―自分を許すー
令和になって頻繁に見聞きするように
なった“自己肯定感”というニューワード。
(実はずっと前からあるそうですが)
「今の自分に満足するな!もっと
頑張れ!まだまだ努力が足らん!」
という自己否定から始まる「昭和の
根性論」と共に時代を歩み、心の竹刀を
ビシバシ振り回しながら生きてきた私には
「自己肯定感」という言葉を聞いた時、
まったく
はい???
でありました。
昭和→平成ではあんなに愛されたはずの
根性論は、令和になってバッサリ切り捨て
られたわけで、
いきなり
「ありのままでいい、それだけで価値がある!
自分を好きになれ!」
なんて、ナルシストじゃあるまいし
そこまで価値観ひっくり返すなら、
一体どうしてそうなったかプロセスから
説明してくれないと我らオバハンには
理解できるわけがないと、同世代の友人と
飲みながらグダグダ話したこともあるくらい。
(そのあと、中田あっちゃんの自己肯定感を
高めるテーマの動画をシェアしたっけ。笑)
そんなモヤモヤの中、年末にオススメで
流れてきて何気なく観たYouTube動画が
すごく腑に落ちたのですが、それによると
(アベマニュースだったかな)
「自己肯定感」って元々日本で生まれた
概念でなく、アメリカの研究者が使っていた
「Self-esteem」という心理学用語。それを
日本のある大学教授が「自己肯定感」と
訳して広まったそうです。
この「esteem」、直訳すると
尊厳、尊重
らしいのですが、そもそもそれを
「肯定」とするのが日本人の感覚に
しっくりきてるかというと、ちょっと
どうだろう?とのことでした。
なるほどーーーー!!
なんとなくぬぐいきれない違和感が
あったのはそこだったかと納得。
「自分を肯定して」って言われたら
「うっ」となるけど、「尊重して」なら
ちょっとハードル下がる気がします。
「esteem」、何て訳したらもっと昭和
生まれの私に刺さるかな?って勝手に
考えてみたのですが、広義に捉えて
「許すこと」
と訳してみたらどうだろうと妄想してみました。
「Self-esteem」=「自分を許すこと」(仮)
自分には色んな強み、弱みがあるけど
全部含めて自分なんだし、傷だらけで
ダサいけど(←こういうこと言っちゃう
のが自己肯定感低めな証拠!)別に
いいよね、なんか人間臭くていいじゃん。
ってそんな自分を許す。
ん?案外しっくりくる!!
あと、自己肯定感を語る時によく
言われてるのが
「人と比べない」
うーんわかるけど、この社会で生きる限り
なかなかハードな課題。他の誰かと自分を
比べない人っています?
比べることに意味がないってわかっちゃ
いるけど、どうしても比べちゃうのが
人間の性。
そんな時も
「人と比べちゃう自分を許す」
決して“開き直り感情”でないことが
大前提ですが、イケてない自分を
「まぁしょうがないよね、人間だもの」
って許す。それでも許せない場合は
そんな許せない自分も許す。
そうすることで、自己肯定感を無駄に
擦り減らすことなく、少しは心穏やかに
過ごせるんじゃないかと思ってます。
私と同様に、自己肯定感低めだと自覚の
ある方、まずはそんなを自分を否定せず
心の竹刀はいったんわきにおいて
“許すこと”から一緒にはじめてみませんか
それではよい一日をお過ごしください!
お読み下さりありがとうございました ^^)
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