最近読んだ本のシェアをします。
(前回の読書感想の続きです。)
『子どもの経済力を決める父親からの問いかけ』
子どもの経済力を決める父親からの問いかけ
1,404円
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「お金の教育を良くしたい」という私の思いに1つの答えをくれそうなタイトルだったので、
見つけた途端に読みたくなった本です。
個人的に細かく記録をつけておきたくて章ごとに分けており、
今回は第3章について書きます♪
◯内容まとめ
父親から愛されていないと感じながら育った子どもは、
以下のようなトラブルを抱えやすい傾向があります。
・非行
・不安感
・低い自己評価
・攻撃性
父親の役割は以下の5つに分類され、
父親が子どもに多く関与するとよい影響が与えられます。
・問題解決者:父親の意思決定から行動にいたるプロセスの中で、子どもの責任感や自立心が育つ
・プレイメイト(遊び相手):遊びの中で秩序やルールを学び、感情的な絆も育つ
・節操のあるガイド:叱りつけるよりも子どもの模範となることで、道徳的社会規範が育つ
・プロバイダ:お金以外にも、食事や家などを提供する
・準備者:社会に出るための教訓を伝えてサポートする
しつけ=叱ること ではありません。
しつけ=①するべきことを、②理由を添えて、③普通の言い方で、④繰り返し伝えること です。
大人が「①するべきこと」と思っていることでも、
子どもにとっては当たり前ではないので、
「④繰り返し伝える」ことで定着させる必要があります。
そのとき声を荒げて叱るよりも、
「③普通の言い方で」伝える方が子どもにはよく伝わります。
「②理由を添えて」伝えるのは子どもの理解を深めるためですが、
長々と伝えるよりも2秒程度で言える短いフレーズの方が効果的です。
5W1Hを使った叱り方(例:だーれ、おしゃべりしているのは?)は文句のように聞こえてしまうのでやめて、
直接的な注意の言葉(例:静かにしようね)を使うようにしましょう。
ただし、
しつけの効果が出るにはやはり時間がかかりますので、
このような『しつけないしつけ』を「④繰り返し伝える」ことがやはり必要なのです。
父親のしつけは子どもの性別によってアプローチを変えるのがオススメです。
・女の子
アプローチ:まず一度共感してあげてから自分の意見を伝えること
(例:確かにそうだね、でももっとオモチャを大切にしてほしいな)
特徴:3Hな存在(表情と心の中が違う、花一輪で笑顔になる、否定されると逆ギレする)
・男の子
アプローチ:理屈を使って意見を伝えること
(例:そのオモチャが壊れたらもう遊べなくなるからやめて)
特徴:3Kな存在(汚なくなること、危険なこと、奇妙なことをする)
褒めることはしつけと同じくらい大切なこと。
形容詞だけで褒めるのでは意図が伝わりにくいので、
当たり前の行動をリフレインして褒めるのがよいです。
(例:こんにちはって言えてえらいね)
子どもは褒められたことは繰り返す習性があるので、
望ましい行動はどんどん褒めてOKです。
◯感想
読めば読むほど、
父親が子どもに与える影響って大きいんだなという理解が深まり、
身の引き締まる思いがしますね。
5W1Hを使った叱り方は、
意識して避けないとついついやりがちだと思ったので、
まずは直接的な注意の言葉を選んで使うことを取り入れてみます( ̄∀ ̄)
ただ、
叱るとか褒めるとかのポイントは、
子どもだけではなくて大人も同じようなものかなとも感じました。
引き続き第4章も読み進めてまた発信いたします(≧∇≦)
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