性が定まっていないっていっちゃ、その通りなんだけど、それよりも

なんだか、ひとりのアーティストでこんだけいろいろと歌ってくれる器用さのほうに感心しました。


好きなのは彼女がシングルで初めて詞をつけた曲で、やさしくかわいらしい女の子の姿を

描いた「やさしいキスの見つけ方」、サビの早口の歌い回しが可愛い「シャンティ」、

竹内まりやの名曲をよりポップで軽い感じに仕上げた「元気を出して」、

情熱的なメロディーに乗せて失恋を歌う「La Fiesta」、そしてドラえもんのテーマソングにも

使われてたほんわかした雰囲気のポップス「YUME日和」あたりですね。


ちなみに大ブレイク作といわれる「亜麻色の髪の乙女」はあんまり好きじゃないです。

CMで使われ、後に「亜麻色マキシ」に入ったらしいフルウクレレヴァージョンは

わりと好きでしたが…。


あと、他の収録曲の中で唯一苦手なのが「赤い砂漠の伝説」。タイトルからしてフィクション感

満点ですが、あまりにも現実感のない歌なので、島谷さんは一体どんな気持ちで

これを歌ってたのかなぁなんて思ったりあせる。ただ、歌はうまいなぁというのがよくわかる

曲ではあります。ボーカルも伸びる伸びる。広瀬香美作曲です。


このベストが出た頃が、エイベックスが彼女を積極的に売り出そうとした

ピークだったと思いますが、ルックスは抜群にいいんだし、もうちょっといい歌をたくさん与えて、

丁寧にプロモーションすれば、もっと違う輝き方をしたんじゃないかなぁなんて思ったりして。

なんだか他のエイベ勢と比べると「安い」感じがしちゃうのが非常に残念。

まぁこの頃は、このB級感漂う安っぽさが魅力だったのかも知れないけど。

また、アイドルではないけど、決してアーティストではないという不思議な立ち位置にいる

のもこの人の特徴かな。そこらへんは「危うさ」の要因だったりして。


それでも最近はクラシックとのクロスオーヴァー路線も開拓してるみたいで、自分の

やりたい音楽を模索してる姿をみると、頑張れ~!と思っております。

そうは言っても彼女のアルバムはこのベストしか持ってないので、

売り上げには全然貢献してないんですけどね…。

島谷ひとみ
Delicious! ~The Best of Hitomi Shimatani~ (CCCD)

今日はミネアポリス出身の4人組ポップバンド、Spymobのメジャー1stアルバムの紹介です。

彼らは約10年前からインディーシーンを中心に活動を続けてきたものの、芽が出なかったものの、

2002年に、ネプチューンズのファレル・ウィリアムズから、N.E.R.Dの1stアルバム「In Search Of」の

レコーディングに参加しないか、との声がかかり参加したことから、転機が訪れ、

2004年についにメジャーデビューを果たしたという苦労人バンドです。


なんでも、ネプのファレルがあるとき偶然、彼らの音源を聴いて大変気に入ったのがコラボする

きっかけとなったとかで、一見、ヒップホップやR&Bをバックにもつネプと、ポップ・ソウルミュージックの

Spymobは接点がなさそうなんだけど、N.E.R.Dでファレルたちが試みた、ヒップホップとロック、ポップなど

ジャンルを超えた音楽の中で、Spymobの音楽に共鳴するところを感じたのかもしれないです。


アルバムは未来(西暦2040年)への思いを馳せる、広がりのあるソウルミュージック「2040」からスタート。

続く、「It's Gets Me Going」では飼い猫になって、ご主人様と暮らす気持ちを歌った、変わった視点の

ピアノ・ロックになっています。


他にもベン・フォールズを思わせるキラキラしたピアノのソウルナンバー「Sitting Around Keeping

Score」、軽快なドラムの音色で始まるダンスナンバー「Stand Up&Win」、ファルセットを駆使した

ボーカルで、彼女との幸せなドライブを歌った「Walking Under Green Leaves」、

マリンバの音色を効果的に使っている「On Pilot Mountain」、

爽やかなコーラスが印象的な「Fly Fly Fishing Poles」など、これからの季節にピッタリの

爽やかでソウルフルなピアノロックが揃っています。


アルバムを通して非常に聴きやすい感じになってるのですが、欲を言えばもうちょっと

いろんなジャンルの音楽にもチャレンジして欲しかったかな。そういう意味では

ボートラの「Give Us A Chance To Call」なんかはブルース寄りで結構意外性はありました。

あとはもうちょっと抑え目のバラードが数曲あったら味が出たかも。


けれども、ネプが惚れるだけあって、メロディーセンスは抜群だし、何より聴いてて楽しいし、

まさしく「音を楽しむ」って感じがするアルバムでした。ジャケットも結構好きでした。

次のアルバムが出るのかどうかはわかりませんが楽しみにしていたいです。

スパイモブ
sitting around keeping score