長いも鶏卵(鶏卵)
「長いも鶏卵」は青森の伝統料理のひとつで、
そうめんの上にあんこの入った団子をのせ、出し汁をはったお椀です。
そうめん→「鳥の巣」に、団子→「卵」に見立てて、『巣からの旅立ち』を表現しています。
昔から縁起の良い食べ物として、冠婚葬祭、結納、お正月などに食されていたそうです。
しかし、手間がかかるのと、若い人には味が合わないからという理由から、作ることが少なくなったと聞きました。
全国各地でもこういった昔ながらの料理がだんだん消えてしまっていることはとても残念ですね。
でも伝統料理には昔の人々の知恵や想いがたくさん詰まっていて、食べたこともないのに懐かしさを感じます。
青森の昔ながらの味を、お正月にいかかでしょうか?
※そうめんのしょうゆ味と団子の甘さの組み合わせが苦手かなーーという方は、お団子とそうめんを別々に楽しんでも良いかもしれません。
鶏卵型のお団子は長いもも入っていてもちもちした食感がとても美味です。
見た目も可愛くて子供にも大好評でした。
〔材料〕 5皿分
《鶏卵》(10個分) 《汁・具》
・長芋 125g ・そうめん→ゆでる
・白玉粉 125g ・しいたけ→千切り
・お湯(約48℃) 約1/2カップ ・三つ葉→3cmに切る
・あんこ 100g(10g×10個分) ・出し汁(昆布・カツオ節・しょう油、酒、塩)
・くるみ 適 量
〔作り方〕
《鶏卵を作る》
①長芋は皮をむき、さっと軽く塩をふって蒸す。
柔らかくなったら取り出し、熱いうちに裏ごしし、冷ましておく。
②あんこを10gずつ(1.5cmくらいの大きさ)に丸め、くるみを1片さしておく。
③白玉粉と①の長芋を合わせてよくなじませて、ぬるま湯を少しずつ加え、
耳たぶ位の柔らかさになるまでこねる。
④③の生地をピンポン玉くらい(20g)に丸める。
上から押して平らにしたらあんこをのせて、くるむ。
手の中でころがして卵形にする。
⑤熱湯に④の鶏卵をいれ、茹で上がったら冷水にとり、水気を切っておく。
《だし汁をつくる》
①鍋に水と出し昆布を入れ、30分から時間つけておく。
②①の鍋をそのまま火にかけ、沸騰する直前に昆布を取り出す。
③沸騰したら、カツオ節を一度に加え、すぐに火を止める。
④しばらく置いてカツオ節が沈んだら、ざるにキッチンペーパーをしき、こす。
⑤⑤の出し汁を鍋に移して、千切りの椎茸をいれて煮る。
⑥しょう油、酒、塩で味をととのえる。
※市販のめんつゆで代用出来ます。
《盛り付ける》
お椀にそうめんを入れてその上に鶏卵を2個並べ、出し汁を注ぎ三つ葉をちらして出来上がり。
種の準備 ①良い種を選ぶ
三月下旬、塩水選(えんすいせん)という作業で良い種と悪い種を選別します。
①塩を入れた水に種米を入れます。
すると、良い米は重いので沈みます。
浮いてきた身の入ってない米はザルですくって取り除きます。
②沈んだほうの良い米だけがが種になります。
最後に塩を丁寧に洗い流して次の②種の消毒
へ進みます。
へらい自然栽培米が出来るまで
へらい農園では、
「無肥料・自然栽培」という方法で米づくりを行っております。
この栽培方法は、木村秋則 氏と出会い、学んだものです。
ここでは自然栽培での米は、どうやってできるのか、
当農園での米づくりの工程と稲の生育の様子をご紹介いたします。
へらい自然栽培米ができるまで
1. 種の準備①良い種を選ぶ
②種の消毒
③芽だし
2. 苗づくり ①苗用の土を準備する
②種まき
③苗の生長
3.田の準備 ①ワラを風化させる
②秋の耕起
③春の耕起
④代かき
4.田植え
5.除草 ①田車で除草
6.稲の生長 ①一般栽培との比較
③稲の穂
④稲の開花
7.収穫 稲刈り
(天日干し「はざがけ」や「のづみ」)
8.新米販売開始 みなさまの食卓へ
へらい農園 は、「食が人を支える」を
モットーに日々勉強させていただいております。
みなさまの体づくりに少しでも貢献できたら光栄です。
お買い物ページ に、お試し3合送料込 の商品をご用意いたしました。
(お一人様1回限りの商品です。)
水と土と太陽の力で育ったお米を是非一度、お召し上がりください。