みなさん、こんにちは。
お元気でいらっしゃいますか。
わたしは元気です
(訊かれてないですけど
)
が、
メルボルンに住む義父が、
先日緊急入院しました…
定期的にメルボルンへ通っている夫が、
ちょうどいいタイミングで渡豪しまして、
病院に詰めたり、義母の世話をしています。
わたしの役割は、ここで家を守ること、
娘たちが毎日、元気に
学校に通えるよう、家を整えることです。





早速、前回の続きをしましょう。
今日は報道についての5回目です。
報道とは、言うまでもなく
人が人に発信する情報であり、
その人々が理解できる言語で
発信されます。
なので、地域ごとの生活や風習が違えば、
報道の中身も自ずと違ってくるでしょうし、
受け手のことを考えていない(と思われる)
記事もあまり意味ないですね。。。
(プロパガンダ記事は論外)

「深層?真相?その3」では、
取材し発信するのは「不完全な」人なので、
全くの中立的な報道は無理かもしれない、
ならば、
何を基準に報道するといいのか。
そして「深層?真相?その4」では、
中立が無理というなら、
報道するその動機は何か、
そういう基準はどうだろうか、
と書きました。
現代は、
新聞やメディアに所属していなくても、
誰でも発信できる環境がありますから、
ブログやビデオブログなどからも、
情報を得る機会がありますね。
下にご紹介するYouTubeビデオは、
動機も、何を伝えたいかも、
とてもわかりやすく、
ストレートに伝わってくる
番組かと思いました。
酪農家を助ける事業と思われている補助金制度、からくりがある。生産量の少ない牛などを一頭処分するごとに15万円補助金がでるが、最終的に全体としての生産量が増えたならその補助金は返さなければならないという仕組みがある。結局酪農家に生産量を減らせ、という制度。これで生産量を減らされた酪農家は15万円で本当に助かるのか?
7:20〜 国内の牛から絞るな、と言いながら、外国から乳製品輸入を増やしている日本政府。一方で国内で余った国産牛乳を廃棄する酪農家もいる。
11:58〜 この制度(をつくった農水省)は、将来長い目で見て(酪農家を)助ける気は全くない。目先のことしか考えていない、と発信者さんは発言しておられます。
上のことは、本来なら、
プロの記者が現場を取材し報道するべき
内容で、地域にとっても、国にとっても
一緒に考えなければならない大切なこと
かと思いますが、
そういうジャーナリストがいないのか、
取材するなと言われているのか
、
現場が、矢も盾もたまらず発信した、
と見受けられました。
わたしは個人的に、このお話を聞いて、
昨年12月末にMSで亡くなった友人の、
この言葉を思い出しましたよ〜。
「日本にMSがまだ少ないのは、
日本人が歴史的にヨーロッパの乳製品を
身体に入れていないからだよ」
(長くMSを患ってきた彼女が仕入れたMSの原因の情報から導き出した彼女の個人的意見-17年前)
下にご紹介するのも、
同じ発信者さんの別の番組です。
ここでは、発信する動機が
ご本人の口から語られています。
食と健康、食と安全について。
登場する石原さんは農家さんで、
プロのジャーナリストではありません。
でも、このように動機がはっきりし、
何を伝えたいのかがよくわかる発信を
されていらっしゃいます。
前回「なんじゃこれ」と形容した記事は、
そのどちら(動機と内容)もが、
うやむやだとわたしは思いました。
(その理由はこの記事の最後に記します*。)
事件の取材もしないで、
自分の書いた記事の裏もとらず、
新しい見解もなく、
“プロの”ジャーナリストを名乗る人が
世界にはなんと多いことか

自国が安定していないと、
こんな状況にも置かれることもあるかもしれません。
では、この「人に知らせたい!」
という動機はどこから来るでしょうか。
また、世の中のことに「何かおかしい」
と思うアンテナとは、
一体どこで作られるのでしょう。
教育や宗教がとても関係している、
と思われますか?
きっとそうでしょう。それに、
毎日聞く情報も関係しているでしょうね。
その上で、わたしは全ての基礎は、
家ではないかと思っています。
家がないという方の場合は、
地域となりますか。

発展途上国のインドでは、大都市ムンバイでも、この難民キャンプのような日常が、公共の道路上で繰り広げられていました。
そんなことを考えていましたら、
読者さまから、こんな
うれしいコメントいただきましたよ〜
「国籍いる、いらない」について
私は、まずは小さな目線からみて
一番身近な人達を大切に想う事
〜中略〜
そう考えていくと
家族→地域→国→世界へと繋がっていきます
この連鎖は、終わりがないと思っています
ありがとうございました

こんな危ない目には。。。できたら誰もこんな目にはあわせたくないですけど、少なくとも自分の家族は自分で守らねば、と思います。それには、安全で安定した国(地域)が必要です。
これを反対から眺めれば、
世界で起きていることの原因を
追っていくと、もしかしたら
家庭にたどり着く、
ということもあるかもしれませんね
報道と家庭、繋がりにくいですか
次回は、家(庭)について考えてみましょう。
まだまだ続きます。
みなさん、どうぞ
今日もステキな一日を
お過ごしくださいね

世代が代われば、地域は良くなるのか…。
*おまけ
前回の「なんじゃこれ」記事のなんじゃこれ解説
お暇な方は是非ご一読くださいませ。
まずこの記事のタイトルから見てみましょう。
イスラム国(IS)の赤ちゃんの死は誰の責任か。
花嫁の英国籍を剥奪した内相に批判集中。
→第一に、せっかく日本の方がお書きになった記事ですから、日本人と関係すると思われる、日本からISへお嫁に行く人はいるのかどうかを知りたいですね。
→この女性の3人目の子供が難民キャンプで死亡したことは悲しいことで、報道通り、子供に罪はありません。しかしながら、この女性の1人目と2人目の子供も、ご本人がおっしゃる通り死亡ならば、その死は誰の責任なのでしょうか。そこの責任は問わず、ですか? また、元々、IS兵士を増やすために英国から花嫁として行ったわけですから、2人の子供が実は生きている、という可能性を疑うことはしないのでしょうか?(特にジャーナリストなら?)実際に死亡しているのかどうか、裏はとったのでしょうか。みんながそう言ってるって❓ホントに❓
次に、記事から抜粋した文章の一部を見てみます。
難航するEU離脱を巡り、ナショナリズムが強まる英国ではシャミマさんの英国籍剥奪を支持する声が78%にも上っていました。
→EU離脱とこの女性の英国籍剥奪とは本当に関係あるのですかね、とまず思いました。
ご存知の通り、歴史的の長い期間テロに苦しんでいる英国です。EU離脱の前からだってこのような事件はありましたよ。この女性は、英国に住む家族の人生を酷く狂わせた上に(テロと関係していると疑われても仕方のない立場になったわけです)、同世代の女の子たち(中学生!)を動揺させ、国内で起きるテロの危険が増え…と、78%はEU離脱などより安全保障の方により関係しているのではないでしょうか。
難民キャンプで劣悪な環境に置かれているのはISの花嫁とその子供たちだけではないのです。食料や毛布、テントが不足し、摂氏3~4度まで気温が下がるのに暖房はありません。
→難民キャンプにはフツウ暖房設備があるのか、と、このジャーナリストに訊いてみたいものです。摂氏3〜4度まで気温が下がるのはシリアだけではありません。
難民キャンプでは、フツウ劣悪な環境下で女性子供が暮らしています。
15歳で「ISの花嫁」になったシャミマさんのケースをドラマタイズして報道するのは間違っていると思います。私たちはいま一度、シリア内戦で発生した難民問題を直視する必要があるのではないでしょうか。
(おわり)
→ここまで書いてきて、結論はなんだ???シリアの難民問題を直視する必要性か?
副題は以下。副題をつけた理由もわたしにはちんぷんかんぷんです。
ちなみにこの夫はテロリスト。どちらも拉致されてISに加わったわけではありません。自由意志で行ったのですから。
1。子供は苦しむべきではない
2。夫「妻や子供を連れてオランダに帰りたい」
3。誰も救いの手を差し伸べなかった
4。国籍剥奪で責任を他国に押し付ける英国
この女性と一緒に行動した一人は死亡、一人は行方不明、なぜこの女性だけ「自由に」難民キャンプに暮らし、偶然BBCの記者に見つけられ、と当時に子供が亡くなり、到底難民キャンプにいる人とは思えない服装でテレビに出演し、「わたしを英国に戻せば、テロリストの情報を提供でき、政府の役に立つ」と堂々と言うことができるのか。普通なら、身の危険を恐れませんか。まだ難民キャンプにいるのですよ。
もしあなたが英国政府ならどうしますか。
人権侵害で内相を更迭しますか?
それともこの人の後ろには誰かいる、と考えますか。





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