免許返納のタイミングについて | ☆ 占い師・画家…人間のようなもの ☆

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画家・伝説の魔術師☆ 相馬 英樹 の愉快な毎日♪

こんにちは

相馬英樹です。


先日、釣り嫌いの息子が珍しく積極的に釣りに付き合ってくれました。

途中、仕掛けの部材を買いに立ち寄った釣具店の前の駐車場で

クルマで待たせていた息子が、近くのクルマから降りてきた老人に呼び止められておりまして

『おにいさん、釣り竿とかリールとか色々あるんだけど、使わないかい?』

そんな訳で結果的にその老人から釣り道具を購入したんです。

で、老人が言うには、釣り道具を手放す理由というのが、色んな事について考えさせられる感じの内容だったんですよ。

私にとって。

その話の内容がね


この歳で楽しみといえば釣りだけだったんだけど、歳を取るとね

もう何年も前の話なんだけど海に落ちて亡くなった仲間も居たのよ。

自分じゃ、まだ大丈夫と思っても、衰えてるのは確実だし、最近孫が生まれたのもあって

ちょっとした不運で自分が海に落ちて死んじゃったりしたら、孫の成長見れなくなるからね。

そういうこと考えてたらね、今朝起きて、運転免許証を返納することにしたんだよ。

高齢者の交通事故とか多いから息子達も心配してるし、何かあって息子夫婦にも迷惑掛けてからじゃ、遅いからね。

思い立ったときにやらないと、気が変わっちゃうといけないから

今日これからクルマにある釣り具処分して、免許返納手続きの相談しに行こうと思ってるんだよね。


という様な内容だった。

潔いし、美しい。

岩城滉一とか、一般的にカッコ良く見えるお爺ちゃんって居るじゃないですか、一見免許返納とか無縁そうな感じの

でもそういう見せかけのカッコ良さじゃなく、本当のカッコ良さって、こういうことなんだろうな…と思った。

話してるときは元気そうに笑ってるけど、本当は多かれ少なかれ寂しいよね…


私も

今年2022年の4月16日から

実年齢でいうところの

53歳というカタチで生かしてもらってます。

普遍的な日常生活を送る中では、自分の年齢について考えることなんか殆どないし

自分の周りに、年齢で何かを判断したり影響を受けたりする社会環境がないので

こうして、あらためて自分が53歳であることを認識すると

何に対してかはわかんないけど、正直少しばかりは焦りますね💦

…今更ですけど。

今回知り合った老人の歳になるまでは、10年以上あるのだろうけど、

10年経った時に、潔い決断が出来る環境にして行きたいな〜と思いました。

おしまい。



需要はないと思いますし、異質で恐縮ですが
53歳と4ヶ月ちょっとの相馬英樹です。