こんにちは、フォトグラファーの森藤ヒサシです。
2011年、会社を追い出された後は、
本当によく旅行に行きました。
国内から海外まで。
とにかく、動くことで、
不安から逃れたかったのだと思います。
そして、極め付けは、
インドへの旅。
今まで、アジアはあまり行くのが好きではなかったのですが、
広島の和氣先生のお誘いで、
南インド、チェンナイへ修行に出かけるのです。
Oneness Universityにて！
東日本大震災以降、
日本でも地震が頻繁に起こっていたのを
皆さん覚えていますか？
その年は、
年末の12月あたりに、
また、震度6,7クラスの大地震が来る、
と噂されていました。
私が尊敬している広島の和氣先生は、
もともと広島へは、
平和を祈るため、
第二次世界大戦後、
まだ彷徨っている魂がいるので、
それを祈りで鎮めるために、
広島に住むことになったそうです。
東日本大震災以降は、
地震沈めの祈りを毎日朝夕と唱え、
地震国日本を、
祈りで守っていました。
こう書くと、
だいぶスピリチュアルですね。
みなさんは、スピリチュアルは好きですか？
私は、もともと大嫌いでした。
嘘くさいし、
見えないものを信じたくもありません。
無宗教なので、
信心深くもありません。
現実主義だったのですが、ある時、
目には見えない力の存在があるのでないか？
と思うようになってから、
次第に、受け入れられるようになってきたのです。
とにかく、今回は超スピリチュアルな話です。
その和氣先生が、
12月の日本の大地震を鎮めるために、
インドの聖者から石をもらって、
それを日本のパワースポットに埋めよう！
と言い出したのです。
私と友人たちは、
超面白そう！
と、興味津々。
だって、12月に大地震が起こるかどうかはわかりませんが、
私たちがインドからもらってきた石を、
そのポイントポイントに埋めることで、
地震が起きなかったら、
超カッコいいじゃないですか！
でもその時は、まだ地震が起きないので、
だれからもほめられませんし、
だれからも感謝もされません。
でも、なんかかっこいいじゃん！
そんなノリで、総勢50名で
初インドの旅行に行くことになるのです。
その名もTSJ48(当時AKBが流行り始めたので)。
TSJとは、Team Save Japanの略です。
旅程はよくわかりません。
11月末から2週間
のお任せ旅行。
私たちは、相変わらずお金はありませんが、
時間はあります。
他に、いつもの仲良し四家族と子供たちと一緒に行くので、
とても楽しそうな旅になりそうです。
チェンナイ空港には、
真夜中の12時に到着。
空港のまわりは、暗いし、人もいっぱい。
子供たちは、初日から怖がります。
空港にて、男性陣！
チェンナイの街
インドと言っても、
南インドは、まだまだ汚い場所。
高い建物もないし、
川沿いは、ホームレスが多くいて、
治安もあまりよくない感じ。
ある意味、イメージ通りのインド。
翌日、そこからずっとバスで移動し、
水晶石の元になる母岩石を探しに行きます。
その石をあとで、日本のパワースポットに
埋めることになるのです。
母岩石を取りに行く男性陣
それで、終わって後は観光かと思っていたら、
3日目から、なんと、
Oneness University
というところで、
10日間の修行をすることになるのです。
Oneness University
バガバンという聖者に祈り、
瞑想をし、ワークをし、訓話をきく。
そんな毎日。
まあ、ワークの話をすると、
さらに、長くなるので省略します。
でも、7日目くらい、ある瞑想をしていた時、
頭の中に、イメージが降りてきたのです。
それは人類のFamily Tree(家系図)のようなもの。
宇宙の中に一本の大きな木があって、
何万もの枝があり、
されにそこから小枝に分かれ、
葉っぱが茂って、実がなっています。
私たち一人ひとりが、
一つ一つの実であり、
それが親と繋がり、先祖と繋がり、
最終的には、一本の大きな木に繋がっている映像。
今でも覚えています。
あー、人類はみんな繋がっているんだ！
夢のような不思議な出来事でした。
そこから、私の中で、
宇宙のイメージが、降りてくるようになったのです。
(たまにね・・・)
この10日間の修行。
個人的には面白かったですねー。
ワークの中で、24時間、
誰とも話してはいけない、というワークもありーの、
お城のような施設を頭の中で、マントラを唱えながら、
ひたすら歩くワークもありーの、
初めての経験ばかり。
FOMAというワークは楽しかったー！護摩だきの元祖！
男部屋と女部屋は違う建物なので、
仲良い友人たちと、
楽しい合宿のよう。
また、昼間は家族も一緒なので、
泰夢やまっきーと、
半分旅行気分でした。
仲間たちと！超怪しいでしょ！！
インドなので、
もちろんお酒は飲めませんし、
お肉料理は出ません。
味は全てカレー味。
また、スパイスばかり食するので、
もちろん下痢にもなり、
食に関しては、まあまあ大変でした。
食べ物が合わなかったり、
こういうことが嫌いな友人もいたので、
賛否は色々あると思いますが、
いい経験になったのです。
で、
どうなったかというと・・・
2週間後日本に戻り、
50名がそれぞれ持ち場に別れ、
日本全国、約70箇所くらいのパワースポットに、
その石を埋めに行ったのです。
場所は言えませんが、
わたしも、3カ所ほど埋めました。
埋める時は、
もちろん、
日本に大地震が起こらないことをお祈りします。
で、その結果は・・・・
12月末、何日だったかは忘れました。なんと、
震度4強の地震が起きました。
もし、私たちが、日本全国に、
その地震鎮めのための石を埋めていなければ、
震度6や7くらいの大きな地震だったかもしれません。
私たちの祈りが通じ、
その石たちが、地震のパワーを吸い取って、
震度4強でおさまったのです。
あくまで、妄想です。
でも、自分たちの中で、
勝手に、正義の味方のような気がしていました。
あー、もしかして、
本当の正義の味方っていうのは、
悪がのさばってから対峙するのではなく、
悪が悪さをする前に、それを排除するので、
誰からも感謝されないし、
目立たない存在ではないんじゃないか？
そんなことも考えつつ、
勝手に、正義の味方ぶっているのでした。
このインド旅行がきっかけで、
見えないものも信じつつ、
それを写真にも活かすようになるのです。
東日本大震災後に、
父親から㈱小貫写真館を追い出され、
あまりのショックに鬱になり、
友人やメンターのおかげで、
少しずつ立ち直ることができました。
その時のブログ↓
立ち直るきっかけになった一つが、
本田健から言われた一言。
"ヒッキー、一般の人に写真のセミナーやったらいいじゃん！"
一瞬自分の中で、
そんなの無理！
と思ったのですが、
すかさず健から、
"だって、ヒッキーから写真学びたいって人、
このコミュニティにもいっぱいいるはずだよ！"
と言われたのです。
私は、1996年に日本に戻ってきてからすぐ、
業界の中でセミナーをやらせていただけるようになりました。
その時やっていたセミナーは、
基本的にはプロ向けのセミナー。
ポートレートのライティングをベースに、
自分の会社の経営や人材育成、
そして、写真館としてどうあるべきかという精神論などを、
日本全国から講師として呼ばれ、
話してきました。
でも、一般の人に対して、
写真を教えたことはないのです。
ある程度、知識や技術がある上で、
さらに上手くなるためのセミナーをしてきたので、
一般向けには、どうしたらいいかがわかりません。
でも、その時は、
とにかくお金がないので、
お金をかけずに自分のできることと言ったら、
健の言う通り、
一般の人向けの写真セミナーしかないかー！
と納得したのです。
今までは、講師として呼ばれて、
セミナーをしていたので、
自分でセミナーを構築したことはありません。
ライフワークスクールのナビゲーターとして、
ライフワークスクールを開催したくらい。
今度は、ゼロから自分で構築しなければならないので、
どういう設計にしたらいいのか、必死に考えました。
時間はあるので・・・
これが、今でも続いている、
フォトグラファー養成講座の最初の一歩となるのです！
まずは、私がどんな考えを持って、
どんな写真を撮ってるか、
ほとんどの一般の人は知らないので、
よし、発信しよう！
と思いました。
でも、
メルマガがいいのか、ブログがいいのか、
自分でもよくわかりません。
写真も一緒に載せたいので、
その頃、少しだけ流行り始めた
Facebookで書いてみることにしました。
ブログのように書くためにはどうしたらいいか、
まずはFacebookを勉強します。
通常は、こう言う説明書のような本って苦手なのですが、
人間追い込まれると、必死になります。
樺沢先生のFacebookの本を購入し、
めっちゃ、勉強したわーー！！
そして、6月から、
毎日Facebookページでコラムを投稿しようと思い、
投稿を始めたのです。
これは、125日目のコラム(下にこのコラムの文があります)
それまで、文章を書いたことはほとんどありません。
ブログも書こうと思ったことはありますが、
まず続かないので、
文章は超素人！！
今読んでみても、
下手だなー、
と思いつつ、
とにかく、毎日書けば、少しくらい上手くなるかも！
文章下手でも、死ぬわけじゃないし！
くらいの感じで、
とにかく1年は続けようと決心し、
毎日書き始めました。
最初の頃のコラム 12日目
当時は、まわりから何言われようと、
平気だったんですよね。
だって、
それ以上に、自分の人生で、
大変な出来事が起こったわけなのですから・・・
よー、毎日書きました。
最初の頃は、400文字くらいしか書けなかったのが、
少しずつ長くなり、800文字、
多い時は1000文字以上、書けるようになってきました。
毎日書くと、
少しは進歩するんですよね。
また、最初の頃は"いいね"の数が、
10とか20しかなかったのが、
100,200,300、
とどんどん増えていったのです。
18日目のコラム
スタートして、9ヶ月がすぎた頃、
初めて、一般向けの写真講座をスタートすることになります！
それについては、
また明日お伝えします。
何が言いたいかと言うと、
人間追い込まれると
なんでもできる！
と言うこと。
自分の中で、
苦手だからできない！
と思っているのは幻想であり、
ただの言い訳に過ぎないのです。
だって、私だって、
文章書くの大嫌いだったし、
自分で、長いコラムなんて、
書けると思ってもいなかったのです。
毎日書くと決めたので、
とにかくどんな時も書きました。
断食しても書きましたし、
ハワイに行っても書きました。
八ヶ岳、広島、インド、カリフォルニア、
忙しくても、
旅行していても、
飲んで、どんなに遅くなっても、
毎日書くと決めたので、
毎日書いたのです。
私のことを知ってもらうため、
そして、
写真に興味を持ってもらうため、
と言う目的でしたが、
不思議なことに、毎日書いていると、
書かないと気持ち悪いし、
書くことがクセになっていくんですよね。
32日目のコラム。友人のひろさんの写真使いました。
フジコンでテーマ賞もらった写真です。
毎日書いていたら、
気がついたら、本になっているかも！！
なんて、淡い期待も抱きましたが、
それは実現しませんでした。
まあ、本を出すって、そんな簡単なものじゃないのは、
後から痛感します。
このコラムは、実質2年近く続きました。
最後は息切れてしまいましたが、
この時の経験は、今も生きて、
ようやく、家族の本を出版できそうです。
コラム書き始めて9年も経ってしまいましたが。
今でも、このコラムをたまに読み返してみると、
文章は下手でも、
思いがこもってるわー！
と、その時の気持ちが蘇ってきます。
一つ、125回目のコラムを載せますね。
(このブログの一番上の家族写真のコラムです)
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
"生まれてきた意味"
いきなり重いテーマな感じですね。
みなさんの"生まれて
と聞かれたら何と答えますか？
このテーマに関しては、一生かけて探す
ただ"生まれてきた意味"を考える
生きている意味にも通じますし、
しいては自分の
私は、"生ま
なぜこの両親のところに生ま
なぜこの家に生まれてきたのか、
なぜこの
などを考えたりします。
例
それでも
それだけではなく、
実は自分で選んでその両親のところ
それを考えることが、
自分
見つけていくことだと思ってい
重くなってきました。
ちなみに私が撮影しているブランディングフォトでは
このテーマをもう少し軽くとらえて、
撮られる人の夢を
本来の魅力を引き出すお手伝いをしています
ただもう少し深い部分では、
写真を通して、
自分の"生
見つけたりするお手伝いが
どういう意味かと言いますと
写真を通して自分のまわりの人や、
家族、両親、環境、
いろいろなものに感謝でき、
その上で、自分が
少しでも感じ
ということです。
私自身、もっともっと
今日の写真は、そんな自分の生きている意味でもある、私
とても感謝しています。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
粗いですねー。
でも、頑張ってる感、伝わってきます。
自分で言うのもなんですが。
この時のことを思うと、
自分で自分を褒めてあげたくなるのです。
あの時のスタートが、
今に続いているのです。
Facebookページで、
毎日コラムを発信し始めました。
毎日、書いていると、
読んでくれる人も増えてきました。
コラムをスタートして、8ヶ月が過ぎ
そろそろ、いいかなと自分の中で
ようやく許可もでき始めたので、
自分主催で、写真セミナーを開催することにしたのです。
とは言え今まで、他の人から呼ばれてセミナーをしていましたが、
自分主催でやるのは初めて。
なので、自分の中で、めっちゃめっちゃ抵抗がありました。
先輩から、
"あいつ生意気だな！"
とか、
"写真下手なクセにセミナーをやるなんてまだ早い！"
とか、
"本業をおろそかにして、セミナーなんかやっているのはおかしい"
など。
これらは、あくまで自分の心の中の声。
実際に言われたわけではありません。
こんなこと、言われるんじゃないかと思い、
ビクビクしていたのです。
とは言え、
やらなければ、
やっぱり生活も厳しい。
また、自分の中で、
写真の素晴らしさを多くの人たちに伝えたい！
と思っているクセに、
こんなところでつまづいてられないと思い、
ドキドキしながら集客をスタートしたのです。
集客は、ブログもメルマガもやっていないので、
案内はFacebookの自分のスレッドのみ。
どのくらいの人が来てくれるかわかりません。
こういう時って、
焼かれますねー。
自分の評価をされているみたいで。
2012年3月
フォトグラファー養成講座
ベーシックコース1回目。
なんと、
30名近くの申し込みがあったのです。
1回五千円です。
ありがたいですね。
2時間のセミナーの中で、
どのようにすれば、
みんなが楽しく参加できるかを
必死に考えました。
みんなが楽しく参加しながら、
えー、そうだったんだー！
初めて知った！
めっちゃいい感じに撮れた！
などと、嬉しい反応をしてくれて、
私もやっていてすごく嬉しくなり、
やりがいを感じたのです。
はじめる前は、
あんなに、自分の中に抵抗があったのに、
今は、セミナーをスタートして本当に良かったと思える！
と、感謝感謝でした。
それまで私は、
写真の素晴らしさを伝えたい！
と思っていたのですが、
あくまでも、写真を撮りに来てくれる人
に対してだけでした。
(今思うとね)
でも、写真を撮る人たち(フォトグラファー)も、
写真の楽しさ、素晴らしさを伝えることで、
私の思いが何倍にも広がることに気づいたのです。
写真の素晴らしさを伝えたい！
と言っているのは、
あくまでも、自分本意な考えで、
よかったら、自分のところに撮影に来てくれればいい、
と、邪な考えもありました。
でも、本来は、
写真の素晴らしさを、
日本全国に広げるためには、
少しでも多くのフォトグラファーの人たちも、
写真の素晴らしさを広めるつもりで、
撮影してくれるだけでいいのです。
なんでも、自分一人でやろう、
としすぎてたんですよね。
このセミナーをやってみて、
そんなことにも、気づいたのです。
このフォトグラファー養成講座ベーシックコースは、
全6回。
lesson1
小物を素敵に見えるように撮る
-ブログやFBに載せるかっこいい写真を-
lesson2
露出を知る
-自分の思った明るさで撮る-
lesson3
子供を撮る
-子供やペットを可愛らしく撮る方法-
lesson4
構図やアングルを学ぶ
-バランスよく見せる方法-
lesson5
綺麗な光で撮る(人物編)
-プロっぽい写真を撮りたい-
lesson6
アウトドアロケーション
-どこで撮影したらいいの-
毎月1回ずつ開催し、
半年で、ひとまわり。
このフォトグラファー 養成講座ベーシックコースを
DVDにまとめました。
今でも、販売しております。
少し前のものですが、
写真の基本をお伝えしているので、
勉強になりますよ。
もし興味があれば、
こちらのwebサイトをご覧ください。
https://www.photo-bliss.com/class_beginner/dvd.html
そして、半年後、
このベーシックコースの上のクラス、
アドバンスコースがスタートするのです。
つづく
6/16に、出版決定！！(1日間違えていました)
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Youtube"Hicky's Studio2020"も見てね！
"zoom映えレッスン#001"
https://www.youtube.com/watch?v=Hoamp_8TGdE
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是非とも皆様には、この写真集の写真とメッセージで、
少しでも心を癒していただけたらと思います。
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適当に直感で開いたページのメッセージは、
その時のあなたに響く言葉になっています。
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13泰夢誕生
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最後まで、お読みいただきありがとうございました。