時々、TDRの風景観察

時々、TDRの風景観察

TDRの風景観察から始めたブログですが、
年パス更新を停止中の為、ブログタイトルを「時々・・・」に変更しました。

その2

 

天気が回復して気持ちも落ち着いたせいか、

日中ダラダラして散々寝たのに改めてぐっすり眠れました。

足も冷たくならなかったし!!

 

目が覚めたら、外が異様に明るい事に驚いて、

慌てて外を覗いてみたら、満月ドーン!!

時計を見たら12時ドーン!!!

 

これは自然の神の導きに違いない!

動け!と言われてるとしか思えない。

と直感したので迷わず動きました。

 

 

深夜12時すぎにお湯を沸かして腹ごしらえ。

いつもはあまり気にしないけど、

なぜか今食べた方が良いと感じてコンビニおにぎりを2個食べる。

飲み物はインスタントコーヒー(笑)

 

腹がこしらえられたら、身支度をこしらえる。

吊るしておいたコンプレッションタイツは当然濡れ濡れ。

エイヤ!と思い切って履いてみたら、モウモウと水蒸気が上がる。

人の体って暖かいんですね~。

 

さすがに半袖Tシャツだけでは寒そうなので、半袖の上に薄手のフリースを着る。

暑くなったら脱げば良いだけ。

指先が冷えそうだったので長指グローブは付けた。

 

今日の荷物は昨日と違って超軽量!

水と行動食とサプリメント。

あとは携帯とライト。

 

ライトは基本的には使わない。

満月で明るいので目が慣れれば見えそう。

ナイトハイクのすすめ という本を読んで以前からやってみたくて、

今回が実際に試せるチャンス!と感じたのでした。

 

テントの脇を抜けていく時に明かりで起こしてしまう可能性もありますからね。

ひっそりと旅立つのが大人ですよ!!

 

 

てな事で、深夜の1時に行動開始(笑)

 

御池に写り込む満月

携帯だときれいに映らないのが残念!!

 

ライトを点けなくても十分に足元が見えます。

人間の目ってスゴイと感じました。

 

ライトを点けてしまうと照らされた部分しか見えなくなってしまい、

かえって視野が狭くなる。

自然の明るさ(暗さ?)に目が慣れてしまえば、

想像するよりもかなりの広い範囲が見えます。

 

とはいえ、昼間のように見える訳ではないので

慎重に足を置いたりと、いつもよりも丁寧に歩くので

速度的には遅くなるものの、安全性は上がっているのかも。

 

 

草すべりの急斜面をゆっくり登っていくと

御池小屋の明かりがどんどん小さくなってゆき、

一つの明かりが動き出すのが見えました。

同じように朝早くから動き出す人がいたようです。

こっちから向こうは見えるけれど、向こうからは見えないよな~

ステルス ステルスと思いつつ。(笑)

 

かなり遠いけれど、小さな点の明かりを見てしまっても

眩しく感じてしまうくらいこちらの目の感度は高くなってます。

 

 

 

肉眼でははっきり見えてますが写真にすると判りにくい。

右に富士山、真ん中に甲府の夜景が見えてます。

 

北岳方面には満月

満月が眩しすぎる。

 

 

 

稜線に到着!

ルートがはっきりしているので安心して歩けます。

進行方向に満月があるのが邪魔だと思えるくらい明るい状態。

手で満月を遮りながら、逆光状態で歩きます。

 

 

肩の小屋には一張りテントが張られてました。

あの雨の中上ったのかと思うとスゴイとしか言えない。

甲府盆地の奥には東京の夜景が見えてます。

京急に乗ってても天気が良ければ白峰三山が見えるんだから

逆もありますわな。

 

 

肩の小屋

何が何だか判らない(笑)

 

 

 

そして、北岳山頂

午前3時ごろ

遠くの明かりは飯田市あたりでしょうかね?

 

 

山頂に先人が一人いました。

顔の見えないまま、ちょっとだけ話をさせてもらうと

この時間に山頂にいるのが好きなのだという。

 

わかる~!!

独り占めだもんね~!!

 

間ノ岳行ってきまーす!と言って先に進みます。

 

 

 

 

 

夜に頑張った満月はもうすぐ沈みます。

北岳山荘もかなり近づいてきました。

 

東の空は赤くなり始めました。

4時ごろです。

 

富士山もくっきり

 

振り返って北岳

明りが一つ下ってきます。

 

北岳山荘に泊まった人達も動き始めたので山荘はスルー

もう完全にライトいらず。

ノーライトの稜線歩きは楽しかったぁ!

満月で充分明るかった事もあって、全く危険は感じませんでした。

人間の体って本当にスゴイっ!

 

 

来るよ、来るよ~

 

 

富士山も良い感じ

 

奥秩父の山々と朝焼けがカッコええ~

 

 

北岳もカッコええ~!

 

来たぁ~!!

4時30分頃

 

 

3055m 中白根でのご来光

 

 

この先の、同じく3055mの岩稜と富士山の三角コラボ

 

ちょっと先に進んで、もう一度コラボ

 

明るくなったのでお花畑もはっきり見えるようになりました。

谷底に吸い込まれそうな感じが良いですね。

 

雪渓の先に北岳

先ほどまでは見上げる北岳でしたが、

だいぶ目線の高さが近づいてきました。

 

北岳もだいぶ遠くに。

甲斐駒はずっと遠くに感じます。

 

 

雪渓の向こうに富士山

 

仙丈ケ岳

 

中央アルプス方向

仙丈から繋がっている手前の尾根も気になりますね~。

稜線歩きが楽しそう。樹も多そうだし。

 

 

影自撮り

 

 

もうすぐ間ノ岳頂上

 

 

間ノ岳 到着!! 5時15分くらい

山並みが綺麗だ~!!

 

4m高い北岳が随分と低く見えてしまう。

 

山頂にて、歩いてきたルートを振り返ります。

 

農鳥岳(左端)と南の南アルプス

 

山頂のすぐ裏に雪渓

 

雪渓越しに富士山

 

雪渓と北岳

行動食をつまみながら一休み。

日本で4番目に高い山頂で360度の展望を満喫します。

気持ち良い~!!

ちょっと風がありましたが、東側に回ったら無風状態。

日差しもあってとっても快適!!

 

これも昨日の停滞のおかげです!!(笑)

 

 

 

間ノ岳山頂を後に、また北岳に戻ります。

広範囲のお花畑が綺麗です。

 

 

甲斐駒を背後に従えた北岳

三角コラボ

 

行く時はスルーした北岳山荘

 

うわぁ~ ここのテン場も良いですね~!!

ここまで担いで登って来れる自信は・・・

 

 

近づいてきて見上げるようになってきた北岳

 

花を見ながら登ります。

キタダケソウが判らないので、いろいろ撮ってみる。

 

キタダケソウは見てないようです。チーン!!

 

 

振り返って、

行く時には見えなかった 間ノ岳への稜線

良いですね~ 

3000m級の稜線をこんな快適な天気の日に歩けるなんて。

とても梅雨入り2日目とは思えない。(後で知ったけど)

 

そして再び 北岳山頂 8時頃

北岳~間ノ岳 往復5時間

ほぼ標準コースタイム

 

 

 

昨年、最後の登頂の時もドライフラワー越しに撮ったような気がします。

鳳凰三山、その奥の奥秩父の山々が綺麗だ~!!

 

この時期は 華(花)がありますね~

 

覗き込んで、大樺沢

白根御池も、広河原も見えます。

 

お気に入りの八本歯の先の池山吊尾根にもまた行きたい。

 

おねーさんに撮ってもらいました。

 

白峰三山の2座とその稜線を満喫出来たので、

満足度150%で下ります。

 

 

行きは何が何だか判らなかった北岳肩の小屋

 

肩の小屋のテン場をインプレッション!

本当はここに1泊する予定でしたが、やっぱり無理!!

草すべりの急斜面を重い荷物を背負って登れる気がしない。

軽さは正義だという事を実感しました。

 

 

甲斐駒に続いているように感じる小太郎尾根

ここの尾根は好きだなぁ!

 

仙丈と甲斐駒を左右に見て、滑り落ちてゆく感じの谷が良い

 

 

稜線歩きはここで終わり。

これ以上無いんじゃないかってくらい良い環境で楽しめました。

 

 

草すべりを下る予定でしたが、

お気に入りの大樺沢二俣経由で帰る事にしました。

 

 

南側から見るのとは全く違った北岳の様子が良いですね。

 

 

 

ダケカンバの根曲がり具合が最高です!

根曲がり萌え~!!

 

右俣の雪渓の脇を下るようになると、二股はまもなく!

 

下から見上げる大樺沢も迫力あります。

 

二つの巨大な沢が合流する二俣

左の大樺沢を登るグループがいました。

この時期でもアイゼン必携な八本歯ルート。

 

 

 

二俣からは急いで白根御池に戻ります。

 

当然、テントはそのままで出発したので

撤収もしなければなりません。

昨日の雨でガッツリ濡れてますので、

ただ仕舞えば良いってもんでもありません!

 

しかも、広河原発のバスは 12:15 発

それを逃すと、16時まで4時間後。

 

ここは是非とも12時台のバスに乗りたい。

 

白根御池について時計を見る事も無く、

ひたすら撤収に集中!

とはいえ、テントの底はびっしょびしょ!

焦りながらも乾かしつつ粛々と撤収をして、

パッキング出来たら間髪入れずに御池を後にします。

 

 

食べる物を食べて、多少軽くなったはずだけれど、

稜線を歩いていた時とは背中の重みが違います。 泣

 

慌ててコケて怪我をしてしまったら元も子も無いので、

そこは慎重になりつつ、

とはいえ、ガッツリ稜線歩きで楽しんできた疲れも出てきて

パワーダウンは明白。

サプリメントと梅干で誤魔化しつつ慎重に下ります。

 

下りてくると太鼓の音が聞こえてきました。

広河原で開山祭をやっているようです。

 

なんとかコケもせず、ケガもせず

無事に下りて来れました。

 

最後の吊り橋

ジュラシックパークから無事に帰還 (笑)

 

あとはバスの時間に間に合えば・・・

 

舗装路を早足て歩いてロータリーに行くと、

バスがいた!!!

 

チケット売り場でチケットを購入してバスに向かいます。

5人目の乗車でした。

 

ターミナルの脇では開山祭のイベントとして

無料でお蕎麦を配ってました。

バスに荷物を乗せてから、まだ出発まで時間があるというので

ダッシュでお蕎麦を頂きに行きます。

 

天ぷらまでついてて、思わぬごちそうでした!

大急ぎで食べてバスに戻ります。

 

定刻よりも若干遅れて、バスは広河原を後にし

問題無く芦安に戻りました。

 

 

 

 

初日はどうなる事かと思いましたが、

フタを開けたら、最高の山行となりました。

 

もしかしたら、間の岳は

このシーズン一番乗りの登頂だったかも?

すれ違った人もいなかったし、昨日の雨では・・・、

どうなんでしょ?

 

ま、それはどうでも良いとして、

ナイトハイクの楽しさを十二分に満喫できたし、

このシチュエーションでそれが出来た事。

一泊二日で無事に戻れた事。

もう大大大満足の山行となりました。

 

雨キャン、重荷の厳しさも身に沁みましたしね。

 

いろいろと問題点もありましたが、

楽しかったぁ!!!!!

 

梅雨の走りとしてはこれ以上に無い最高の山行でした。

ありがとう!! 白峰三山 3分の2だけど。

6/21、22と連休となり、KS活動も特に無く、

どっか行ってきて良いよ! とお墨が付いたので

天気も微妙だけど、久々の連休なので泊りで山~! なんて調べていたら、

芦安から広河原へ行くバス&タクシーが今年の営業初日との事!!

昨年、最終営業日に行って、夏シーズンの最後の登頂者(たぶん!)となった

北岳にまた行く事にしました。

今回はテントを担いで、あわよくば日本で3カ所しかない

標高3000mを越えるキャンプ地で1泊という壮大な計画を立てたのでした。

ま、計画したのは前日だったんですけどね。(笑)

 

 

一番便の発車時間が 5:15 だったので

夜中の2時に自宅発。

前日、上司との会合があった事もあって、寝たのが12時過ぎ。

1時間ちょっとの仮眠で山梨まで移動。

 

4:30過ぎにバス&乗合タクシーの発車場所脇の駐車場に着くと

8割方、駐車場が埋まっている状態。

平日なのに意外に人が多くてびっくり!

乗合タクシーも15、6人くらいの順番待ち列が出来ていて、

自分も大急ぎで荷物を順番待ちの列に並べてから

身支度を整えるような状況。

 

やっぱりみなさん開通を待っているんですね。

 

なんとか乗合タクシーに乗れ、無事に広河原に向けて出発。

タクシーの中で隣の人の話を聞いていると、

北岳固有種のキタダケソウが咲くのが今くらいの時期で、

毎年、それを目当てに初日を狙っている人も多いのだとか。

名前は聞いた事あるけど、どんな花なのか知らない・・・。

知らないって怖い・・・。

 

 

広河原に向かってタクシーが走り出したら雨が降り始めた。

前日の天気予報では午前中ちょっと崩れる程度だったが、

どうやら悪い方向に変わったよう。

 

広河原に着いたらやっぱり小雨。

インフォメーションセンター内でザックカバーを付け、

カッパを着て出発。

最初からカッパを着て山に登るなんて事は

基本的にはしないので、ある意味レアケース。

 

私、天気の良い時にしか行かないので!(大門未知子 風)

 

なんとか北岳は見えてます。


吊り橋を渡って登山道に入ります。

ジュラシックパークへの入り口のようだと何かに書かれてました。

 

歩き始めてすぐのところにあった岩の上に置かれた鹿の頭蓋骨

なんか不気味やんけ~!!

 

 

歩き始めのうちはまだ雨足も弱く、回復する事を願ってました。

 

 

2時間ちょい掛かって白根御池に到着。

雨はしっかり降ってます!!

御池の小屋には軒下があるので、みんなそこで休憩。

 

カッパを羽織ったとはいえ、上りで汗もかくので、結局はずぶ濡れ状態。

動いている時は内部から発熱しているのであまり気にならないものの、

止まると冷えてくる。

まして、吐く息が白くなるほど気温が低い。

テンション、ダダ下がり。

 

テント泊の荷物を背負って、ここより上に行く事はまずありえない。

ここで引き返そうかとも考えた。

白根御池のテント場は完全予約制。

予約してないし・・・。

 

ダメ元で受付で聞いてみると、

今日は余裕があるから今からでも取れますよ! との事。

もう即決! 停滞決定!!!  8時過ぎ

 

テント代 1000円を支払って、雨の中でテントを設営!

雨で手がかじかんで、もうアタフタ アタフタ。

びしょ濡れでなんとかテントを組み立てて、

テント内に荷物を突っ込んでなんとか体裁が整える。

テント内は寝れた物ばかりで、

念のために持ってきた、車に置いてあった雑巾が大活躍!

液体を除去できるだけで、神の備品!

 

とにかく着ている物を脱いで乾いている物に着替えないと

低体温症になりそうなくらい。

濡れ物だらけのテント内でなるべく乾いた場所を確保しつつ、

とにかく着替える。

 

着替えた後は寝袋の用意!

早朝(深夜?)発の負担もあって、とにかく眠い。

まだ、朝の9時前なのに、まずは仮眠!

 

と思ったが、濡れた分すべての着替えは持ってこなかったので

再び使うものはテント内に干す。

乾くとは思えないけど・・・。

 

天井(?)にいろいろとぶら下がった状態で、再度寝袋に入り

今度こそ仮眠

 

2時間くらい寝たが雨が止む気配はなく、

ずーっと雨音がしているので

テントから出る事もせず、ウトウトしたりゴロゴロしたりして怠惰に過ごす。

 

昼過ぎに雨音が静かになったので外に出てみる。

ついでにトイレにも。

 

本日初めての御池との御対面

奥の山はガスガスで なぁ~にも見えねぇ!!

 

 

そうこうしているうちにまた雨が降ってきたのでテントに退避!

 

横になってるのにも飽きてきたのでお料理タイム。

珍しく しるこ飯 ではない、調理したメニュー!

時短パスタ

時短調理でなくても全然問題無いのだが

乾麺を水に浸すところからスタート。

 

 

吊るした物からポタポタ垂れてくる雫にも

雑巾くんが大活躍!

 

 

時間にゆとりがありすぎるのでこちらにも手を出す。

飲まなきゃやってらんねぇよぉ~!!

寒かったので、ビールじゃなかった事に自画自賛!!

 

 

麺が茹で上がりそうになった頃にインスタントトマトスープを投入

ちょいと煮込んで、見事にトマトスープパスタが出来ました。

バジルとかオレガノがあれば完璧だったんだけどね~!

 

 

お腹も膨れて、ほろ酔い気分になって、また寝る!

する事が無いのでずーっと寝袋に入ったまま。

 

 

14時過ぎにちょっと雨足が弱くなって、明るくなったので

2回目の外活動

 

仕込んだ訳ではありません。天然です。

 

テントの近くの植物などを撮ってみる。

ナナカマド

 

コメツガ かな?

 

周囲はまだまだ幻想的な風景

 

 

ちょっと足を延ばして草すべりに向かってみる。

 

ここでも植物観察

 

静まり返った御池

 

自分と同じように停滞を決めた人々のテント村

 

一番奥地にある自分のテント

 

またまた雨が降ってきたので、またまたテントに、寝袋に潜り込む。

そして寝る。(笑)

 

 

 

目を覚ましたら外が明るい。雨音もしない。

もしかして・・・

 

 

 

 

来たよ~、待ってたよ~!!

すぐに雲は切れないものの、何となくいい気配!!

 

 

いいよ、いいよ~!!

どんどん切れちゃって~!!

 

夕方5時過ぎにようやく天気が回復する気配が充満してきて

テンションも上がってきました。

 

ついに北岳も見えてきた!!

きた きた きた~!  北岳だけに!!

 

その後、雲も夕日で赤く染まって完全に天気回復!

 

停滞した甲斐がありました。

判断、間違ってなかった~!!!

明日になっても雨が止んでなかったら、ここから帰る気満々で、

夕方まではほぼあきらめて ヤサグレ状態でした。

 

 

 

前向きに切り替えて明日の準備!

 

 

なんと、靴下の代えを忘れてきてしまい、

これからの夜の本格的睡眠に対して不安が・・・。

さすがに夜は素足だと辛いんじゃないかと!

足が冷たいと寝れませんからね。

 

吊るしておいただけじゃ靴下は乾きませんからね。

いくら速乾性の靴下とはいえ。

 

そこで!! 禁断の決断!!

テント内にて、靴下炙り作戦を敢行!

(良い子は真似しちゃダメですよ~)

 

バーナーを細い火にして、遠目の弱火の上でムラ無く温まるように

絶えず動かしながらヒラヒラ ヒラヒラ。

15分くらい炙ってなんとか良い感じに。

あとは履いて体熱で仕上げ~!!

 

 

お湯を沸かしてドライカレーとオニオンスープの夕飯で内側からも温まりつつ

夜の帳が下り始めて周りは暗くなってきたものの、

気分はとぉ~っても明るくなって、

気持ちよぉ~く眠りにつけたのでした。

 

ぐっすり眠れるというハチミツも補給したしね~!!

 

 

 

 

全部書き終わったら大量過ぎて公開できなかったので、

ここで その1 は終わり。

 

その2 に続きま~す!!

お楽しみに~!!!

 


 

午後からお仕事だった日、

羽田空港に妻を送るミッションがあったので、

そのまま湾岸道路を走って、若洲海浜公園まで行ってみました。

ゲートブリッジを歩いてみようという事で。

 

実はこの前の週に、東京オリンピックのちょい前に歩いてから、

久しぶりにレインボーブリッジを歩いたという事もあり、

東京湾に掛かる橋繋がりという事もあって。

 

ゲートブリッジが出来たのは

私が舞浜にドハマりしていた頃の2012年なので、もう12年も経つんですね。

まだ7、8年くらいかと思ってた・・・。

 

 

 

 

何度か行ったことのある若洲キャンプ場

(だいちゃんのソロキャンに乱入したこともあったなぁ)

と同じ駐車場に車を停めて、

キャンプ場の様子を横目に見ながら歩き出します。

 

前日は金曜だったので、キャンプしている人は少なかった。

とはいえ、管理棟で聞いたら予約はほぼ満杯という事だったので

これからたくさんの人が来るみたい。

キャンプしている人よりも、防波堤で釣りをする人が多くて、

ちょっとびっくりです。

ながーい防波堤に人がびっしり!!

 

 

ゲートブリッジへは上に登らなければならないので、

エレベータがあるタワーに行くと、

10時からオープンという事で、まだ1時間もある。

待っていても仕方ないので、

ゴルフ場の周りのサイクリングコースに沿って散歩してみる。

以前、キャンプに来た時にちょっとだけ自転車で走った事はあったが

すでに忘れてるので、改めて、のんびりと歩いてみる。

 

 

 

サイクリングロード自体は自転車も走っているので、

サイクリングロードを外して、防波堤とサイクリングロードの間のスペースを歩く。

 

 

コンクリートの上に海獣の絵がペイントされていたので、

海獣ペイントコレクション!

 

まずはダイオウイカ

 

海獣なのか???

川?海?向こうの舞浜にいるはずの?? マーメイド

 

ジュゴン

 

マグロの団体

 

イッカク

 

シロナガスクジラ

 

マッコウクジラ

 

マンタ(オニイトマキエイ)

 

ジンベイザメ

 

面白がって撮影しながら歩いてきたら

カサリン(葛西臨海公園)にだいぶ近づいてきました。

 

荒川の一番河口にある京葉線の橋(JR荒川橋梁)も

船を通す真ん中だけが特殊な形となっていて個性的な形です。

 

若洲の端っこ(北側)には、

イカリのモニュメントの先に展望台がありました。

 

 

展望台の休憩スペースも船のイメージでデザインされてておしゃれです。

ロードバイクのおじさま達が休憩していました。

 

展望台から見た景色はこんな感じ!

 

 

北側にスカイツリー

 

歩いてきたサイクリングロードの全容

ゴルフ場の外周です。

 

帰りはちょっと内側の芝生的な草地を歩きます。

時間的にも良い感じなので、来た時と違ってサクサク歩きます。

 

海に向かって乗れるブランコ

乗りたかったけど、パス!!(笑)

 

 

 

ロードの人が草むらでお昼寝!!

 

 

 

時間になってオープンしていたので

ゲートブリッジへ上ります。

 

 

エレベーターは使わず、階段で登りました。

天気が良く、風も適度にあって気持ち良いです。

 

お台場方面に向けて歩き出します。

 

レインボーブリッジは網越しの景色がほとんどですが、

ゲートブリッジはフルオープンなので解放感がありますね。

レインボーは上に首都高が通っているという都合がありますからね。

 

頭の上は空! ってのはやっぱり良いですね。

 

 

隙間から覗いてみました。

街並みとの距離感も良い感じ。

レインボーブリッジの街並みとの近さも良いですけどね。

こちらの方が 海 を感じられます。

 

 

羽田空港から飛び立った飛行機も良い感じ。

 

橋の先には海の森公園(右側)

巨大なプール状態の 海の森水上競技場

オリンピックのボートカヌー競技が開催された施設

時折、風に乗って音楽が聞こえてきます。

 

ステージが設置されて、イベントが行われてます。

ライブかな???

 

反対側はまだ未開発なのでしょうか?

公園なのかな???

 

お台場川の突き当り

一般人は入れないのでここで折り返しです。

 

振り向いて、来た方向

時折、巡回している白バイが良いスピードで走っていきます。

おいおい! って感じのスピードで。

写真を撮ろうと思って待って結構粘ってみましたが

タイミング合わずで根負けしました。

 

 

海の森で行われてるイベント、観客少なくね!!!(笑)

後で調べてみたら安田大サーカスのクロちゃん主催の

アイドルフェスのようでした。

 

 

 

帰路につきます。

 

 

上から見下ろす巨大(巨長)な堤防

海が荒れている時は、当然立入禁止ですよね。

 

 

戻ってきました。

 

下りてからのゲートブリッジ全景

 

出来てから12年も経っていればそれほど珍しくはなくなっているので、

すれ違ったのは6、7人程度でした。

 

高い場所を歩けるし、遮るものも無く解放感はたっぷりなので

天気が良い時に歩くのは気持ち良いです。

個人的にはレインボーブリッジよりもおススメかな。

 

 

 

帰りにキャンプ場をインプレッション

手ぶらでも楽しめますね。

 

 

薪は・・・ かなり高め!!

近いし、天気が良ければ気持ちが良いのは判ってます。

以前、何度か会社のイベントでも使ったりしていましたが、

ここ最近はずいぶんとご無沙汰してます。

 

良い機会と、良い時期に連休が当たったら

キャンプしに来てみたい気もします。

平日限定で。

 

 

 

いずれにしても、キャンプでも良いし、

ウォーキングとかでもしっかりと遊べます。

なんてったって、都の施設なので駐車場が

500円ってところがステキです。

 

また来てみよう!って思える良い遊び場でした。

とっても早い時期に発生した台風1号の影響もあって、

先週は月曜からあまり天気が良ありませんでしたが

木曜日だけは天気が良いとの予報でした!

まるで狙ったかのように、自分も木曜日はお休み!!

(今回はたまたまです!)

 

とあらば、山に行くしかないでしょ~!

時期的にも、この先は怪しくなりますからね。

 

という事で、八ヶ岳に行ってきました。

昨年もこの時期に行っていますが、

なんとなく初夏の八ヶ岳には思い入れがあるんですよね~。

高校生の時から、

バイクでツーリングに行くのはいつも野辺山あたりでした。

清里 全盛の時代でしたからね~。(笑)

 

 

 

今回のルートはほぼ昨年と一緒。

天女山から登って、三ツ頭、権現、赤岳までの南八ツ縦走コース。

これまで企画していたものの

実施できていなかった MTB & 山登り をついに敢行しました。

(誰かさんはいつも!の事ですけどね)

 

スタート地点は清里の美し森。

美し森から天女山までは

かつて有料道路だった八ヶ岳公園道路がつながっているので、

そこの部分をMTBで移動。

 

山登りのスタート地点とゴール地点をMTBで繋ぐ事で

効率の良い周回ルートとなるのです。

ワンウェイよりも周回の方が楽しいですからね。

あまり楽しくない横移動をMTBでサクッと移動するという

ハイパー(?)なスタイル。

 

 

美し森から天女山への移動途中。

赤い橋が名物の東沢大橋展望台駐車場から。

赤岳にはちょっとだけ雲が掛かっていますが

そのうちに消えるでしょう!!

 

 

天女山まで移動して、森の中にMTBをデポ

 

明るい針葉樹の森の中を歩き始めます。

今回は前々日に衝動買いしたトレランシューズのチェックも兼ねてます。

 

トレランシューズは無雪期の山登りには良いと感じてます。

 

自分的に一番重視するのは靴底のグリップ力。

トレランシューズと言ってもいろんな種類があるのは当たり前で、

たまたま初めて買ったシューズがとてつもなくグリップ力が良いシューズで、

最初のうちは普通に歩いていても引っ掛かりが強すぎて、

つんのめりそうになって困ったほど。

湿った岩や濡れた板上でも絶対に滑らないというメリットが大きく、

トレランシューズってこんなにスゴいんだ~! って感じたのでした。

 

1足目がくたびれてきたので、同じものを買おうとしたら

既に廃盤となってしまっていて同じものは買えず、

同じメーカーの別の物を買ってみたら、グリップが全然ダメ!

トレランシューズなんだからグリップは良いんだろうと思っていたら、

濡れた場所では普通の靴のように滑る滑る。

 

たまたま1足目が大当たりだったようで、

ネットで調べてみると、

1足目として買った物だけはグリップ力が別格と書かれてました。

 

その後、良さそうと思って2足買い換えてみましたが

やはり思うようなグリップ力は無く、

やや諦めかけていた時に、たまたま読んだ評判記事と

たまたま娘の用件で行ったアウトレットにそのメーカーが出店していて

お店で現物を見た時に これなら良さそう!! と直感し、

海外メーカーでしたが、履いた感じも良かったので

即、衝動買いしました。

 

さ、実践ではどうなのか! と

期待を込めつつ不安感も感じながら歩き始めました。

結果はあとで~!!

 

 

天女山から、これから目指す三ツ頭と権現岳

こんなにくっきり見えているのは初めて。

 

 

標高を上げて見通しが良くなると南アルプスもバッチリ!

富士山も

 

フォッサマグナとして太古の昔、沈んでいた地域は、雲海の下。

今いる八ヶ岳は、沈んでいた場所に出来た、比較的新しい火山。

俯瞰で見れると地殻変動のロマンも感じられます。

これも山登りの魅力の一つです。

 

 

尾根上のガレ場まで登ると、南アルプスの全体が見れるようになりました。

 

南側は解放感あるものの、東側には雲海が広がってます。

 

西側も雲が無く、御岳から乗鞍、北アルプスと、

とても良い眺望!が広がります。

 

乗鞍、穂高

 

中央アルプスもよく見えます。

手前は編笠山。

 

 

三ツ頭に到着

これから行く権現、キレット、赤岳もばっちり!

 

なかなかカッコいい構図。

邪魔するものが無いので、ガイドブックに載っているような風景。

 

 

 

赤岳から東に延びる真教寺尾根

南側から見るとけっこう長い!

 

北八ツの森感も良いですが、

南八ツのアルペン感もワイルドで好きですね~。

 

三ツ頭越しの富士山

こんなに晴れた事は無かったので、こちらの構図も新鮮。

三ツ頭からのルートはハイマツの尾根で気持ち良いんですよね。

朝露で濡れていると、膝下はびしょぬれになったりしますけどね。

 

 

権現岳に到着

 

旭岳への尾根越しに 阿弥陀岳と赤岳

 

東南には、三ツ頭と富士山のダブル△

 

権現岳にも剣が祀られていました。

 

何度見ても かっこええ~!!

これから進んでゆくルートが尾根の上に延びている様子も良いですね。

 

名物! 源治はしご

高度感を伝えたいのですが、写真になってしまうと今一つですね。

 

谷の奥には北アルプス。諏訪湖も見えてます。

まさにフォッサマグナの西側を眺めている状態

 

本当に何度も撮ってしまう! (笑)

 

南側からの赤岳! 素晴らしい!!

トゲトゲした感じが良い!!

 

 

振り返って、歩いてきた 三ツ頭から権現岳

北から見るとずいぶんイメージが変わります。

穂高の屏風岩的な、ゴツゴツした岩という存在感があります。

 

ツルネに到着

 

ここからはキレットまで標高が低くなるので森感が出ます。

岩稜と森の両方が楽しめるのでとても良いです。

 

またまた振り返って 権現岳

先ほどの岩感は落ち着きますが、どっしりした安定感が良いですね。

 

キレットを越えてからは赤岳に取りつく岩稜帯

赤い岩は脆いので要注意!

天気が悪くて視界が悪いと危険度が高くなって怖いでしょうが、

天気が良いので怖くは無いですね。

 

天狗尾根の頭から、小天狗、大天狗越しの富士山

 

権現岳はすっかり穏やかな山容に落ち着きました。

 

これから進む先は完全な岩!

両手も積極的に使って、ガシガシ登ります。

不安定な岩にさえ気を付けていれば、危険は感じません。

 

 

またまた振り返り

南アルプスを背景にした権現岳

歩いてきたルートが見渡せるのも気持ち良いですね。

 

鎖場が続きます。

ホールドは多いので、鎖に頼るよりも

感じながら、考えて進む方が楽しいです。

 

 

真教寺尾根との合流地点

 

 

もうちょっと岩稜帯を登って 赤岳山頂!!!

 

視界はこれまでで一番良いかな。

 

南側の尾根続きの権現岳と

南アルプス、中央アルプス

 

ゆっくり時計方向に回ると、

御嶽山

 

乗鞍

 

穂高連峰

 

霧ヶ峰、TKの奥に後立山連峰

 

行者小屋、赤岳鉱泉が足下に見えつつ、

八ヶ岳を全体を遠くまで見渡せる景色が広がります。

 

風もそれほど強く無いので

広大に広がる西方向を見ながら、岩に腰かけて休憩します。

 

これだけ天気が良くて、眺望が良いと

疲れも癒えますね~。

 

結構、疲れたので長めに休憩。

こんな山頂でのんびりできるのは最高に気持ちいいですね。

これも、頑張ったご褒美です。

 

いつもよりも長めに休んだ後は帰路に着きます。

 

真教寺尾根を下ろうかと思っていましたが、

北側の尾根を見てから!と思って赤岳頂上山荘まで来たら、

やっぱり県界尾根を下ろうと予定を変更しました。

どちらからでも美し森には下りれるので、

選択肢があると楽しめますね。

 

 

県界尾根の下り始めは、はしごあり、鎖ありで緊張感ありますが、

危険個所を過ぎれば森の中をひたすら歩く事になります。

 

こちらの尾根にも大天狗、小天狗があります。

赤岳直下の岩とは違って、尾根上のピークを大天狗、小天狗と呼ぶようです。

 

小天狗まで下りてくると赤岳もだいぶ雰囲気が変わります。

小天狗から県界尾根を離れて大門沢に下ります。

 

そこからはひたすら堰堤を横目に林道歩き。

堰堤の数を数えながら歩いたら、林道歩きも意外と退屈ではありませんでした。

遊びながら歩くと楽しい行程となりますね。

 

 

舗装路に出ると無性に炭酸が飲みたくなり、

サンメドウズスキー場のセンターハウスに立ち寄り

自動販売機で飲み物を購入。

 

まだまだ舗装路が続くのが判っていましたが、

サンメドウズと真教寺尾根のコースはすぐ近く。

とはいえ、地図上でもコースが交わってはいない。

それでも南に進めば絶対に登山ルートにあたる事は判っていたので、

スキー場の施設の脇を通って、道なき笹原をヤブ漕ぎして、

無事に真教寺尾根ルートに合流でき、

美し森まで気持ち良く下れたのでした。

舗装路を歩くより、山道を歩いた方が気持ちイイですからね。

 

 

美し森山まで来ると登山道がすっかり観光地化されていました。

 

綺麗な木道の階段散策路に変わっていました。

ま、観光地ですからね。

ここまで来ると修学旅行生らしき団体さんがハイキングしてました。

 

 

無事に車まで戻り、無事に山行を終えました。

 

 

トレランシューズはとっても良く、満足しました。

グリップはとても良く、全然滑らない、食いつきの良い靴でした。

濡れている場所でも全く滑らず、安心感100%でした。

これよ!これ!

 

ただ、濡れ対策というか、防水性はほぼ 0。

考え方として、濡れるのを避けるのではなく、

濡れてもすぐに乾くように通気性を優先させているよう。

この辺りはガチのトレランシューズの考え方のようです。

 

ファストハイクには良いかもしれませんが、

長距離をゆっくり歩く時にはどうなのでしょう???

雨の時や冬場の積雪期は完全にアウトですね!

ハイカーとしては。(笑)

 

 

 

車で天女山に向かって、MTBを回収してから、

甲斐大泉のパノラマの湯で汗を流して野辺山に移動。

 

ヤツレンのソフトクリームで打ち上げ。

 

天気も良く、眺望も良く、シューズも当たりで

最高な山行でした。

 

 

思い入れのある八ヶ岳。

またまた思い入れが強くなりました。

 

 

あー、楽しかった!!

 

川崎の川向う、羽田空港の多摩川堤防を利用した遊歩道

羽田ソラムナード(空とプロムナードを掛けた名称)が

この4月から全面オープンとなり、

多摩川のより先端、海に近い場所まで行けるようになりました。

 

 

以前は Gate 8までだったのですが、

Gate 12 から更に先の展望台まで延伸しました。

 

構造自体は半年くらい前に出来上がっていたのですが、なかなか解放されず、

忘れかけそうになったこの4月にようやくオープン(開通)となりました。

 

 

元々、ここには堤防的な物は無く、

空港の地面と多摩川の水面はあまり高低差がありませんでした。

上流に多量の雨が降ったりして、多摩川が増水した場合、

満潮と重なったりするとかなりドキドキするような状態でした。

 

実際、いつの年だったか、台風一過の後にたまたま空港方面に行った事があって、

地面スレスレの多摩川の状態にビビった事がありました。

 

おそらく、これではマズいだろうという事で

しっかりした護岸を作ったのだと思われます。

で、ただ単に護岸壁を作るだけではなく、

平常時は散歩も出来るように一般市民への忖度も忘れずに・・・。

 

ま、理由はどうあれ、

平常時は良い具合の散歩コースが出来たのは良い事です。

 

 

どん詰まりはこうなってます。

 

どん詰まりの脇にはこんな看板があります。

 

これ以上伸びる事は無いでしょう。

 

看板の上は展望台となってます。

滑走路と展望台の間には建物が無いので、

飛行機の離着陸が真横から見えます。

 

昔からある、滑走路の下を通る道路のちょうど横になります。

 

この日は風向きの関係上、一番近い滑走路は着陸用でした。

 

飛行機は最短の制動距離を稼ぐ為、

着陸直後にタイヤを一瞬ロックさせます。

その瞬間にタイヤのゴムが焼けて白煙が上がります。

飛行機が大型になればなるほどそのエネルギーは大きくなるので

白煙が上がる規模が大きくなります。

時間帯によっては次々に飛んでくるので待ち時間が少なくて楽しいです。

 

展望台から上流方向を振り返るとこんな感じ

だいぶ空港の端っこに来た感じがします。

 

壁を挟んで両側を歩けます。

左の川側は低い位置を、右の空港側は高い位置を

歩く事が出来ます。

 

 

展望台に一番近いゲートは12番ゲート

ソラムナードは自転車は通行禁止です。

 

12番ゲートまでは自転車で来れます。

 

 

自転車はここに置いていくのが展望台への最速ルートとなりますが、

なんとなく表示が曖昧。

「乗り入れ禁止」とありつつ

「自転車から降りて通行してください」。

 

押し歩きを想定しているのでしょうが、

自転車は乗らなければOK のようです。

 

個人的には、なんか中途半端で、

どうせなら全面的に禁止にすればいいのにと感じました。

現に展望台には1台の自転車がありましたし、

川側を通行するとなると壁に阻まれて見えないので

乗って移動しちゃうんじゃないのかな~ 

なんて勘繰ってしまいます。

 

空港の鎮守の大鳥居から堤防自体は通じているのですが、

そこも自転車は押し歩きが基本。

ですが、自転車が普通に入れてしまう為、

乗って通過しているのをよく見掛けます。

 

ま、いろいろな状況があって

こういう結果になっているのかもしれませんが、

中途半端は良くないような気がします。

 

マナーは守りましょうね~!!

 

 

 

 

展望台から多摩川左岸を遡ります。

家に帰るとも言いますが・・・。

 

川には流木が

 

よく見てみたら、規則正しく鳥たちが並んでいました。

 

 

そして、なぜか対岸の表示が。

 

多摩サイのスタート地点が多摩川 0km地点です。

 

対岸に標識があるからですね。

確かに、こちら側は新しい埋立地で、

対岸の川崎側の方は昔からありましたからね。

 

 

多摩川最河口のスカイブリッジを越えて、

ソラムナードの開始地点近くに来たら

植栽の作業をされている人がいました。

 

スカシユリ というユリを植えられていました。

 

ソラムナードの入口には看板がありました。

 

看板の写真を再撮したものですが、

開花するとゴージャスになるようです。

 

まもなく開花時期を迎えるようで、

ちょっと楽しみです。

 

 

ソラムナードを離れ、そのまま多摩川を遡上します。

 

 

 

かつての最河口の橋、我らが(?)大師橋まで来ると

昨年、スライド式で取り換えられた首都高1号線の大師橋が

まだ解体中でした。

 

 

作るのにも時間が掛かりますが、

解体にも時間が掛かるんですね~!

 

 

多摩川河口はソラムナードが完成(開通?)したので

良きお散歩スポットとなりました。

 

ソラムナードの展望台からは飛行機もよく見えますが、

来年の元旦には 初日の出スポット になるでしょう。

昨年、今年は、 スカイブリッジ が人気でしたが、

来年はソラムナード展望台が一番人気になると断言できます。

 

今回は触れませんでしたが、

羽田イノベーションシティには展望足湯もありますし、

国際線の羽田第3ターミナルも多摩川のすぐ近くです。

 

羽田空港近辺はなかなかの観光スポットとなってます。

まだ、外国人さん達にはあまり知られていないようで、

落ち着いています。

 

 

今ならまだのんびり楽しめると思いますよ~!!

オススメです!!

 

昨年のGW。

「この時期、函館の桜が綺麗らしいよ!」って事で、

GW中に函館に行ってみたのですが、

お目当ての桜はすでに咲き切った状態で

チーン!!ショボーン って感じで終わったのでした。

 

で、今年は「リベンジしに、また行くよ!!」って

カミさんと息子が盛り上がっていて

4月の頭に飛行機とレンタカーを予約したのでした。

 

『オイオイ、今年は暖かくて桜の開花は早いんじゃないの~??』

『去年の二の舞になるんじゃないの~??』

とは口に出せず、黙って従うしかない状態で

なるようになるしかない! とほぼ諦めモードで、

従順なアッシーくん(古いね~)として、

大切な KS活動の一環 で函館に行ってきました。

 

 

5/1(水)

今年のカレンダーの回りだと、

連休と連休の間の平日だったり、

会社によっては10連休中のど真ん中だったりと、

どっちにも取れてしまう中途半端とも言えるGWの中日。

 

少なくとも、一部の人はカレンダー通りお仕事をしているようで

羽田空港もそれほど混んでない状態でした。

 

ただ、今年一番のポイントは天気予報!

5/1、関東地方はひたすら雨。しかもかなりの量が降るという・・・。

ところが、北の大地 北海道は 晴れ!!!

おーほほほ!! 避暑ならぬ避雨!

さっさと行きましょ!! って事で、

朝一便で函館に飛んだのでした。

 

 

 

予報通り、函館に着いたらちょっと肌寒いものの天気は晴れ!

予約していたレンタカーを借りて、車に乗り込むと、

いきなり函館市街とは逆方向に走り

函館からは遠ざかって行ったのでした。

 

リベンジしに来た! というだけあって、

妻と息子が調査した結果、

函館の桜(五稜郭が有名)はすでに終わっているが、

森町まで行けば 満開NOW!!って事らしい。

 

森町といえば、JRの駅は森駅。

森駅と言えば、かつては駅弁ランキングで長い間1位だった「いかめし」が有名。

確かに我が家も息子が小学生だった頃、鉄っちゃんだった事もあって、

函館に行った際に森駅まで行って、

駅前の いかめし屋で いかめし を買って

まだ作り立てで温かい いかめし を食べて絶賛した思い出があり、

当時小学生だった息子もその事を覚えており、

森(町) に行くならまずは森駅でしょう!! って事で

森駅に向かったのでした。

 

実は今回、森駅を目指した理由がもう一つあって、

カミさんのお友達に「森」という姓の人が二人いて、

一人は同じテニススクールに所属していて、

一緒に飲み会をしたりするテニスの森さん。

もう一人は、かつてカミさんが所属していたジムの繋がりで

ベイスターズの年間シートを持ってて、時々お誘いを受けて

一緒にベイスターズの試合を見に行ったりしている野球の森さん。

 

この二人の森さんに森駅の切符をあげよう! というミッションもあって

森駅を目指したのでした。

 

 

森駅を通る路線が開通してから、ちょうど120年という事で

記念切符(入場券)が発売されていて

プレゼント用の切符は無事にGET出来ました。

 

駅員さんが二人しかいなくて、

ちょうど列車が来るタイミングでお客さんも多くなり、

カミさんが切符購入の為に窓口に並んで待っている間に撮り鉄タイム。

息子と、昔もここで撮ったよな~ とか思い出に浸りながら

改めて撮影しました。

 

切符を買った後は駅前のこちらに移動。

元祖 いかめし を売っている柴田商店

 

そもそも いかめし は阿部商店という店が作って、

駅弁販売として駅構内で立ち売りしていたそうなのですが、

駅構内での立ち売りが無くなってからは

こちらの柴田商店さんが、阿部商店さんが作った いかめし を

店舗販売する形になったそうです。

 

超昭和レトロな店構えで、

このまま保存して欲しいと思える店構えです。

店の中も昭和の雑貨屋さん感満載で

超絶 味のあるお店です。

 

是非、ここで「いかめし」を買って、すぐに食べて欲しい!

作り立ての温かい いかめし は絶品です。

絶対的におススメします。

 

昨今、いかの漁獲量も減ってしまい、

当然、値上がりもしていますが、

ここで温かい いかめし を食べれば

長い間駅弁ランキングでTOPを張っていた理由は判ると思います。

 

 

と、力説しましたが、

今回、我が家は駅前では食べずに即移動。

桜の花が満開だという 青葉ヶ丘公園へ。

森駅から、車で5分程度。

リベンジ が一番の目的ですから!!

 

 

すぐに公園に着くとバッチリ咲いてます!!!

しかも、桜まつり という祭りも開催されているようです。

 

桜の状態は 見事に満開!

祭り期間なので、公園内にはキッチンカーが何台も出ていて

祭りの準備は整っているようです。

 

だけれども、人が少ない!

っていうか、ほとんど人がいない。

都内だったら、こんなに桜が咲いている状況ならば

地面にはブルーシートが敷かれて

宴会の準備をしている人がうじゃうじゃいるだろうに、

ここにはブルーシートなんて一枚も無く、

青空を背景に、緑の地面と、黒っぽい桜の幹と、ピンクの桜が

ひたすら存在しているだけで、至って静か。

しかも入っちゃダメな場所なんて無く、

どこでも自由に散策出来るというおおらかさ。

 

平日という事もあるでしょうが、

広大な敷地に咲き誇る桜と、人の気配の少なさが

自然との一体感というか、自分も自然の一部なんだなぁ的な

人間の小ささを感じるというか、

とても感慨深い気持ちになりました。

 

 

そんなおごそかな気分になったものの、

朝一便のフライトだった為、朝飯は無しで、今10時。

当然、お腹は空いているので、欲求が現実に負ける事は無く、

先ほど買った いかめし が登場するのでした。

 

 

満開の桜を愛でつつ、いかめし をパクリ!

ほのかに温かい いかめし の美味い事!旨い事!

あの いか の柔らかさと、もち米の食感、程良い味付け!

絶品とはこの事なり!!

ラブラブラブ

満開の桜が咲く中で美味しいものを食べられるとは

これ以上幸せな事は無い って感じ。

当然のことながら、テンションは爆上がりです!!!

 

 

 

お腹が落ち着いた後はフリータイム!

自由に散策します。

 

 

 

こちらの青葉ヶ丘公園の桜は上には伸びていません。

木の高さが低く、ものすごく大きな木というのが見当たりません。

ただ、一本一本の幹が太くて、一本一本に風格が漂っています。

それもそのはず、100年を越える古木がとても多くて

幹の太さが桜とは思えない大きさ。

太いというレベルを越えてます。

 

山を歩いていて、大きな木を見つけると

手で触ってパワーを頂くのですが、

ここの木はみんなそれに相当してしまう太さの為、

目が慣れてしまって触りたいとも思わないくらい。(笑)

 

桜の種類も多くて、14種類の桜が1000本もあるそうです。

古木には種類名と百年桜という名札が付いています。

 

当然、傷んでいる木もありつつ、

いろいろな渋みを醸し出していて

さながら 巨大な盆栽のよう。

 

 

言うまでも無く、リベンジは大成功となり、

我が家の花見はここで決まり!! また来よう! と

家族間で と~っても 盛り上がったのでした。

 

 

 

そして、桜の名所はここだけでなく、

徒歩で5分くらい離れた所にある オニウシ公園 も。

 

こちらには遊具があって、まさに公園。

確か、以前来た時に小学生だった子供が遊んだことがあるはず。

こちらはイベントをやっていないので更に静かです。

 

 

先ほどの公園程では無いものの

こちらの桜も大きくて年代を感じる木ばかりです。

 

 

そして、公園と公園の間にある小学校

庭(?)一面に広がるタンポポ

あまりに見事だったので、ちょっとお邪魔して撮影しちゃいました。

 

北海道は花が一斉に咲くとは聞いていましたが

本当なんだな~と感心してしまいました。

 

 

再び、最初の公園に戻ると、

何やら女子高生のはしゃぐ声が・・・。

活気を感じたので近づいてみると

高校生が自分たちで作った(デザインした)杉のコースターを販売していました。

 

娘と同じ年頃のJK達が楽しそうにしているのと、

デザインも良かったのでお買い上げしました。

お土産にも良さそう という事で6枚買いました。

 

買った後で、桜祭りの看板を見てみると

本日のメインイベントだったようでした。

 

 

 

森町でミッションコンプリート出来て、大満足となったので

函館に戻ります。

 

 

 

次なるミッションは・・・

 

函館のご当地グルメと言えば! の ラッキーピエロ。

函館でしか食べられないハンバーガー屋さん。

 

このラッキーピエロの本店が函館から森にやって来る途中にあり、

帰りに寄ろう という事にして、数時間前に通り過ぎたのでした。

函館市内にある店には何度か入った事はありますが、

本店には来たことが無かったので、

やっぱり本店でしょう!という事でミッションとなりました。

ですが、やはり混んでいたので写真だけ撮ってスルー。

我が家は並ぶの苦手です。

ものの5分も滞在しませんでした。

 

ラッピ(ラッキーピエロの略)は、いつも行っている店に行けばいいや!

本店にはまた来ればいいや! って事で。

 

 

で、ちょっと戻ったところに道の駅があり、

その隣に新しい施設があったのでそちらに移動。

DANSYAKU(男爵)ラウンジ

 

ジャガイモの 男爵いも の発祥の地だそうです。

 

川田龍吉さんという方が 男爵いも の生みの親

その記念館も兼ねています。

 

広い敷地内には当然お土産も売っていて

 

その反対側には所蔵品の農機具などがたくさん展示されてます。


保存状態が実にすばらしく、今でも使えそうな道具がたくさん!

 

こういう古い道具を見ると人間の知恵ってすごいな と感じますね。

 

今風(いも風?)のグッズも売ってます。(笑)

 

こちらは蒸気自動車

川田氏は日本で初めて自家用車を所有した人らしい。

そしてこれが日本で初めての自動車だそうです。

 

当然、フライドポテトを頂きました。

北海道と言えば ジャガイモ というイメージは付き物ですからね~。

 

カミさんはイモ好きの娘の為に珍しいポテチを買ってました。

何を買ったのかはよく知らないけど・・・。

 

 

 

 

そして、ようやく函館市内へ移動。

今回、行先は息子に託して、親は着いて行くだけ が基本。

いつの間にか、息子の方がこっちに何度も来ていて

親よりも情報通!

老いては子に従う!!

 

 

本店ツアー???

 

次は、函館でコーヒーと言えば! の美鈴コーヒー

ここはサッと立寄って、コーヒー豆を買って

焙煎をお願いしてサラッと消化。

 

焙煎を待つ時間を利用して自由市場に行って

自宅用に ほっけ の干物を購入。

 

一回りして、美鈴コーヒーを再訪。

焙煎が終わったコーヒー豆を受け取って、

次の本店へ

 

 

 

 

次なる本店もまた、ご当地グルメとして名高い やきとり弁当 の

ハセガワストアー

 

ここは息子のおススメ! 絶対行くべき店だそう。

とにかくスゴイから! という事で、

行ってみたら 確かにスゴかった!

 

外観からして、期待感ある巨大な建物

 

中に入って更にびっくり

やきとりのみならず、多くのお総菜が並ぶお店

名物? ちくわパン

 

工場ではなく、店内で作っているのが売り。

とにかく手づくりのお惣菜が多種大量にひしめき合ってます。

 

入って正面にドーンと構えるこちらでは

ひたすら焼き鳥を焼いてます。

 

焼鳥だけでなく、焼き豚、焼きホルモン

もうなんでもあり!

 

これだけおかずがあったら、足りなくなるよね~!

って事で、ごはんも盛り放題!!

 

そんじょそこらのスーパーではなく、焼鳥屋でもない。

巨大な総菜屋でした。

 

 

ここでのミッションは、やきとりで一杯!

お店の中にイートインコーナーがあるし、当然飲み物も売っているので

注文した やきとり が焼きあがったら、即イートインコーナーに移動。

 

ひとまず おつかれー! とノンアルで乾杯!!

焼き立てのアツアツやきとりを食べながら

ノンアルをくいっと!

 

なんだかんだ注文したら、結構な量になってしまいましたが

ペロッと平らげてしまいました。

 

イートインコーナーで日向ぼっこをしながら

ノンアルで宴会(?)

なかなかオツなもんでした。(笑)

 

 

 

 

 

軽く一杯(ノンアルだけど)やった後は、デザートでしょう!

って事で、湯の川温泉に移動。

パーラーきくち にて、ソフトクリーム

 

こちらも昭和を感じる喫茶店。

いつもは店内でゆっくりするのですが、

今日はテイクアウトのソフトクリームを車中でペロリン!

 

 

 

最後は 打ち上げ って事で

お昼に入れなかった ラッキーピエロ。

空港に一番近い 戸倉店

 

ラッピは各店舗が個性的なテーマを持って作られていて、

こちらはハンバーガーの歴史を集めたハンバーガー博物館。

ステンドグラスとフィフティーズを意識したようなシックな造り。

お客さんも少なくて落ち着けます。

 

 

ハンバーガー以外にもいろいろあるので

今回はあえて いろいろな方を注文

 

焼きそば

ハンバーグ

ボリュームあるので二品を3人でシェア

 

コーンスープ

 

アツアツを提供してくれるので、やけどに注意です!!

 

 

旅の後半は食べる事に集中したので

さすがにおなか一杯です!!(笑)

 

 

 

観光地と言われる場所には全く行かなかったので

どこも空いていました。

ラッピの本店は別として。

 

函館は空港から近いし、温泉もあるし、

ご当地グルメも充実しているし、

市電も走っているし、史跡も多いし、

いろいろがコンパクトにまとまっていて楽しめます。

 

今回、花見も選択肢に加わったので、

また訪れると思います。

 

 

とっても充実した我が家のGW旅だったのでした。

 

雪シーズンの締めくくりに、

昨年も行った涸沢カールに行ってきました!

 

昨年は涸沢ヒュッテの営業開始日が平日だったので、

今年もそうなんだろうな~なんて勝手に思って、

GW前の最終平日に合わせて綿密にシフト調整(?)していたのですが、

今年の営業は4/27の土曜日からとの事。 あれれ!

 

GWに突入する土曜日となると、混雑するのは目に見えているので、

ヒュッテの営業開始日に合わせるのは諦めて、

あえて営業開始前に涸沢に行く事にしました。

 

涸沢ヒュッテ名物の「おでんと生ビール」が食べられない事は当然の事として、

水は出ているのだろうか? トイレは使えるのだろうか?

など、不安に感じる事もありつつ、

ダメな時用にと 水2リットル、ビール350ml缶3本も荷物として、

ずっしりと重たい荷物を背負って、いざ涸沢!に向かったのでした。

 

 

木曜日、21時までの仕事を終えて、

速攻で帰宅、ご飯、風呂を消化して深夜に出発!

談合坂SAで仮眠、その後、沢渡に向かってまっしぐら!

 

無事に5時過ぎに沢渡に到着して

さわんどバスターミナルから 6:00発のアルピコ交通のバスに乗って

上高地に向かいます。

駐車場も空いていてガラガラ。

バスも10人程度の乗車。

ハイキング程度の荷物の人がほとんどで、重装備は3名だけ。

 

バスの窓越しに大正池と穂高連峰

 

 

バスターミナルに定時について、登山届を提出してから河童橋へ

河童橋もこれくらいならば許容範囲??

 

昨日は雨だったので地面は濡れてます。

でも、今日と明日は天気が良いという予報で

これも日頃の行いかと!爆  笑  モッテル!!?

 

木漏れ日の道を坦々と進みます。

 

この角度からの明神岳はカッコいい!

 

明神到着!

上空の風は強いものの日差しが暖かい。

まだ森の中を歩いているので風の影響もなく、

薄手のインナーと長袖Tシャツでちょうど良い。

 

ここでお化粧タイム!

先週、巻機山に登った時は最初が曇っていた事もあって、

横着して日焼け止めを塗らなかったら

唇がガッサガサになって酷い目に合った(招いたのは自分)ので

今回は念入りにUVケア!

 

 

巻機の件はじゃんふさんブログでご確認を!

 

ブログを書かないうちに涸沢に来てしまったので・・・。

 

 

徳沢から先は工事中の為、仮設の橋を渡って対岸へ

 

横尾手前で再度、仮設橋を渡って左岸へ戻ります。

 

横尾に到着

徳沢園もそうでしたが、

週末の上高地開山祭に合わせて小屋をオープンさせるので、

開店準備で忙しいみたいです。

 

 

横尾の橋を渡って横尾谷に入り、本格的な山道となります。

ところどころ残雪もあり、踏み抜き注意です。

 

いくつか、完全に道が塞がれた残雪の斜面を横切って

 

本谷橋に到着しました。

本谷橋はまさに製作中でした。

小屋の人達が総出で橋を架けてくれています。

 

ちょっと上流に行けば渡れるよ! と教えてもらったので、

作業の邪魔をする事無く、上流のスノーブリッジを渡ります。

さすがに手前のブリッジを渡る勇気は無く、

奥まで行きました。

 

それでもクラックはたくさんあったので、

安全そうな場所まで登って、下は川 と思われる場所を一気に渡ったのでした。

 

小屋の人達は階段まで作ってくれていました。

本谷橋を過ぎた後、屏風岩を回り込む感じのルートとなりますが、

雪が無ければ階段があったりして急登でも登れるのですが、

階段は雪に埋まっている為、雪面を直登する事になるので結構大変です。

感謝です!

 

今年は涸沢全体にデブリ(雪崩の跡)が流れてしまい、

通常は沢沿いに雪が積もった平地を登れるはずなのに、

今年は夏道と同じようなルートを取らなければならないそうです。

なので、ルートのマーキングや急登の対応など、

小屋の人達の作業はかなり大変のようです。

本当にありがとうございます。

 

 

ようやく涸沢ヒュッテが見えました。

ただ、ここからが大変。

夏道でもヒュッテが見えてから長い という評判通り、

重い荷物を背負ったおじさんは、残雪がたっぷり残った雪面を

ゆっくりと進むしかありません。

 

気温が上がって、足下の雪は緩んで

体力も削られます。

 

記憶をたどると、去年この時期に初めてここに来た時も

ヒュッテが見えても全然近づかないという仕打ちに、

何度も何度も立ち止まって呼吸を整えていた事を思い出しました。

 

今年も、小屋まであと100mくらいって所まで来て、

絶望的な感覚を味わった事は確かです。

もうこれが自分の人生における最後の涸沢で、

来年からは来れないんじゃないか!

って思ってしまうくらいの辛さです。(個人的感覚ですが)

 

それでもなんとかヒュッテにたどり着き、

テン場に向かいます。

 

 

テン場の全景はこんな感じでデブリンに覆われてます。

(テントを立てた後に撮りました)

昨年は新雪に覆われた綺麗な平面だったのに、

今年はデブリでボッコボコ、ガッタガタです。

 

 

ガッタガタ、デッコボコの雪面を平らにならしやすそうな場所、

なお且つ風を避けられるような場所であれば・・・

という事でこちらを選びました。

ヒュッテ側が高くなっていてヒュッテからは全く見えない。

壁があるから風も防げそう。

ただ、どっち側から風が吹いてくるのか判らないので気休めですが・・・。

 

 

ボッコボコ雪面を平らに 地ならし してからテントを張りました。

この土木作業 改め 雪木作業(???)が結構好きで、

集中して作業しているうちに

疲労困憊で折れかかっていた気持ちも復活!!

 

もう登らなくて良い、ビール飲むだけ。天気は最高だし!

っていう条件だからなんですけどねー。

 

 

 荷物を入れて、テントの中からの見た目はこんな感じ。

穂高の山を背にしているのでダイナミックな風景は見えませんが、

明日の朝はこちら側から陽が登るはず。

テントの外はどこでも天然冷蔵庫だしね。(笑)

 

 今夜の宿泊地が落ち着いたのでヒュッテの偵察。

もろもろの確認をしに。

 小屋の人に聞いた所、営業日前なのでテント泊代は不要との事。

トイレを使わせてもらいたいのでテント代を払いたいと伝えた所、

トイレは使う時に使用料(100円)を払えば良いとの事!

なんて神対応!と感じました。(個人的感想ですから)

 

 

いろいろが落ち着いたので とりあえず飲みましょう!

程よく冷えたビールで一人乾杯!

ここまで頑張った自分へのご褒美!!

うめぇ~~~~!!

思わず声が出ちゃいます

 

 

軽~く 一杯飲んだ後、涸沢小屋側の高い場所へお散歩

涸沢ヒュッテも涸沢小屋も絶妙な位置にあって、

これほど大きなデブリの影響も受けていないというのは流石です。

永年かけて経験を積み重ねた結果なのでしょう。

 

 

デブリの真ん中に移動してみました。

北穂からのデブリの筋が大迫力です。

これが発生した時の音ってどんななのでしょう?

 

 

ヒュッテが建っている場所は、氷河に運ばれた土砂が溜まったモレーンの上

こんもりと盛り上がっているのがよくわかります。

 

まだ上空には風が吹いているので、雲がいろいろな表情を見せてくれます。

 

 戻って2杯目!

 

 ゆっくり飲んでますが、やる事が無いので、

ナッツをつまみながら3本目に突入!

暗くなるまで我慢しようかなと考えましたが、

気持ち良かったのでいっちゃいました! 

 

15時過ぎに陽は隠れてしまいましたが、明るい時間はまだまだ続きます。

 

 日陰となって凹凸がわかりにくくなったカール内。

 

 トイレを借りに再びヒュッテ訪問

ビール3本も飲んじゃいましたからね!

 

水も出ていました。

 

トイレも使わせてもらえます。

 

これまで気付きませんでしたが、床板にはナンバリング

冬支度でテラスをバラすので、復活させる為には重要ですね。

 

 

 

トイレですっきりした後は、まだ明るいものの仮眠タイムです。

登ってきた疲労と、ビール3本分の気持ちの良い酔いが回り

夕寝へと誘います。

17時過ぎくらいから寝ました。

 

 

 

 

ふと目が醒めると21時30分

当然、すっかり暗くなっていて、星はどうかな~!と空を見上げると

期待通り、雲一つない空にたくさんの星が光ってます。

 

テントから出て穂高の山を見るとうっすらと明るくなってます。

今日は満月。

モルゲンロートならぬ、ムーンライトロート(勝手な造語)が始まってました。

 

間接的な月の明かりによって照らされる雪山が綺麗です。

手前の陰は東側の山の陰。

太陽の動きと同じように月も上がって来るので

この影が少しずつ小さくなり、明るい面積が増えてきます。

 

ヒュッテのテラスへ移動して、ベンチを借りて

星見&月明かり見です。

昼間歩いて、固まってしまった股関節の筋肉をほぐしたりしつつ、

テラスを独占させて頂きます。

 

山の真ん中あたりにある明りは、

雨の中を涸沢まで登ってきて、昨日から連泊している男性二人組。

寝る前にテラスで会った女性と話をした際に

今、連れの男性2人が北穂に登っていて、もうすぐ降りてくるはずなんですよ~。

私は骨折から復帰したばかりなので、テントで留守番してるんです!

って話していた女性の連れ。

2枚前の写真の山の中にもポツンとある明りが男性二人組のライト。

ちいさなライトの動きがこの景色の中で一番大きな動き。

 

今回はきっちり(?)とウイスキーを持ってきました。

テラスの椅子に腰かけて、ウイスキーをちびりちびりと舐めながら

移ろいゆく光と影を堪能させて頂きます。

 

山を下りてきた二人が、テントで待っていた女性と合流するシーン。

遅くなっちゃってゴメンねー! という声が聞こえてきました。

これも涸沢劇場の出し物の一つ!?

 

その後もまだまだテラスでまったりします。

誰も来ない、いないテラス。

 

22時前からすでに2時間近く、テラスで景色を眺めてます。

昨年、オーバーズボンを忘れて下半身が寒い思いをしたので、

今年は忘れずにオーバーズボンを持ってきました。

そして上着はウルトラライトダウンの重ね着。

長袖のライトダウンの上に、ベストのダウンを重ね着。

 

気温がそれほど低くなかった事もあって

まったくの寒さ知らず。

 

そして日が変わった瞬間の4/26 0:00

ついに満月が姿を現しました。

月明かりに直接照らされて、月光浴

 

真夜中のテラスで3時間以上ボーッとしてました。

完全にカールの中が照らされてから、

また涸沢小屋の方に向かって移動。

昼間グズグズだった足下はしっかりと凍って

歩きやすくなってます。

 

あえてライトは使わずに、肉眼のみで移動します。

ここでライトを点けてしまうと、ライトが明るすぎて

柔らかい月の明かりがぶち壊されてしまうのでライトは使用禁止(自主規制)

 

 

明るい時に登ったデブリの真ん中へ

太陽の直接光とは違う柔らかい光

 

これはこれでものすごく綺麗です。

 

 

自分のテントも照らされてます。

 

必要はないのだけれど、ちょっと演出してみました。

LEDライトは明るいですね~。

 

深夜1時ごろ

ま、0度ならそこそこ暖かい方ですね。

 

 

 

4時間近く月明かりを堪能し、

ついでにちょこちょこと舐めてたウイスキーにも堪能させて頂いたので

1時過ぎにまた寝ました。

 

 

 

全身ぬくぬくで、今度は完全に熟睡!

 

 

 

 

はっ!と目覚めた時には やってしまったか! と思うくらい

完全に明るくなってました。

4時30分

 

 

急いでテラス席に移動して、つい数時間前と同じように

山が明るくなってく様子を観察します。

 

全体が明るいので、見える雰囲気は月光とは異なります。

 

涸沢ヒュッテの定点カメラ

ヒュッテのホームページから見れるライブ映像はこのカメラが撮ってます。

 

 

なんとなくうすーーいピンクに染まる奥穂

 

だいぶ山の陰がはっきりしてきました。

北穂もうすーーいピンク色

 

これぞ涸沢劇場!!

 

 

こいのぼりも綺麗に泳いでます。

 

テラスの中に置かれている山の案内板

 

案内板が鏡のようになって穂高が映り込んでます。

案内板の逆さ穂高

夏場は池に移り込むんですけどね。

思わぬところに良い鏡がありました。

 

 

まもなく自分のテントにも陽が当たりそうです。

 

まもなく!

 

来たぁ~!!

 

影自撮り!

 

すっかり昼の顔となった涸沢カール

 

さ、完全に夜が明けたので朝ごはんの時間です!

朝ごはんは、ごはんとルーをお湯で温めてカレーです!

個人的にはとても豪華!!(笑)

 

 

珍しく おしるこ飯 ではない、ちゃんとしたご飯

ごろごろした肉の塊が大迫力!

 

ん、器がおしるこ飯の時と同じ器!!

まぁまぁ、そこは軽く流して!!

 

器が大容量じゃないのでおかわりできます!!

おかわりには うずらの卵 をトッピング!

タンパク質もばっちりさ!

 

スパイスの効いた美味しいカレーでした。

ごはんの余熱が足り無くて、ちょっとボサついていましたが

充分美味しく食べられました。

 

 

一旦、器を洗う意味合いもあって、カレースープを嗜んでから、

締めはインスタントコーヒー

とーーっても充実した(?)朝食でした。

 

風も穏やかでとっても良い陽気

 

日が当たっているので、撤収前に干します。

 

 

そして撤収完了!!

楽しかった1泊でした。

平らに整地した場所は、誰かが使うでしょう。

 

 

 

さ、帰りましょう!!

 

来る時と違って下りはサクサクと進みます。

雪も良い具合に 固くなく、緩くなくなので、

大股でどんどん下れます。

昨日、辛くて放心状態となった場所を気持ち良ーく下ります!!

 

ヒュッテともお別れです。

また秋ね~!!

ん! 昨日のアレは・・・???

 

 

もうすぐ本谷橋

昨日渡ったスノーブリッジ

 

本谷橋の手前にもブリッジ状の雪と沢が・・・

ここはおそらく橋がかかっているのでしょう。たぶん(笑)

 

そして、昨日完成した本谷橋。

 

アイゼンを付けたまま橋を渡ってはいけないので、はずしました。 

 

その後はアイゼンを付ける事も無く、

手にぶら下げて乾かしながら横尾に向かって歩きます。

 

昨日よりは多くの人とすれ違います。

とはいえ片手で数えられる程度の人数でした。

 

 

で、無事に横尾に到着!

まだ距離としては半分まで至っていませんが、

重要だったり、危険だったりする行程は終了。

あとは梓川に沿ってひたすら歩くだけです。

 

 

体の中に入った液体と若干食べた個体の分の重さは減りましたが、

50Lのザックはまだまだずっしりと重さがあります。

 

昨日からずっと負担が掛かっている左肩は

以前、鎖骨を折った関係もあって不自然な形になってます。

その部分に肩ベルトが当たって痛くてたまらない!

ウールの手袋をクッション代わりにあてがったりしても、

短時間は効果あるものの、すぐに痛くなってしまうという始末。

 

徳沢、明神、上高地と肩の痛みとの戦いでした。

なんだか、肩につられてか、両足の小指まで痛くなってしまい

とんだ林道歩きとなったのでした。

 

そりゃ2日間で、重い荷物を背負って40km近くも歩けば

どこかが痛くなりますね

 

それでもなんとか上高地バスターミナルにたどり着けて

春の涸沢劇場観戦ツアーは無事に終了したのでした。

 

 

 

太陽、満月、星 と天体を意識した涸沢劇場は

とても良かったのでした。

行きの涸沢での苦行は、忘れてはいませんが、

良い思い出が被さってしまい、かなり記憶の端っこに追いやられてます。

 

ピンポイントで天気が良かった2日間に当たって、

最高の劇場を満喫できました。

 

大満足、大充実の涸沢劇場でした。

 

かつて何度か山頂から快適滑降した良い思い出がある

東北地方の最高標高の山である燧ケ岳。

快適滑降の甘い夢を再び!と、昨年、2回も目指してみましたが、

2回とも、見事に惨敗に終わりました・・・.

 

懲りずに、今年も行ってきました。

誤った昨年の記憶と共に・・・。

 

片道約270kmの大移動をして、桧枝岐まで。

除雪が進んでいて、七入まで車で行けるものと思いきや、

ミニ尾瀬公園で通行止め。

 

MTB移動であまり影響はないので、苦にせず淡々と進みます。

 

昨年と違うのは、背負っている物.。

山スキーではなく、スノーシュー。

やはり軽い方が楽!!

快適滑降は封印して、登頂を優先させました。

なにせ、昨年があまりに酷くて、ほとんど御池までしか行けてなかったので。

 

 

七入からの燧ケ岳

ミニ尾瀬公園から、完全に除雪された伊南川沿いの国道を快適に走って来ると

正面に燧ケ岳が見えます。

今年、雪は少なかったというが、除雪された道路脇の雲は多く感じます。

 

 

林道の上り区間に入ると除雪車両のブルドーザーが置いてあったので

とりあえず記念撮影

 

 

昨年、除雪後の降雪で進めなくなってMTBをデポした地点を順調に通過して、

モーカケの滝展望台の駐車場手前まで来ると・・・。

 

あれれ??? 全然除雪されてない!!!

全然というのはオーバーで、キャタピラの跡は続いているので

まったく除雪されていない訳ではない。

ただ、完全に雪に埋もれた林道なので、気温が上がって雪が緩む帰りが心配。

雪が緩むとハンドルが取られて、まっすぐ進まず、とてもじゃないが乗れないのです。

 

 

とはいえ、朝は気温が低くて雪が締まっているし、

一度重機が通って、形はどうであれ圧雪されているので

乗車して登る事が可能なのでそのまま登り続けました。

キャタピラの三角跡も、轍と直角にタイヤを進ませれば

振動があるものの走れるので、ゆっくり進む分には問題無し。

 

 

登りの斜度が落ち着くブナ平への最終コーナーで重機跡は完全に消えました。

スノーモービルの跡はありますが、完全に未除雪地区。

キャタピラの大きな三角轍がなくなり、

斜度的にもほぼフラットになったので完全に乗車で進めます。

 

今年の除雪は遅いな~ なんかあったのかな???

なんて勝手に思いつつ。

 

ブナ平からの燧ケ岳

 

昨年、後ろからやってきた除雪車に追い抜かれた地点も無事に通り過ぎ、

御池まであと300mの地点

 

まもなく御池

 

御池、到着

当然、人の気配はまったくありません。

 

 

御池駐車場の標識にMTBをデポさせて頂きます。

 

ここから燧ケ岳を目指してスノーシューで登ります。

 

背中の荷物が軽かったので、体力的な消耗もほとんど感じませんでした。

やはり軽さは正義です。

 

 

御池から燧ケ岳へのルートはほぼ夏道と同じく

最短の直線ルートを取ります。

 

ですが、これが意外と曲者で、

田代と名の付く、夏場は湿地状態の場所は当然平らなのですが、

平らな場所に出るまでが意外と急斜面なのです。

 

御池から最初の田代の広沢田代までのルートも、

歩き出しはゆる―い斜面ですが、すぐに壁!

しかもなかなか長い壁。

この壁がある事によって、御池から燧ケ岳は見えません。

 

緩めのルートを選びつつゆっくり登って

なんとか広沢田代に着いてもまだ燧ケ岳は見えません。

田代の奥に見えるのは、2段構成となる新たな壁!

 

壁が立ちはだかる前は見て見ぬフリして後ろを振り返ると

そこには会津駒ケ岳が鎮座してます。

この前、じゃんふさんが登ってたし、

残雪期のこの時期には行った事が無いので行ってみたいですね。

 

 

広沢田代をのんびり歩いて、次なる試練へと突き進みます。

 

 

広沢田代と熊沢田代の間の2段の壁。

これをクリアしないと燧ケ岳が顔を出さないという

嫌がらせのような辛い仕打ち。

燧ケ岳ではなく、仕打ちケ岳と呼んでも良いくらい削られます。

 

なんとか2段構成の壁をクリアするとようやく燧ケ岳がお目見えします。

ただ、直線ルートを取るとピークを越える為、熊沢田代まで一旦下る事になります。

登りで下るという事は、帰りには登りになるという事。

帰りの登り返しも辛いですね~。

次回は1段目の壁をクリアしたら高度を上げずに平行移動するように

ピークを回り込むルートを取っても良いなと感じます。

雪があるので自由にルートを選べますからね。

これは今の時期の利点ですね。

 

 

ただ、熊沢田代の奥に広がる斜面には良い思い出しかなく、

ここまで来るとこれまでの壁の仕打ちを忘れてしまうのも現実です。

雨が流れた跡が縞模様となって、良い感じのデザインとなっています。

 

 

ちょっと気になるのは、雲が厚くなってきた事。

予報では晴れると行ってたのに・・・。

雨は大丈夫そうだけれど、ちょっとガスも出てきた感じ。

 

 

熊沢田代からは最後の壁、

一枚バーンの長~い斜面をひたすら登る事になります。

 

下から山頂に向かって、何本かの線のように樹が生えているので

その樹林に沿って直登します。

尾根上の地形の上に樹が生えていて、

雪で覆われている白い部分は谷なのでしょう。

登ってみると判るのですが、

木の生えていない谷状のところは高度が上がるにつれて、

滑ったら止まらないだろうな!という恐怖感も感じ始めます。

 

スキーで滑るとなると快適な1枚バーンなのですが、

歩きではその楽しさは ちょっと待って! となるのが悩ましいところ。

 

雪崩の危険はそれほど感じませんが、

それでもいつ何が起きるかは判らない。

なるべくリスクの少ない樹がある場所を選んで、

斜面を横切るようなルートは取らないように登ります。

 

とはいえ、長い!

登っても登っても山頂が近づいているように思えないし、

空気が薄くなっている事もあって呼吸も荒くなる。

 

目標を決めて、50歩登って、休んで呼吸を整えて、

また50歩登って・・・ の繰り返し。

考える事は歩数を数える事だけ。

しかも、仮眠で2時間しか寝てないせいか、

止まって休むと眠くなるという悪循環。

朦朧とまでは行かないが、寝ろ!と言われたら即寝られる状態。

 

天気もあまりいい方向には向いておらず、

更にガスが増えてきた感じ。

 

何度か心が折れそうになりつつも少しづつ登ります。

 

 

樹林帯が終わって間もなく森林限界というあたりからの振り返り。

会津駒ケ岳は完全に隠れてしまいました。

 

 

すこーしずつ登って、無事に山頂に到着!

到着したものの、風が強く、

とても山頂を楽しめるような状況ではない。

 

 

至仏山もガスの奥でなーんにも見えない。

写真だけ撮って即下山。

 

 

東側に下って山頂を背負う形になると風も弱まり、

なんとか落ち着ける状況になったので、

山頂ではないが、腰を下ろして休む事にする。

 

 

雪の上に腰を下ろすのは面倒だなーと思っていたら、

腰かけられるような良い木があったので迷わず直行。

なかなか渋い樹に腰かけさせて頂き、休みました。

 

 

当然、しるこ飯!

いやいや、たんぱく質も摂りますよ。

サラダチキンと半熟卵。ラブ

 

じゃんふさんのように、お湯沸かして・・・なんて、もはや夢!

最近は行動開始前に車内でお湯を沸かして、

熱々をポットに入れてくる というのがちょっと進歩したところ。

すみません。貧食なもんで。

 

ただ最近はやっぱりサプリメントも摂らないと

回復&継続がきつくなってきた事は誤魔化せない。

この辺りの調整&コントロールも、ちゃんとしないとヤバくなってきた。

学習しましょう!!

 

 

休んで心理的な余裕も生まれてきたので、本格的な下りに突入。

スキーならば快適滑降が間違いない良い環境でした。

 

スノーシューでも楽しく下れないかなと、

試行錯誤しながら下ります。

 

足裏の長さの範囲で、前荷重になるのは絶対NG。

前に付いた爪が引っ掛かってしまい、前に転がってしまいそうになるので。

踵から滑らせるように、後ろ荷重気味で前に足を押し出すと

それなりに滑って良い感じ。

 

狭い歩幅よりも大きく踏み出した方が安定するみたい。

後ろの足はあまり気にしないものの、気が付くとテレマーク姿勢になってる。

やはり安定する形なのでしょう。

 

滑落するんではないかとビビって、細かいリズムでちょこちょこ足を出すよりも、

ゆっくりしたリズムで、大きく踏み出した方が良い感じ。

 

一番やってはいけないのは、

斜面に対してスノーシューを横向きにしてコケる事。

引っ掛かる物が無く、止まれる気がしない。

縦方向なら爪が引っ掛かるが、横方向は全くの無防備状態。

急な斜面でもバランスを取りつつ、縦方向に滑らせるべき!

という事は学べました。

 

 

あれだけ登るのに苦労させられた斜面も、下りは早い。

スノーシュー滑りを練習しながら、あっという間に下りてきてしまった。

熊沢田代の良い思い出しかない良い斜面

 

さっきのガスガス状態は解消されて、山頂が見えている。

 

 

 

新潟方面の山々

 

 

登りで苦しめられた田代への急登斜面は尻セード

雪が緩んだ急な斜面を下りるには尻で滑るのが一番安全。

そして 楽し~い 笑い泣き笑い泣き笑い泣き

防水パンツでは無いので、パンツまで濡れるけどね。

次回はビニールシートでも持って行こうかな。

 

 

行きの苦しみの逆襲!とばかりに

急斜面の尻セードを堪能して御池まで戻ってきました。

ここまですれ違う人も無く、独占状態でした。

 

 

デポしたMTBを回収して帰路につきます。

下りで乗車を試みましたが、やっぱりNG。

タイヤが沈み過ぎて、まっすぐ進めない。

そもそも動かない。えーんえーん

 

押し歩きで進み始めると、本日初めての対人。

2人組の山登りの人でした。

今日明日の山中泊、一泊二日での行動との事。

気を付けて~! とお別れして

ブナ平まで下りてくると、除雪のブルドーザーがやってきた。

 

ブルドーザーが通った跡は圧雪されているので、

多少は乗車で進めるようになりました。

ただ斜度が無いとタイヤが潜って進まない。

 

 

更に下りてきたら、除雪の本隊が完全除雪しながら進んできた。

先ほどのブルドーザーは予備除雪だったよう。

初めて、本格的な除雪作業を近くで見る事が出来ました。

 

登る時に見掛けるのは除雪車(ロータリーで雪を飛ばす重機)と

ブルドーザーがセットで停まっている状態。

ブルドーザーは何をするんだろうと疑問でした。

除雪車だけで除雪出来ると、勝手に思い込んでいましたが

やっぱり雪は水の変化形。

しかも1シーズンの間に積もって圧縮されているので

ロータリーだけではダメなんですね。

 

ブルドーザーは除雪車と向かい合わせになって、

進行方向にはバックで進む形になります。

 

 

ちょっと下がって停まり、次に雪面に突っ込むように前に進んで

積もって締まった雪の塊を掘り起こします。

掘り起こされて柔らかくなった雪の塊を

除雪車がロータリーで吹き飛ばす という連携プレーだったのでした。

 

脇に空きスペースがあった場所で待機し

除雪部隊が進んでくるのを待ちながら、

ダイナミックな除雪作業を観察させて頂きました。

 

待機していた横まで来た時にブルドーザーは作業を止めて、

雪上面から舗装路まで斜めの斜面を作ってくれ、

除雪車は雪を吹き飛ばして舗装路が見えるようにしてくれた後、

わざわざバックして道を空けてくれました。

 

雪上面から舗装路まで、除雪によって出来た雪の壁を、

MTBを落とし込んで舗装路に降りなくてはならないかなと考えていましたが、

除雪作業を止めて、下りやすい状態でリードしてくれました。

神対応です、ありがとうございました。

 

除雪車の後についていたワンボックス車の人に

「お邪魔してすみませんでした!」と声を掛けたら

「だいじょぶだよ~!」と返してもらえた事がありがたかったです。

 

作業の邪魔をしてはいけませんからね。

 

 

除雪された後は舗装路なので、快適に下り、

無事にミニ尾瀬公園まで帰ってきました。

 

車の通行止めは、ミニ尾瀬公園から七入手前まで移動されていました。

 

 

 

 

家に帰ってきてから、昨年の情報を確認したら、

1回目は 3/29 で、2回目は 4/10 でした。

自分の中では、3月中に2回行っていて、

4月になったら除雪は御池まで終わっているものと思い込んでいました。

それは全くの嘘八百で、

除雪作業は4月から始まるというのが正しいようです。

事前の予習は大切ですね!!

 

2年越しの燧ケ岳への登頂は無事に成功しました。

次こそは快適滑降を叶えられるのだろうか?

いくつもの壁の洗礼をクリアできるのだろうか??

 

数々の障壁がある事は確かですが、

その分のご褒美がもらえるのも確かなので

また挑戦したいなと思います。

予習はきちんとしてからね。

 

良い山行でした。

 

 

今週の月曜日は休みのはずが、出社せざるを得ない状態となった為、

その分の振り替え休みを今日とりました。

 

昨日は都心でも冷たい雨。

そして、明日も雨、もしくは雪の予報。

その合間の今日だけは天気が良さそうで、

休みと天気のタイミングがバッチリ合ったので

これは行くしかないでしょう!って事で、

積雪を期待して丹沢に向かったのでした。

 

伊勢原までは雨の気配は無かったのですが、

第2東名のトンネルを抜けて秦野地域に入ったら

雨が降っているではないの!!!

 

さすがにこの時期の雨は辛いし、

昨日の帰りが遅くて2時間しか寝ていないのと、

外がまだ暗かったので

今日の計画を半ば諦めて車中泊に変更!

駐車場でガッツリ寝てしまいました。

 

で、7時頃に目覚めたら雨の音がしていないし、

曇ってはいるが明るいので

ダメ元で、大好きな三の塔コースに突入したのでした。

 

 

雨はあがったようで濡れはしないものの、

視界は開けません。

 

まっすぐ伸びた木とガスが織りなす幻想的な雰囲気の中を登ります。

 

標高1000mくらいになると雪が出始めました。

もっと下の方から雪があるかと思っていましたが、

昨日は意外と暖かめだったようです。

 

とはいえ、標高が上がるにつれて雪の量も増えてきます。

 

雪の上には杉やヒノキの花や葉が落ちていて

風が強かった事が判ります。

幸い、今日はそれほど吹いていない!

 

本来ならば秦野の街並みが見える場所

 

積もっているのは雪というより氷。

フカフカではなくザラザラ

 

表尾根は何とか見えるものの、塔の岳は雲の中。

 

急登地区が終わって、尾根が近くなった事が判る地点

 

表尾根に到着!

 

尾根付近は樹氷状態

 

尾根に出ればすぐに三の塔

 

大山越しの川崎方面は明るくなってます。

 

避難小屋に入って休ませてもらいます。

珍しく、休憩にて おしるこタイム。

富士山が見える方向はガスガスで何も見えず。

 

避難小屋でチェーンスパイクを装着して

表尾根を進みます。

 

雲が切れる気配は全く感じません。

 

お地蔵さんも雪まみれ

 

烏尾山荘まで行き、その先に進もうとしましたが、

塔の岳は完全に雲の中だし、

風も出てきて雪も降ってきたので

なんとなくここで引き返そうと思って

撤退を即決!

 

 

通った事の無い烏尾尾根から下りました。

 

烏尾尾根は整った森の中を下る道でした。

 

三の塔尾根と表尾根には人の踏み跡がありましたが、

烏尾尾根に人の踏み跡はなく、動物の踏み跡だけでした。

 

 

迷うことなく新茅荘という山荘のところで山道(尾根)は終了。

 

この辺りは道路状況は良くないですが車も入れるので、

この辺りに車を停めて塔の岳を周回する人もいるみたいです。

確かに歩く距離は短くなりますね。

 

個人的にはそれはズルいように感じるので、その選択肢は無いな。

MTBで戸沢の出合まで行って、最短コースで塔の岳に登った事はあったけど。

なるべく人力で動きたいと思うのがポリシー。

 

 

烏尾尾根はかなり短く感じました。

その分、林道歩きは長かった~!

 

確かに、地図で確認すると、

烏尾尾根は三の塔尾根の半分くらいで、後の半分は林道。

大倉尾根も三の塔尾根も、実は長いって事が判りました。

 

 

林道を歩いていたら雉が現れました。

こちらを見ても特に逃げる訳でもなく、

のそのそと餌を啄んでました。

 

 

長い林道歩きが終わって戸川公園に戻ると

咲き始めた桜のピンク色が映えていました。

満開はもうすぐって感じ。

 

 

結局、塔ノ岳はずっと雲の中だったようなので、

選択は正解でした。

 

久しぶりの丹沢はサイコー!とは言えませんでしたが、

雪を感じられたし、新たなルートも通れたので

良しとしましょう!!

 

また明日、雪が降ると思うので、

週末は雪の丹沢狙いで混むのかな?

 

もうちょっと雪の状態が良いと楽しめるんだけどなぁ!

と、生意気な事を言う私でした。

「2月の三連休は雪山行かなーい!?」ってお誘いを受けてて、

今年初のグル活となりました。

 

 当初、日光白根辺りかなぁ!なんて話で進んでいましたが、

いつの間にか、シレっとフライングした輩がいたようで、

日光方面はやめて、新潟方面に方向転換(?)し、

越後三山の眺めが良いという阿寺山に行く予定となりました。

 

連休が近づくと、天気としてはベストな感じではなく、

天気が良さそうなのは連休中日の土曜日だけ。

 初日は宿泊するマンション裏の飯士山辺りで遊びましょー!って事で、

8時くらいに現地集合ねー! って話になっていたのですが、

携帯を充電したまま家に置いてきた輩がいたり、

連休あるあるの事故渋滞など、自他責任のいろいろな事故があり、

都内脱出に出遅れて見事に渋滞に巻き込まれ、

結局、越後湯沢に着いたのが11時。

 

天気も今一つなので、外遊びは全てチャラ!

先乗りの約一名はバッチリ遊んでましたけどね。誰だろ?

 

美味しい蕎麦食べて、サッサとマンションに入って 飲もう! と計画変更。

蕎麦屋でも39人の不謹慎な団体がいて、蕎麦待ち渋滞が発生しましたが、

その後の予定がゆるゆるなので、大人の対応で じっと待ちました。

 

 

前回、マンションに泊まった時に「トップガン マーベリック」を観たので、

今回も何か観ようって事で、トム繋がりで「MIP/デッドレコニング PART ONE」を鑑賞。

今回はBEERとおつまみを持ち込んで、充実したシアターライフ!

大画面の迫力ある映像を堪能させて頂きました。

ちょっと2度ほど寝落ちしましたが・・・。

 

その後は部屋で飲みつつ、翌日の入念な打合せ。

夕方を過ぎても天気予報が変わらず、新潟側だと曇りか雪のようなので、

バッサリと割り切って太平洋側の良い天気を狙って、

赤城山に予定変更。

翌朝、暗いうちに群馬に移動しよう!という事になって

宴会 打合せは深夜まで続いたのでした。

 

 

翌朝、5時ごろに湯沢から赤城山へ移動。

新潟側は小雪がチラついていましたが、関越トンネルを抜けたら快晴!

我々のチョイス 大正解!!

 

赤城山ヒルクライムで勝手知ったる道をノーマルタイヤで登ります。

今年は雪が少なく、姫百合を越えても雪が無い。

もうすぐゴールとなるカモシカの角あたりから路面に雪が残り始めるものの

そのまま突撃!

頑張れ~!とタイヤにエールを送りながら最後のカーブをクリア。

無事にヒルクライムゴール地点までノーマルタイヤで行けました。

さすがにその先は、帰りが登りになる事もあってチェーン装着。

やはり山頂のカルデラ内に入ると雪の量が増えて、判断は大正解でした。

 

 

大洞駐車場に車を停めて、ここからスノーハイク

まずは正面の地蔵岳を目指します。

 

踏み跡があってボコボコしているものの、

その上には雪が乗っているのでスノーシューでも問題なし。

いきなり、なかなかの急登を登ります。

登山道ではない雪面を登る輩もいます。(人の事言えないけど)

 

 

今回ご一緒した輩はこのお二人

じゃんふ & なみ

 

最初のピークから振り返って赤城山の主峰(?)黒檜山

 

標高1600mを越えると木々も真っ白

 

東側には雲海が広がってます。

 

樹氷と雲海、その上には青空。

最高のシチュエーションです。

 

 

本来ならば一面の雪面なのでしょうが、

今年は笹の葉が見え隠れしてます。

 

雪に覆われた森に進みます。

 

ついつい、はしゃいでしまうのは仕方ないですね!

 

樹氷と雲海

 

その2

 

青空と樹氷

 

青空の下で樹氷の森を歩くのは、この上ない気持ち良さ!

 

外輪山の上とカルデラの中の標高差で、見える景色はだいぶ変わります

 

雪が積もった木々が見られるのはこの時期ならでは。

 

溶けた形跡が見られるのは、今年ならでは?

 

黒檜山の奥には日光方面の山々が広がってます。

 

黒檜山の右側(赤城山の東側)は雲海

 

地蔵岳の上には各局のテレビ塔(中継基地)が建てられています。

それだけ見通しが効くという事になります。

スカイツリーから発せられた電波を受けて、

更に遠くに飛ばしていると思われます。

 

 

小沼が見えました。

 

これからあそこを目指すとなるとテンション上がります。

 

富士山も見えてます。

 

地蔵岳から小沼目指しての下りに入ります。

 

下りならば、それなりに雪が積もっていればどこでも進路!

普段、登山道となっているところよりも

林の中の方が歩き易かったりします。

 

 

 

一旦小沼の淵に降りてから、小沼の外輪山である長七郎山に向かいます。

 

 

長七郎山 山頂にてランチタイム!!

私は定番の お汁粉メシ ですよ~!!

 

 

長七郎山からも眺め良し!

 

八ヶ岳や南アルプスも見えます

 

西側には浅間山や上信国境の山々

 

本当に展望が良くて素晴らしい!!

 

こんなポーズ取ってしまう輩の気持ちも理解できます!! (笑)

 

のんびりランチタイムの後は小沼に向かっての下りです。

 

賽の河原と呼ばれる開けた緩斜面

 

はしゃぐのは仕方ありません!!

 

小沼に降りて、完全結氷した沼の上歩き

 

他の皆様は意外と最短コースしか歩いていないようで、

沼の東側は全く踏み跡の無い、真っ白いキャンバス。

 

そんな美味しいキャンバスを見逃すような我々ではありません!

 

おのおので雪面にアートを描き始めます。

 

グルグルうずまきを描く じゃんふさん

 

なみさんは お花

 

負けちゃいられん! と野郎どもも花を描きます。

芸の細かい じゃんふさんの花

 

私はチューリップ

 

三人で描いた 踏み跡ならぬ、「踏みアート」でした。

 

 

その後は元気に走り回る人懐っこいワンちゃん達としばしの戯れ。

 

元気満点の5歳犬

顔を雪面にグリグリして、真っ白になった顔で走ってきます。

 

小沼の真ん中と思われる地点で大はしゃぎ!

 

 

小沼からは緩ーい下りを歩いて駐車場に到着。

充分に登山とスノーハイクを楽しめたのでした。

 

 

駐車場から8の字を書くように周回しました。

 

山頂カルデラまで登ってしまえれば、

とっても楽しく、眺望の良いスノーハイクが楽しめます。

 

 

 

朝は数台しか停まっていなかった駐車場が、

帰ってきたら満杯近い状態になっていたのには驚きましたが、

無料のスキー場跡地などがあるのでファミリーには都合が良いのでしょうね。

 

おそらくそのスキー場は元IOC理事であり、

日本人最初の冬季オリンピックメダリストの猪谷千春氏の父、

猪谷六合雄氏が作ったスキー場だと思われます。

 

猪谷六合雄氏の書いた「雪に生きる」(昭和18年 西暦1943年 初版)という本には、

私自身、大きな影響を受けました。

なんでも手作りしたり、雪を求めて住まいを移動したり、合理的な日記の書き方など、

いろいろと参考になる事がたくさん書かれている本で、

実用書のような、参考書のような、自伝なのでした。

(港区図書館では、スポーツノンフィクションというジャンルに分類されてます)

 

あまりに古い本なので、港区の図書館の所蔵庫にも1986年版が一冊しかなく、

なかなか読むのに手間が掛かったのですが、

2021年に新装復刊されて、港区の図書館にも2冊購入されて

今では簡単に読めるようになりました。

 

雪遊びや冒険が好きな人には向いている本だと思うので

是非読んで頂きたいと思います。

 

 

 

楽しかった思い出と、思い入れが融合して

本の話になってしまいましたが、

赤城山には交通が発達する前から雪に関わる歴史があり、

それが脈々と続いて今があると思うと、

今回のスノーハイクにも更に深い思い入れが加わります。

 

 

今回も楽しいグル活となりました。

また、遊びに行きましょうね~!!!