最近読んだ本のシェアをします。
(前回の読書感想の続きです。)
『子どもの経済力を決める父親からの問いかけ』
子どもの経済力を決める父親からの問いかけ
1,404円
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「お金の教育を良くしたい」という私の思いに1つの答えをくれそうなタイトルだったので、
見つけた途端に読みたくなった本です。
個人的に細かく記録をつけておきたくて章ごとに分けており、
今回は第6章について書きます♪
◯内容まとめ
アメリカのある大規模調査によると、
子どもの発達に及ぼす影響について次のような結果が出ています。
・保育を受ける相手が「母親のみ」か「母親以外も含む」かの違いによる差は小さい。
・保育の質や量による差はある程度存在する。
・父親の育児参加が子どもの社会的・精神的・知的発達に永続的なよい効果を与える。
また、
父親が子どもに関与するほど社会に出てからの成功のチャンスが高まるという研究結果もあります。
他に日本の研究においても、
子どもの学力には親の育児態度や家庭環境作りが大きく影響するという結果が出ています。
求められている学力は、
単なる知識量よりも考える力という方向に変化してきています。
これはインターネットの普及やAIの進化を踏まえれば当然の流れで、
ビジネスを生み出す創造性や人間ならではの柔軟な発想力が世の中に求められており、
そのための学力を育むことが重要になります。
この変化を踏まえたうえで、
親が子どもにやるとよいことは何なのか?
それは、
子どもを外に連れ出すことです。
例えば、
・子どもが抱いた疑問を解決するために一緒に調べる
・疑問に対する答えが分からなければ答えがありそうな場所へ出かける
・出かける道中にある地名や景色を地図と照らし合わせて幅広く知識も吸収する
といった形で生の体感による学びの機会をたくさん作ること。
それが例えば小論文形式の試験で問われるような、
疑問を持って自分なりの意見や仮説を立てることの訓練になります。
子どもは疑問に対する親の反応や、
一緒に調べようとする態度を見ていますので、
「それはお父さんも思いつかなかったな!」などと受け止めて、
子どもの疑問の芽が成長するように後押しすることが重要です。
◯感想
私の子どもに対してはもう少し先のステージの育児になると想像しますが、
自分で調べたり考えたりする経験が考える力を育むというのは大人も同じではないかと思います。
やったことがないからと言って食わず嫌いせずに、
自ら興味を持って新しいことにチャレンジしていけば、
大人だってたくさんの成長ができると思いますし、
吸収力の強い子どもであればなおさらですよね。
また、
子どもが興味を持ったことに対する体験をたくさんさせるためには、
私自身が時間を管理下に置ける状態を作るための努力も欠かせないと感じました( ̄▽ ̄)
子どもに「勉強しなさい」と言いたいなら、
親自身が勉強せざるを得ないですね♪
引き続き第7章も読み進めてまた発信いたします(≧∇≦)
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