最近パソコンのHDDがぶっ飛びまして、ここ1ヶ月くらいの構想が無に還りました。どうもとりそぼろです。

載ってるHDDがファームウェアに問題ありというSeagate製のものだったらしく、まぁこれが原因かなぁと。

基本的にエフェクターに関するデータはクラウドにバックアップを取っているのですが、そろそろ保存するかと思った矢先のことで言葉も出まへんでした。

みなさん、バックアップだけはきちんち取りましょう(泣

まぁそんなことでパソコン買いました。

M・B・P!!!!

どうしてこれを選んだかって?

スタバで「ドヤァ〜」するために決まってんでしょ!!!

ほいで、今まで使っていたレイアウトを作ったりするソフトの全てがOS Xでは使えないので、Windows入れるまで新作はお休みです。

なのでハンダごてを握る口実が欲しくて、こんな依頼を受けました。
(無理矢理やらせてもらえるように頼みました)

市販品のノックダウン

まぁ今回のものは元々別筐体にノックダウンされていたのですが、どうやらスイッチ不良やら断線が起こっていて正常に動作していませんでした。
なので修理を兼ねて小さいケースに移すという作業内容です。

移し換えるケースですね。

ほいでこれが基板。


思いっきりメーカー/モデル名が書いてありますね。
そう、KeeleyのFuzz Headです。

このペダルは弾いたことがないのですが、
ゲルマニウムTrによる増幅→NPNシリコンTrによる差動増幅
→トーン,クリッピング,ボリューム→バッファー

という回路ですね。

差動増幅段があるので、ハイフレットではアッパーオクターブが出たりするんじゃないかなと。
ボリュームの入れ方なんかもエフェクターには珍しい方式で面白いです。
あと確認しましたが、出回っている回路図に間違いはなさそうですね。

このペダル、Fuzzのツマミに2.5K-Bという珍しいポットが使われています。
まぁでも二つの端子しか使っていないので、3Kとか5Kでも問題なく代用できますけどね。

ほいでまぁちょいちょい〜と組み込んんで…

ほい完成!

組み込みはいつもの感じですね。
実機にはDCジャックがあるのですが、ノックダウンされていた筐体には付いて無かったので、今回も付けていないです。
まぁファズはパワーサプライから供給すると他のペダルにノイズが混入したり、その逆が起こりやすいですから、個人的にファズというかディスクリート系はバッテリー推奨派です。

コントロールは表にFuzzとボリュームを意味するHead、そして内部にToneGainのトリマーがあります。
真ん中にある社会の歯車みたいなのがGain、んでソケットに刺さってるコンデンサーの奥にある縦になってるのがToneです。

ぶっちゃけGainはずっとMaxでいんじゃね?って感じです。


最後にパシャり!


ノックダウンは市販品の構造をじっくり観察できるので、いい機会ですね。
また依頼がいただけたら是非ともやりたいですね。(機種による)

ではでは、夏本番ノリノリでいきましょー!あざした〜!!
あっちぃけどね。