今回は趣向を変えて、洋楽の若手アーティストがディズニーソングの代表曲を
カヴァーしたオムニバスアルバムです。僕はディズニーの映画はあんまり
見た記憶もないし、ディズニーランドへも子供時代に一度行ったたきりというくらい、
ディズニーには詳しくもなんともないんですが、このアルバムはAshantiや
Usherなど、気になるR&Bアーティストをはじめ、’NSYNCやJessica Simpsonなど
アイドルまで幅広く収められていて、曲も楽しいものばかりなので結構楽しんで聴いてました。
アルバムは前回のサッカーワールドカップの公式テーマソング「BOOM」を歌ったことでも
話題になったアナスタシアによるアナスタシアによる「SOME DAY MY PRINCE WILL COME」
(いつか王子様が/「白雪姫」)でスタート。R&B調にアレンジされて、ボーカルも非常にソウルフルな
歌いまわしになっています。
他にもスウェーデン出身のアイドルグループがA★TEENSが歌うキラキラポップの「UNDER THE SEA」
(リトル・マーメイド)、フィル・コリンズも歌って大ヒットした「ターザン」のテーマソングを
アッシャーが歌う「YOU’LL BE IN MY HEART」(曲中で彼の笑い声を挿入してるんだけど、
歌の伸びやかさと違って、その声の軽薄さが結構笑える)、噛み締めるような歌い方が印象的な
アシャンティの「COLORS OF THE WIND」(「ポカホンタス」)、いかにもアイドルポップスといった
歌い方が特徴のアーロン・カーターによる元気な「I JUST CAN'T WAIT TO BE KING」(「ライオン・
キング」)などバラードからポップスまで、なじみやすい曲が並んでいます。
アルバムの中で好きなのは’N SYNCが歌う「WHEN YOU WISH UPON A STAR」(星に願い
を/「ピノキオ」)。全編をアカペラでしっとりと歌い上げ、聴いていると心が綺麗になるような
感じ。アイドルだからといって侮れないですね。
また、カリフォルニア出身のバンド、Smash Mouseによる「I WAN'NA BE LIKE YOU」(「ジャングル
ブック)ではロックとヒップホップのミクスチャーを披露していたり、Baha Menはカリビアンな
雰囲気で「ライオン・キング」の挿入歌「HAKUNA MATATA」を聴かせたりと、それぞれの
アーティストのバックボーンを大切にしたアプローチをしていて、単なるカバーに終わっていないのが
いいと思います。
他に好きなのは、当時歌手デビュー直後だったヒラリー・ダフがむっちゃキュートに歌っている「THE TIKI,TIKI,TIKI ROOM」(「魅惑のチキルーム/ディズニーランドのアトラクションソング)、
アメリカのアイドルグループJump5が、ダンスアレンジで披露した「Beauty And The Beast」(「美女と野獣」)、そしてクリスティーナ・アギレラが自身の1stにも収録している「Reflection」(「ムーラン」。ただし、
この曲はカヴァーではなく、もともとがアギレラのオリジナルソング。)
このCDの発売元はエイベックスというだけあって、日本オリジナルのボートラは、日本を
中心に人気の高いsweetboxの「A WHOLE NEW WORLD」を収録。「アラジン」のテーマの
カヴァーですが、わりと軽いオケが印象的で、ほんとーに「おまけ」的な印象。歌い方も
結構やっつけ仕事っぽいし。琴みたいな音色が入ってます。
なんだかボートラはイマイチなんですが、それ以外はなかなか楽しめる作品です。
この作品はシリーズ化もされましたよね。あと、ロック・パンク系アーティストによる
ディズニー・カヴァー集「MOSHPIT ON DISNEY」も結構好きです。
- オムニバス, アナスタシア, ア・★ティーンズ, アッシャー, イン・シンク, アシャンティ, リル・シス・シ・シ, スマッシュ・マウス
- WOW!~ディズニーマニア(CCCD)