どもです。とりんどるそぼろです。
今回はちょっと面白い企画、というか自作する人だと
「気にはしてるけどじゃぁ実際どうなの?」
ってなやつをやりたいと思います。
それは…
パーツによる音の変化
です。「いや、やったことあるし」とか、「普通に変わるから」とか思ってるお前さん!!
マジでガチンコフェアな状態でやったことあるんけぇ?のぉ??
どり゛み゛だじま゛じだ。
とりだけに!!なんつって!!!!
要するに、自作って同じ機種何回も作ったりしないし、既製品とかでもSpecial Ver.とかありますけど中身の部品ゴソっと変えちゃったりで、
「ぶっちゃけ何でどう変わってるのか分からんぴー」
ってとこだと思うので、今回は一気に複数台作って比べたいと思います。
んで、その第一段。
コンデンサです。
ルールというか、仕様としましては
・回路はTS-9ベースのオリジナル定数
・抵抗は全て金属被膜で値の誤差は1%以下にする
・可変抵抗器の誤差は5%以下
・外注プリント基板を使用(パターンは同じ)
・コンデンサの容量誤差は無視
・スイッチやジャック、配線材、ハンダなどは全て同じ型番
・ケースレイアウトや配線の取り回しも極力同じにする
という感じですね!ドン!!
(それっぽく書いてるだけかもしれませんよ?)
「ここは気を遣わないの?」ってとこがあれば言っていただけると助かりまんにゃ。
んで完成したら、比較動画でも載せれればなぁ~と思ってます。
ほいで、「やっぱ実際自分で確かめねぇとわっかんねぇよ!」って方のために、
貸します。
ちゃんと返してくれるなら、
全然貸します。
ドン!!
(フトッパラー!!)
ほいで、僕のこのブログもそうですが、ネットに書いてある評判と自分の印象にどれほどの差があるのかなんてのも分かっていただけたらなと。
特にエフェクターの界隈だと「~と言われています」みたいな受け売り感MAXで曖昧な表現のものが多いように思いますしね。
自分がどう感じるか、それが何より大事です。
別にそこに差があったからダメだとかそんな話じゃないです。
まぁ経験は嘘をつきませんから、情報選びとかに役立てていただければなと。
「お、このパーツ使ってるってことはこのペダルは自分に合うんじゃないか?」
みたいな切り口が生まれるかもしれません。
はい、話戻して今回使用するコンデンサは
・Nichicon YX
・Panasonic ECQ-V
・AVX BF/BQ
・WIMA MKS2
の4種類。価格だけで言えば上から順に高くなっていますね。
あ、そうそう。回路的に信号ラインで1uFを使う箇所が2ヶ所あるのですが、YXにこの値はないので、この個所は4機種ともNichiconのMUSE(無極性電解)の1uFを使用します。
これらのコンデンサ、僕自身は全種類とも使用したことがあります。
なのでまぁ予想と言いますか、現時点での記憶を頼りに個人的な感想を書いておきたいと思います。
-----------------------------------

まずYXですが、これやメーカー不明のフィルムコンみたいに安価な汎用パーツは、総じて高域も低域も音像が少しボヤける印象ですね。
しかしそれがギターのおいしい倍音を絶妙に引き出してくれて、広がりのある音になるので僕は結構好きなんですよね。
ガツンと来るようなパワー感は出ないですが、コードバッキング用の歪みなんかに使うと良い印象です。

次にECQ-V、これは僕の中では「基準」みたいなパーツです。
YXに比べると、全体的にバランスよく引き締まっていて音像がボヤケすぎることもなく、かと言っておいしい倍音が出ないでもない。
低域の輪郭なんかは4つの中じゃ一番ハッキリしてるんじゃないかな?
「突出した特徴が無いのが個性」で「迷ったらコレ使っとけ」ってな感じで非常に便利です。
実際、出音は嫌いじゃないです。むしろ好き。
安定して「間違いない音」を出すことができますね。ただもうディスコンなのが痛いです。

ほいでBF/BQ、Landgraffが使用していて有名になったと言っても過言ではないですね。
これはですね、ホントに倍音無いんじゃないか?ってくらいに輪郭がハッキリしています。
耳に優しいというか「まとまってるな~」って音です。
Landgraffの絶妙に甘いトーンを実現するには、これが不可欠ですね。
ただこれもECQ-V同様ディスコンなので、段々値が揃わなくなってきていますね。

最後にMKS2、所謂オーディオグレードですね。なかなか強烈な個性を持っています。
意外と高域はあまり広がらない/伸びないので、少し暗い印象。
また低域は少しボヤける感じで、その塩梅によって巻き弦が毛羽立ってファットさが際立つ印象ですね。
ただYXのボヤけ具合とは全く違います。こっちはワイドレンジすぎてピークが無いためにボヤける印象。
なんかムッチリした感じがあって、プッシュ感は断トツです。
アダルトな「艶」と「色気」を感じることができるやつです。
メーカーで言うと、Mad Professorの歪みは特にコンデンサのキャラが活きていると思います。
なので同社の歪みが好みであればWIMAは全体的にハマるかもしれません。
-----------------------------------
予想でこんな書いてしもうたよ。実験結果で書くことないんちゃうかな。
まぁ良いですわ。製作風景とか写真でスペース稼ぐし!
たった5つの部品でどこまで変わるんでしょうね~。
ほなほな楽しみな人はお楽しみに、そうでない人は何とな~くお楽しみに~。
あざした~。
今回はちょっと面白い企画、というか自作する人だと
「気にはしてるけどじゃぁ実際どうなの?」
ってなやつをやりたいと思います。
それは…
パーツによる音の変化
です。「いや、やったことあるし」とか、「普通に変わるから」とか思ってるお前さん!!
マジでガチンコフェアな状態でやったことあるんけぇ?のぉ??
どり゛み゛だじま゛じだ。
とりだけに!!なんつって!!!!
要するに、自作って同じ機種何回も作ったりしないし、既製品とかでもSpecial Ver.とかありますけど中身の部品ゴソっと変えちゃったりで、
「ぶっちゃけ何でどう変わってるのか分からんぴー」
ってとこだと思うので、今回は一気に複数台作って比べたいと思います。
んで、その第一段。
コンデンサです。
ルールというか、仕様としましては
・回路はTS-9ベースのオリジナル定数
・抵抗は全て金属被膜で値の誤差は1%以下にする
・可変抵抗器の誤差は5%以下
・外注プリント基板を使用(パターンは同じ)
・コンデンサの容量誤差は無視
・スイッチやジャック、配線材、ハンダなどは全て同じ型番
・ケースレイアウトや配線の取り回しも極力同じにする
という感じですね!ドン!!
(それっぽく書いてるだけかもしれませんよ?)
「ここは気を遣わないの?」ってとこがあれば言っていただけると助かりまんにゃ。
んで完成したら、比較動画でも載せれればなぁ~と思ってます。
ほいで、「やっぱ実際自分で確かめねぇとわっかんねぇよ!」って方のために、
貸します。
ちゃんと返してくれるなら、
全然貸します。
ドン!!
(フトッパラー!!)
ほいで、僕のこのブログもそうですが、ネットに書いてある評判と自分の印象にどれほどの差があるのかなんてのも分かっていただけたらなと。
特にエフェクターの界隈だと「~と言われています」みたいな受け売り感MAXで曖昧な表現のものが多いように思いますしね。
自分がどう感じるか、それが何より大事です。
別にそこに差があったからダメだとかそんな話じゃないです。
まぁ経験は嘘をつきませんから、情報選びとかに役立てていただければなと。
「お、このパーツ使ってるってことはこのペダルは自分に合うんじゃないか?」
みたいな切り口が生まれるかもしれません。
はい、話戻して今回使用するコンデンサは
・Nichicon YX
・Panasonic ECQ-V
・AVX BF/BQ
・WIMA MKS2
の4種類。価格だけで言えば上から順に高くなっていますね。
あ、そうそう。回路的に信号ラインで1uFを使う箇所が2ヶ所あるのですが、YXにこの値はないので、この個所は4機種ともNichiconのMUSE(無極性電解)の1uFを使用します。
これらのコンデンサ、僕自身は全種類とも使用したことがあります。
なのでまぁ予想と言いますか、現時点での記憶を頼りに個人的な感想を書いておきたいと思います。
-----------------------------------

まずYXですが、これやメーカー不明のフィルムコンみたいに安価な汎用パーツは、総じて高域も低域も音像が少しボヤける印象ですね。
しかしそれがギターのおいしい倍音を絶妙に引き出してくれて、広がりのある音になるので僕は結構好きなんですよね。
ガツンと来るようなパワー感は出ないですが、コードバッキング用の歪みなんかに使うと良い印象です。

次にECQ-V、これは僕の中では「基準」みたいなパーツです。
YXに比べると、全体的にバランスよく引き締まっていて音像がボヤケすぎることもなく、かと言っておいしい倍音が出ないでもない。
低域の輪郭なんかは4つの中じゃ一番ハッキリしてるんじゃないかな?
「突出した特徴が無いのが個性」で「迷ったらコレ使っとけ」ってな感じで非常に便利です。
実際、出音は嫌いじゃないです。むしろ好き。
安定して「間違いない音」を出すことができますね。ただもうディスコンなのが痛いです。

ほいでBF/BQ、Landgraffが使用していて有名になったと言っても過言ではないですね。
これはですね、ホントに倍音無いんじゃないか?ってくらいに輪郭がハッキリしています。
耳に優しいというか「まとまってるな~」って音です。
Landgraffの絶妙に甘いトーンを実現するには、これが不可欠ですね。
ただこれもECQ-V同様ディスコンなので、段々値が揃わなくなってきていますね。

最後にMKS2、所謂オーディオグレードですね。なかなか強烈な個性を持っています。
意外と高域はあまり広がらない/伸びないので、少し暗い印象。
また低域は少しボヤける感じで、その塩梅によって巻き弦が毛羽立ってファットさが際立つ印象ですね。
ただYXのボヤけ具合とは全く違います。こっちはワイドレンジすぎてピークが無いためにボヤける印象。
なんかムッチリした感じがあって、プッシュ感は断トツです。
アダルトな「艶」と「色気」を感じることができるやつです。
メーカーで言うと、Mad Professorの歪みは特にコンデンサのキャラが活きていると思います。
なので同社の歪みが好みであればWIMAは全体的にハマるかもしれません。
-----------------------------------
予想でこんな書いてしもうたよ。実験結果で書くことないんちゃうかな。
まぁ良いですわ。製作風景とか写真でスペース稼ぐし!
たった5つの部品でどこまで変わるんでしょうね~。
ほなほな楽しみな人はお楽しみに、そうでない人は何とな~くお楽しみに~。
あざした~。