昨日、2026年8月21日は循環器内科の定期受診日でした。
今回も採血、採尿、胸部レントゲンなどの検査を受けてきました。
心不全で通院するようになってから、毎回検査結果を見る瞬間は少し緊張します。
数値を見るまでは、
「BNPはまた上がっていないだろうか」
「腎臓の数値は大丈夫だろうか」
「薬はまた変更になるのかな」
そんなことをどうしても考えてしまいます。
今回の診察で一番うれしかったのは、BNPがかなり下がっていたことです。
そして、それ以上に印象に残ったのが、胸部レントゲンを見ながら主治医から言われた一言でした。
「心臓が引き締まっていますね」
この言葉を聞いたときは、正直かなりホッとしました。
もちろん、これで心不全が治ったわけではありません。
朝のつらさもまだ続いています。
それでも、これまで治療を続けてきた中で、少し良い方向へ動いている部分が確認できたことは、自分にとって大きな出来事でした。
BNPが508.4から143.6まで低下しました
今回、最も大きく変化したのがBNPです。
7月24日の検査では
BNP 508.4pg/mL
でした。
今回は
BNP 143.6pg/mL
まで低下しました。
単純に計算すると、約72%の低下です。
500台だった数値が143.6まで下がったという結果だけを見ると、本当に大きな変化です。
ただ、自分の体では
「心臓が急に楽になった」
「息がものすごく楽になった」
というような劇的な変化は感じていません。
ここが検査数値と自覚症状の難しいところだと思います。
BNPが下がっていても、自分自身の体感としては朝のつらさがまだあります。
ですから、
「BNPが下がったからもう大丈夫」
とは考えないようにしています。
心不全はBNPだけを見るのではなく、血圧や心臓の画像、腎機能、息切れ、むくみ、体重などを合わせて見ていく必要があると主治医からも聞いています。
それでも、500台という数字を見るたびに不安になっていた自分としては、143.6まで下がったことに少し肩の力が抜けました。
レントゲンを見た主治医から「心臓が引き締まった」
今回の診察で一番記憶に残った場面です。
胸部レントゲンは、今回の2026年8月21日の画像と、2026年1月21日の画像を比較して確認しました。
その画像を見ながら主治医が、
「心臓が引き締まった」
という表現をされました。
私は医師ではありませんから、レントゲンを自分で見ても正確な心臓の大きさや状態までは判断できません。
そのため、
「画像を見れば明らかに小さくなった」
などと自分で医学的な判断をすることはできません。
ただ、実際に診察している主治医からそう説明されたことは、自分の中ではかなり安心材料になりました。
心不全の治療を始めてからは、
薬を飲む。
血圧を測る。
食事を気にする。
塩分を気にする。
検査を受ける。
また薬を飲む。
そんな生活の繰り返しです。
毎日続けていると、
「本当に良くなっているのかな」
と思うこともあります。
だからこそ、今回の「心臓が引き締まった」という言葉は、これまで続けてきた治療が少しずつでも結果につながっているのかもしれないと思える言葉でした。
ただし塩分は4.68gから8.77gへ増えていました
良い結果ばかりではありません。
今回、反省しなければならない数字もありました。
推定食塩1日摂取量です。
7月24日は
4.68g/日
でした。
かなり良い数字だったと思います。
ところが今回は
8.77g/日
でした。
約4gも増えています。
検査結果を見たとき、
「これは増えたな」
と思いました。
前日の食事を振り返ってみると、ピーマンと豚肉を炒めた料理を食べていました。
そのときの塩こしょうが少し多かったかな、という心当たりがあります。
ただし、今回の8.77gという数字だけで、
「前日の豚肉炒めがすべての原因だった」
と決めつけることはできません。
今回の推定食塩量は尿から推定された数値なので、その日の食事や採尿条件などによっても変動するようです。
それでも8.77gという結果が出た以上、次回の受診まで塩分についてはもう一度気を引き締めたいと思います。
最近は、自分なりに減塩を意識しているつもりでも、
冷凍食品
レトルト食品
惣菜
調味料
ドレッシング
こうしたものから知らないうちに塩分を摂っていることがあります。
特に「自分で塩を振っていないから大丈夫」と思っていても、加工食品そのものに塩分が含まれています。
心不全では塩分の摂りすぎが体内の水分量にも影響するので、ここは次回までの大きな課題です。
血圧は自分が思っていた以上に下がっていました
今回、もう一つ大きなポイントになったのが血圧です。
私は毎朝、自宅で血圧を測っています。
8月1日から8月21日までの20日分を平均すると、
最高血圧 107.2mmHg
最低血圧 71.8mmHg
平均脈拍 78.2回/分
でした。
受診当日の朝は
103/70mmHg
脈拍66回/分でした。
実は7月の受診前は平均すると
120.0/81.3mmHg
くらいありました。
そこから徐々に血圧が下がっています。
急に100台前半まで落ちたわけではなく、毎日少しずつ低くなっていたので、自分ではあまり気づいていませんでした。
数字をまとめて比較して初めて、
「こんなに下がっていたのか」
と分かりました。
自宅で毎日測定して記録しておく意味は、こういうところにもあるのだと思います。
1日だけの数字なら見逃してしまいますが、1か月単位で並べると傾向が見えてきます。
エンレストが100mgから50mgへ減量になりました
今回の診察では薬も変更になりました。
エンレストが
100mg錠から50mg錠
へ変更されました。
朝と夕方に1錠ずつ飲むこと自体は変わりません。
1回に飲む量が半分になった形です。
主治医からは、血圧が低すぎることによる影響も心配しているという説明がありました。
最近の私には、特に朝のつらさがあります。
目が覚めた時点から体がつらく、
「起きよう」
と思っても、以前のようにすぐ動けない日があります。
血圧が少しずつ下がっていたことと、この朝のつらさがどの程度関係しているのかは自分では分かりません。
今回エンレストが減量されたことで、これから血圧や朝の体調がどう変化するのかを確認していくことになります。
薬が減ったから安心という話ではなく、
心臓を守る治療
と
血圧が下がりすぎて生活がつらくなること
この2つのバランスを主治医が調整してくれている段階なのだと思っています。
薬については自分の判断で増減せず、これからも主治医の指示どおりに飲んでいきます。
腎機能は大きな変化なし
心不全の治療では腎臓の数値も毎回気になります。
今回のeGFRは
69.2
でした。
7月は70.1だったので、ほぼ横ばいです。
クレアチニンも
0.88mg/dL
で、前回の0.87mg/dLから大きな変化はありませんでした。
心不全の薬を飲んでいると、心臓だけでなく腎機能やカリウムなどの電解質も一緒に確認していく必要があります。
今回のカリウムは
4.3mmol/L
で基準範囲内でした。
ナトリウムは
136mmol/L
でわずかに低値表示でした。
このあたりは自分で判断するのではなく、今後も採血結果を主治医に確認してもらいます。
ヘモグロビンとヘマトクリットは改善
7月の検査では血液がかなり濃い状態でした。
ヘモグロビンは
18.5g/dL
ヘマトクリットは
52.0%
でした。
今回は
ヘモグロビン 16.7g/dL
ヘマトクリット 47.4%
まで下がっています。
ヘマトクリットについては基準範囲内に戻りました。
以前は脱水なども心配していましたので、この変化についても今後の検査で確認していきたいと思います。
心不全では水分を摂りすぎても問題がありますし、逆に脱水になっても良くありません。
ここは本当に難しいところです。
自己判断で極端な水分制限をするのではなく、主治医の指示に従いながら管理していこうと思います。
血糖とHbA1cも確認しました
今回の血糖は
103mg/dL
でした。
HbA1cは
6.0%
で、検査表では基準値の上限でした。
今すぐどうこうという数字ではないと思いますが、6.0という数字を見ると食生活についても油断できません。
心臓のことばかり考えていると、どうしても他の数値がおろそかになってしまいます。
塩分を減らしながら、糖分や脂質にも気をつける。
言葉で書けば簡単ですが、毎日の食事で全部を完璧にするのは正直なところ難しいです。
だから私は、一度に全部を完璧にしようとせず、
今日は塩分を意識する。
次の買い物では食品表示を見る。
ご飯を少し食べすぎたら次の食事で調整する。
そんな形で続けていこうと思っています。
γ-GTは65で少し高い状態が続いています
γ-GTは今回
65U/L
でした。
7月も65だったので変化はありません。
基準上限が64なので、本当にわずかですが高値表示です。
飲酒についても以前より増やさないように意識しています。
ただ、
「以前より減ったから大丈夫」
ではなく、検査結果として65という数字が続いている以上、今後も確認が必要だと思っています。
朝のつらさはまだ変わっていません
今回、BNPは大きく改善しました。
レントゲンについても主治医から良い説明を聞くことができました。
でも、自分の体調がすべて良くなったわけではありません。
現在も朝がつらいです。
起きた瞬間から体が重く感じることがあります。
以前なら朝から外出しようと思えた日でも、最近は
「今日は家にいたい」
と思ってしまうことがあります。
血圧が少しずつ下がっていたこともあり、今回の薬の変更で、この朝のつらさが少しでも改善してくれればと思っています。
ただし、薬を変更したのは8月21日からです。
すぐに結論を出さず、毎日の血圧と体調を記録していきます。
足のむくみは今のところありません
心不全で自分が気にしている症状の一つがむくみです。
今回は足のむくみはありません。
体重は少し減っています。
ただ、今年の夏は暑く、食欲が落ちることもあるため、自分では夏バテの影響もあるのではないかと思っています。
体重が減ったから良い。
増えたから悪い。
と単純には判断できないと思うので、これも毎日の変化を見ていくつもりです。
今回の診察で一番感じたこと
今回の受診を一言で表すなら、
「数字は良くなった。でもまだ調整途中」
だと思います。
BNPは508.4から143.6まで下がりました。
主治医からもレントゲンを見て
「心臓が引き締まった」
と言ってもらえました。
これは素直にうれしかったです。
一方で、
塩分は8.77gに増加。
血圧は徐々に低下。
朝のつらさはまだ続いている。
エンレストは100mgから50mgへ減量。
良くなった部分と、これから調整していかなければならない部分の両方がある結果でした。
心不全になってから思うのは、
「検査結果が良かったから終わり」
という病気ではないということです。
調子の良い時も薬を飲み、
血圧を測り、
食事を考え、
定期的に病院へ行く。
それを続けていくことが大切なのだと思います。
次回の受診は9月25日です
次回の循環器内科は
2026年9月25日
です。
採血と採尿を予定しています。
次回まで特に確認していきたいのは、
エンレストを50mgに減量してから血圧がどう変わるのか。
朝のつらさが少しでも改善するのか。
BNPがさらにどう変化するのか。
腎機能とカリウムなどに変化がないか。
そして今回8.77gだった推定食塩摂取量をどこまで戻せるか。
このあたりです。
毎日生活していると、検査の日までは長く感じます。
でも検査結果を前回と比較すると、その1か月の生活が数字として見えてくることがあります。
これからも良かった数字だけを見るのではなく、悪かったところもしっかり記録していこうと思います。
最後に
今回はBNPが大幅に下がり、主治医から「心臓が引き締まった」と聞けたことが何よりうれしい受診になりました。
500台だったBNPが143.6まで下がった。
この数字だけを見れば大きな改善です。
でも、私はまだ朝につらさを感じています。
だから、
「もう大丈夫」
ではありません。
良くなっている部分を喜びながら、悪い部分は一つずつ直していく。
今の私には、それが一番現実的なのだと思います。
次回9月25日の検査まで、まずは今回増えてしまった塩分を意識しながら、毎日の血圧と体調を記録していきます。
同じように心不全や心筋症で治療を続けている方にとって、私の記録が少しでも参考になればうれしいです。
ただし、BNPや血圧、薬の適量は一人ひとり異なります。
この記事は私自身の通院記録です。
薬の変更や水分量、塩分量などについては自己判断せず、必ず主治医や医療機関へ相談してください。
また次回の通院結果も記録していきます。
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