WISCを受けることになったお話と初診で見抜いたドクターのお話。
長女すーちゃん、生まれてすぐからとても発達の早い子でした。「生き急いでる」なんてよく言われましたねぇ。発達の何が早いのかって、0歳の時から動き回っているんですよ。普通の赤ちゃんなら寝てるだけのような時期に寝返りからハイハイまで一気に習得、慎重派の赤ちゃんがまだ寝返りしてるだけのような時期には、もう走り回っていました。0歳にして、はしごに登っていました。ただ運動神経がいいのか?それともADHD(多動)なのか?という疑問はこの頃から生まれ始めました。困りごとが明らかになってきたのは癇癪がひどくなった2歳頃から。産まれつき育てにくく、睡眠時間も短い赤ちゃんだったので、私自身育児ノイローゼになったりもしましたが、特にひどくなったのは2歳頃からです。発語が遅かったので意思疎通ができない苦しさもすーちゃんにはあったのかもしれませんが、3歳児検診で紹介してもらった病院では新版K式を、4歳の時は引越し先の自治体で田中ビネー検査をしました。結果はどちらも月齢以上。高IQ!療育の必要なし、以上!!今となれば、ええええええって思うような診断ですが当時「療育の必要なし」の言葉にホッとしてしまった私は、このあと療育必要ないって言われたのに、なんで??と子育ての辛さに思い悩むことになります。K式を受けた病院では、就学前にWISCをしましょうと言われていました。WISCの方がより細かく分かるからと。その後引越しもあり、引越し先で療育の必要なしと判断されたことで私も特に気に留めず過ごしていましたが、ある日突然「ADHD」の診断を受けることになります。まぁほんと突然でした。長男たーくんの病院で、「ついで」のように診断が出ましたからそれだけ、先生からすればどうみても「発達障害あり」にみえたんでしょうね。その後、「就学支援を受ける必要あり」とも言われ、ADOSの試験とWISCを受けるよう勧められましたただし無料ではなくADOSは実費20,000円、WISCは保険適応で15,000円だそうWISCは場所によって無料のところもあるそうで、調べて行きついたのが教育相談所でした。無料で実施している病院もありますが、そちらだと病院受診→紹介状書いてもらい→初診で母ヒアリング→再診で本人ヒアリング→検査が必要かどうかの判断と長い過程が必要なのだそうですが、教育相談所なら初回アポ→母ヒアリング→次回本人WISC検査と、すごく簡単に、しかも無料で受けさせてもらえることになりましたよかった…もちろん明らかな困りごとがあるというのは条件ですが、初回ヒアリングだけで受けさせてもらえることになったのは、①病院に相談していた経緯がある②すでに田中ビネーやK式を終わらせていて、それらの検査では測ることができないというのが大きかった気がします。それから、公立小学校に進学予定で支援級を検討しているというのも条件だったのか、意思は尋ねられました。そんな流れでWISCが無料で受けられることになりましたまだ受ける前ですし、私自身きちんと理解できておらずどんな検査をするのか分かりませんが、母としてはなんとなく結果が分かっていますすーちゃんを見てると、・言語理解(VCI)は月齢以上に高いかもしれない。逆に・知覚推理(PRI)・処理速度(PSI)これらの項目はとても低く出るのでは??と予想しています発語は遅かったけど言葉の理解は高いです。ただ、一方的に喋り続けるだけですから、コミュ力が高いかというと全然違う問題な気がしますね空間認識は、距離感が分からなかったり図形の認識が弱かったり。そもそも興味も無さそう。積み木でも遊ばないし、文字は書くけど絵は描かないし、場面の切り替えはとても苦手です。そんな母の予想は当たるのか〜??ここまで書いて思うのは、長女すーちゃん、私の人生を波瀾万丈にしてくれていますね比べてたーくん、めっちゃ普通の子かもしれません。笑たーくんは場所見知り&人見知りは普通以上。家ではよく喋るのに人前では絶対沈黙を貫く。人前だと転んでも泣きませんから採血の時すら泣かなかったし人前では歩かない!喋らない!目も合わせない!たーくんの方がASDっぽいですけどね。たーくんの診察についてきただけの、人懐っこくお喋りな、見た目普通のすーちゃんの性質を見抜いたドクターはほんとすごいです