『りょう太のぼうけん』〜イクメンではない子育て〜
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ウクライナとロシアの歴史

最近、YouTubeでいろんなことを検索する、機会が増えました(いまさら? ですけどね)。ウクライナ戦争が気になるので、CNNやBBCなどの欧米ニュース局が提供する動画も、ほとんど意味が分かっていないけれど、ときどき見ています。

 

小学1年生の息子は、とりあえず戦争が起こっていることは把握しています。

 

まだ「死ぬ」とか、そういう意味を、どこまで知っているのかは不明です。これまで親族が亡くなることもなく、目の前で生きていた人が突然息を引き取るという経験がありませんからね。戦争や闘いも、アニメの『キングダム』や『鬼滅の刃』などで知るほかありません(ぼくもですけど)。

 

そうやって、YouTubeでニュースを見ていたら「ロシアとウクライナの起源」という動画が、関連動画に上がってきました。

 

 

動画を見ながら、息子にどういうことなのかを説明しました。

 

とりあえず、ぐっちゃぐちゃですね……。なにを持って、「キエフ(キーフ)は、ロシア人にとって京都みたいなもの」といった発想が出てくるのか、分かりませんでした。

 

ウクライナに限らず、ヨーロッパの歴史はとても複雑ですね……。

ホテル療養が終了して帰宅しました 〜ホテル療養(8日目)〜

とうとうホテル療養(宿泊療養)が終わりました。

 

昨日、どうすれば早く退所できるかを、宿泊療養施設の事務局に聞いていました。ホテルが嫌でとか、外の空気が吸いたくて…とかではなく、仕事があるので、朝なのかもしくは夕方以降なのかで帰宅したかったからです。

 

ええ…単なるわがままです。

 

昨日は、9時半から順次退所していくと説明を受けていました。

 

それまでにやっておくことは次のとおりです。

  • 7時に体温と経皮的動脈血酸素飽和度(SpO 2 )を計測して、指定のウェブサイトに記録する ← これを看護師さんが確認して、退所OKかどうかを見極めます。
  • ベッドのシーツ、ふとんカバー、まくらカバー、バスマットをまとめておき、持って出る準備をしておく。
  • 部屋を片付けて、ゴミを残さないようにまとめておく。
  • 自分の荷物をまとめておく
おおかた以上のとおりです。
 
8時には朝食も食べ終え、『カムカムエブリバディ』を観てから、『あさイチ』で博多華丸さんの復帰&久しぶりの朝ドラ受けを観て、ひと笑いして、内線電話を待ち続けました。
 
9時を回っても連絡はなし……9時20分ころに内線電話がなり、即座に受話器を取りました。

おはようございます。本日は退所になります。シーツなどを取り外して、(受付のある)2階まで持ってくる準備をしてください。また、部屋のゴミをまとめておいてください。すべて準備ができましたら、内線で連絡をいただきたいです

 

そう言われたぼくは、即座に……

もういつでも出られます!

あ……終わりましたか? それでは、伝えておきますので、また連絡をしますね。退所者の方に順次連絡をしますので、少しお待ち下さいね

いつでも大丈夫です。よろしくお願いします

 

ということで、「お〜い……また待つのかよ」と思いながら、ベッドにゴロンと横になり、ヤフーニュースを読みながら気を紛らわすことにしました。

 

9時半から順次連絡をすると言っていましたが、すぐに9時半を過ぎました。

 

内線が来ないな……

 

ジリジリと焦り始めます。9時35分になっても来ません……9時40分になっても来ません……。

 

本当にさっきの事務局の方は、ぼくの準備が出来ているって、報告してくれたんだろうか? これまでの8日間、事務局の方々はとてもよくしてくれました(誰とも会っていませんがw)。でも、ぼくが伝えたことが、伝わるべきところに伝わっていなかったことも何度かありました。

 

それで、もしかしたら……忘れられているんじゃないかって、不安になってしまったんです。

 

9時45分になっても、内線電話がありません。

 

本当は10時から始めなきゃいけない仕事を、念のために30分くらい遅れるかもしれないとは、仕事先に事前に連絡はしておきました。でも、このまま忘れ去られていたら……10時半にも間に合わないんじゃないかって、そわそわしてしまいました。

 

それでぼくは、また事務局に内線電話をしました。

お忙しいところ、すいません。本日、退所予定の〇〇〇号室の〇〇〇〇です。まだ……退所できないんでしょうか? すいません

えっと……ちょっと……待ってくださいねぇ……。あぁ〇〇〇〇さんですね。いま退所の準備をしているところです。もう少し、お待ち下さい

そうですか……。あのぉ……何時ころになりそうですか?

もうあとすぐなんですけど(困ったなぁ風)……。

あ……もうこちらにいらっしゃってもらって大丈夫です

え? いいんですか?

はい! いま準備が整ったので、シーツなどを持って、降りてきてください

 

ということで、ぼくはゴミとシーツ類を持って、10時少し前に部屋を出ました。

 

よかった。これで間に合う。まぁ間に合わなければ、あと30分くらいは仕事開始を伸ばせばよいのですが、早く取りかかれれば、それにこしたことはありません。

 

受付へ行くと、パチンコの景品交換所の窓口のような受付で、〇〇〇号室の〇〇〇〇さんですか? と聞かれます。そして、入所時に借りたパルスオキシメータとボールペンを所定の位置に置くようにと、シーツ類をゴミ箱に入れるように言われます。その後は、置いてある封筒を1つ取って、持ち帰るように言われました(この封筒には宿泊療養証明書をもらう方法が記された用紙が入っています)。

 

それではさようならと言われて、退所です。

 

一週間前の入所時に使った、ホテルの従業員用エレベーターで1階へ行けば、もうそこは久しぶりの外……ホテルの駐車場です。

 

正直、それほどの感動や開放感のようなものはありませんでした。それでも、空気が美味しい気がしました。

 

入所時には、自宅からタクシーで送ってもらいましたが、帰宅時のタクシーはありません。駐車場に居たスタッフの方から「ここを出て右へ行くと駅がありますので、お大事に」と言われました。もちろん知っています。ここは右へ行っても左へ行っても駅がありますw なんで、JRではなく(JRよりも遠くにある)地下鉄の駅に向かわせようとしたのか謎でしたが「ありがとうございます」と言いながら、ぼくは歩き出しました。

 

道路に出ると、光がまぶしく感じました。人々が忙しそうに行き交っているのも、久しぶりだと嬉しかったです。なにもなく平和な日本に戻ってきたんだなと実感したんです。

 

途中で、自転車で迎えに来てくれた妻と合流しました。荷物を自転車のカゴに入れて、久しぶりに直接話しながら妻と歩きながら帰宅しました。

 

当たり前ですが、本当に何も変わっていないことが嬉しかったです。

 

入所から退所まで、ほんとうにあっけないものでした。

 

ワクチン接種のときにも感じましたが、ぼくみたいな、社会にとって居ても居なくても良いような人間さえも、こうしてホテル療養をさせてもらえることに、感謝しかありません(政府や自治体への感謝もありますが、もっと漠然と、社会に対する感謝ですかね…)。

 

とりあえず、ホテル療養記は終了です。

 

ありがとうございました。

バイデン親子とウクライナ

 

連日、ウクライナとロシアについてのニュースが報じられています。

※これを書いている途中で、ロシアの侵攻が始まったというニュースが入ってきて、驚いています。

 

そんな中でぼくが思い出したのが、2019年に行われた、当時のアメリカ大統領、ドナルド・トランプに対する弾劾裁判です。アメリカの大統領で、訴追までされたのは、これが史上3人め。

え? 大統領がクビになるかも!?

当時は、そんな風に思ったものです。

 

そんな3年も前のことをなぜ思い出したかといえば、当時、トランプさんが問われていたのが、現在話題絶頂の「ウクライナ」が絡んでいたからです。

 

なぜトランプさんが、弾劾裁判にまでかけられていたのかを、ざっくりと記すと……

 

大統領選挙でのライバルだった、現大統領ジョー・バイデンさんを、トランプさんが大統領の権限を使って、不当に陥れようとしたんじゃないの? と言われていたんです。

 

その後、トランプさんは、弾劾裁判にかけられましたが、無罪評決となりました。(2020年2月5日)

 

トランプはウクライナで何を調べた?

トランプさんは、2019年10月の記者会見で、次のように述べています。

バイデン氏と息子は、とことん悪党だ! 息子は数百万ドルを手に入れた。あのガキは、なにも分かっていない(BBC

 

とても強い言葉でバイデンさんを批判していますが、これは、バイデンさんがトランプさんと大統領選挙で争っていた時期です。反トランプからすれば、「またなんか言ってるよ。下品な人だなぁ」くらいにしか思わなかったでしょう。ぼくもそう思います。

 

ただ、トランプさんは、この時に何を調べていたのでしょうか?

 

まず知っておきたいのは、ジョー・バイデンが、2009年〜2017年のオバマ政権で、副大統領だったことです。そして「バイデン前副大統領はオバマ政権のウクライナ政策を担当(BBC)」していたんです。

 

では、当時のアメリカは、ウクライナに何をしていたかと言えば……

 

    

アメリカは2014年以降、総額約15億ドル(約1600億円)もの軍事支援をウクライナに提供してきた。(BBC)

 

その後、オバマ政権からトランプ政権へと変わったときに、ウクライナへの軍事支援はいったん停止したそうです。ただし、支援は復活したようで、BBCによれば「提供した直近の軍事援助は3億9100ドル相当(約325億円)」と記しています(2019年11月15日時点)。

 

なぜオバマ=バイデンさんは、ウクライナへ軍事支援をしていたかと言えば、ウクライナをNATOへ加盟させたかったのではないでしょうか。オバマ政権では、かつて旧ソ連陣営(ワルシャワ条約機構)にあった東ヨーロッパ諸国を、続々と加盟させています。

これは憶測です。

 

ただし、この時にバイデンさんは、とても不可解なことを息子と、しでかしてしまっています。同じくBBCの記事によれば……

 

    

2014年~2015年の期間、バイデン前副大統領はオバマ政権のウクライナ政策を担当していた。そしてこの同じ時期、息子のハンター・バイデン氏は、ウクライナのガス会社役員として高額の報酬を受けていた。(BBC)

 

これは、バイデンさん、やらかしてしまいましたね。

 

日本円にして約1600億円ものお金が、アメリカ政府からウクライナ政府へ渡っているんです。それを手配したジョー・バイデンさんの、息子が、同国のガス会社の会社役員に就任しているんですから……。

 

なんでそんなことしちゃったの? と、これだけでも十分にスキャンダルですよね。なにか疑われても仕方がないのではないでしょうか。

 

もう少し詳細を知りたいなと思い、検索してみると、Wikipediaに載っていましたよ。

 

    

ハンター・バイデンは、2014年から2019年まで、ウクライナの天然ガス会社であるブリスマ・ホールディングスの取締役を務めた。この期間で月額5万ドル(約536万円)の報酬を受けていた。(Wikipedia)

 

月額5万ドル×12か月×5年間としても、300万ドルです。1ドル=100円で甘めに計算しても、バイデン大統領の息子、ハンター・バイデンさんは、この期間に最低3億円を報酬として受け取ったことになります。

 

そして冒頭で記した、トランプ発言につながるわけです(本当は、もっと複雑ですけどね)。

バイデン氏と息子は、とことん悪党だ! 息子は数百万ドルを手に入れた。あのガキは、なにも分かっていない(BBC

 

どうでしょう? トランプさんって、口は悪いですけど、この件に限って言えば、あながち間違った主張をしているわけでもなさそうです。

 

そこで、大統領でありかつ大統領選でバイデンさんと争っていた、トランプさんは、最近ニュースでよく登場する、ウクライナのゼレンスキー大統領に……

ねぇねぇゼレンスキーちゃん。バイデン親子の、ウクライナでの悪事の証拠を、見つけてほしいんだよね。協力してくれたら、停止している軍事支援を再開するからさ(これは妄想です)

 

そう持ちかけて、ゼレンスキー大統領に圧力をかけたのではないか?

 

というのが、当時のバイデン大統領“候補”と民主党の仲間たちだったわけです。そして、トランプさんを弾劾裁判へまで追い詰めました。

 

でもトランプさんも負けません……トランプさんにによれば、なのですが、バイデンさんの悪事は、まだまだあるそうです。

 

2019年10月10日のテレビ東京のニュースでは、次のように述べられています。

 

    

バイデン前副大統領が、ウクライナのエネルギー関連企業から90万ドル=日本円でおよそ9,600万円を受け取っていた可能性があることがわかりました。これは、ウクライナ議会のデルカチ議員が、会見で明らかにしました

 

そして、この日もトランプ節が炸裂します。

バイデン氏を傷つけるつもりはないが、彼は非常に愚かで悪いことをしたんだ。

 

↑ ただし、現大統領のジョー・バイデンさんが、直接お金を受け取っていたのかは分かりません。いちおう議会の調査では不正はなかったということになったようです。

 

ただし息子のハンター・バイデンさんが、報酬として受け取っていた前述の件は、確実ですけどね(まぁ役員と仕事していたのなら、一概に悪いことではありません)。

 

悪キャラすぎる息子ハンター・バイデン

重複しますが、バイデン親子については、単なる疑惑であって、なんらかの不正が認められたわけではありません。

 
ただ……それにしても、特に息子のハンター・バイデンは、キャラが悪者すぎるんですよね。ざっくりと、彼の軌跡を事実だろうと思われる項目だけ、Wikipediaから抜粋していきます。
 
<アムトラック>
2006年、ジョージ・W・ブッシュ大統領によって5年間の任期で長距離旅客鉄道会社アムトラックの取締役(2009年1月に辞任)。
 
<パラダイム社>
2006年、叔父のジェームズ・バイデンと立ち上げたLLP(有限責任事業組合)を通じてヘッジファンド会社のパラダイムの株式を取得。
なお、パラダイム社は1991年、世界平和統一家庭連合(旧・統一教会)の創立メンバーの一人の義理の息子、ジェームズ・パクによって設立された。
2010年、パラダイム社は任意清算を申請した。
 
<ローズモント・セネカ・パートナーズ>
2009年、元アメリカ国務長官・ジョン・ケリーの継子で、(ケチャップの)ハインツ家の跡取りであるクリストファー・ハインツと、そのイェール大学時代の学友で資産家のデボン・アーチャーと共同で、ローズモント・セネカ・パートナーズを立ち上げた。
2014年、デボン・アーチャーはローズモント系列の不動産投資ファンドの売り込みでウクライナを訪れた際、ガス会社ブリスマの共同創業者のミコラ・ズロチェフスキーと接触。のちにブリスマの役員となり、直後にハンターもブリスマに加わった。

2013年、ローズモント・セネカ・パートナーズを通して、中銀国際が支援する中国企業「Bohai Industrial Investment Fund」と「ハーヴェスト・ファンド・マネジメント」とともに「BHRパートナーズ(英語版)を設立した。

 

2013年12月ジョー・バイデンが副大統領として中国を公式訪問した際に、ハンターも同行した。その後ローズモント・セネカ・パートナーズに中国の銀行から10億ドル(約1100億円)の出資金が振り込まれ、それは後に15億ドル(約1650億円)に増額されたという。

 

<そのほか>

2013年に行われた薬物検査でコカインの陽性反応が出たため米海軍予備役を除隊処分を受けていたことが2014年10月に明らかになった

 

<直近の様子>

    

2020年以降は画家として活動しており、2021年秋に個展を開催する予定がある。2021年10月時点で、少なくとも5作の絵画が1作あたり75000ドルの価格で売られ、他の一部の作品は50万ドルの高値が付くと言われた

 

すごいですね。50万ドルと言えば、6,000万円以上です。ちなみにアメリカメディアによれば、ハンター・バイデンさんは、絵画を専門的に学んだ経験はないそうです。

プーチンもバイデンを擁護

バイデン親子とウクライナとの一連の疑惑については、なぜかプーチンさんも次のように発言しています。

 

    

ロシアのプーチン大統領は25日、米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領の息子ハンター氏のウクライナやロシアとの過去のビジネス上の関係について刑事犯罪に当たるものは全くないとの認識を示し、この問題でバイデン氏を攻撃してきたトランプ大統領の主張に反論した。(Newsweek


現在のウクライナ情勢

以上は、ややトランプよりの視点で、バイデン親子を見てみました。

 

でも、いわゆるアメリカのリベラル層からは、こうしたバイデン親子について、問題視されている様子はありません。

 

それでも、ウクライナの状況やアメリカの対応を見ていると、バイデン親子の過去が気になってしまったのです。

 

ロシアの侵攻が始まったいま、ウクライナと縁の深いバイデンさんは、これから、どんな行動を取るのか非常に興味深いです。現状では、アメリカは軍隊も外交官も撤収させています。バイデンさんのこれまでの発言は、「もしロシアがウクライナに侵攻したとしても、アメリカ政府は、ウクライナに残るアメリカ人を、助けることはしない」と、読み取る人が多かったようです。

 

ロシア=プーチンさんと、バイデン=アメリカの動きが、今後の鍵となることは間違いありませんが……大規模な戦争に発展しないことを願うばかりです。いやぁ…でもこんなにプーチンさんが、ロシア人が、狂っているとは思いませんでした。もちろん、彼らには彼らなりの正義があるんでしょうけど、日本から眺めている限りでは、改めて恐ろしい国ですね。

 

 

ホテル療養もあと1日 〜ホテル療養(7日目)〜

先週の水曜日に新型コロナの陽性判定が出され、翌日木曜日からホテル療養を開始しました。

 

そんなホテル療養も、もうすぐ終わりを告げようとしています。

 

ま……順調に体調が快復へ向かっているからなんですけどね。

 

昨日、疑問に感じたことがありました

昨日は「もうすぐ退所するんだなぁ〜」なんて、ゴロゴロしながら考えていました。

 

そしたら、ふと疑問に感じたことがあったんです。

 

「(ホテル療養の)退所って、どうやってするの?」

 

ということです。

 

すごいなぁと思うことではあるのですが……こんなこと書いて良いのか分かりませんが、この東京都における宿泊療養施設の仕組みって……これは批判ではないし、この緊急時においては、悪いことだとも思っていないのですが……ものすごくザルなんですよね。

 

以前、東京都の宿泊療養施設の申し込みから施設(ホテル)への入所までについて、時系列で記したことがありました。改めてコピペします。

 

12時10分 医師から「陽性」だと診断される

14時28分 宿泊療養を東京都福祉保健局へ電話で申し込む

17時10分 東京都福祉保健局から電話があり、体調やアレルギーの有無などについてヒアリングされる

20時12分 東京都福祉保健局から電話があり、「翌日から入所できる」と伝えられる

<翌日>

10時28分 東京都福祉保健局から連絡があり、15時半に、自宅へ迎えに行くと連絡がある

14時32分 迎えのタクシー運転手から連絡があり「15時半」で大丈夫ですか? と聞かれる。※タクシーとはいえ無料です

15時25分 「ご自宅前に着きました」とタクシー運転手から連絡が入り、出発する

 

ホテルの駐車場に着き、タクシーから降りると、建物へ直行するように言われます。おそらくホテルの従業員用の入り口から入り、エレベーターを使って宿泊療養施設の受付へ行きます(ホテルのフロントではありません)。

 

そこに受付っぽいスタッフが、ビニールを隔てた向こう側に居て……

 

「入所する方は、そこにある封筒から、自分の名前の封筒を取ってください。名前を確認したら、後方にある血圧計で血圧を測り、その数値を封筒の中にあるボールペンで、封筒にメモってください。終わったら、右側の通路を進み、エレベーターで、封筒に書かれている部屋番号の階まで行ってください。部屋で、封筒の中身を確認して待っていてください」

 

正確には忘れましたが、そうしたことを不機嫌そうな顔で早口でまくしたてられますw(その時は、たまたまそういう方だっただけですけどね)

 

当然ながら、ぼくは何を言われているのかとまどいながら、とりあえず最初のミッションである血圧を測り、その数値をボールペンで封筒に記しました。

 

そして、エレベーターを使って、自分の部屋へ入っていったんです。

 

その封筒の中身は? と言えば、小池都知事からのメッセージだったり、健康観察に必要なデータ入力の仕方だったり、宿泊療養施設で過ごすにあたっての禁止事項が書かれていて……そうしたプリントが10枚くらい入っています。

 

ちょっと驚きなのですが、いま入所したぼくが、申込みをした「〇〇〇〇さん」だという確認は一切していないんですよね。本人確認を一切していないんです。あえて、そうしているんでしょうけど、役所仕事なのに、斬新だなぁと感心しています。

 

話が長くなりましたが、なにが言いたいかと言えば、そのプリント類のなかに、ぼくが退所する予定日はもちろん退所の方法などもほとんど書かれていないんです。

 

退所関連で唯一、書かれているのは「退所時には、ゴミを残さないように」とか「退所時には、枕カバーとシーツを取って、体温計やパルスオキシメータと一緒に所定の場所へ返却してください」と言ったことだけです。

 

いったいどうやって退所するの?

ということで、昨日は「どうやって退所するんだろう? そもそもぼくは、明後日、退所することになってるんだろうか?」ということを考えていました。

 

それで、宿泊療養施設の事務局に内線電話を使って確認してみました。

 

あのぉ…ぼく、明後日で発症から10日目なんですけど、退所することになっていますか? どうやって退所になるんでしょうか?

 

「ちょっと確認してみますね。また電話するので、少々お待ちください」と言われて、受話器を置き……しばらく電話を待ちました。すると……

明後日が退所になります。退所の前日、明日になりましたら、改めて連絡がありますので、お待ち下さい。

えっと……退所する際に受付とかで時間がかかったりするんでしょうか? あと、明後日の何時くらいに退所になるんでしょうか?

受付は特にありません。枕カバーやシーツを返却いただければと思います。

 

時間は9時半から順次連絡していきますので、何時になるかは……

なるほど。では、退所が午後になってしまったりするんでしょうか?

午後になることはありません。午前中には必ず連絡します

 

と言った感じです。納得できたような……いまいち様子が分からないような……

 

ま、おそらく明日の退所者が受付で混み合わないよう、順番に連絡していくというのは理解できました。また、午後は新たな入所者を受け入れる時間帯なんだろうという予測もつきました。

 

ただ……仕事もあるから、9時半からそわそわしながら待つのも嫌だなぁ……というわがままなだけです。

 

前日に退所の最終確認がありました

先ほど、部屋でうだうだしていたら、内線電話がプルルルと鳴りました。

 

施設内に当番で常駐している看護師さんからです。

 

ぼくの場合は、入所時に血圧が異常に高い数値だったり、のど飴を希望したりしたから、結局、毎日のように看護師さんと電話で話をしていました。何人もいるようで、毎回のように異なる看護師さんです。

体調はいかがですか? 今日と明日の朝の、体温や血中酸素濃度で問題がなければ、明日の9時半以降に退所になります

 

ということでした。

 

そうか、ぼくのように順調に体調が良くなる人ばかりではないだろうから、退所日は、人それぞれ異なるのかもしれないなと、この時に気が付きました。

 

でも、退所の手続きが進んでいることが、はっきりと分かって安心しました。

 

このホテル療養(宿泊療養施設)って、本当に周りの「人」を「感じない」んですよね。隣室の物音もほとんど聞こえてこないし、廊下にも食事を取りにいく以外には出ないから、その1日3回、廊下へ出たときに、最大でも1回しか人とすれ違いません。自分以外の宿泊療養者が居るのか居ないのかも、はっきりと分からなんです。

 

だから明確に、明日が退所日だと分かって、ホッとしてしまいました。

 

※ティーパック(紅茶)を使い切ってしまったので、妻に差し入れで届けてもらいました。一緒にデコポンも届くらしい(基本、ナマモノの差し入れはNGなのですが、デコポンはOKだったみたい)。楽しみです。

ホテル療養での差し入れについて 〜ホテル療養(6日目)〜

新型コロナに罹患して、ホテル療養(宿泊療養)に入ってから、はや6日目となりました。

 

ぼくの場合は、発症当時から一度も発熱がなく、身体がものすごくダルい……といった症状はありません。それでも、咳が止まらなくてキツイな……眠れないな……という時期もあったので、こうして静かに過ごせるようになってうれしいです。

 

そして、元来が引きこもり性ということもあり、この8畳くらいの部屋に、一日中閉じこもっていても、意外と平気だというのも、良かった点です。ほぼ一日をベッドの上で過ごしつつ、気分転換に腹筋やスクワットをし、朝と晩の2回はお風呂に浸かってのんびりと過ごしています。

 

そんな昨日のこと……家族から差し入れが届きました! うれしい!

「差し入れ」について

ここ宿泊療養施設には「差し入れ」制度があります。制度というと大げさですが、世の中と隔離されつつも、差し入れは禁止されていません(当然ですかね……)。

 

ただ、ここで「差し入れ」と言うと、2つの「差し入れ」があります。

 

1つは、療養施設内の「差し入れ」。

もう1つが、家族や友だちなど、療養施設外からの「差し入れ」。

 

療養施設内の「差し入れ」については、ホテルからなのか、東京都からの差し入れなのか、その意味合いは分かりません。ただ、内線電話で療養施設事務局に電話して「〜〜が欲しいです」というと、「分かりました、〜〜の差し入れですね」と答えてきます。

 

療養施設内の差し入れは、下記のようなものがあります。

  • 飲み物……お茶または水(朝昼晩の食事の時に配られるものと同じ)
  • 紙コップ
  • トローチ(のどあめ)※1回2粒/1日4個まで(看護師と要相談)
  • ごみ袋
  • ティッシュ/トイレットペーパー/歯ブラシセット

以上は、ぼくが把握している「差し入れ」であって、もしかすると他にもあるかもしれません。「差し入れって、ほかに何があるんですか?」と聞いても、教えてもらえないんですよねw

 

注意が必要ですが、「差し入れ」と言っても、内線電話で頼むと「はい! 持ってきましたよぉ〜」と、すぐに部屋まで持ってきてくれるわけではありません。

 

「差し入れ」は、朝昼晩の食事の配布時に、一緒に配られます。弁当は、8時/13時/18時の3回。ここではエレベーターホールにある配布用のラックに、置かれているのを、各自が取りにいきます。

 

その弁当が置かれている同じラックに、部屋番号が書かれた袋が置いてあります。それが「差し入れ」です。

 

「喉がすごく痛いから、トローチを持って来てほしいです」と連絡しても、届けてもらえるのは、8時/13時/18時の3回のみ。そのため長ければ、一晩、我慢する必要があります。

 

家族からの差し入れ

ぼくの場合は、自宅から徒歩10分のところにある宿泊療養施設に入所したため、家族に「差し入れ」を頼みました。

 

お願いしたのは……

  • のど飴
  • マグカップ
  • 歯磨き粉
  • スリッパ
  • 粉末のコーンスープ/味噌汁
  • 砂糖(ミルクティ用)

そのほか、ぼくが好きなコーラと、お菓子をいくつか持ってきてくれました。

 

ちなみに、コーラについては、ペットボトルのコーラです。瓶と缶の差し入れは禁止されています。

 

また、ぼくはフルーツが大好きなので、果物を持ってきてもらおうと思っていたのですが……なまものの差し入れもNGだということです。

 

差し入れを厳重にチェックされることはないと、宿泊療養施設のスタッフの方が言っていましたが、「あれっ、これなんだろう? といったものは、チェックが入る」と言っていました。

 

「差し入れ」禁止のもの

  • 瓶や缶
  • なまもの(食品)
  • 危険物

ホテル療養って上級国民なの? 〜ホテル療養(5日目)〜

山崎夕貴さんが新型コロナの陽性になったのは知っていましたが、ホテル療養をしていると、さっき知りました(基本、興味ないですけど…)。

 

 

そのことをブログなどに投稿した、山崎夕貴さんの夫さんが、コメント欄で、いろいろと批判されていると……。

 

批判の一つに、「上級国民だから、ホテル療養できたんだろ!?」的な内容があったとかなかったとか……。

 

ぼくの体験から言えば、上級国民だからホテル療養(宿泊療養)できて、一般国民は宿泊療養施設に入れない……なんてことはなさそうです。

 

その証拠に、ぼくはド一般国民ですが、申し込んだ次の日に(おそらく最短で)入れました。

 

自治体にもよるのかもしれませんが、少なくとも東京都では、宿泊療養を希望したけど、入れずにいる……なんてことはおこっていないようです。

 

ホテル療養施設の入所条件は厳しい?

大事なことなので2度言いますが、少なくとも東京都では、上級国民ではなくとも希望さえすれば、すんなりとホテル療養を開始できます。

 

ただ……この「希望する」というのが、難しいだろうなと感じました。

 

というのも、ホテル療養施設に入ると、発症から10日目まではホテルから出られません

 

ぼくの場合は、同居家族にうつしたくなかったからホテル療養を決意しましたが……

もし、療養をはじめてから、妻や子が発症したらどうする?

 

……という心配がありました。

 

濃厚接触者として自宅で待機している妻もしくは子の、いずれかが新型コロナに罹るだけで、かなり大変なことになるだろうな……と(妻や子にうつしていないとは、言い切れませんからね)。そうなったとしても、ぼくだけが、ホテルでのほほんと暮らすことになるんだな……と。

 

そう考えると、ホテル療養を躊躇しました。

 

結果的に、ぼくの発症4日目夕方に宿泊療養施設に入所しました。その時まで妻も子も無症状だったので、もし無症状で陽性なら、それはそれでよいだろうと、ほとんど不安もなくホテルへ行きました。

もちろん喫煙場所はありません

ホテル療養を躊躇した、もう一つの理由は、ぼくが喫煙者だからです。

 

当然ながら、宿泊療養施設内に、喫煙所は用意されていません。そもそも3食の食事を同じフロアのエレベーター前まで取りに行く以外は、部屋から出ることすら禁止されています。

 

なので、喫煙せずにはいられない人の、ホテル療養は無理かもしれません。

 

ぼくの場合は喫煙ですが、そのほかにも人によっては「〜〜〜がないと生きていけない!」というものはあると思います。

 

そういう何かがあると、ホテル療養は辛いものになるかもしれません。

 

家族からの差し入れが届いた!

昨日、家族からの差し入れが届きました。

 

飲み物やお菓子を含む食品が届き、快適度が一気に向上しました。

 

また、発症から7日目になり、鼻水&タンはほとんど出なくなり、(吸入薬を使っているからかもだけど)咳もかなり治まり、かなりラクになりました。

 

逆に、身体を動かせないことへのストレスが出てきたので、ときどき、腹筋したりスクワットしたり、動かずに足踏みジョギングしたりしています。

 

宿泊療養も折り返し日です。早く帰りたいなぁ〜〜〜、という気持ちも少し湧いてきました(同じくらい、このままで良いという気持ちもあります)。

宿泊療養施設へ持っていくべきもの 〜ホテル療養(4日目)〜

東京都が用意してくれた宿泊療養施設(ホテル療養)に入って、4日目に入りました。

 

総じて、悪くありません(←なぜか上から目線)。

 

現状では、「新型コロナにより、今まで体験したことがないほど、体調が苦しい」というわけではないので、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが「2類相当」のままで良いのか? に関しては、議論があるべきだと考えています。

 

ただ「2類相当」に分類されている現状(条件)で考えれば、宿泊療養施設(ホテル療養)が用意されている、というのはとてもありがたいことです。

 

  宿泊療養施設の申し込み方法

 

東京都の場合の申し込み条件は、「都内在住の65歳未満の方」と「症状が無症状又は軽症(咳は出るが呼吸困難ではない、など)」の2つだけです。

 

あとは、もちろん医療機関で「新型コロナの陽性でした」と言われた方が対象になります。

 

上記の条件を満たし、宿泊療養施設に入りたい場合は、保健所からの連絡を待つこと無く、下記サイトに記載してある連絡先へ電話します。

 

 

ぼくが電話したのが、医療機関で「陽性です」と言われた1〜2時間後でした。

 

「あのぉ……まだ保健所から連絡も来ていないんですけど、宿泊療養の予約はできるんでしょうか?」と、おそるおそる電話しました。

 

すると「保健所へは、医療機関から連絡が入りますので、まずは宿泊療養の予約をしても構いませんよ」とのことでした。この宿泊療養施設の申し込み窓口と保健所とは連携しているようです。

 

予約は5分くらいで終わります。たしか……名前や住所、電話番号を伝えただけだったと思います。

 

予約の電話から施設に入るまでの時系列は、下記のとおり。

 

12時10分 医師から「陽性」だと診断される

14時28分 宿泊療養を東京都福祉保健局へ電話で申し込む

17時10分 東京都福祉保健局から電話があり、体調やアレルギーの有無などについてヒアリングされる

20時12分 東京都福祉保健局から電話があり、「翌日から入所できる」と伝えられる

<翌日>

10時28分 東京都福祉保健局から連絡があり、15時半に、自宅へ迎えに行くと連絡がある

14時32分 迎えのタクシー運転手から連絡があり「15時半」で大丈夫ですか? と聞かれる。※タクシーとはいえ無料です

15時25分 「ご自宅前に着きました」とタクシー運転手から連絡が入り、出発する

 

申し込み時には、「もしかすると、入所できるのは翌々日になるかもしれません」と言われましたが、結果的には「翌日」に入ることができました。

 

  宿泊療養施設とは、どんなところか

 

東京都の場合は、ほとんどの宿泊療養施設が、ビジネスホテルです。多いのがアパホテルでしょうか…。「東京都 宿泊療養施設」などで調べると、指定されている宿泊療養施設の一覧が見られます。

 

ただし、宿泊者が指定することはできません。

 

とはいえ、できるだけ自宅の近所で療養できるように、割り振っているようです。

 

例えばぼくの場合は、自宅から徒歩10分もかからないビジネスホテルに決まりました。

 

  宿泊療養施設に用意されているもの

 

あくまでぼくが泊まっているビジネスホテル(宿泊療養施設)限定ですが、下のようなものはあります。逆に下のリスト以外のものは、ない可能性が高いです。

  • パルスオキシメータ
  • 体温計(いちおう持参するよう書かれているが、借りられる)
  • シャンプー/コンディショナー/ボディソープ/ハンドソープ
  • 歯ブラシセット(3個)
  • 湯沸かし器
  • ティッシュ/トイレットペーパー(追加可能)
  • 冷蔵庫(定格内容積:40L)
  • ハンガー(3個)
  • ヘアドライヤー
  • 液晶テレビ(32インチ)
  • シングルベッド(2つ)
  • シーツ(1枚)/枕(2個)と枕カバー(1枚)、ふとんカバー(1枚)
  • ベッドサイドテーブルとイス

さらに食品関係は以下の通り

  • 朝/昼/晩の3色は、弁当が出ます
  • お茶/水は、いちおう1本ずつと書かれていますが、ほぼ無制限に使えます

宿泊療養施設の事務局へ頼めば持ってきてもらえる「差し入れ」

  • 紙コップ
  • トローチ(のどあめ)※1回2粒/1日4個まで(看護師と要相談)

宿泊療養施設によって変わると思いますが、ACコンセントは主に4口

  • ベッドサイド(1口)
  • テレビの裏(1口だけ余っていた)
  • 玄関に近い廊下(2口)

以上が、ぼくが入った施設に用意されているものでした。なお、施設事務局にお願いする「差し入れ」については、何があるのかなかなか教えてくれないので、もしかすると、ほかにも食品などがあるのかもしれません。

 

  持って来て良かったもの

 

最も意外だったのが、マグカップもグラスもなかったことです。

 

施設に入る前に、ブログなどで調べたら「マグカップはホテル備え付けのものがあったから、持ってこなくてもよかった」と書かれている方がいたので、持ち物リストから外してしまいました。

 

とはいえ「持って来ればよかった」というのを挙げると、キリがありません。おそらくキャンプなどと同じですね。あるもの、持っていったものでなんとかするしかありません。

 

そこで、持ってきてよかったものは、下のとおりです。

  • パソコン
  • のど飴(もっと持ってくればよかった)
  • ティーパック
  • 牛乳(ミルクティが好きなので)
  • モバイルバッテリー2つ(1つはUSB Type-A 2ポート)
  • バスタオルではなく、旅館などでもらえるハンドタオルを5−6枚
  • コーラ(2本)
  • 電動歯ブラシ/T字シェーバー
  • みかん(15個くらい)

「持ってきてよかった」というか、持ってきたものはすべて活躍しています。「コーラ」については、本当に持ってきてよかったです。

 

というのも、療養施設では、簡単な受付が終わると、そのまま部屋へ入ります。自動販売機は使用禁止なうえにウェルカムドリンクが無いため、ぼくが入った16時頃から夕飯配布の18時ころまで、飲み物がありません。もちろん洗面台などの水を飲めばよいのですが、コップもないため、手ですくってのむことになります。もしコーラがなかったら、いきなり、わびしい気持ちになったでしょうね(特に、入所時は、すぐに咳き込んでいたので、水分が必須だったんです)。

 

パソコンは、いちおう仕事用に持ってきましたが、そのほかプライム・ビデオやYouTubeを観たり、音楽を聞いたり、ブログを書いたりと、大活躍しています。仕事をしない方は、タブレットでも良いかもしれません。

 

持参したモバイルバッテリーのうち1つは、USB電源タップのように使う予定で持っていきました。最新のホテルは、もっとUSBポートなどが充実していますが、今回のホテルはACコンセントの数と場所がイマイチだったので、モバイルバッテリーが活躍しています。

 

旅館でもらうタオルを多めに持っていったのは正解でした。もともと銭湯はもちろん自宅でも、ぼくはバスタオルをめったに使いません。これは、銭湯へ行く時に、わざわざバスタオルを持っていくのが面倒だから…というのもあるし、洗濯がたいへん……というのもあります。特に、ホテルでは、洗濯機が使えません。そこでバスタオルを数枚持っていって、洗って乾かすを繰り返すのは難しいのでは? と考えました。小さめタオルであれば、洗面台でサッと洗えて、数時間で乾くので、毎回2枚を使っても、すぐにまた使えます。また、乾燥時間が速いということは、清潔性が保ちやすいということです。

 

みかん……とても持ってきてよかったです。出される弁当は美味しいのですが、食後にフルーツを食べると一気に口がうるおいます。

 

以上のほかに持ってきたものは、衣類系です。

  • ティーシャツ(4枚)
  • パンツ(4枚)
  • ユニクロのトレパン
  • ワイシャツ/ズボン(リモート会議用)
  • Fitbitの心拍計付きの活動量計(むちゃくちゃ不健康な生活を送っていることを実感できます)

  持ってくるべきだったもの

 

「持ってくるべきだったもの」は……

  • のど飴が足りなかったので、もっと持ってくるべきだった
  • マグカップ
  • 歯磨き粉
  • スリッパ
  • 粉末のコーンスープ/味噌汁
  • 砂糖(ミルクティ用)

この中で「スリッパ」は、館内移動用です。館内移動と言っても、基本は移動禁止ですw 移動するのは、朝/昼/夕の、食事の弁当を取りに行くときのみです。

 

この時に、靴を履いていくのが面倒なんです。

 

ということで、今日の午後に、家族から「差し入れ」してもらう予定です。

新型コロナに罹ったよ 〜ホテル療養(3日目)〜

今週、新型コロナの検査で陽性反応が出てしまいました。

 

都内では連日、約1.5万人が陽性となっています。2週間前からは、息子の小学校の友だちや妻の同僚なども、続々と陽性に……。

 

こうなると「いつ自分が新型コロナに罹っていても、不思議はない」という状況でしたし、いまもその状況は変わりませんね。

 

ぼくの場合は、発症から今日で6日目……東京都が用意してくれた

 

  どんな症状なのか?

 

ぼくの場合は、喉の奥のほうが突然「チクッ」と、痛くなりました。

 

「え? 痛い!」っていうくらい、今まで感じたことがないような「チクッ」とするような痛みでした。

 

その後は、咳がコンッコンッという感じで始まりました。これは正直、それほど激しい感じではありませんでした。ぼくはもともと軽い喘息です。半年前までは毎月のように近所のクリニックへ通っていました。そんなこともあり「あれ? また喘息が出てきちゃったかなぁ」と思っていました。

 

このように、発症0日目は咳が少しずつ激しくなり、同時に鼻水が出はじめて、喉にはタンが溜まるようになりました。

 

1日目の夜になると、いわゆる喘息の発作のようになりました。ゴホッ…ゴホッ…と、咳が絶えず、眠っては起きて、またウトウトすると咳で起こされます。朝起きると、蓄膿症のように黄色い鼻水というかタンが詰まっていて、それが……咳を引き起こす……という最悪の状況です。

 

2日目の昼に呼吸器内科のクリニックへ行き、新型コロナの陽性反応が出たほか、咳止めと痛み止めの薬を処方されました。

 

3日目は、昼も夜も鼻水&タンと咳が止まらない状況でした。あまり薬が長続きしないというか効かない印象です。それでも昼間は仕事があるので、常に市販ののど飴を口にしながら、できるだけ咳を止めました。

 

4日目の朝を迎えた時に、やっと「あぁ、一度も咳で起こされなかったな」となりました。前日までの鼻水&タンの不快な要素が、大幅に減少しました。このまま治まることを期待しましたが、日中になると、やはり咳が出始めました。

 

今日は5日目ですが、眠っているときには咳き込むこともなく、熟睡できました。昼寝もしちゃいましたが、起きたときに喉が少しだけ痛かったのですが、トローチをのむと、すぐに治まりました。このまま快ほうに向かうと良いなと期待しています。

 

発症0日から今日まで、発熱は全くありません。常に36.5前後の平熱。症状のまとめとしては、鼻水&タン…それに激しい咳です。

 

  発症から検査までの流れ

 

発症から2日目の夜中に、咳で眠れずに朝を迎えると、妻が「病院へ行ってきな…なんか死んじゃいそうで怖いから」と、病院へ連絡してくれ、いつも行っている、かかりつけのクリニックの予約をしてくれました。

 

新型コロナに罹ったかも? と思ったら、まずは自宅で療養して、数日が経っても治まらない…もしくは症状が酷くなった場合には、保健所に連絡する……と言われてきた気がします。

 

ただし、東京都では、常に保健所に連絡が取れないようです。

 

「じゃあ、新型コロナの疑いがある場合はどうすればいいの?」となるわけですが、特に慌てる必要もありません(もちろん、症状によりますけど…)。東京都福祉保健局の「発熱等、新型コロナウイルス感染症が疑われる症状がある場合の受診先」を確認すると良いでしょう。

 

地域や病院によっても異なりますが、発熱時などは、一般的な内科医は対応してくれません。下記のリストに載っている医療機関へ、連絡します。

 

ぼくの場合は、たまたまかかりつけ医が、このリストの中に入っていて、妻が連絡しました(ぼくが、電話できないほどに症状が酷かったわけではありません。問題を先送りにする癖のあるぼくの性格を知る妻が、さっさと連絡しただけです)。

 

 

このリストの中には、「検査と診療の両方に対応する医療機関」と「(検査はできないけど)診療にだけは対応する医療機関」が記されています。

 

ぼくが行ったクリニックは、検査と診療の両方に対応しています。新型コロナ禍以前から、なかなか予約が取れない医院なのですが、妻が少し大げさに症状を報告したことで、当日の夕方に予約できました。

 

このクリニックの先生は、呼吸器内科を得意としていて、かなり前から発熱外来の時間を用意していますし、新型コロナの検査にも対応しています。

 

クリニックへ行くと「いちおう新型コロナの検査をしましょう」ということで、あの長い綿棒を鼻に突っ込まれて、抗原検査をしました。

 

5分か10分が経ったころに、先生が再び現れて「陽性です。咳を抑える薬は処方しますからね」と言われました。

 

ぼくはといえば、半ば覚悟はしていたので「まぁ、そうだよなぁ」というくらいなものです。

 

「このあと、ぼくはどうすりゃいいのかな?」という疑問に対する説明は、ほとんどありませんでした。

  • まずは受診したクリニックから、どこにも寄らずに帰宅するように注意されました。
  • 処方された薬は、あとから薬局の人が自宅へ届けてくれると言われました。

ここで疑問なのは、保健所へは連絡するべきなのか? です。

 

これに関しては、診察した医院から、保健所へ連絡が行くということです(薬局の方に電話で聞きました)。

 

  陽性者(感染者)がするべきこと

 

新型コロナに関する決まりは、時々刻々と変わっています。

 

「現状では」という限定ですが、検査で陽性だと言われた時に、すべきことを考えて、実行しました。

 

一番重要なのが……

 

発症から数日前に会った人への連絡

 

ぼくの場合は、ほとんどリモートワークでしたが、ちょうど発症の直前に、ある企業を訪問していました。学校などでの規定を反映させれば、(マスクをしていたため)濃厚接触とまでは言えないと思います。それでも、同じ部屋で約2時間を過ごしていたので、陽性判定をうけた直後に、電話をして知らせました。

 

企業に務める人たちは、その後、濃厚接触者として扱われて、一週間の自宅勤務となったそうです。そのほか、近々会う予定だった方にも連絡し、スケジュールの変更をお願いしました。

 

もちろん、出社している妻へも、速攻で連絡しました。

 

妻の場合は、正真正銘の「濃厚接触者」なので、10日間の自宅待機です。

 

息子の小学校や学童へも(妻が)連絡しました。同時に、妻と息子は、帰宅時にそのまま近所のPCR検査所へ行ってきました。

 

接触確認アプリ「COCOA」への登録

 

ぼくは12時10分くらいに、かかりつけ医から「陽性です」と言い渡されました。

 

その後、15時48分に、厚生労働省から下記のようなショートメッセージが、スマホに届きました。

 

このショートメッセージの2項目目にある「接触確認アプリCOCOAをお持ちの方へ」をタップすると、登録できます。

 

新型コロナの感染者には、それぞれ番号が割り振られます。厚労省からのショートメッセージからアクセスすると、その番号が既に記載されていました。ぼくがアプリでしたことと言えば、「登録」と「確定」ボタンをタップしただけだったはずです。

 

 

COCOAを登録すると、事前に「感染しちゃいました」と報告していた企業の方から「ぼくのCOCOAから『濃厚接触の疑いがあります』と連絡がありましたぁ! はじめてですw!」と、喜びのメールが届きましたw

 

「機能していないのでは?」とか「意味なくね?」と言われることの多い「COCOA」ですが、今は機能していることを実感しました。登録も簡単なので、感染した際には、ぜひ登録しましょう。

 

 

保健所からもSMSで連絡がきた

 

12時10分に、「陽性です」と言い渡されました。

15時48分に、厚生労働省からCOCOA登録などの連絡がSMSで届きました。

18時56分に、同じくSMS(ショートメッセージ)で、区の保健所から連絡が届きました。

 

 

【パルスオキシメータ及び食料品の受付専用サイト】については、URLを隠しましたが、普通に下記サイトで受け付けているので、必要な方は調べてみると良いでしょう(東京都のサイトです)。

 

 

また、今はぼくだけが陽性でしたが、もしかすると妻と子も陽性になるかも……そうしたら食料が不足することもあるかも……ということで、食料品だけは依頼しておきました。(申請から、2日後に届きました)

 

 

 

ダンボール3箱分の食料品が届きます。主にレトルト食品や飲料水が届きます。(上の画像は、東京都福祉保健局のサイトから転用)

 

申請の際に、「新型コロナ陽性証明書」のようなものは、「不要」でした。誰でも申請できるのか、もしくは保健所などと「陽性者のデータ」が共有されているのかは不明です。ただ、申請自体は、上記ホームページから2〜3分で終わります(氏名や住所を入力するだけ)。

 

  宿泊療養施設を予約申請

 

うちは、妻と子ども1人との3人家族です。

 

そのうち、陽性が確定したのが、ぼくだけ……。もしかすると、妻と子どもは陰性かもしれない……少なくとも症状は皆無でした。

 

また、日中は自宅でリモートワークをしていましたが、ぼくが陽性となったことで、妻と子どもも隔離生活が必要になりました。

 

正直、10日間も家族3人で過ごすのは辛い……。

 

ということで、東京都が用意してくれている「宿泊療養施設」を予約しました。

 

予約をしつつも、入るか入らないか迷いました。

 

結局、入ることにして、本日は3日目です。

 

宿泊療養施設についての詳細は、次回以降に書いていきます。

そもそも子育てに向いていない……だから子育てで無理しない

子育てね……。

 

残念ながら、ぼくは特段の子ども好きでもないし、自分が誰かを育てるなんて、おこがましいというか……。とにかく自分の人間性に自信がないこともあり(自分が嫌いとか、自己肯定感が低いなどではありません)、「子育てには向いていない」と諦めています。

 

正直言って、息子の りょう太 以外の子どもに興味がなく、女性のように赤ちゃんを見ると「かわいいな」という感情も、あまり湧きません。そうそう、りょう太 以外に興味があるとしたら、姪っ子や甥っ子ですね。彼女彼らと遊ぶときには「かわいい!」と思いましたし、大きくなったいまでも思っています。

 

自分の人間性についても、まことに懐疑的です。

 

とにかく「努力」や「練習」「勉強」「労働」などや、「がんばる」「一所懸命」などの言葉や行為が、嫌いまたは苦手です。

 

こんなぼくが、子育てすることで、もし息子の りょう太が、自分と似たような人間性に育ったら……

 

そう考えるだけで、ゾッとするし、夜も眠れなくなりそうです(というのは大げさですけどね)。

 

 

「子どもが喜ぶ顔が見たくて…」っていう親には、なりきれない

「子どものために」と言って、休日に、子どもが「喜びそうなこと」をしようとする妻が、嫌でした。



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