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- 01Nov
ボンバーの調べ ~抵抗の世界~ vol.1
どうも。やって来ました。帰ってきました!!とりそぼろです。ホントにお久しぶりです。いや、放ったらかしていた訳ではないんですよ?シンポーにネタがなかったんですよね。スンマヘンでもその分のネタを持って来ております。今回は世界各地でエキセントリックな旋風を巻き起こし、サンダーファイアーな反響を頂いたボンバーの調べ、第2弾でございます。今回の題材は抵抗。所謂カボーンフィルム、メタルフィルム、カーボンコンポジションの比較ですね。・回路はTS-9ベースのオリジナル定数・抵抗値の誤差は1%以下にする・可変抵抗器の誤差は5%以下・外注プリント基板を使用(パターンは同じ)・コンデンサの容量誤差は無視・スイッチやジャック、配線材、ハンダなどは全て同じ型番・ケースレイアウトや配線の取り回しも極力同じにするとまぁルールは前回のコンデンサと大体同じですかね。個人的な好みで、コンデンサはNichiconのYXに統一します。前回の実験で作製したNichicon YXモデルは、抵抗にメタルフィルムを使用しているのでこれもサンプルの一つとして入れます。なので今回新たに作るのは2台ですね。実際使用するのは・Xicon カーボンフィルム・Xicon メタルフィルム・Kamaya カーボンコンポジション(一部Xicon カーボンコンポジションを含む)以上の3種類。DALEとかPRPとか、カーボンコンポジション1/2Wなんてのも入れたいけど、何せ高いんでね〜。あと1/2Wは部品のサイズの都合上、レイアウト変わっちゃいますからね〜。その辺の構想もあるので、またの機会にでもやりますわな。それに実際自作やってて、よく使われるのは今回取り上げる3種類だと思うので、お許しを。今回もズタボロになることを覚悟して、予想を書きますね…。ただ抵抗を選ぶ時、音なんてのは全く気にしたことないのでね〜って言い訳しときます(笑--------------------------・カーボンフィルムあんまり上とか下の主張が激しくなく、真ん中に寄ってる。・メタルフィルム満遍なく出ていて、なんか音が平坦になるような。ちょっと中域が曇る?・カーボンコンポジションなんかガリガリした音になるイメージ、粗い。 こんな感じでしょうか。こればっかりは雑な感じでしか書けません…。だって…気にした事ねぇし!!すまんぴー。ちなみにですが、僕は基本的にメタルフィルムしか使いません。理由は誤差が1%以内ということですね。あくまで趣味なので同じ機種を量産したりはしないのですが、それでも複数台作る時に差が出るのは嫌なので、消せる要素は消すって感じですね。まぁでも自作始めてから3年くらいだったかな?この時ちょうど「皆の衆、Klon Centaurが解析されたぞー!」って話題になりまして、内部見てみると金属皮膜とPanasonicやないかー!!ってなったんです。あと、それまではカーボンコンポジションなんかも使ったりしていたのですが、ふとテスターで抵抗値を測ってみた時に結構なバラつきがあったんですね。まぁ±5%の誤差内ですが、1MΩの抵抗が950kくらいしかないとかがある訳ですね。その誤差でどれくらい音が変わるのかとかは試さなかったのですが、まぁ回路図に書いてる値と違うし精神衛生上無理ぽんだったこともあり、それからは基本メタルフィルムを使っているという感じです。長々と書きましたが、こんな感じでやっていきたいと思います〜。お楽しみに〜!
- 09Aug
ライブやってまいりました
どもども、とりそぼろです。先週末にですね、所属していたサークルのOBライブに出てまいりました。いやぁ〜大体1年に一回くらいはライブをする機会があるのですが、その間腕は鈍るし久々のステージでめちゃくちゃ緊張します。ですが、やっぱりアンサンブルで合わせるというのはとても楽しいですね。今回コピーしたのはギターインストバンド(ジャンルでいうとポストロックになるのかね?)ですね。実際やったバンドでいうとLITE、Mirror、a picture of her、miloってな感じですね。LITE - Infinite Mirrorボーカルがいるとそっちに耳が取られるので、負担が減る(笑)のですが、インストって主旋律がなかったりするので、「主張しつつ下がりつつ」を常に意識することがとても大事なジャンルでして、フレーズなんかもついつい力んでしまうくらい大変なのにあんまり出ちゃいけないから優しく弾かないといけないんですね。過去にも何度かやったことありますが、例のごとく今回も大変でした…。まぁでも楽しかったですけどね。んでその時に使った機材でございます。まぁほとんど歪みですね。曲間のつなぎも弾いたりしたのですが、Timelineのお陰でなんとかなりましたね。ホントにこいつはただのディレイではないです。すごいです。そしてディレイ音も絶妙に抜けてきます。アンプはCarvinのNomad50 with Vintage30です。2Ch式なのですが、どちらもクリーンセッティングで曲によって使い分けています。Ch1がミドルよりのクリーン、Ch2が少しミドルを抑えたブライトなクリーンという感じです。また別のバンドですが、来月にもライブできることになったので練習始めたいと思います。(フェイザー買わないと…)
- 05Aug
たまにはこんなことも
最近パソコンのHDDがぶっ飛びまして、ここ1ヶ月くらいの構想が無に還りました。どうもとりそぼろです。載ってるHDDがファームウェアに問題ありというSeagate製のものだったらしく、まぁこれが原因かなぁと。基本的にエフェクターに関するデータはクラウドにバックアップを取っているのですが、そろそろ保存するかと思った矢先のことで言葉も出まへんでした。みなさん、バックアップだけはきちんち取りましょう(泣まぁそんなことでパソコン買いました。M・B・P!!!!どうしてこれを選んだかって?スタバで「ドヤァ〜」するために決まってんでしょ!!!ほいで、今まで使っていたレイアウトを作ったりするソフトの全てがOS Xでは使えないので、Windows入れるまで新作はお休みです。なのでハンダごてを握る口実が欲しくて、こんな依頼を受けました。(無理矢理やらせてもらえるように頼みました)市販品のノックダウンまぁ今回のものは元々別筐体にノックダウンされていたのですが、どうやらスイッチ不良やら断線が起こっていて正常に動作していませんでした。なので修理を兼ねて小さいケースに移すという作業内容です。移し換えるケースですね。ほいでこれが基板。思いっきりメーカー/モデル名が書いてありますね。そう、KeeleyのFuzz Headです。このペダルは弾いたことがないのですが、ゲルマニウムTrによる増幅→NPNシリコンTrによる差動増幅→トーン,クリッピング,ボリューム→バッファーという回路ですね。差動増幅段があるので、ハイフレットではアッパーオクターブが出たりするんじゃないかなと。ボリュームの入れ方なんかもエフェクターには珍しい方式で面白いです。あと確認しましたが、出回っている回路図に間違いはなさそうですね。このペダル、Fuzzのツマミに2.5K-Bという珍しいポットが使われています。まぁでも二つの端子しか使っていないので、3Kとか5Kでも問題なく代用できますけどね。ほいでまぁちょいちょい〜と組み込んんで…ほい完成!組み込みはいつもの感じですね。実機にはDCジャックがあるのですが、ノックダウンされていた筐体には付いて無かったので、今回も付けていないです。まぁファズはパワーサプライから供給すると他のペダルにノイズが混入したり、その逆が起こりやすいですから、個人的にファズというかディスクリート系はバッテリー推奨派です。コントロールは表にFuzzとボリュームを意味するHead、そして内部にToneとGainのトリマーがあります。真ん中にある社会の歯車みたいなのがGain、んでソケットに刺さってるコンデンサーの奥にある縦になってるのがToneです。ぶっちゃけGainはずっとMaxでいんじゃね?って感じです。最後にパシャり!ノックダウンは市販品の構造をじっくり観察できるので、いい機会ですね。また依頼がいただけたら是非ともやりたいですね。(機種による)ではでは、夏本番ノリノリでいきましょー!あざした〜!!あっちぃけどね。
- 01Aug
Rockett Pedals - Tim Pierce Signature Overdrive
ども!とりそぼろです。いや〜ここ最近忙しくて自作の構想を練る暇もありまへん。おまけにパソコンもブッ壊れてあららら〜って感じです。そんな中でも実はペダルは買ったり触ったりしてるんですよね。てなわけでレビューします!今回はRockett PedalsのTim Pierce Signature Overdrive。このTim Pierceという人物、LAのスタジオミュージシャンなのですが、ぶっちゃけこのペダルで初めて名前知りました。かなり売れっ子みたいですが、手掛けてるアーティストが聴かないジャンルばかりなので、今まで耳に入って来ませんでしたね。Michael JacksonのCDでもプレイが聴けるみたいですので、気になる人は調べてみてください。今回はそんなTimが愛用しているNaylorのSuper Drive Sixty(SD-60)のドライブサウンドを再現したものらしいです。Naylorねぇ…。見たことすらないのでよく分かりません( ^ω^ )とりあえず外観、ほい!ツマミはODセクションがLevel、Drive、Tone、Bassで、ブーストセクションがPower Ampですね。まぁでもですね、この動画を見ていただければ「ほぇほぇ!?」ってなるかもです。これアンプこれペダルいかがでしょう。かなり良く出来てると思いません?(動画の貼り方を覚えましたテヘペロ)動画のデモなんてアテにならねぇよ。と思っているのですが、こいつに関しては実際触ってみてもこんな感じです。なるほど、良く出来ています。ただこのペダルがアンプライクと言うより、アンプ側の歪みがエフェクターっぽいですよね。出音としてはかなり明るめで、「バキンッ」という立ち上がりの良いアタックと広がりのある倍音が特徴的な超モダンTSという感じです。基本的な出音が硬いので、立体的というよりかは平坦な歪み方ですね。ガッツリ歪ませても弦を揺らした瞬間に音が出る、モタつきを全く感じないレスポンスの早さです。このペダルの歪みはオペアンプだけで作っているのですが、ディスクリートのような高域や倍音感に、オペアンプの芯や食い付き感を足している感じで、僕としてはなかなかに理想的な歪み方をしてくれます。ただ音域的な特徴から、巻き弦とプレーン弦の差が分かりづらくなりますね。ToneとBassは12時フラットのタイプだと思いますが、Sick Asとは異なります。Q値が広く滑らかに効くので、恐らくXoticのACやBBと同じタイプかなと。ブースト方向にはあまり効きませんので、積極的に使っていくと言うよりは基本は12時にセッティングしておいて補正に使うという感じでしょうかね。僕自身こんな感じで使っております。(ギターはストラトを使っています)ほいでPower Ampですね。恐らく何も考えず使うとブースターとして捉えるかと思います。独立使用が可能ですし、ツマミを上げるだけ音量上がりますからね。ただTim本人の使い方は違うようで、「Power Ampをオンにしておいて、そこにドライブChを足す」というスタイルのようです。このPower Amp、オンにすると低域と高域が少し出て、中域がカットされるので音が立つと言いますかシャキッとします。回路的にはシンプルなMOSFETブースターなのですが、これがまたいい塩梅。方向性的にはGtrwrksの19sixty3を想像していただけると良いかもですね。僕はあくまで音量上げるためのブースターとして使用しています。サビで全体をほんの少しプッシュしたい時なんかには持ってこいです。とまぁ長くなりましたがこんな感じでしょうか。見た目はスーパー好みだったのに何とな〜く敬遠していたブランドでしたが、こいつを弾いてもう「虜」ですね。かっこいいっしょ?同社のHighTopも弾いたので、また書いてみたいと思います。あとこのペダルに出会うまで、Sick Asをドライブ用とブースター用で2台揃えるつもりだったのですが、お陰でドライブ用は必要なくなりました。最後にですが、どうやらJ.Rockett Audio DesignsのRockett Pedalsラインはすでに生産を止めているようで、出回っている分が最後なのかなという状況です。まだ本家HPから直接購入可能なので、在庫はそれなりにありそうですが国内に入ってくるかは微妙ですね。気になる方はお早めに手に取ってみて下さい。では、ありがとうございました〜。
- 07Jul
なんかその、ここ最近のやつ
うぃっす!とりそぼろです! ネタがね〜、ないのでね〜。最近こんなの作りましたよーってのを載せておきます。・OVERRATIO SPECIAL By DMBLその名の通り、ダンブル系アンプの歪みを目指して作りました。回路的にはZENDRIVEとDumbloidみたいなペダルのフォローではなく、オリジナル回路です。コントロールはDRIVE、80s-90s、TONE、VOLUMEです。80s-90sは、左に回すと低域が膨らんで古臭いサウンドに、右に回していくと硬くなってモダンになっていきます。見た目も少し寄せてみました。このフォント(Cumputerと言います)とか、カッコいいですよね。Dumble Ampというのは、そのサウンドはもちろんですが、見た目も非常に洗練されていると思います。当時の最先端的なデザインじゃなかったんだろうかと思います。んでこいつの出音はというと…独特の粘り気やローの出方など、個人的にはなかなか満足な一品です。ウヒヒ。どちらかと言うとシングルではなく、ハムで弾きたい感じです。ただダンブル系と聞いていつも思うのは、ぶっちゃけ魅力分かりませんよね〜wということ。Larry CarltonやRobben Fordが好きならイメージ湧くかもですが、本物を弾いたことある人なんてほんの一握りですからね。売り文句に騙されてはいけませんよ?それに個人的には「ダンブル系の良さ」ってクリーンが9割くらい占めるんですよね。だからダンブル系の歪みって言われてもなぁーってのが正直なところ。まぁ作っといてなんですけどね(笑以前FuchsのOverdrive Supremeを持っていたことがありますが、クリーンChで出せるクランチが絶品なんですよね。Two-RockのCustomReverbSignatureとかもそうですね。あのクリーンの延長線上にあるクランチがグシャっと破綻せず、パンチのあるサウンドを得ることが出来ます。現状、僕の中では終点のアンプですね。余談ですが。ちなみに内部はこんな感じです。内部にある赤いスイッチはゲイン切替で、オンにするとオフ時の最大ゲインがオン時の最小ゲインになります。以前の比較実験で特性が少し掴めたので、今までほとんど使わなかったWIMAを使ってみました。ダンブル系なら大人しく作っては個性を殺してしまいますからね。とまぁこんな感じですね。手元に色々とサンプルがあるので、そろそろ動画でも撮ってみようかと思っています。ではでは、見てくださってありがとうございました~。
- 24Jun
ボンバーの調べ ~コンデンサの世界~ 番外編
はいどうもとりそぼろです~!こんにちはー、とか言うてますけども~。ここ最近、新喜劇で新たなキャラがポンポン確立されてますね。新戦力、良いことですな~。僕は「パンツミー」がお気に入りですね。まぁお笑いの話は置いといてー。前回の最後に書いたようにコンデンサ比べの結果を受けて、実際にそれぞれのコンデンサが使用されているメーカーの製品紹介をしようと思います。まずNichicon YXですね。これの美味しさを一番知れるのは間違いなくBadkeyですね。ここのBadkey DriveやSatulatorはこのコンデンサありきと言っても過言ではない倍音感、飽和感があります。次にAVX BF/BQ。このコンデンサがすでにディスコンなので、現行で使用されているメーカーは恐らく殆どないのですが、「使用されていた」一番有名なとこは間違いなくLandgraff。そしてこれもなかなか有名なPaul CochraneのTimmy。最新はKEMETっぽいですが、初期からつい最近までAVXを使用していましたね。あと日本に代理店がついて間もないOKKOのDiabloなんかもこのコンデンサが使用されています。Diablo Boost+は途中で生産終了しましたが、そのタイミングでAVXの使用を止めたんじゃないかと思います。ツマミが写真の右のものから左のものに変わったタイミングですね。(色は黒ですが)同タイミングでBoost+は生産終了したので、Boost+には全てAVXが使用されているんじゃないかと。 それと現行は定かではありませんが、A.Y.Aのdrivestaにもこのコンデンサが使用されています。そしてPanasonic ECQ-V。これはanalog.manのファズ以外のモデルに使用されています。あとは御存じKlon Centaur、これもECQ-Vです。あのゴロッとした丸み…今なら何となく理解できるかな~。最近のメーカーだとWalrus Audioの歪みや、Wamplerには基本的にECQ-Vが使用されていますね。渋めなところで言えばDiamond pedalsの一部モデル、そしてMenatoneのアイレット基板の時期のペダルにも使用されていましたね。最後にWIMA。今回使用したのはMKS2ですが、MKP2やFKS2も含めて紹介します。一番有名なのはやはりMad Pofessorでしょう。PCBverは定かではありませんが、HWverは基本WIMAが使用されています。ただ時期やモデルによってはKEMETのコンデンサと混ぜている個体もあるみたいですね。そして個人的に超絶ワンダフルエアロサンダープッシュしたいBondi EffectsのSickAs OD。あと国内のLeqtiqueですね。ここはあらゆる部品がオーディオグレードなので、一概に「WIMAだから」とは判断できませんけどね。とまぁこの辺でしょうか。写真が無く、文章だけの記事になってしまったのでちょっと読むのはダルかったんじゃないかと思います。僕も見返してて味気ない記事やと自覚してます。えらいすんまへんやで。ペダル選び、というか興味を持つ新たな切り口として参考にしていただけたら幸いでごさいまする。そういう意味でもメーカーとか販売店は中身の写真載っけて欲しいんですよね~。あとオークションなんかもですよね。ま、かなり個人的な願望ですけどね(笑ではでは、この辺で。あばよぉっ!!
- 16Jun
ボンバーの調べ ~コンデンサの世界~ vol.4
あい!とりそぼろでーすっ!さぁさぁさぁさぁ!!やってきましたよ!!コンデンサの検証企画!!まず比較した環境です。このようにスイッチャー(バッファーなし)の各ループにそれぞれのモデルを入れて、弾きながら切替ました。一応書いておきますが、スイッチャーはG-lab.のGSC-2です。ボードの配線に使用しているのは全てFreeTheToneのソルダーレスケーブルです。ほいで、電源はCAJのPB12DC9-2.1からパラで供給しています。使用ギターはストラトとテレ、そしてレスポールで、アンプはJC-120とMarshall JCM2000です。では早速感想です。・Nichicon YX想像通り、豊富な倍音で一番広がりのある音。・Panasonic ECQ-Vこれも想像通りで、高域は伸びすぎず低域もボヤッとした部分が少なく輪郭が分かりやすいため、中域の存在感を一番感じることができました。歪んだ中にもクリーンミックスしたような芯があり、今回比べた中で一番TSらしくまとまりのある音でした。・AVX BF/BQ意外や意外、低域から高域までがしっかり再生されていて何とも派手。このペダルをオンにした時は明らかに音が一歩前に出ていて、一番アグレッシブでしたね。・WIMA MKS2高域の印象はAVXとあまり変わりませんでしたが、低域はNichiconやAVXに比べるとホントに気持ち程度スッキリ。そして中域が少し控えめで一番硬く感じました。その分、ローゲインでも曇ることなくスッキリとしていました。-------------------------------さぁ、いかがでしたでしょうか。基本的に高域にそれぞれの特徴が出ており、低域の印象はPanasonicを除いてほぼ同じでしたね。まぁ実際触らないとあまりピンと来ないかもしれませんが、その辺は企画の最初に書いた通りです。で、検証を終えて今回試した中での個人的な好みなんかを書いてみようと思います。まずギターを選ばず、トータルで一番好みだったのはNichiconですね。これは本当に良かったです。アンサンブルになるとこの倍音は少し邪魔になる可能性がありますが、弾いてて気持ち良いのはこれでした。ほいで、レスポールに関してはWIMAが好みでしたね。ハムバッカーと絡めても低・中域が変に膨らみすぎずスッキリしていて、TS特有のポッコリ感が苦手な僕としては相性は良かったです。ストラトだとちょっと硬すぎる印象でした。いやぁ~正直AVXとWIMAに関しては予想と違いましたね~。特にAVX、全然丸くねぇぞ…。むしろ脱TSと言えるほどのパンチ力で、「音が早い」と表現できるトーンでした。~僕が昔作ったあのペダルは一体何だったんだ~なーんてことを思うこともあり、本当にやって良かったなーと。音に対するイメージを更新するという意味でも。僕自身、オーディオグレードの部品に対して少し毛嫌いしていた部分があったのですが、今回の検証でオーディオグレードの魅力や使い所などを見極めることができました。まぁ僕も頭が固かった部分がありましたからね、その点は反省です。あ、そうそう。MarshallのJCM2000のクリーンChだと、Panasonicは聞き分けれるのですが他の3種類に関してはそんなに差が出ませんでした。これはアンプが張り付くような高域のキャラクターを持っているせいかもしれません。最後に、検証には魔法の箱研究所のEfmaniacさんとザレゴト見習いのBLOGのはしさんの御二方に立ち会い、ご協力頂いました。ありがとうございました。ちなみに魔法の箱研究所でもこの検証について記事にして頂いていますので、是非ご覧ください( ^ω^ )次回はそれぞれのコンデンサを使用しているメーカーの製品紹介なんかをしようかと思います。まっ、とりあえず今回はこの辺で…アデュ!
- 12Jun
Human Gear - FINE. OD
どもども、またまたレビューでございまするん。今回はHuman GearのFINE. ODです。このペダルを知った当初は「ファインファイン!(゚∀゚)」言うてましたけど、実際は「フィーネ」です。ここはモデル名を音楽用語から取っていますからね。借り物なのですが、かなり年季の入った外観してますね~。このメーカーのペダルの塗装はとにかく豆腐メンタルで、ペロッペロ剥がれます。コントロール類はVol、Drive、Toneにクリッピングとトレブルのトグルスイッチがあります。Driveが真ん中にあるので一瞬「およ?」となりますね。出音の第一印象はマイルドなTS系です。歪みの質はTS-9なんかと比べるとより滑らかです。あと中域に対するフォーカスがTS-9に比べると弱めなので全体的にバランスよく出る印象ですが、ピークがない分音の立体感なんかは薄いかな~と感じます。最大の歪み量は「TS-9と比べると少し深いかな?」という程度でそこまでガツンと歪む感じではないですね。ToneはTSのアクティブフィルターとは異なり、シンプルなハイカットなのでギターのトーンみたくとてもスムーズに可変します。クリッピングスイッチは対称と非対称を切り替えます。ぶっちゃけ歪みの質というよりは単純に歪み量が変わる感じですね。よく歪む方が対称です。トレブルスイッチはローパスのコンデンサを切る仕組みで、オンにすると1.5~3kHzあたりが出てきて、結構ピーキーな音になります。歪み量も少し上がるので、かなりキャラクターが変わります。ローゲインめにしてトレブルブースターのように使うなら結構良い感じなのですが、メインのドライブとして使うにはどうも華奢で軽い音になってしまう印象です。実際プロで使ってる方もオンにしているのはかなり少数派、というかほとんど見ないですね。この子は言うなれば優等生な歪みで、少し面白みに欠けるかなぁと言うのが本音ですね。同社のFINE DSは出音が少し硬くファズっぽいです。歪ませるにつれて少し低域がムッチリしすぎますが、ローゲインめで使うと粘りのあるファットなドライブサウンドが得れるので、どちらかオススメするなら個人的にはこっちですね。ま、好みですけどね。ちょっと面白いのがODとDS、回路の外形は異なるのですが基板は同じものを使用しています。んで両モデルともSpecialバージョンが存在します。定価で言うと8千円くらい違いますね。~素子のFETとゲルマニウムトランジスタをセレクトされた中から更に厳選された(約400個の中から5個前後取れる物)トップグレードの物を使用して組み上げています。~メーカー説明にこのようにあるのですが、ODに使われているのはFETだけで、ゲルマニウムトランジスタはDSにしか使われていません。しかもFETはバッファとして使用されているので、厳選されても音の違いなんてそう分からないんでないかな?と…ブツブツ。あと何をどう厳選しているのかも分かりません。ジャックがクライオ処理されたもの、また配線材にビンテージ線材(ただ古いだけな気も…)がしようされていて、音が違うとしたらまぁそこかなぁ…という感じです。もちろん弾き比べていただいて自分が感じるように捉えればいいのですが、回路や部品的な観点から見ればこうですよという意見ですね。あと音とはあまり関係ないのですが、このFINEにはFINE ODFINE.ODがあります。DSも同様です。前者はかなり初期のもので、確かシリアル10番以下とかそのレベルです。この時期のものは、LEDがVOLとDRIVEの間のちょっと奥くらいの位置についています。さすがに音の違いとかは覚えてないのですが、まぁレアですよって話ですね。見つけたら珍しさだけで買っても良いかもですね。んでこのドットが付いているものの中でも、写真のようにLEDが赤レンズのものは古いです。現行はクリアレンズの赤色LEDですからね。とまぁこんな感じです。何となく分かるかもですが、あまり好みではないので良さを引き出して書いてあげれないのが正直なところです(笑
- 07Jun
Ibanez - Sonic Distortion Mod.
ども!とりボンバーでーす!今回のレビューはIbanezのSD-9M (Sonic Distortion Mod.)です。第3回にしてやっと、入手しやすいペダルですね(笑このSD-9M、元はMaxon名義でSD-9というペダルがありまして、それを現代ニーズに合わせられるようオリジナルの改造を加えた物をIbanez名義で出したペダルになります。オリジナルであるSD-9はMichael Landauなんかが使っていて人気だったりしますね。前置きはこれくらいにしてコントロール類ですが、LEVEL、TONE、DIST.のツマミ、そしてGAINとMIDSのトグルスイッチが付いています。基本的な出音はミドルが控えめでエッジの効いた音になります。ローはそれなりに出ているのですが、ドンシャリと言うにはちと大袈裟かな?という感じですね。ゲインを上げると汚く、グシャッと潰れるように歪みます。ミドルがない分、コンプ感があまりないのと、音の散り具合がファズっぽさを感じさせます。古臭くて攻撃的、言うなれば80sのグランジサウンドと言った感じです。ただその中にIbanez/Maxon独特のプリンとした艶が絶妙な存在感を放っています。なんとも素晴らしいです。TONEはDS-1やBig Muffと同タイプでして、12時を中心に・右に振るとローが削れてハイが出る・左に振るとハイが削れてローが出るという感じになっていますので、一度12時にセットしてからの方がTONEの効きを把握しやすいかもしれません。GAINスイッチはオンにすると、とにかくめちゃくちゃ歪みます。そして高域の張り付き方が変わりますね。少しペターっとしてしまう印象です。歪み量としてはハイゲインを売り文句にしているペダルくらい歪みます。ですが、ノイズは割と少ない方です。ほいでGAINスイッチオフのDIST.最大と、スイッチオンのDIST.最小の間には結構な差があり、「個人的にはこの間が欲しいかなぁ~」というのが正直なところです。MIDSスイッチはオンにするとその名の通り中域がグッと出てきます。こちらはかなりキャラクターが変わるのですが、TSほどモコモコせず抜け良く扱いやすくなる印象です。僕はオフの方が好きですけどね。僕が好きなセッティングはこんな感じです。(スイッチは下がオフ)んで、SD-9は現行品としてMaxonが出ていますが、出音の違いは結構あります。もちろん系統は同じなのですが、SD-9の方が…クセだらけじゃ!!(from:千鳥 ノブ)要するに全体的に音が細く鋭いです。反抗期の男の子くらい尖ってます。そのためか、より古臭さを感じます。なのでビンテージのSD-9の音をこのSD-9Mに求めると「ん?」ってなるかと思います。どちらがハマるかはもちろん人それぞれかと思いますが、扱いやすいのは間違いなくSD-9Mです。あと価格も何故かSD-9Mの方が安いです。このペダル、ピッキングのニュアンスも出ますし、ギターのボリュームに対する追従も十分にあるので、ニュアンス重視のギタリストにもオススメですね。これは新品で楽器店にも置いてあると思いますので、遭遇しやすいかと。中古で出れば8~9千円くらいで買えるのでお試し程度に買うのもありです。最後に、SD-9自体とても古いペダルで、回路的にもオリジナリティーがあるにも関わらず、SD-9系という言葉はありません。選択肢として積極的に選ばれることがあまり無いこのペダル、なかなか触れる機会のない音色という意味でも弾いてみる価値があるかと思います。
- 05Jun
Catalinbread - Silver Kiss MK2
ども~こんちわ~とりで~す。という訳で、レビュー第2弾。今回はCatalinbreadというメーカーのSilver Kiss MK2(以下:SK)です。実はブログの最初の記事でも少し紹介しております。こちらです。僕が本当に愛して止まない、絶大な信頼を置いているペダルです。コントロールとしてはVolumeとGainに加えて、Treble・Middle・Bassの3Band EQが備わっています。出音としては少し硬めですが、非常に素直で扱いやすいオーバードライブです。歪み方はTimmyなんかに似ていて、ゲインを上げると独特の鈴鳴り感が出てきて、ジョリジョリした質感になります。ただSKはトーン回路の性質もあり、Timmyに比べるとミドルに芯が残っていてほんの少しTSのようなコンプ感があります。このEQ、前に紹介したSick As Overdriveと同タイプで、12時で周波数的にフラットとなり、各バンドが相互作用しない構造になっています。そして、ゲインを絞ってもある程度のレベルを稼げるので、トレブル/ミッドブースターといった、好みの帯域を際立たせるポイントブースターなんて使い方もできます。本当にこのペダルが好きでして…実は3台持ってます。生産完了品ですが、僕の野望としましては国内にある分を全て自分のモノにしたいです…。なので、気になる方は僕に見つかる前に買って下さい(笑どんなペダルでもあることですが、生産時期によって若干仕様が違ったりするので、その辺を比べてみたいんですよね。僕の所有する内、1台はmidの可変帯域を少し下にシフトさせたのと、高域が少し大人しくなるように改造してありますが、所有している3台はほぼ同時期に作られた物ですので、元々の内部や外観の違いは本当に微々たるものでした。LEDが緑の物がありまして、現在はそれが一番手に入れたいモデルですね。あとこのSK、ケースのサイズが倍くらい(1590BB)のAmerican Editionというのがあるのですが、そちらには興味ありません。このサイズに5ノブだからこそ、魅かれるんですよね~。まぁそれにこのバージョンも使用している基板は同じで且つ定数も大して変わりませんので、基本的な出音は変わりません。とまぁこんな感じです。最後の締めくくりはSick Asと同じようになってしまうのですが…中古市場でもなかなか出ないですが、もし見かけたら是非一度弾いていただきたい1台ですね。
- 02Jun
ボンバーの調べ ~コンデンサの世界~ vol.3
はい、どうも!とりちゃんです!パーツ吟味企画の続きですね。ついに作製段階まで来ました。では早速作っていきましょう~。んでこれが今回使用する基板です。これは後ほどレイアウトを公開しますね。前にも書きましたように、まずは配線材を刺すホールのパターンにハンダ付けですね。これが終わったら背の低い部品から順に取り付けていって…抵抗が全て付け終わったところです。部品を挿すのもハンダ付けも、4倍の作業量なのでなかなかに大変でおま。何て言いつつも黙々と作業して~ハイ完成。同じ部分だけ色が違いますね~。偉観です。基板のパターン面ですが、そのままにしておくと酸化して僅かに音が変わるので、全てのパターンをハンダでコーティングしています。そうそう、今回作るにあたってLED用の配線材を買い足しましたので、一応載せておきます。KYOWAの耐熱電子ワイヤー UL1429 AWG28の黒ですね。10mで\350くらいだったと思います。話戻して、ケース加工は事前に終わらせているので、もう組み込み~。色が綺麗ですわ~。それにしてもホントに同時作業って大変だす…。そういえばAVXなんて久々に使ったのですが、これ基板の見栄えが良くなりますね~。引き締まった感じで、シュッとしてはる。どうです?思いません?こう、シュッとね。とか言うてる間にハイ、完成!んでレイアウトですね。オリジナルサイズはこちらからドゥーン!!意外とTS-9のレイアウトって少ないようでして、このブログの検索ワードでも「TS-9 レイアウト」的なので来て下さる方が結構います。自分で言うのもなんですが、なかなかに綺麗なレイアウトだと思います。カップリングの1uFはフィルムでもいけるようなスペース空けてるし、ポットへの配線もしやすいかと。ほいで回路図。オリジナルサイズはこちらからドゥーン!!という訳で、今回はこの辺で許しといてやります。僕自身も結果がかなり気になるところではありますが、また後日きちんと書きたいと思います。ではでは、あじゃまーした~。
- 25May
ボンバーの調べ ~コンデンサの世界~ vol.2
ちゃっす!ちゃっす!!おら、とりそぼろ! 今回は部品が届いたので、それをお披露目するのと下準備でございます。あと僕自身、同じ機種を同時に4台も作るなんてそうないもんですから、想ひ出にと思いましてね。 んで、その部品がこちら多いっす。基板上の部品だけっすよ?ちょー多い! 下準備ですが、要するにこれですね。 「部品の選定」 こんな風に抵抗の足を折り曲げるだけでなかなか大変…。まだまだ向こうに見えておる…。そして一個一個の部品の数値を測定して選定します。んで、念のため回路図に実際の値を全て書き込みます。おぅふ…地道な…何とも地味な…作業…。 ぶへぁ!!!こんなもん…やってられんとっ!!!と言いつつきちんとやりましたよ(゚∀゚)ふぅ…これにて下準備終了でごさいます。結果、抵抗の誤差は余裕で1%以下に収まっています。可変抵抗の誤差も5%どころか2~3%くらい。これはラッキーです。トランジスタは2N3904を使用しますが、hFEは全て「213」で揃える事が出来ました。今回4台で8本使用するのですが、購入したのは40本。揃っていたのは9本だけ。おーこわ…。今回、「コンデンサのキャパ誤差は無視」ということにしています。共通で使用する部分については、値的にもあまり問題は無さそうでした。しかし、肝心の比較する部分のコンデンサはメーカーによって集まっている値が異なりますね。まぁかなり神経質にやっているので、気にするレベルではありませんが。そうそう、ついでにケースのラベリングも済ませちゃいました。まぁ上手く貼れてます。これだけの数があると、基板作るのだけでも大変そうです。まぁでも、ここからはスーイスイですわな。(穴あけとかあったよね~)では、ご覧いただきありがとうございました。次回お楽しみに~。
- 17May
愛the機 ~やっぱりお前がええんやで~
ギターこんちわー、とりりんがーです。今回は僕の使ってるギターを紹介したいと思います。やっぱりね、可愛い子はついつい見せびらかしたくなるもんです。まずは写真から。可愛いでしょ?Fender MexicoのClassic 60's Stratocasterです。正式な年式は不明ですが、このカラーが存在したのが99年あたりのようです。中古で購入して色々と手を加えてあります。まずはピックアップ、現在はVoodoo ST-60を3発載せています。ブラックボビンタイプで、直流抵抗は3発とも6.5kΩ前後です。センターはRwRpなのでハーフトーン時にはハムキャンセルになる仕様になっとります。個人的にハーフトーンはハムキャンセルされているスッキリした音が好みなので、基本的にセンターはRwRpのものをチョイスしています。そしてこの個体の謎なところといいますか、雑な仕事といいますか…。これ見てください。分かりますでしょうか?上塗りのシェルピンクの下地がなんとバーガンディーなんです。なかなかの有り得なさで、リペアショップの方に見せると笑ってました。メタルリックカラーを吹くにも下地が必要なので、このギターの塗装膜は少なくともシーラー→下地→バーガンディー→シェルピンク→トップコートがあると考えられます。それが原因なのか、この子は何とも「ヘンな音」の出るギターでして、音がペラッペラ(?)です。細いと言えば細い…、弱いと言えば弱い…、と言った感じで自分でも何といっていいか分からん感じの鳴りです。ただ、ここ6年ほどはこのギターばかり弾いていて耳が慣れてしまったので、他のストラトを弾くと逆に違和感しか感じないんですよね…。少しでも鳴りを良く、ということでネック裏の塗装は剥いじゃってます。響きが変わりまして、左手で鳴りをしっかり感じることが出来るようになりました。出音としては弦の音しか無かったのが、ほんの少しウォームになりました。トレモロブロックはCallaham、ブリッジの駒はRawVintageに交換。あとスプリングもRawVintageで、5本掛けしています。ほいで、個人的にストラトはベタ付けではなく、ピック1枚分くらいフローティングさせています。これによってスプリングに弦の振動がより伝わりやすくなりますからね。バックプレートは弦交換が面倒という理由で長い間付けていなかったのですが、パネルがあることによってスプリングの残響音が外に逃げず、跳ね返ってボディ側に響くようになります。これが有るのと無いので、結構変わってくるんですよ。んで弦交換の手間はバックプレートの下を切ることでクリアしています。んでもって内部配線関係もごそっと変えています。手を加えれる部分は全てやった!って感じですが、最後にもうひとつ。やはり塗装ですね。この個体の色合いは非常に気に入っているので、このトーンになるべく近い色でオールラッカーにしてあげたいですね。この分厚い塗装を剥ぐと、どれくらい鳴りが変わるのかも気になりますし、そこまでやることで手放す気を無くそうという魂胆もあります。
- 14May
ボンバーの調べ ~コンデンサの世界~ vol.1
どもです。とりんどるそぼろです。今回はちょっと面白い企画、というか自作する人だと「気にはしてるけどじゃぁ実際どうなの?」ってなやつをやりたいと思います。それは…パーツによる音の変化です。「いや、やったことあるし」とか、「普通に変わるから」とか思ってるお前さん!!マジでガチンコフェアな状態でやったことあるんけぇ?のぉ??どり゛み゛だじま゛じだ。とりだけに!!なんつって!!!!要するに、自作って同じ機種何回も作ったりしないし、既製品とかでもSpecial Ver.とかありますけど中身の部品ゴソっと変えちゃったりで、「ぶっちゃけ何でどう変わってるのか分からんぴー」ってとこだと思うので、今回は一気に複数台作って比べたいと思います。んで、その第一段。コンデンサです。ルールというか、仕様としましては・回路はTS-9ベースのオリジナル定数・抵抗は全て金属被膜で値の誤差は1%以下にする・可変抵抗器の誤差は5%以下・外注プリント基板を使用(パターンは同じ)・コンデンサの容量誤差は無視・スイッチやジャック、配線材、ハンダなどは全て同じ型番・ケースレイアウトや配線の取り回しも極力同じにするという感じですね!ドン!!(それっぽく書いてるだけかもしれませんよ?)「ここは気を遣わないの?」ってとこがあれば言っていただけると助かりまんにゃ。んで完成したら、比較動画でも載せれればなぁ~と思ってます。ほいで、「やっぱ実際自分で確かめねぇとわっかんねぇよ!」って方のために、貸します。ちゃんと返してくれるなら、全然貸します。ドン!!(フトッパラー!!)ほいで、僕のこのブログもそうですが、ネットに書いてある評判と自分の印象にどれほどの差があるのかなんてのも分かっていただけたらなと。特にエフェクターの界隈だと「~と言われています」みたいな受け売り感MAXで曖昧な表現のものが多いように思いますしね。自分がどう感じるか、それが何より大事です。別にそこに差があったからダメだとかそんな話じゃないです。まぁ経験は嘘をつきませんから、情報選びとかに役立てていただければなと。「お、このパーツ使ってるってことはこのペダルは自分に合うんじゃないか?」みたいな切り口が生まれるかもしれません。はい、話戻して今回使用するコンデンサは・Nichicon YX・Panasonic ECQ-V・AVX BF/BQ・WIMA MKS2の4種類。価格だけで言えば上から順に高くなっていますね。あ、そうそう。回路的に信号ラインで1uFを使う箇所が2ヶ所あるのですが、YXにこの値はないので、この個所は4機種ともNichiconのMUSE(無極性電解)の1uFを使用します。これらのコンデンサ、僕自身は全種類とも使用したことがあります。なのでまぁ予想と言いますか、現時点での記憶を頼りに個人的な感想を書いておきたいと思います。-----------------------------------まずYXですが、これやメーカー不明のフィルムコンみたいに安価な汎用パーツは、総じて高域も低域も音像が少しボヤける印象ですね。しかしそれがギターのおいしい倍音を絶妙に引き出してくれて、広がりのある音になるので僕は結構好きなんですよね。ガツンと来るようなパワー感は出ないですが、コードバッキング用の歪みなんかに使うと良い印象です。次にECQ-V、これは僕の中では「基準」みたいなパーツです。YXに比べると、全体的にバランスよく引き締まっていて音像がボヤケすぎることもなく、かと言っておいしい倍音が出ないでもない。低域の輪郭なんかは4つの中じゃ一番ハッキリしてるんじゃないかな?「突出した特徴が無いのが個性」で「迷ったらコレ使っとけ」ってな感じで非常に便利です。実際、出音は嫌いじゃないです。むしろ好き。安定して「間違いない音」を出すことができますね。ただもうディスコンなのが痛いです。ほいでBF/BQ、Landgraffが使用していて有名になったと言っても過言ではないですね。これはですね、ホントに倍音無いんじゃないか?ってくらいに輪郭がハッキリしています。耳に優しいというか「まとまってるな~」って音です。Landgraffの絶妙に甘いトーンを実現するには、これが不可欠ですね。ただこれもECQ-V同様ディスコンなので、段々値が揃わなくなってきていますね。最後にMKS2、所謂オーディオグレードですね。なかなか強烈な個性を持っています。意外と高域はあまり広がらない/伸びないので、少し暗い印象。また低域は少しボヤける感じで、その塩梅によって巻き弦が毛羽立ってファットさが際立つ印象ですね。ただYXのボヤけ具合とは全く違います。こっちはワイドレンジすぎてピークが無いためにボヤける印象。なんかムッチリした感じがあって、プッシュ感は断トツです。アダルトな「艶」と「色気」を感じることができるやつです。メーカーで言うと、Mad Professorの歪みは特にコンデンサのキャラが活きていると思います。なので同社の歪みが好みであればWIMAは全体的にハマるかもしれません。-----------------------------------予想でこんな書いてしもうたよ。実験結果で書くことないんちゃうかな。まぁ良いですわ。製作風景とか写真でスペース稼ぐし!たった5つの部品でどこまで変わるんでしょうね~。ほなほな楽しみな人はお楽しみに、そうでない人は何とな~くお楽しみに~。あざした~。
- 02May
エヘクタ製作記 ~MXRサイズ~
じさくビヨヨヨヨ~ン!とりそぼろだお~!前に1590BBサイズで製作したので、今回は1590Bサイズに対する僕なりのノウハウも少し書きたいと思います。1590Bは所謂MXRサイズというやつですね。まずケース。穴あけ済みでございます。このサイズに5ノブです。普通にやるとスペースの関係で配線がかなり大変です。が、今回の基板はポットへの配線がかなり楽になるように作っています。それは後ほど。各パーツを取り付けると内部はこんな感じ。僕はMXRサイズだと、基本このレイアウトです。見ていただければ分かるように、スイッチを一番手前に配置しています。バッテリーはジャックとスイッチの間に収納します。Paul CochraneのTimmyがマイナーチェンジした際にこのレイアウトを採用したんですね。それで知って以来、僕もずっとこの方式でやっています。ただこのレイアウト、少しばかり制約があります。まずバッテリーを入れた時にショートする危険があるので、ジャックはBOXタイプでなければなりません。そしてバッテリーを収納するには配線のスキルがそれなりに必要になります。あと条件ではないですが、DCジャックの位置決めが結構難しいです。僕は最近からケースの奥側に配置することにしています。ただこうすると基板のサイズに対する制限が厳しくなります。これはDCジャックを奥側にする前のレイアウトですね。変更理由はL字シールドを挿すとDCケーブルと干渉することがあったからです。自分で使う分には良かったのですが、人に使ってもらう時にこれはマズイですからね。少し話を戻して、では「なぜそこまでしてこのレイアウトを採用するのか」です。それは「スイッチからツマミまでの距離を取れるから」です。つまり、ペダルを踏んだ時に誤ってツマミが回転するリスクをかなり軽減できるんですね。これを見てください。どちらもMXRサイズに5ノブ。右側のペダルが今回作るやつです。右側の方がツマミの位置が全体的に少し上に位置していますが、それを踏まえてもスイッチとの距離が大きいのが分かるかと思います。あと手前に持ってくることで、より斜めから踏むこともできるんですね。まぁなんし扱いやすさが飛躍的に向上しますよって話ですね。御託はこれくらいにして、今回の基板。今回はあえて安価なパーツを使用しています。抵抗もカーボンフィルムという、僕にしては珍しい選択です。んでまぁいつも通り基板に必要な配線材を全て挿して…両面テープで固定。今回基板から出る配線材はこれだけなんです。5ノブなのに。どういう事かと言いますと、ポットへの配線は全てこのようにします。ジャンパー線で繋いでます。いつもこんな綺麗なレイアウト作れるわけじゃないですけどね。これでポットの配線終了。見えないですが、全部結線されています。あとはスイッチ周り何かの配線やって、一丁上がり。この状態ではまだバッテリースナップを取りつけていません。ただし、バッテリーを内蔵するなら、このように配線を左右の隅にまとめる必要があります。これがさっき言っていた配線のスキルです。もし配線が真ん中を通ったりしていると、バッテリーを入れた時にフタが閉まりません。そうそう、僕はポットのナットを締めたりする時に回転するを防ぐ穴を開けています。最初は面倒かもしれませんが、慣れるとこんなに便利なものはないですね。断線のリスクも減らせますしね。この回転防止用の穴は3mmのドリルで開けています。では、今回作ったペダルの紹介です。モノとしてはオーバードライブ。ツマミに特別なものは無く、Volume:最終的な音量Drive:歪み量Treble:高域の調整Middle:中域の調整Bass:低域の調整あと基板上にクリッピング切替のスイッチが付いています。ベースは僕の大好きなSilver Kiss OverDriveです。さっき並べたやつですね。残念ながら廃盤なのと、少し手を加えたい部分があったので作ってみました。ではでは、ありがとうございました~。
- 29Apr
自作の手順なんかを。part2
どもども、前回のディレイ+リバーブの続きっす。では今回は配線からですね。ケース加工とかは正直テキトーなんで記事にはしません。アドバイスとしては「ハンドドリルはそこそこいいヤツ買っとけ」ってことくらいですね。あぁ、あとドリル径は何種類かあった方が良いです。3mm,6.5mmくらいかな。5mmのLED使うなら4.9mmと5mmもあると良いですね。一応僕がメインで使ってるドリルちゃんたち。右からベッピンさん、ベッピンさ(ry左から1mm、2.6mm、3m、4.9mm、5mm、6.5mmです。1mmは基板修正用で、2.6mmは仮穴空け用ですね。話は戻って僕の場合、配線の手順としてはあらかじめ基板側に配線を全てつけておきます。モッタイナイけど全部ちょっと長めにね。短かったらもっとモッタイナイことになりますんで。ちなみに僕が使う線材はBelden 8503。色は黒がお気に入り。現在は専ら撚り線派でございます。LEDのとこだけ別の線材使いますが、それは後ほど。んでここまで来たら基板の裏に両面テープ貼ってポットにペチャリ。これで基板が固定されるので、この状態で先にポットへの配線を済ませます。線材に無理な負荷がかからないよう、且つ無駄に余らないよう…。そして何より美しく!美しく!!美しくー!!!するとこんな感じ。我ながらなかなかの出来ですわ。んでここからはスイッチやらジャック周りの配線。とりあえずLEDからします。ちなみに僕はいつも5mmのフラットレンズタイプを使います。これをグイッといれて、斜めから見るとこんな感じ。カコイイ…。LEDの固定にはアロンアルファを使います。ホントに少量でいいです。出し過ぎたらすぐに綿棒でフキフキ。1分くらいで十分に定着します。ちなみに乾かす時はケースの表面を上にした方がいいです。でないと接着剤がレンズ面に流れてきて白くなってしまい、見栄えが悪くなることがありまんにゃ。とにかくまぁこれで上からハンマーでブッ叩いてもLEDが入り込むことはありません。先にLEDが割れます。んで配線ですね。先ほども書きましたが、LED用には別の線材を使用していまして、26AWGとかなり細くてヘナヘナなやつです。10mで600円くらいで、大体40台分くらいです。ちなみにLEDの足はこんな風に曲げています。大体根元から2mmくらいの部分から曲げます。ちなみにこの「アソビ」は大切です。仮に配線が引っ張られたとすると、LEDの足の根本に力がダイレクトに掛って壊れる原因となるので。たまにLEDの足を根本から曲げてる人いますけど、その曲げてる時点でかなり負荷がかかってるので、出来ればやめた方が良いと思います。配線がフワフワする時はマスキングテープみたいなのでケースに固定するという手がありますわいな。僕は結構使いますよ。んでここから先はいつも気分で、特に決まった順番はありません。まぁでも基本はスイッチから遠い箇所からやっていきますかね。なるべく配線を下に這わせたいので。あとIN/OUTの配線は最後にすることが多いかな~。ディレイ/リバーブどちらもデジタルで、消費電流が大きいのでバッテリーは無しです。そのため各スイッチの間、本来バッテリーのスペースにリバーブユニットとポットが入ります。ほいサッサと配線しまして…はい、完成(^ω^)取り回しのポイントは、なるべく同じライン上を配線させること。また自然とまとまるように癖をつけること。配線の流れに逆らわないように、ポットなどの配線も出す根本の向きから意識すると良いかと思います。こればっかりは慣れですけどね。あと電池交換の際に配線を引っ張ってしまって断線なんてこともありますから、なるべく触れられないようなルートを通すことですね。後から結束バンドでまとめるのも良いかと思います。まぁこんなもんですかね。配線の仕方や工夫はメーカー品の中身なんかを参考にするのが良いと思います。「エフェクター 内部」とかでググれば色々でてきますから、なるべくすっきりしたもので真似しやすそうなものをチョイスしてみてください。ただLandgraffとかLeqtiqueみたいなカクカク配線を真似するのはやめた方が良いと思います。見栄えもそうですけど、線材は金属ですから一度曲げると元には戻りません。なので何回も曲げると被膜の中で導線がグニャグニャになるので、断線の可能性も高まります。まぁまぁまぁ、基板やツマミの数など、規模がどれだけ変わっても基本は一緒です。ケースのサイズが変わっても書いてることやっときゃそれなりの見た目なんかにはなります。今回は1590BBでしたが、一回り小さい1590B(MXRサイズ)のペダルについても記事にしてみたいと思います。では、最後に今回作ったペダルの紹介を。まずは外観。僕はシンプルなデザインが好きなので、見た目は大体こんな感じです。・ディレイ部Delay:ディレイの音量Time:ディレイタイムRepeat:ディレイの回数Boost/Cut:12時で原音と同じ音量で、±2dB程度のブーストカットができますTone(内部):ディレイ音のトーン・リバーブ部Mix:リバーブ量Dwell:リバーブのアタック調整Sunny/Cloudy:リバーブ音のトーン内部の接続順はディレイ→リバーブとなっています。作ったきっかけは単機能ディレイもリバーブ、どちらも1台も持っていなかったことです。次にまた作る機会があれば色々と修正したいなとは思いますが、現状でも十分満足しています。ではでは、あざした~。
- 20Apr
Bondi Effects - Sick As Overdrive MK2
どうも、と(ryどうせやったらレビューでもしようかなぁ~と思ってやってみます。まぁレビューっていうか紹介ですね。Bondi Effectsというアメリカのメーカーがあります。そこのSick As Overdrive MK2、その名の通りオーバードライブですね。それがこちら爽やかなダフネブルーが堪りませんなぁー!!まぁ回路自体は有名なKlon Centaur(以下:ケンタ)をベースに作った感じです。ただEQがTREBLEとBASSの2Bandになっているのと、素晴らしい手の加え方によってかなり汎用性を高めています。「汎用性が高い」…つまりミドルを抑えてケンタの癖をかなり無くしてます。なのであの独特のゴロっとしたミドルがお好きな方はハマらないかも。EQ類は12時で周波数的にフラットなので、この状態で「お?」となったらもう「買い」です。ゲイン量は単体でオーバードライブとしては十分に歪ませることができます。トグロ、じゃなくてトグルスイッチは「GainSW」ということになっています。要するにクリッピング切替ですね。コンプレッション感が変わります。(上がHi、下がLow)Hiの方にしてGAINをしっかり上げてやると、TSのようなコンプ感が若干出てきます。LowだとGAINを最大にしてもコンプ感はほとんど出ません。このペダル、少し前にギタマガの「ケンタウルス系ペダルの知られざる世界」という特集で取り上げられたのですが、まだまだ知名度は低いと言うか売れてる印象はないですね。2016年4月現在で29,500円(税抜)が代理店の価格となっていて、税込3万ちょいですね。ただ恐らくですが、価格は上がると思います。音は良いし、もう少しすればもっと音が知られて売れてくるだろうと思うんで、買うなら今でしょ!ちなみに僕の好きなメインのドライブ用セッティングです。(僕はストラト使ってまぁ~す)このペダルのEQは、各バンドが相互作用しない構造になっています。(一般的なEQはハイを上げるとミドルもついてきたりします)なのでこいつはTREBLEを上げると、素直に高域だけが持ち上がります。両バンドとも上げることによって相対的にミドルを押さえることができます。逆にミドルを目立たせたい場合には、両バンドとも下げることで実現できます。思いの外、長々と書きましたが個人的にはここ数年で一番のヒット作ですね。まぁ名前の通り、最高です。僕は通販で買ったのですが、出音を知っているのにも関わらず届くまでこんなにワクワクしたペダルはかなり久々でした。正直言って置いてる店は少ないですが、見かけたら是非弾いていただきたい1台です。
自作の手順なんかを。part1
ちゃーっす! とりそぼろでーす!自作のアドバイスみたいなのをやってみよかな、ということで。今回は実際、僕が作る流れなんかを記事にしてみたいと思います。まず僕は基本的にプリント基板でしか作りません。2石くらいのブースターやDistortion+みたく「余程簡単な回路でかつ完全に仕様の決まっているもの」に関してはPtoPでやったりもしますけど、まぁ稀です。理由は単純、何と言っても製作が楽です。あと部品の足の長さとかも気にしなくて良いですからね。んでもって回路の外形を変えることは難しいですが、定数変更は容易ですね。それにメンテナンス性も高く、何より見た目も美しい。ブレッドボードは最初の開発の時に使ったりもしますが、規模が大きくなると追うのも面倒。何より実際組んだ時と音が結構違ってくるのであんまり使いません。もちろん持ってると便利ではありますが、今ではほとんどLEDの色と明るさ確認にしか使ってないです。ほいで使用しているプリント基板ですが、いつも外注です。僕みたく個人で、好きなペースで作る程度なら、手間や失敗のリスクを考えると外注の方が断然コスト良いですからね。手間と安心をお金で買うんやで、フヒヒ。ではでは前置きはこの辺にしておいて、今回は何作るかといいますと、ディレイ+リバーブの2in1です。細かい仕様とかは完成時に書きます。最初に記事にするにしてはちょいとヘブェーな内容ですが、まぁ流れを記事にするだけなので機種が何かはあんま関係ないです。で、使用する基板はこれ。どーんデカいっすね。こりゃデカい。ちなみにケースは1590BB。7ノブでございまする。んで部品もこんなにあります。あ、そうそう僕はいつもこんな感じの100均に売ってる小さいタッパーに1台分の部品をまとめてます。こんな風にマスキングテープで上に機種名書いておくと分かりやすいですよ。ポットやらスイッチなどの大きい部品はケースに入れて保管しています。あ、あとこれがあると作業が非常に捗りますね。コーラ!!!!あとたけのこの里なんかもあるといいですね。紹介したところでまぁサクッと行きますよっと。ではさっそく部品を、と言いたいところなのですがまずは配線材を刺すホールのパターンにハンダを載せといたほうが良いです。これはプリント基板でもユニバーサル基板でも同じことです。基板のパターン(銅箔の部分)って、基板触ってる内に指の脂ついたりして、さらにハンダごての熱でパターンが一気に酸化したりしてハンダがのりにくくなることがあるんですわ。なんで配線用のホールは先にハンダ流しとくとパターン保護にもなるし、予備ハンダにもなります。これができたなら部品付けです。作業手順として楽なのは背の低い部品からつける事です。ヘルピングハンドなんてものがあればこんなの気にせずいけるんですけどね。これもあってもなくても良いと思いますよ、邪魔なんで。僕は持ってないです。ハンダ付けの際、ICやトランジスタ、あと電解コンデンサなんかは熱を入れすぎないように注意が必要です。ヒートクリップは一応持っておいた方が良いかと思います。最初だけで使わなくなりますが。あと安全性を考慮してピンソケットを使うのも手です。僕の場合、基本的にIC以外には使わないことにしています。特にこの手のピンって、抜き差ししてる内に部品の足やピンの内側が削れて細くなったりして、案外すぐにガタつきます。部品を刺して抜いてみたら分かると思いますが、結構足が削れてますよ。まぁ抵抗なんかも抜き差しできるから便利ではありますけどね。あと微々たる差ですが接点の関係上、音も変わります。ほんと微妙にですけど。僕は何かの自作をした時に、たまたまでしょうが顕著に差が出たのでそれ以降はなるべく使わないことにしています。ササーッとハンダ付けして基板は終了!どないでっしゃろ?今回の基板は結構ギュッとしたレイアウトのため、部品を立てたりするのであまり美しくはないですね。まぁ見た目の問題だけっすけどね。参考までに、各部品の高さです。立てた抵抗とトランジスタ類をしっかりめに差し込んだ高さは大体同じですね。セラコンとかはサイズによりますが、オペアンプソケットよりは高くなります。なげぇな。一回区切るかー。ってことで次回に続きま~す。ありがとうございましたー。
- 16Apr
自作とゆかいな道具たち
じさく呼ばれて飛び出てとりそぼろ~。はい、どうも。今回はね、エヘクタ自作すんのに必要な道具を書いてみます。「これさえあれば」ってのはよくありますが、僕の中でお金をかけた方がええですよんってのも書こうかなと。・ハンダごてまぁ言わずもがなの必須工具。これ無しで出来るとなると、あなたはX-MENに入れますね。ホームセンターで売ってるやつでも良いのですが、出来れば温度調整機能の付いてるやつが良いですね。ハンダ付けが上手くできない人は、技術じゃなくて使ってるハンダごてに問題があることも少なくないです。その詳細はこのページを一読して頂くと分かるかと。(写真2枚目の下の文章までで十分です)http://noseseiki.com/sp/handakote/index.html自作で最も使用頻度が高い工具なので、奮発してもバチは当たらないでしょう。しかも作業効率・仕上がりに大きな影響を及ぼします。なのでちょっと背伸びしてでも、それなりのやつを買ってほしいですね。コテ先やヒーターなどの部品交換出来たりもするので、幅広く・長く使えますしね。ちなみに僕が使っているのはHAKKO 933です。これは¥8000くらいするのですが、後継機のFX-600は¥6000くらいになっていて扱い易さも上がっていますので、かなりオススメです。(Amazonで¥4000くらいみたいです)あ、コテ先クリーナーみたいなのはあっても無くてもいいです。僕はいつもティッシュで拭いてます。火傷さえ注意すれば超便利です。・ハンダ吸い取り線ミスって部品付け間違えた時や、イモハンダになった時なんかに使います。その名の通り、ハンダを吸い取ります。シュルシュル~って。色んなメーカーが出していて、色々と使ったのですが個人的にこれが一番使いやすいです。品番は「HAKKOWICK No.87」です。僕はこれの「87-5」を使っています。「5」は吸い取り線の幅ですね。幅が3.5mmなのですが、これより細いとすぐ出さないといけないし、逆に太いと狙ってできないし…。ということもあり、3.5mmを使っています。ホントは用途で分けると良いんですけどね。「ハンダシュッ太郎」っていうふざけた名前だけどスゴイやつもあるのですが、これはあんまり使わないですね。僕なんかは市販品をバラして解析したりするのですが、基板に「スルーホール」がある場合に使うくらいですね。・ニッパーこれも必須ですね。切れ味が良いとストレスも無く、スムーズに作業することが出来るのでそこそこ良いものを選ぶことをお勧めします。あと、握って返ってくるバネが付いていることも大切です。(板バネはオススメしません)ちなみに僕が使っているのはENGINEERのNK-15というやつ。¥2000ちょいですが、かなり良いですよ。・ワイヤーストリッパーこれはね、文明の利器ですわ。すんばらしい代物。「クッ」と握るとそれだけで線材の被膜が剥けます。僕はみんな大好きGarrettaudioのハンドツールのとこにあるHT004Sというやつを使ってます。これは自分の使う配線材の太さで変わってくるのですが、一般的には26,24,22AWGくらいのものを使用すると思うので、それらに対応したものを選ぶことですね。・ラジオペンチエフェクターだと大して大きい/重い部品を挟むことは無いと思うので、先が細くて掴みやすい形状が良いかなと思います。あと個人的には先が曲がっているベントタイプの方が、エフェクターには適しているんじゃないかなと。ニッパー同様、バネが付いているものが断然オススメです。これはバネさえついてりゃホームセンターで300円とかで売ってるもので十分かと思います。・ハンドドリルケースの穴空けというのはほとんどの方がメンドクセェと思う作業かと思います。なのでその憂鬱さを取り除くためにも、それなりにパワーがあるドリルをオススメします。穴あけに時間が掛かって仕方ないですからね…。目安として9V以上。12Vあれば理想的ですね。僕はRYOBI BD-123を使っていますが、何の不満もありまへん。ドリル径は使用するLED径(3mmや5mm)とあとは6.5mmくらいがあれば、リーマーでの拡張もかなり楽になるかと。ボール盤欲しいですけど、邪魔だし結構しますからねぇ…。・リーマードリルで開けた穴を任意の大きさまで拡張します。5-20mmくらいのものが扱いやすくて良いかと思います。(ちなみに一般的なフットスイッチの径は13mm)拡張にはステップドリルを使う手もありますが、僕自身はXLR端子の穴とか開ける時くらいしか使わないですね。・プライヤーエフェクター用途に限らず、家にあると便利です。主にフットスイッチのナットを締めるのと泥棒撃退に使います。高いのを選ぶ必要は特にないですね。・ボックスレンチケースにを傷つけずにナットを締めたりできるので便利です。僕はギター用に特化したやつを買いましたが、ポットのナット用10mmジャックのナット用13mmくらいがあると十分かと。12mmもあってもいいかな。あとはドライバーと六角レンチですね。基本ケースのネジとか、ツマミのネジに使います。まぁ色々と書きましたが僕は道具にはそこそこお金かけてます。価格=作業効率という悲しい等式が成り立っている事実があります…。ただ作業効率が上がるとストレスも減るので、より自作を楽しめます。これは間違いないです。
- 11Apr
適the当 ~レイアウト/回路図の読み方~
うぃーっしゅ、うぃしゅうぃーっしゅ!とりそぼろっしゅ!!今回はね、適the当シリーズの第一段として回路図の読み方をやろうかと思います。「最初にやれや」って話ですよね。すんません。完全感覚フォーゲターでした!!いやホントそうですやん。なーにが回路図出して「ここをこうするんやでぇ~」やねん。自作とか始めるんやったら一番最初の難関ですやん!!ね、誰だって最初はレイアウト図から入りますからね。ということで、もう書きますが回路図の読み方書きます。「読み方」というか「見かた」ですね。題材として扱うのは毎度のことながらIbanez TS-9です。ほなレイアウト図召喚!!!(2016/05/29に若干変更しています)レイアウトに使用してるソフトは「DIY Layout Creator」の古いやつ、無料ですが化石です。Vista以降は一番大事やのに使えない機能があるので、オススメはしません。まぁそんなのはどうでもよくて、僕がこれでレイアウト載せる際のルールとしてこれは必ず守ってます。・電源ライン(周り)は赤線・バイアスは橙線・GNDは緑線・その他のラインは全て青線・ポットは裏から見た状態(恐らくこれはほとんど共通)あと今回は画像の都合上、部品に定数を書きこんでます。んで、抵抗値はまぁ大丈夫だと思うんですが、コンデンサの容量ですね。「47n」とかがありますね。まぁこの辺は数字の話ですがn(ナノ)はu(マイクロ)の1/1000なので、47nF=0.047uFになります。この辺は慣れです。1n=0.001uF=1000pF10n=0.01uF100n=0.1uFという風に覚えてください。海外ではこの「n」はよく使われますし、コンデンサの印字にもよく使われるので、覚えておいて損はないかと思います。それにしても大きいレイアウトです。実際はケースの関係もあってこんなレイアウトでは作りまへん。今回は何と言っても見やすさ重視!なんでね。まぁその内、ちょっとした企画をやろうと思っていますので、その布石とでも思っておいて下さい。もしこのレイアウトで作るならMXRサイズには入りませんので、ハモンドで言う1590BB以上のケースで作ってください。んで回路図---------------------------------------------------レイアウト・回路図、どちらもオリジナルサイズを落とせるようにしています。レイアウト落とすんだよ~~~ん回路図落とすんだよ~~~ん文章見ながらだと、どうしてもあっち行ったりこっち行ったりで理解しにくいと思うので、ホントはプリントアウトするなりして紙とペンなんかで追っていってもらえると助かります。正直これ以上の方法が思いつきまへんのやで。すんまへん。---------------------------------------------------話変わって、今回使用する回路図は1ヶ所だけ変更点があります。それは入力/出力バッファのトランジスタの型番が2SC1815じゃなくて、2N3904に変わっていること!!理由としては足配列の問題です。2N3904はトランジスタの回路図記号とレイアウトをリンクさせやすい配列なんですわ。ね?2N3904の方はまんまって感じで、レイアウトにした時もイメージしやすいっしょ?というわけでそこだけ変更点ですね。あ、あと電源部にある4,8ってのはオペアンプの足番号。デュアルオペアンプはほとんどが4番がGND、8番が電源(+9V)です。オペアンプでもトランジスタ,FETでも、ほとんどのものは「(型番) データシート」で検索したらピンの割り振りが出てくるので、自分でレイアウト作る際はそんなのを参考にしてくださいな。----------------------------------------------------やっとですわ…ほな説明行ってみましょ。まぁ説明といってもね、回路図上で繋がってるとこが繋がっていれば良いだけの話なんですよ。GNDとかね、電源とかね、バイアスとかね、「同じ記号は繋いどけ」って考えでOKでおま。実際そうです。レイアウト図の見かたとして、何となく分かるかと思いますがこんな感じです。ほいで「IN」と書かれた場所から「OUT」までをたどっていくだけです。回路図とレイアウト図、見比べてみてください。ほれほれ、画面に並べて!ウィンドウを左右に並べて表示だよ!!いや、マジでどうでしょう。全部ぺぺぺぺ~って繋がってると思います。できれば上でも書いたように回路図とレイアウト見比べてペンで印でもつけていってもらえると混乱しにくいと思います。こればっかりはすんません。ホントに上手い方法が見つからない。また書き直すかもしれません。とりあえずこれで載せときます。アデュ!



















