みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか。
私は今、愛知県の城下町、
岡崎市で日本の夏を満喫しています。
少し暑いですけどね。
私はここ岡崎市で育ちました。
6年間通った大樹寺小学校は、
徳川家康に縁の深い、
大樹寺の目の前にありましたから、
幼い頃から家康漬けでした
写生大会では、隣にある大樹寺の
山門(三門)か多宝塔を描き、
小2にもなれば、
家康の遺訓を暗記しなければ
なりませんでした。
人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、
急ぐべからず…
そんな城下町岡崎も、
おそらく他の町と同じように、
八百屋さんや豆腐屋さんが
徐々にスーパーに取って代わられたのが、
その遺訓を覚えていた小2の頃でした。
いろいろなスーパーが、狭い地域で
死闘の戦いをし撤退する店もある中で、
次に出てきたのがドラッグストア。
そしてコンビニもニョキニョキと
あちこちに出現しました。
私はその頃、街並みも人々の生活も、
利益を優先する企業によって、
振り回されているように感じていました。
地元で起こる潰し合いに将来はないと、
怒るティーンは憤慨していましたよ
さて、あれからウン10年、
某大手スーパーへ行ってみました。
広い店内、涼しくて、きれいで、
ちょっと目新しいものもあって、
気晴らしにいいかな的な場所
しかし
買いたい醤油はありませんでしたよ。
醤油ばかりではなく、
味噌も輸入大豆を使ったものばかりで
国産大豆を使ったものは2社だけ。
オーガニック商品は、と探すと、なんと
その某スーパーの自社製のものばかりで
なんとなく買う気がしませんでした。
それより、100%有機栽培ではなくても
しっかり自社の名前を出して、
長年、専門に頑張っているメーカーの
商品を買いたいなあと思いました。
そしていつもスーパーに行くと思うのですが、
ドレッシング類の多いこと多いこと。
また、豆腐よりも乳製品が圧倒的に多く、
醤油そのものよりなんとかダシばかり…
長女がスーパーでぽつりと言いました。
「ママが食べたらダメっているモノ多いね。
日本は安全かと思っていたのに。」
というのは、娘達には、
スーパーでの買い物の仕方を
幼い頃から教えているので、
商品の裏を見る習慣がついていることと、
今夏に至っては、
ラクトアイス禁止令
を発令したからなんです。
日本に行けば、ラクトアイス以外の
アイスクリームがたくさんあると
思っていたようです。
「初めから作らなければいいのにね」
長女Aがため息混じりに言いました。
また、日本人は、というかアジア人は
外資系が好きですね。
IKEAで家具を買い、スタバでお茶をし、
コストコで食料品を爆買いする…
政府も国際会議にBMWを使っていたり
一体どの税金で会議してるんでしょうね。
日本経済の停滞は、
確かに政府の舵取りのまずさもありますが、
日本国民の私達もう少し考えたらどうでしょう。
なぜコレを買うのかって。
一生懸命働いて稼いだお金をどこに使うか、
補助金が出るからと外国の電気自動車に使うのか、
メーカーの姿勢も理念も考えずに
ただ安いモノを買うのか。
岡崎の二十七曲がりとよばれた
かつての城下を通る東海道傍に、
私は若い頃、
アトリエを構えていました。
くねくねとした二十七曲りは
城下防衛と経済効果を狙った道です。
屈折の多い道筋に、店舗を並べて、
旅人たちにアピールしたわけです。
結果、
旅人たちはそこに留まりお金を使い、
東海道五十三次の中でも「岡崎宿」は
屈指の規模を誇る宿場町となりました。
日本国は経済的に、今、
世界でどの位置にいるのでしょうか。
先人から学ぶことはないでしょうか。
将来を見据えて戦略を練るリーダーを
望むだけでなく、私達も日々の生活で
何かできることがないでしょうか。
またコメントお待ちしています
残りの日曜日、どうぞ
素敵な時間をお過ごしくださいね