こんにちは。しもじんこと、PR現代 の下島です。


今回は、6月に発売された、日経クロステック編『アフターコロナ 見えてきた7つのメガトレンド』-非対面経済の全貌-(日経BP、2020/6/2)というムックが紹介している、アフターコロナ社会の「7つのトレンド」を整理しておきたいと思います。

 

ウィズコロナ、アフターコロナのときに、社会はどのように変化しているのか、日経関係の専門記者がまとめた7つのメガトレンドです。

 

言われてみればそうだよねとか、やっぱりその方向かという内容だと思いますが、自社の今後の経営戦略を考えるうえで、やはり抑えておいきたいポイントだと感じました。(詳細は本書をご覧ください)

 

1:分散型都市

(拠点は集約せず、グローバルに分散。食べ物やエネルギーは地産傾向へ)

 

2:ヒューマン・トレーサビリティー

(人々への追跡・行動経路の見える化)

 

3:ニューリアリティー

(オンラインが揺るがすリアルのあり方。オフラインとオンラインの境界線が曖昧になる)

 

4:職住融合

(経済の効率性、労働環境の適合。オフィスと住宅が再開発される)

 

5:コンタクトレステック

(「三密」回避を実現するテクノロジーの台頭。遠隔サービスが5Gの普及で加速化。タッチレス操作)

 

6:デジタルレンディング

(融資手続きのオンライン化。与信に関する事務処理やコミュニケーションコストの削減。顧客に最適かつ迅速にローンを提供)

 

7:フルーガル・イノベーション

(従来のサービスや製品を再設計して、新たな価値を生み出すこと)

※フルーガル(質素、倹約的)・イノベーション」とは、最少の資源とコストで、最大の価値を機敏に生むイノベーション:参考「ハーバードビジネスレビュー『フルーガル・イノベーション:最少の資源で最大のインパクトを生む』

 

 

日経クロステックは技術者やビジネスリーダー向けの技術系デジタルメディアです。 全5章で構成され、前半の2章はドキュメントとタイムラインで、ここまでのコロナ危機を紹介。後半の3章は今後の展望について。第3章は自動車、電機、金融・フィンテックなど業界別にコロナ危機の影響を分析。第4章は企業人や政治家、有識者らキーパーソン31人へのインタビューです。

 

今回ポイントを紹介した第5章が編集部による今後の経済社会・技術展望で、「7つのメガトレンド」となっています。

 

同書では「新型コロナは、企業の従来型の事業を見直す契機」としています。まさしくいまそのような状況になっています。

 

変化の時に成長するのか、下降するのか、価値を再開発するためのチャンスとすべき時がきています。