こんにちは、フォトグラファーの森藤ヒサシです。

 

 

 

構想10年。

 

『家族写真の魔法』

まもなく出版です!

 

 

 

この本の説明のブログ↓

 

 

構想10年って、

めっちゃ長いと思いませんか?

 

 

本当に長かった!!

 

途中何度も挫折したからねー。

 

 

この本を出版するにあたり、

その経緯を簡単にお伝えしますね!

 

 

 

この私のブログシリーズ

"写真をやっている理由"

 

で、ずっと私の生い立ちから、

どのような人生を送ってきたかを、

書き綴ってきました。

 

読んでいただいている方、

本当にありがとうございます。

 

 

読んでいただいている方は、

どうして、私がライフワークとして、

 

家族写真を広めたい!

 

ということになったか、

というのは、

なんとなくご理解いただけてるかなと思います。

 

 

読んでいない方のために、

簡単にお伝えしますね。

 

 

 

 

もともと、写真館の四代目として生まれた私は、

自分は写真が下手だ!

というコンプレックスがありながらも、

ずっと写真と一緒に歩んできました。

 

 

社会人になってライバルと出会い、

写真を上手くなりたいと思い始め、

アメリカに留学し、

生まれてはじめて自分の撮った写真を褒められて、

そこから必死に写真を学び始めます。

 

 

しかし、日本に帰国後、

アメリカと日本の写真の価値観の違いに悩んでいた時、

写真館の若手経営者グループPGCに入ります。

 

ここで、写真、経営、人間力を学び、

多くの先輩、友人と出会い、

写真館経営の面白さに惹かれていきました。

 

1998年にアメリカ時代から付き合っていたまっきーと結婚。

 

 

2000年に新スタジオパセオヌエボをオープンし、

会社の経営に力を入れ始めたところ、

経営の才能がなく悩み始めます。

 

そんな時に、本田健と出会い、

私は写真が大好きで、写真を通して人に幸せを伝えたい!

と自分のライフワークを見つけるのです。

 

 

ちょうどその頃PGCで、

「家族の絆」写真展、というものを開催し、

その企画を担当していた私は、

ライフワークの一環として、

家族写真を広めていこう

と決心するのです。

 

また、同じタイミングで、

子供を授かり、

家族の大切さに気づき、

さらに、ライフワークを進めるようと思うのです。

 

 

とまあ、

100回連載を続けてきたものを

超短くお伝えするとこんな感じ。

 

 

 

 

しかし、

自分のライフワークとして、

家族写真を広めていく

と決めたはいいものの、

どうやって広めていったらいいかは、

今ひとつわかりません。

 

 

だって、

写真撮影は対面で1対1で行うもの。

 

家族写真をいくら撮っても、

私が撮影できる人は限られています。

 

撮影した人に、

ご紹介ください、

と言っても、やっぱり数に限りがあります。

 

もちろん、

来ていただいているお客様には、

いつも全力で撮影してはいますが、

多くの人に家族写真の素晴らしさを伝えるのは、

時間がかかります。

 

 

そこで、

私の家族写真の思いを本にしよう!

 

と思ったのが、2010年のこと。

 

それも、

本田健から

 

ヒッキー、本書きなよ!

 

と言われたことがきっかけ。

 

 

最初に章立てを書き、

その章に対して、

自分の思っていることを録音し、

その録音したものを、

文章にしていきました。

 

 

しかし、それまでほとんど文章を書いたこともなく、

それはそれは、ひどい文章。

 

また、当時の思いとしては、

とにかく

家族写真を広めたい

という思いばかりが強く、

少し薄っぺらい内容にもなってしまったのです。

 

 

自分の文章の下手さに、

 

やっぱり私には、本を書く才能はないや!

 

と、あきらめ始めました。

 

 

そんな時に、東日本大震災が起こりました。

 

 

東日本大震災をきっかけに、父親との確執から、

㈱小貫写真館を追い出され、

東京でイチから始めることになった時、

Facebookで、

毎日コラムを書こうと決めたのです。

 

 

今まで、文章を書くのを慣れるために、

ブログやメルマガに挑戦してきましたが、

続いた試しはありません。

 

お金もなく、仕事もない中、

文章を書くことで、

はじめて発信をし始めたのです。

 

そりゃー真剣です。

 

そのブログも1年半続き、

書き慣れてきたところで、

本を新たに書き始めたのです。

 

 

 

 

東日本大震災で、

避難しなければならない人がようやく家に戻れた時、

その人たちが持ち帰ってきたものは、

 

銀行通帳、遺影、

そして

家族写真

 

だったのです。

 

どんな高級なブランドものよりも、

自分の家族が写った写真を

持って帰ってきたのです。

 

それは、津波で行方不明になってしまった家族や、

地震で亡くなった自分の家族を、

少しでも思い出せるため。

 

そのためのツールが家族写真だったのです。

 

 

さらに、津波で流された写真を拾い集め、

それをきれいに洗浄したニュースにおいても、

必死に自分の家族の写真を探していた姿は、

今でも目に焼き付いています。

 

 

それらのニュースを見た時に、

ただただ、何も考えず、

家族写真の素晴らしさを伝えたい!

と、考えていたことが、

とても薄っぺらく浅はかに感じたのです。

 

 

そして、家族写真のポジティブな面だけを見るのではなく、

 

家族を亡くしてしまった人や、

子供のいない夫婦、

結婚していない人たち、

親子が仲悪い人たちなど、

家族写真のネガティブな側面も感じながら、

家族写真の本を改めて書き始めたのです。

 

 

コラムを毎日書き続けてきたおかげで、

前回書いたものよりは、

少しは、見られる文章になってきました。

 

 

そこで、友人に出版プロデューサーを紹介していただき、

出版プロデューサーと話しことになりました。

 

 

そこで、言われた言葉が

 

「いい本だけど、誰が買うの?」

 

だったのです。

 

「自費出版なら出せると思うけど!」

 

とも言われました。

 

 

がーん!!!

 

 

 

確かに、

家族写真を広めたい

と思っているのは、

私の思いです。

 

 

家族写真は見るだけでほっとしますし、

家族の愛を思い出すこともできます。

 

仕事で嫌なことがあっても、

家族写真を見て、モチベーションがわきますし、

感謝もできます。

 

家族写真を撮る人が多くなることで、

世の中がきっと平和になるはず!!


私は、家族写真の素晴らしさを信じています。

 

でも、出版プロデューサーから見ると、

売れる本ではないと言うのです。

 

 

超ショックでした!!

 

 

 

そのショックを引きずり、

家族写真の本を出版したい

という気持ちは持ちながらも、

さらに2年,3年,4年,5年と過ぎていくのです。

 

 

その間、何名か他の出版プロデューサーにも会う機会がありましたが、

やはり、同じようなことを言われました。

 

 

 

あー、もう出版できないかなー?

 

確かに、ターゲットが曖昧だし、

家族写真の素晴らしさを伝える本、

誰が買うんだろう?

 

類書もないし!!

 

どんどん自信がなくなっていきます。

 

 

 

でも、自費出版ではなく、

商業出版で、

一般の人たちにも買ってもらいたい!

 

という思いは強く持っていました。

 

 

 

出版セミナーも何度も出ました。

壁に何度もぶつかりました。

 

そして、くじけそうになっていた時、

またまた、本田健に相談するのです。

 

そして、健からアドバイスをもらったことで、

やる気を取り戻したのが2018年。

 

 

 

今まで書いたものを全て書き直すために、

メルマガで、自分の伝えたい家族写真の思いを、

半年かけて書き始めました。

 

 

企画書を何度も書き直しました。

 

 

そこで、出会ったのが、

WAVE出版の編集者である大石さんだったのです。

 

 

私の話に、興味を持っていただき、

出版の芽が見えてきました。

 

 

実はニューヨークで、心屋仁之助さんの撮影をした時、

大石さんとも会っていたのです。

 

それを大石さんも覚えていてくれました!

 

 

 

そこからは、超忙しくなります。

 

 

本を書くのって、

本当に大変です。

 

書くのも時間がかかりますが、

読み返すだけでも、

めっちゃ時間がかかる。

 

句読点のチェック、

誤字脱字、

 

文章構成も、本当に時間がかかります。

 

 

自分で書いた20万文字!

 

これを減らしていくのも一苦労。

 

最後は大石さんに手伝っていただき、

6万文字まで減らしました。

 

 

結局、最初に出版したいと思ってから、

なんと10年も経ってしまいました。

 

 

そして、念願の出版となったのです。

 

 

 

おっと!!

 

 

これだけ、出版まで時間がかかると、

勘違いしてしまいます。

 

 

出版が目的ではなかったはずなのに、

ついつい、出版が目的で、達成できた気分になってしまいます。

 

 

本当の目的は、

家族写真の素晴らしさを広めること。

 

出版もその一環なのです。

 

 

これを忘れないようにしなきゃ!

 

 

といいつつ、

やっぱり、出版できるのは、うれしいのです。

 

 

 

みなさんとの出会いに感謝感謝です。

 

 

 

 

 

 

感情ってなあに?

 

 

私は、自分に感情はあると思っていました。

 

だって、映画見たら感動するし、

うれしい時は、うれしい顔をするし、

嫌な時は、ムカつくのです。

 

 

個人的には、

私は感情豊かな方だなー!

と、思っていたのです。

 

 

でも、

実は、感情のことなんか、

ほとんどわかってなかったのです。

 

私の奥底に、

今まで、眠っていたネガティブな感情があるなんて、

思ってもみませんでした。

 

 

今日はそんなことに気づかせてもらった、

感情のセミナー、part1です。

 

 

 

 

 

今まで、このブログ、

"私が写真をやっている理由"シリーズで、

私についてずっとお伝えしてきました。

 

幼少時、自分ではそう思っていませんでしたが、

今思うと、まあまあ恵まれた幼少時代を

送っていたんだなーと思います。

 

 

家族はいつもいるし、

(父親は夜いないことが多かったですが)

三食ご飯を食べられる。

 

別に、何か欲しいものがある、

というわけではありませんが、

そんなに不自由した覚えはありません。

 

後継ぎとして生まれたせいか、

みんなから愛されて育った

と思っています。

 

成績もまあまあ、

友達もめっちゃ多くいました。

 

学級委員長をやったり、

クラブ活動でも、

楽しくやっていました。

 

 

強いて言うと、

モテなくて、

彼女がいなかったくらい。

 

 

子供の頃、

ネガティブな思いは、

そんなにしてこなかったんですよね。

 

女の子にふられたくらいかな?

 

 

なので、

自分の中に、

ネガティブな感情が、

積もり積もっているなんて、

わからなかったのです。

 

 

 

 

2016年

感情を勉強するセミナーに参加し始めました。

 

 

そのきっかけは、

本田健のセミナーに出ていて、

健夫妻がプロセスワークを見て興味を持っていたこと。

 

 

そのプロセスワークが見事なので、

 

すげーなー!なんでわかるんだろう??

 

と、いつも思っていたのです。

 

そして私は、

あんなプロセスワークできたらいいだろうなー、

なんて思っていたのです。

 

 

プロセスワークができるようになれば、

社員の気持ちもわかるし、

お客様の気持ちもわかるので、

 

撮影するのに、

使えるんじゃないかなー?

 

とも思っていました。

 

 

 

ちなみに、プロセスワークというのは、

ユング心理学をベースとした心理学的技法の一つ。

 

ある問題で悩んでいる時に、

バーチャルでそのシチュエーションを再現し、

その時の感情を呼び起こしたり、

相手の感情に触れたりすることで、

解決していく手法のこと。

 

 

んー、説明しにくい・・・

 

 

 

 

プロセスワークの簡単な例をお伝えしますね。

 

 

何か新たなことにトライしようとしても、

 

そんなことをしたら嫌われるんじゃないか?

変な人に思われるんじゃないか?

 

と思ってしまい、

いつも躊躇してしまう、

という悩みを持っている人がいるとします。

 

 

実は、その人は心の中で、

 

いい子でいよう!

人に嫌われないようにしよう!

 

というのがベースにあるのが原因で、

何もできなくなってしまったりしているのです。

 

 

自分自身でそれを打破したいのですが、

なかなかできない。

 

自分を本気で変えたいと思った時、

プロセスワークが有効なのです。

 

 

なぜ、そのような考え方になってしまったか?

 

原因を探っていきます。

(ほとんどの場合、両親が原因なのですが)

 

 

例えば、

小さい頃、母親から、

 

勉強しなさい!

いい子でいなさい!

人に迷惑をかけてはいけない!

 

と、しつけられたりしてきたことで、

それが自分の中の観念(思い込み)となってしまい、

大人になっても、

なかなか勇気を持って行動できなくなってしまったのです。

 

(あくまでも一例です)

 

 

そんな時に、自分の幼少時に戻って、

誰かに母親になってもらい、

それを追体験しながら、

(あくまでもバーチャルで)

 

自分が本当にやりたかったことがあるに、

それを抑えてしまった!

 

ということを思い出し、

その時の抑えた感情を吐き出すことで、

 

本当の自分、

勇気を持って好きなことに挑戦できる自分

 

に戻っていく!

 

 

そんな感じです。

 

プロセスワークで、

心を解放していくんですよね。

 

 

 

あー、長かった!

 

わかったかな?

 

プロセスワークの説明、

難しい。

 

 

 

 

健のセミナーで、

そんなプロセスワークを見て、

 

おー、すげー!!

 

と思っていたのです。

 

 

なんか手品を見ているような感じ。

 

健のプロセスワークで、

多くの人が、

自分で何かに気づき、

生まれ変わったように、

目がキラキラと輝き始めるのです。

 

 

もちろん私も、

何度もプロセスワークをやりました。

 

特に、父親とのワークね。

 

それはまた後でお伝えするとして、

とにかく、

プロセスワークにとても興味を持っていたのです。

 

 

そして『感情』というものを学ぶことで、

このプロセスワークの原理を知ることができると思い、

感情のセミナーに行き始めることになるのです。

 

 

 

でも、人の感情を理解するためには、

自分がその感情を、理解するしかありません。

 

理論だけ分かったって、

そんなの机上の空論。

 

写真の理論が分かったからと言って、

上手な写真を撮れるわけではないのと同じ。

 

理論が理解しながら、

それを実践しないと、

上達しませんものね。

 

 

 

こうして、感情の勉強をし始めるのですが、

自分の中にそんなにネガティブな感情があると思っていなかったので、

ネガティブな感情のことなんか、

よく分かりません。

 

なので、セミナーでも、

最初の頃は、

何を言っているかわからないことがたくさんありました。

 

 

 

でも、そんなわけないですよね。

 

東日本大地震で会社を追い出されているわけですし、

何か自分に嫌なことがあると、

すぐにむかっとするわけなので、

何かしらネガティブな事は、

幼少時代から体験していたはずなのです。

 

 

 

おっと、本題に行く前に、

長くなってしまいました。

 

 

とにかく、

この感情の勉強、

めっちゃ深く学べたおかげで、

その後、社員やお客様の気持ちを

理解することができるようになっていくのです。

 

 

そして、本を書いていく中でも、

家族写真に対して、

ネガティブな感情を持っている人の気持ちも考えながら、

執筆できるようになっていくのです。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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#2ライトを使ってみる
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3アメリカ編その2(ニューヨーク&エミさん)
4アメリカ編その3(ナショナルパーク編他)

5アメリカ編その4(卒業そして帰国)

6帰国編からPGC入会編

7新聞連載→まっきー帰国

8写真館業界編→まっきーと結婚へ

9結婚式当日→初個展開催

10新婚生活→パセオヌエボオープン

11忙しい日々→BLISS開業

12写真の上達→社員を連れてアメリカへ→マンション購入

13泰夢誕生

14お宮参り→サンタバーバラへ

15本田健との出会い総集編1パスポート事件

16本田健との出会い総集編2ライフワーク

17泰夢の成長、新店舗オープンと失敗

18本田健との出会い総集編3LWSナビゲーター

19葛藤&PGC代表に

20PGC議長、東日本大震災編1
21東日本大震災編2

22自由な時間→新スタジオ

23インド→フォトグラファー養成講座

24アドバンスコース→フジコン金賞

25社長への復帰→運の良い人と付き合う

26運→新しいスタジオを探す

27アガスティアの葉編

28森藤ヒサシ改名
https://ameblo.jp/hicky-morifuji/entry-12602762634.html

 

 

 

 

 

 

 

幸せになる写真撮りたい方、

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最後まで、お読みいただきありがとうございました。