積水ハウスとの打ち合わせは、特筆することがないくらい、普通に進みました。
(この時は楽しかったですけど)
Oさんではない営業マンから積水ハウスの理念やローンのことを聞かされつつ、家の要望を聞かれ、途中から設計士が入り、2Dの間取り、3Dパース供覧、吹っ掛けの高い見積もりが出てからの、急に400万くらい下がった見積もりが出て、契約へ。
お恥ずかしながら、しっかりマイホームの勉強をしだしたのは、この契約後でした。
「いついつまでに契約」
「いくら下げるから契約」
「次の方に交渉権が」
「契約の後からでも変更できる」
アメブロで良く出てくる騙されてはいけないワードに見事引っかかっていた私。
不動産業界では、買付証明書を出した順番に交渉権が割り振られるそうですが、あくまで業界のルールであり、法的拘束はないようです。
有効期限は1か月程度に設定されることが多いよう。
本当に後ろに待ちの人が並んでいる可能性もあるし、契約を煽るツールにもなり得る。
私はそんな書類書いた覚えはありませんでしたが、Oさんではない営業マンが煽ってくるんですよね、
「8月末までに契約していただかないと順番が…」
と。
1か月の猶予期間で、マイホームの素人が、数社で相見積もりする、どだい無理な話です。
ましてや子育て世代となれば尚のこと。
先祖代々の土地での新築や建て替え、フリーの土地だけ先にキャッシュなどで購入している場合を除き、基本時間との戦いになります。
本命HMとの契約前に、その見積金額の妥当性を見極めるため、同等クラスのHMとの相見積もりをすることは大事です。
営業怪獣コンプライアンスガーが良く言います、
「当社はコンプライアンスの関係で、大幅な値引きはできません。」
と。
契約後に大幅な見積もりは期待できない場合が多いと思います。
本来であれば、契約前に、「あともう一声値引きを」とか、「同等金額でクラスアップを」とか交渉すべきです。
もっとも、HMと値引き交渉不要な信頼関係を築ければ良いのでしょうが、現実どのくらいの方がそれを成し遂げているのかしら。
企業母体が大きくなるほど、広告費、人件費、ノルマ、営利団体である以上、客=利益の構図は覆りません。
また、土地代を含めて住宅ローンを組むことになる人が多いと思いますが、土地の契約から全額支払いまでの期間はある程度定まっていると思います。
私の場合は2か月間でした。
HMのつなぎローンを利用すれば一筆書くだけで、とりあえず土地代を決済できるし、上棟時金などのタイミングが来ても安心です。
が、金利が高いです。
打ち合わせに期間が掛かればかかるほど、HMに利息が入りウハウハです。
または、ネット銀行など、金利が安い銀行でつなぎローンを自分で手続きする。
つなぎローン関係のトラブルは、また後日お話しします。
■Take home message
いざ良い土地が出た時のために、建物の準備を十分にしておくことが肝要。