




北見でのお仕事帰り、足寄を通って帯広に入ります。
足寄の山道や農道では7回もエゾシカを撥ねそうになりました。
その他にもキタキツネが2回、タヌキが1回飛び出してきましたが、撥ねることなく無事に帯広に到着しました。
今夜の宿は温泉ホテルボストンです。
もっと安価で泊まれる小綺麗なホテルもあったのですが、何だか私好みの心霊スポットっぽくて良いな…と思い、楽天トラベルで予約してみました。
夜8時にロビーに到着。
フロントにはパンチパーマをかけた笹野高○さんのような雰囲気の老人(※父親っぽいとかそう言う訳ではなく、パンチパーマなので、以後は略してパパと記す)が何やら電話対応をしている様です。
『え?来れない?』
『いえいえ何時になってもお待ちしてますよ。』
『場所わからないの?』
…どうやら宿泊予約している人が道に迷って電話をかけてきた様です。
『大橋渡ったらガソリンスタンドあるでしょ?』
肩で受話器を耳に押し付けて相手と話しながら、私に気を使ってルームキーと予約票を渡してくれます。
しかし料金も支払っておらず、勝手に部屋に行って良いのかどうか解らず、なにより面白そうなので、客とパパとの会話を観察してみることにします。
『ガソリンスタンドの向かいに警察署あるでしょ?』
『え〜?ないって?、いやいやいやいや、そんなことないわ。』
『じゃあ違うところに居るんだわ。今どこにいるの?なに?迷ったのかい?いやいや』
『日石?日石たくさんあるしなぁ〜あぁ、いやぁ、困ったもんだな。』
『音更の方からこうやってまっすぐ来たら38号線から南に、南わからない?あ〜いやいや…』
『何?芽室?芽室から向かってきたのかい。いやいやいやいや…』
そこで私のお節介が発動します。
私『グーグルマップ使えるかとか、近くに何か目立つ建物がないかとか…』
パパ(以後、パと記す)『グーグルマップって何?って?訊いてるから無理みたいだよ。』
そんなやりとりが暫し続きます。
クセの強い宿、所謂ディープスポット的な宿の大好きな私ですが…
まさかのチェックインからこのヤバさ、いいですね〜😆
宿に着いてから40分、やっとチェックイン出来ました。
やっと私が要件を話す時間がやってまいりました。
私『温泉大浴場は何時まで入れますか?』
パ『ああ、領収書いるのね?相馬さんでいい?』
?
私『領収書はお願いしますが、温泉大浴場は…』
パ『ああ、この予約票の名前でね?』
??
私『あ、はい宜しくお願いします。ところで、温泉…』
パ『コンビニはね、横の河川敷を下って一本目の国道を左に行くとローソン見えて来るから。』
???…!!
私『あ、ありがとうございます。では行ってきます。』😊
部屋に荷物を置いて、っと。
あまりの出来事にニコニコしながら真っ暗な河川敷を明かりのある方へ歩いて行きます。
あぁ、ちゃんとありましたね〜、ローソン。
う〜んと、何買うんだっけ?
取り敢えず赤いきつねと焼きそばUFOでも買って…っと。
自分の足下も見えない漆黒の宿への帰り路。
日中から真夏日でしたが、夜風がぬるくて何だか気持ちいいです💕
温泉大浴場が11時迄で、明日は清掃があるので朝風呂に入りたければ5時から7時までには入り終わって欲しいんだよなぁ…
了解しました。
まずは部屋に戻ってカップ麺を…を?
…ポットがない…
お茶はあるんだよな?
どこかにあるに違いありません。
くまなく探しますが見当たりません。
フロントに降ります。
フロントでパが寝ています。
『あの〜』
一向に起きそうにありません。
こうなったら最後の手段です。
肩トントン。
パ『あぁ、あのね、さっきから思ってたんだけどお兄さん、お姉さんみたいだね。名前見てね、変だなぁ〜って思った。』
私『あ、あぁ、それはいいんですが、ところで湯沸かしポットあります?』
当然、予想通り謎の間が空きます。
…通じてるかなぁ…😓
突然、パチンと指を鳴らして立ち上がり
さっきまでのパパとは別人みたいに、スタスタとホテルの玄関横の物置に入って行きます。
…こんなところに湯沸かしポットがあるのだろうか?…
心配です。
が、次の瞬間、ニヤニヤしながらやってきたパパの手にあるのは、可愛らしい桃色スケルトンのティファールと、コンセントのコードの付いた台座がしっかりとありました。
あぁ〜良かった。
ホッとして部屋に戻ろうとすると、パパ『あぁ、ちょっといい水入れてあげるから』と
一度私に手渡した桃色スケルトンを奪い、
何やらデカいウォーターサーバーに取り付けるような青色スケルトンのボトルを持ち上げ、
『これ、水素水。』
果たしてカップラーメンにも水素水が必須なのかどうかは解りませんが、せいいっぱいの好意なのだと思い、『ありがとうございます。』と言っておきます。
満タンに満たされたポットと台座を持って3階まで階段を昇ります。
なぜならエレベーターが4階で停まっていて、呼んでから一階に到着するまで、結構な時間を要することが経験上予測できたからです。
カップ麺の前に風呂に行ってみよう。
ルームキーを渡そうと番台に行くと、つい今しがた桃色スケルトンに青色スケルトンの水素水を注いでくれた筈のパパが寝ています。
『あの〜』
…完全に寝ています。
こうなったら秘密兵器、肩トントンです。
パパ『あぁ、いや眠くて眠くて…』
ルームキーを渡して脱衣場に行くと、ビックリした老人が釘付けになって固まっています。
しかし私が浴衣を脱ぐと安心したように笑って
『お兄さん、お姉さんみたいな身体つきだな。』
さっきもどこかで聞いたし、北見の仕事場でも小学生くらいの女の子に『おばさん声が低いですね。』と言われたよ。
私『いやいや、よく言われるんですよね。』
老『いやぁキレイだ。脚もな、綺麗な脚しとるしな、綺麗なケツしとる。』
私『いやいや、ありがとうございます。』
老『今日はいい風呂だわ、ゆっくりしてきな。』
私『はい、ありがとうございます。』
ともかく、お風呂です。
洗い場で身体を洗っている昔やくざ風のお爺さんが固まって何か言いたげですが、何が言いたいのか解るので構わずやくざ風とは逆方向の洗い場へ向かいます。
おっ!
あやうくコケそうになりましたが、まだ見ているヤクザ風に悟られない程度の軽いスウィングで済んでよかったです。
濃厚な硫黄の香りのする源泉掛け流しのモール泉が、浴槽からしきりに床へと溢れ出ており、床がツルンツルンで油断大敵です。
頭と身体を軽く洗い
髪の毛が湯に着かないように束ねて浴槽に浸かります。
うわぁ、熱っ。
44〜45℃か、それ以上はありそうです。
先にリサーチしたところ、この温泉は加水も加温もしていない天然温泉で、ボイラーもないのだそうです。
ヌルっとした肌触りですぐに肌がスベスベになります。
5分ほど浸かってそろそろ出ようか迷っていると、ヤクザ風も少し離れたところから浴槽に入ろうとして脚を着水したと同時に『おわっ!』と言って驚き、十秒ほど中腰で浸かり、負傷兵のように浴室から出て行きました。
結局はそれから更に5分浸かり、ヤクザ風が着替えて脱衣場からいなくなった頃に脱衣場に行きました。
身体を乾かして頭の水気をよく拭き、浴衣を着て番台へ行くと、パパは寝ておらず、満面の笑みでルームキーを渡してくれます。
『いいお湯でした、ありがとうございます。』
一旦、エレベーターに向かって歩き出しましたが、どうしても気になることがあったので番台に戻り訊いてみました。
私『ここのホテルって、なんでボストンっていう名前なんですか?』
パ『以前はね、ヒルトンだったの、でも有名ホテルとおんなじだとお客さん間違ってきちゃったらマズいから、似たような別の名前にしたんだよ。』
私『良くわかりました。この名前だと、こんな素晴らしい温泉があるホテルだなんて思う人少ないと思うので…知る人ぞ知る秘湯ですね。』
パ『あぁ、自然とね、なっちゃってるかもわかんないね。』
私『今日は色々とありがとうございました。楽しかったです。おやすみなさい。』
パ『あ〜どうもね、ゆっくり休んでいってね。』
気がつくと私は部屋で伸び過ぎた焼きそばUFOをビールで流し込みながら、心から感謝していました。
この世界はこんなに温かくて、こんなに素敵で、こんな世界に生まれてきて本当に良かったなぁ〜
お父さん、お母さん、妻さん、息子さん、弟さん、その他の全てのみなさん、本当に本当にありがとう!
ではでは、おやすみなさい。
たまには穴釣り・ブラクリ用の安価なリール達の糸を巻き直します。
イェイ!こんばんは。
私は、相馬英樹という名の…
勘の良い方なら薄々勘付いていると思いますが…それは勘違いです。
今夜の私は、相馬英樹という名のファンタスティックビーストです。


こんにちは。
以前から知る人ぞ知る
相馬英樹という名前の神様です。
最近、朝起きて歯磨きをしながら下界を見下ろして見るのですが、マスクしたい派としない派、ワクチン打ちたい派と打ちたくない派の間で睨み合いがされて火花を散らせている様子が見受けられます。
私に言わせれば、同じ下界の人達のディベートに過ぎず、子供のラップみたいなもんです。
こんな感じで新型コロナウイルスの流行に陵辱されて人々の気が狂ってしまい、対処に手を焼いている今日このごろ。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
『元気ですか!』とアントニオ猪木さんもメロンを食べながら命懸けで言っています。
人間は古代に空から原子の大地に降り立った『大きな脅威(悪魔)』と出逢ってから、もう数千年もの長い年月をかけて時代の変化とともに社会の仕組みを変え、今に至ります。
かつては自由に対話していた筈の魂や、風・水・大地・火・星・惑星・宇宙と対話する術を失いました。
時代の変化に伴い、地球上の人類は大きな内面的変化を迎えました。
かつて一つだった筈の魂と心(感情)の緒(繋がり)を自ら断ち切ったのです。
なぜなら、魂(老・古)『愛や正義』よりも心(幼・新)『富と繁栄』とを天秤にかけた結果、合理性の時代の優位に立つと思える方を選択したからです。
これが、他の動物と人間の違いで、人間が抱えるすべてのネガティブ『悲しみ・苦しみ・不安・憎悪など』の根本的な要因です。
ネガティブに翻弄され、合理的な平和を望むように仕向けられた人々は、『愛や正義』より合理的な『富と繁栄』が大好きになり、
合理的な社会の中では、魂が仕えた(風・水・大地・火・星・惑星・宇宙)は『飾り物』や『玩具』になってしまいました。
やがて人々は、心の奥底に魂を押し込み、日常生活の中で魂と対話する必要のない社会を築いて来ました。
当然、富と繁栄ばかりが独り歩きした社会に順応する(洗脳される)ほどに魂は退化し、争い・闘いを繰り返すようになります。
ただ、この時代になって私達にはチャンスが到来しています。
私達の心が、この時代を取り巻く様々な事象によって損傷、エラーを起こしているのです。
眠りの底にある魂にヘルプ・接続を求めています。
そして徐々にではありますが、魂と心のアクセス・接続が始まっています。
接続の速度や容積には個人差があります。
先に繋がった者には、注意深く回避しなければならないことがあります。
未だ接続されていない者(アクセスエラー)との対立です。
私達の大切な魂が『怒り』という陳腐な感情に打ち負かされてしまうことこそが、古代に空から原子の大地に降り立った『大きな脅威(悪魔)』の目的です。
合理的な社会の中で、悪い輩は昔から『こっちが本物だよ…』と言って誘ってくるものです。
私達の魂の目的(ターゲット)は、相手に警戒心を抱かせたり弱き(幼さ)を言葉の威力によって傷つけ対立することではありません。
正論を用いて弱き(幼さ)の警戒心を煽ったりせず、気長に待つこと、祈ることだけです。
人類が魂ごと滅びへの途を辿るか、本来の魂を取り戻し、本来の繁栄を手にするか、今が正念場です。
合理的な社会の唯一の利点としては、ここまでの長文をたった一言に纏めることが容易です。
『魂を取り戻そう。』
もとい
『愛を取り戻せ』
Youはshock!〜
あなたはまだ闘いたいですか?
私はちゃんと見ています。
人類の栄華を、期待しています。
神様からの戯言は以上です。
ではでは、ごきげんよう!