苗づくり ④水苗代(みずなわしろ)
水苗代(みずなわしろ)というのは苗を育てる方法の一つです。
田んぼの養分を吸収させるため、
苗を田んぼに直接置いて水を張ります。
こうすることで2~3cmしか伸びない苗の生長を促します。
もちろん、田んぼにも、肥料となるものを
一切使用しません。
自然栽培の苗は、
「自然循環」という観点から考えても、
「田んぼで育てる」のが一番理想的だと思います。
このように苗箱に空いている穴から
根がびっしり生えて、田んぼの養分を吸います。
肥料を使わなければ、近くに養分がないということです。
根は養分を探しに地中深くまでどんどん伸びるのです。
これが自然栽培の力強さです。
こうして苗が5cmになるまでの間に、
田植えのための 田の準備をします。