【読書感想】父親の育児(語彙・国語力・メンタルヘルス) | 妻氏婚した家族大好き長男が生きる「学び放題人生」

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2019年2月〜 妻・娘・息子と4人暮らし。
家庭での出来事の他、読書感想・育児・健康・年金・FP等をテーマとしています。
皆さまのお役に立てたら幸いです★

最近読んだ本のシェアをします。

(前回の読書感想の続きです。)

 

『子どもの経済力を決める父親からの問いかけ』

 

「お金の教育を良くしたい」という私の思いに1つの答えをくれそうなタイトルだったので、

見つけた途端に読みたくなった本です。

 

個人的に細かく記録をつけておきたくて章ごとに分けており、

今回は第7章〜第8章について書きます♪

 

 

 

◯内容まとめ

子どもの言語能力の発達において、

多様なボキャブラリーを使っていた母親の子どもについては言語スキルに大きな変化はなく

多様なボキャブラリーを使っていた父親の子どもについてはより大きな言語能力の発達が見られる、

という調査結果があります。

 

また、

親子で長い時間をともに過ごすことが、

脳の言語理解機能によい影響を与えることも明らかになっています。

 

父親の読み聞かせは、

母親の読み聞かせよりも子どもの考える力や興味を引き出す傾向があり、

特に女の子はそれによって言語表現が豊かになることが明らかになっています。

 

その理由は諸説あり、

絵本の読み聞かせは「母が主にやってくれること」という意識が子どもの中にあることによって、

父親の読み聞かせには特別な期待感が感じられるという見解や、

本に書いてあることと実際の生活の体験を結びつける説明の仕方を、

父親が絵本の読み聞かせの中で行う傾向があるという考察があります。

 

 

国語力を上げるポイントは聴覚で、

5歳までにさまざまな音に触れるとよいです。

 

特にオススメは古文の音読で、

古今和歌集や徒然草などいまの日本語のベースになっているもの。

 

なぜそれが効果的なのかというと、

言葉は常に変化するものであり、

その元になっている過去の言葉の「音」を習得することで、

変化後の言葉が学びやすくなるからだと考えられています。

 

したがって、

 ・古文は古い時代のものから新しい時代のものへの順に読むこと

 ・1音1音を区切ってはっきり読むこと

に注意して音読するのが効果的です。

 

 

語彙力を上げるポイントは家庭で使うこと。

 

学んだ言葉をすぐに使ったり、

子どもがその言葉を使うことを促したりすると自然と語彙力はアップしていきます。

 

興味のある分野の本や雑誌を読んだり、

カードゲームをやりながら書いてある言葉に触れることも効果的。

 

テレビゲームがあるとその誘惑にはなかなか勝てないので、

テレビゲームがたやすくできる環境は絶対に作らないで、

リビングにはテレビの代わりに本棚をおくのがよいです。

 

そして食卓での会話においては読書に関する情報交換や感想のシェアをすると、

自然に読書が習慣になって語彙力は高まっていきます。

 

 

メンタルヘルスを育むためにも、

父親の影響が大きいという調査結果があります。

 

例えばスポーツのような遊びを通じて、

自然な形で感情をコントロールする方法を教えたり、

友だちと協力関係を築くコツを子どもに教えるのは父親の比重が大きく、

また父親は子どもが社会と良好で強固な関係を作れるように長期間支援する傾向があります。

 

また、

思春期には子どもは親との距離を取りたがることもありますが、

思春期に父親が積極的に関与した子どもは身体的にも精神的にも健康で学業成績もよい傾向があります。

 

 

子どもを正しく教育していくためには、

社会が将来どうなっていくかを親が説明でき、

子どもが努力する方向性を指し示すことができることも大切です。

 

将来をもっと面白くするための準備に、

限られた時間を使うことの大切さを伝えていくのも、

父親の大切な役割です。

 

 

 

◯感想

最後まで育児における父親の役割がとても大きいことが伝わってきて、

できる限り子どもに関わる時間を作りたい

そのためにできることをコツコツやっていこうという思いになりました。

 

私自身は、

子どもの頃は苦手な科目が国語だったのですが、

もしかしたら幼いうちに父を亡くしたことが影響しているのかも?

と一瞬思いましたが、

おそらく単なるテレビゲームのし過ぎですねw

 

いまの方が積極的に読書が出来ていますし、

それなりに国語力も向上したのではないかと思いますので、

子どもにとって効果的な方法は大人にも通用するのではないかと思います。

 

ただ、

「音」を習得するといった感覚的な部分は子どもの方が早そうですね( ̄▽ ̄)

 

そんな訳でこの本の紹介はこれで最後になりますが、

とてもとても為になりこれから実践していくしかないと思っております♪

 

7回にもわたりブログを書きましたが、

今後も読み返して子どもの経済力を高めていきます(≧∇≦)

 

 

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最後まで読んで下さりありがとうございます!

参考情報を以下にまとめておりますので、良ければこちらもご覧ください♪

 

第1章〜第6章のまとめブログはこちらです↓

【読書感想】父親の育児(やり抜く力)

【読書感想】父親の育児(問題解決力)

【読書感想】父親の育児(道徳心・コンプライアンス)

【読書感想】父親の育児(挑戦意欲)

【読書感想】父親の育児(自己主張)

【読書感想】父親の育児(IQ・学力)

 

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【育児】全力少女

 

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