シンガポール在住、

つづれ織り作家の

シャーマ佐知世です。

 

 

私の仕事であるアートの話題と、

インド系の夫と、

2人の子どもとの暮らしについて

発信しています。

 

 

くわしくはこちらをご覧ください。

https://profile.ameba.jp/ameba/hedgehog-2020/

 

 

 

 

みなさん、こんにちは。

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

先週、またひとつ命が

この世を去りました。

 

 

 

 

2年前、わたしはここで

ロシア政府による同氏の

不当勾留、不当裁判について

こう書きました。

 

 

非武装の子供や女性の命が

地上から消えていくという、

このウクライナの現実

 

 

そんな中で、一昨日、

アレクセイ・ナヴァリヌィ氏の

不当裁判の判決がありました。

9年の禁固刑だそうです。

 

 

 

 

東京裁判も然り、いつの時代も、

とんでも茶番をまともなこと

のように報じるメディアと、

それをそのまま信じる民がいます。」

 

 

 

 

 

 

人のについて考える時、

ナヴァリヌィ氏のように

言葉通り命をかけた戦いで殺害され、

この世を去る人がいる一方で、

 

 

自身で命を絶ってしまう、

せっかく授かった命を、

自ら絶ってしまう人もいます。

 

 

中でも日本は、

自殺する人が多い国だそうです。

こんなに恵まれた国なのに、です。

 

 

 

 

 

 

先日、粋塾という、

愛知県に本部のある

自立支援施設の動画を見ました。

 

 

いじめが原因で中学2年から不登校になり、ひきこもりになったユウキさん。縁あって粋塾に入り、20代後半、卒業式を向かえられました。笑顔がとても素敵なユウキさんです。

 

9:15〜 ユウキさんはどうして引きこもりになってしまったのか。それがわかるための例としての水の話。コンビニで売っている100円の水も、所かわって高級ホテルで買うならば、その値段は何倍にもなる。モノは場所、環境によって価値が変わる。

 

11:10〜 人生はいろいろなことが起こる。どんなことが起きてもそれがいいか悪いかを決めるのは自分。嫌なことが起きても心配しなくていい、何があっても絶対大丈夫、と言ってもらえるほどになったユウキさん。

 

17:20〜 弟さんからの卒業お祝いメッセージ。小学5年生の時、家に帰ると兄が家具を壊し、壁にはケチャップ、ソースなどが飛び散っていた。優かった兄は、その日から母親を殴る蹴るという兄へと変わった。その後、その兄を経済的に支えてきた自分は、なぜ自分がそんなことをしなければならないのか、その理由を考えた。しっくりくる答えが見つかった。

「前世、または全前世で僕はユウキにとんでもない大きな借りがあるんだと気づいた。だから僕は今世、その借りを生涯かけて返していこうと決めた。」

 

 

前回の記事に登場した大愚和尚さんは、

人生の、生きる意味はない

とおっしゃっていました。

突き詰めていけばそうなのでしょう。

 

 

でも人は、

それでもその意味を求めて、

時に自分を責めたり

または人を責めたりして、

その答えを見つけようとします。

 

 

見えなかったユウキさんの価値。

 

 

母親を罵倒し、泣かせていた男が

今は、皆から優しい、尊敬している、

と言われる男になりました。


 

 

 

 

生きるって、

難しくて、単純で、

哀しくて、楽しくて、

そして刻一刻と

自分の死に向かうこと。

 

 

だからといって怖がることもなく、

大愚和尚さんがおっしゃったように

なぜ死ぬのか、なぜ生きるのか、

そこに意味はないのです。

 

 

毎日を淡々と過ごし、

家族や友人を大切にし、

隣人を愛す。

子供が自立できるように躾け、

命を繋いでいく。

 

 

長くて短い人生、

いろいろなことがありますが、

この世に生を受けたこと、

有難いことと感謝しています飛び出すハート

 

 

宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤宝石赤

 

 

みなさん、

今週も一週間おつかれさまでした。

どうぞ、ゆっくり休まれて、

楽しい週末をお過ごしくださいねハート

 

 

 

 

★インスタグラムしています。こちら