こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。
 

今回は、ウェブ集客に関するいくつかの基礎的なポイントをまとめましたのでご紹介いたします。特に弊社の顧問先である各地域の宝飾店、時計店、眼鏡店、呉服店、寝具店さんにおける実績から抽出した基本かつ大切なポイントです。

 

ウェブ活用10の基礎チェックポイント(専門店編)

さて、皆さまはいくつ○がつきますか?(合格しますか?)

 

【1】googleで「商品名+地域名」を検索したとき、自店が上位3位以内に表示。

 

【2】googleマップで「商品名+地域名」を検索したとき、自店の写真入り紹介が表示される(上位3位以内)。

 

【3】HPのユーザー数、セッション数、ページビュー数が前年比で伸びている。

 

【4】電話、メール、LINEでの問い合わせが前年比で増えている。

 

【5】LINE公式アカウントを開設し、友達数が順調に増えている。

 

【6】LINE公式アカウントを、1対1の納品連絡以外でも活用している。

 

【7】催事や新商品の案内をWEBやLINEで行っている。継続している。

 

【8】グーグルアナリティクス分析を毎月確認している。

 

【9】検索連動型広告(リスティング広告)を活用している。

 

【10】ウェブ担当チームをつくり運用を計画的に行っている。


★8つ以上該当するようでしたらほぼ合格(青信号)です!

 

WEB集客の実践力の向上を目的として

最近は、新規客づくり、また催事の予約勧誘などにおいても ホームページやLINE公式アカウントなどの活用は不可欠となりました。

 

そこで、PR現代では、

『これから本格的にWEBで集客、売り上げを伸ばしたい』
『まだまだもっとWEBを活用してみたい!』
『個別サポート契約をしていないので、WEB運用は習慣化できていない』

という宝飾店の皆さまを対象に「オンラインでの無料相談(30分)」を行っています。

 

正直なところ、WEB運用においては、お店によって大きな格差が生まれているのが実情です。

 

もしこの『ウェブ活用10の基礎チェックポイント』で、5つ未満という状況でしたら、すぐに弊社の担当までお気兼ねなくご相談ください。


本当は1つでも該当していないようでしたら、今の時代、ウェブマーケティングに対する取り組みの見直しが必要です。

 

 

 

JMG『WEB塾』2023年11月スタート!

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。

今回は、弊社編集部発行の『着物手帳』に関する話題です。

 

『着物手帳』大口予約注文を開始!

 

このほど、PR現代 着物手帳編集部では、和の生活マガジン花saku別冊

『着物手帳2024』の大口予約受付を開始いたしました。

 

 

今回は、新潟県十日町の老舗染織メーカー「吉澤織物」さんとコラボした

「吉祥紋様」がテーマとなっています。

 

手帳をお持ちいただく皆さまに、より多くの幸せが訪れることを願って

四季折々の吉祥紋様柄を配しました。

 

・きもの好きなお客様へのプレゼントに

・年末年始のご挨拶に

・着付け教室の生徒さんへ

・振袖ご成約のお母様・お嬢様へ

・おでかけイベントのお土産に

・社員さんのきもの知識の向上に

 

お客様とのコミュニケーションツールとして、社員教育ツールとして、ぜひお使いください。

 

手帳やカレンダーは企業PRの有効ツール

 

『着物手帳』に限らず、手帳やカレンダーは企業PRにとても役立つツールです。それはお客様の手元で長く使っていただけるノベルティだからです。

 

一年というロングスパンで企業を印象に残してもらえるツールはなかなかありません。手帳、カレンダーを用いた企業PRは、ブランディングにおいてとても重要なツールです。

 

 

『着物手帳2024』の活用方法

 

・きものに関する便利な情報(つくり編・おでかけ編・お手入れ編)が満載です。

・きものTPOや衣替えカレンダーなども掲載。

・各月のおすすめの文様が載っているので、きもの選びも楽しくなります。

 

【20冊以上は割引あり】

 

『着物手帳2024』 A6サイズ 180ページ

定価:1冊1,250円+税

 

詳しくは下記ページよりご確認ください。

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https://pr-g.jp/publication/tetyo2024

 

 

◆お申し込みはこちらから◆

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※Amazonでの一般発売開始は10月4日(水)を予定しております。

 

 

 

 

 

 

 

写真はイメージ

 

こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。

今回は、専門店マーケティングの基本中の基本のことについてお伝えします。

 

その基本のキとは、専門店マーケティングを進める上での基本となる「5段階システム(PR現代)」についてです。

 

「5段階システム(PR現代)」は、専門店マーケティングの基本ステップ

 

なぜ、今頃そんなことを? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の専門店経営者(老若男女を問わず)の中に、実はこの基本的なことをおろそかにしているケースが散見されるからです。

 

「5段階システム(PR現代)」は、当社創業期の時代(創業者:大下禮敬)に、現場での実践事例をもとに1980年〜90代に確立した、専門店マーケティングの基本ステップです。

 

その5つとは下記のとおりです。

 

1:市場分析・調査による商圏設定 

2:マーケティング戦略・戦術の確立

3:年間催事計画の立案 

4:個別催事計画の立案

5:効果測定

 

ここではそのポイントのみを箇条書きで紹介します。5つの各項目は当時のままですが、チェック項目は現在の状況を加味して改訂しています。

 

もし、この5段階をないがしろにしているお店がありましたら、ぜひ点検されることをおすすめいたします。

 

1:市場分析・調査による商圏設定 

✅自然商圏を把握し、その上で計画商圏を明確にする

✅計画商圏では、リアルの商圏とウェブを用いた戦略商圏を明確にする

✅市場の今後の可能性について考察する

 

2:マーケティング戦略・戦術の確立

✅自店の主力客層を明確にする(年代、男女、ライフスタイル、ニーズ・ウォンツ等)

✅主力商品を明確にする(主力商品5品目)

✅リアルとウェブの融合戦略・戦術を組み立てる

 

3:年間催事計画の立案 

✅ホームラン、ツーベース、ヒット企画の年間スケジュール化

✅各催事のテーマ・コンセプト・対象客の明確化

✅ウェブでのキャンペーン・連動性の明確化

 

4:個別催事計画の立案

✅販売会(展示会・奉仕会・処分会)の個別立案(予算、テーマ、スケジュール等)

✅非販売会(パーティー、お出かけ・旅行会等)の立案と販売会との関係性の明確化

✅催事成功の5原則を実行する

 ①意味・目的の理解

 ②目標の共有

 ③見込み客の個別設定

 ④個別コミュニケーション

 ⑤確認販売の実践)

 

5:効果測定

✅催事期間中の日別売上高、来場客数、買上客数、客層分析

✅商品分析(人気ベスト10、ワースト10)

✅広告・集客分析、総合判断(成功要因、失敗要因、改善点、今後の展望)

 

 

まとめ

これらの5項目は今となっては実に当たり前のことですが、特に売り上げにおける催事の占める割合が多い店の場合、これは時代を超えて実に重要な計画施策です。毎年絶対に欠かすことはできない計画サイクルとも言えます。

 

このサイクルを回す時に大切なのは、社員一丸となれる情報の共有化、仕組み化です。この夏、オーストラリアとニュージーランドで開催されている、女子ワールドカップ2023における日本チーム「なでしこジャパン」でのチーム一丸となった取り組みと活躍を見ていてもその大切さがとても強く感じますね。

 

がんばれなでしこジャパン! 日本のすばらしき専門店!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。

 

今週は驚くようなニュースが入ってきました。

 

中古車販売大手ビッグモーター(東京・港)の保険金不正請求問題です。

 

 

 

 

 

この問題から感じた私が学ぶべき点がいくつかあったので整理しておきたいと思います。

 

1:「顧客」と「社員」にこそまず謝罪すべき

 

報道では、この件の主な問題点として「保険金が不正に請求され保険会社は被害を被った。また、日本社会全体で保険料が割高になり自動車保険を利用する国民全員の負担増につながっている」との指摘が大部分を占めています。

 

しかし、1番迷惑しているのは間違いなく「お客様」と「社員」です。損得はお金の問題だけではありません。自分は知らなかったですまそうとする厚顔無恥ぶり。会社ぐるみで社員に不正を強要してであろうなんて、顧客や社員にしてみたら人間不信・社会不信にもつながりかねない大ごとです。

 

この前社長がまず詫びるべきは「お客様」と「社員」です。またそこを強く指摘しない多くのマスコミやコメンテーターへも大きな違和感を感じました。

 

 

2:日本型企業の問題ではなく、社長・幹部の人間教育の欠如

 

TVのコメンテーターの中には「企業ガバナンスの欠如、これだから、トップダウン型の日本型経営は問題だらけ」との声も多いようですが、私の感じ方はちょっと違います。

 

制度の問題以前に、社長・幹部(特に同社の場合は副社長)の人間教育の欠落だと感じます。謝罪会見に副社長の姿はありませんでしたね。社風を作る1番の大もとは社長、副社長、幹部です。

 

マスコミは前社長の裕福な暮らしぶりを取材、報道したりしています。たしかに大きな財産を築いたかもしれませんが、商売の基本(CS/ES経営、三方よし経営)をあまりにも実行、体現できていない点に大きな衝撃を受けました。

 

 

3:社員教育の前に、社長教育・役員教育が大切

 

社員教育やガバナンス制度づくりの前に、社長自身の人間教育と幹部教育がとても大切だということを強く感じます。私が見習ってきた経営者の方々は、皆そこがしっかりしていたように思います。CS/ES経営の根幹は自分自身のものの見方・考え方・言動・行動にあるということです。


経営理念の実践は「社長、副社長などの身内からはじめよ!」が鉄則です。社員教育も幹部教育からが鉄則です。現場の社員、スタッフは、自分たちの代わりに手足口となって営業活動に励んてくれていると、自戒をこめて社長や幹部は心底思った方がいいです。

 

ちなみに弊社では2020年に役員心得を改めました。これまでも役員心得はあったのですが、社長と一心同体、一蓮托生的な内容が主題だったので3年前に見直しをしました。

 

役員心得も社長から実践しないと伝わらないものなので、よくこれを確認し日々業務にあたりたいと思っています。

 

<PR現代 役員心得 2020>

①「感謝」して人を活かす。

②「感謝」される仕事をして顧客の信頼を集める。

③「感謝」して協力してくれる味方をつくる。

④ 「感謝」「感謝」「感謝」を胎に落とし、成果の出る(永続性のある)「事業部体制」をつくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。

 

今回は拙著『ザ・ネクストショップ』で紹介していた「ネクストショップ・7つのアクション」をご紹介します。

 

その理由は、コロナが明けたことにより、お客様が旅行や外出などに志向が傾き、来店客数が減っていたり売り上げが落ち込んだりというお客様の声を耳にすることが多くなったからです。

 

下記の7つのアクション項目から「これだ!」と思うものがありましたら、ぜひご参考いただけましたら幸いです。

 

 

1: 店の主体性−コーポレートスローガンを明確にする

 

明快なスローガンが社員の共感を呼び、顧客の吸引力となります。どこを目指すのか、どこに向かっていくのかを、社員だけでなく、顧客や地域にまで公表するのがコーポレートスローガンです。

 

理念をコーポレートスローガンとして社内外に公表し、このスローガンのもとに社員も関係先もスクラムを組んでビジョンの達成や顧客満足の徹底に取り組んでいるか確認しましょう。

 

<ポイント>

□経営理念・コーポレートスローガンを共有する

(社内外に共通して発せられる、大志、思い、夢、高邁な目的意識)をコーポレートスローガンにし現場で生かす!

 

 

2:魅力ある商品、看板サービスを提供する

 

 「○○を買うならあの店」「○○のことはあの店にまず聞いてみよう」という店の看板となる商品、サービスを明確にした店は強い印象を生活者に残します。

お店の看板となる戦略商品を明確にし、それに磨きをかけることで顧客を誘因するパワーをもつことができます。

 

<ポイント>

□圧倒的な強みとなる商品、サービスを一つ明確にしよう!

 ①店の強みを伸ばす ②顧客の要望をつかむ 

 ③時流に合わせてリニューアルを怠らない

 

 

3:プロフェッショナルを育成する

 

家族や知人を紹介したくなる店につながっています。専門分野を極め、顧客への対応や、ワークショップ、セミナー、次世代の顧客を育成するための啓蒙イベントなどを開催できるための人材育成をないがしろにしていないか確認しましょう。

 

<ポイント>

□顧客の要望、悩みに気軽に相談にのれる専門家を育成する

 ①催事の開催ごとに知識を習得 

 ②商品ジャンルごとに得意分野を持たせる

  ③各種資格の取得・活用

 

 

4:名物催事をバージョンアップする

 

問屋任せではない自社の独自性のある催事を展開することで店の文化度が上がり、知名度も高まりストアブランド力が向上します。

 

催事は問屋から借りた商品を展示販売する委託販売会ではありません。顧客に感謝し商品の楽しみを伝える文化度の高い客づくりの場(祭り)づくりにあらためて取り組んでみてはいかがでしょう。地元のマスコミにも大いに活用すべきです。

 

<ポイント>

□店の名物催事を企画し継続開催する。新たに生み出す

 ①奉仕会 ②展示会 ③処分会

 

 

5:地元貢献を強化する

 

「商品の良さ」「適正価格」を当然のこととし、さらに「地元貢献」「社会貢献」を継続している店が顧客や社員から信頼を集めます。共感をもたれ、また尊敬されるくらいの実績づくりを繁盛店は続けています。

 

<ポイント>

□地元への貢献に積極的に取り組む

 ①地場、特産を活かしたものづくり

 ②地元で活躍する方とのコラボ

 ③地元の美化、文化活動への貢献

 

 

6:ウェブからの来店購入を高める

 

小売りのEC化、エンターテイメント化が進む中、価格的な面で安易に安売りに走るのは危険です。専門店である以上、基本的にまずはラグジュアリー(ぜいたくさ)を訴求する質の高さを伝えたいものです。

 

安売りに走っても長期的なリターンがある時代ではありません。購買動向のEC化率が高まる中、リアルの魅力化とまずはウェブから来店客を増やす具体的な対応が大切です。

 

<ポイント>

□ホームページからの来店予約があるような魅力づくり、仕組みをつくる!

 ①ユーザーと店をつなぐ特定キーワードの抽出

 ②会社案内型ホームページから見込み客発見型ホームページへ

 ③各種機能の改善と運用実行、効果測定による改善

 

 

7:ウェブとリアルを融合して店のイメージアップをはかる

 

ウェブの効果は、来店購入を増やすだけではありません。ストアイメージを向上させる重要なメディアです。店舗、広告そしてウェブによるストアイメージ戦略が店の未来を大きく左右する時代です。イメージ戦略としてもウェブは大いに活用すべきです。

 

<ポイント>

□ウェブとリアルを融合して店のイメージアップをはかる!

 ①店舗×ウェブのイメージ統一

 ②SNS、情報誌と連動した情報拡散

 ③地元のマスコミ等へのニュースリリースの配信

 

 

まとめ

「ネクストショップ」に取り組んでいる経営者は「理念経営」に挑戦し、社員、顧客と心を一つにしながら、ダイナミックに未来をつくろうとしています。これからの生涯顧客をつくるために「7つのアクション」をあらためて点検し、信念をもって取り組んでいただくことを心から願っています。

 

 

図 ネクストショップ「7つのアクション」

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、PR現代 の下島です。

今回はどちらかというと消費者の皆さんへ、時計や宝石、メガネ、きものなどの修理、お手入れに関する話題です。

 

 

修理に対する二極化現象

 

弊社のクライアント(主に専門店さん)では最近、修理に関してその取り扱いについて二分されてきています。

1つはさまざまなスキルアップや体制づくりなどをもとに修理部門を強化しようというお店。もう1つはさまざまなリスク回避の観点から自社販売品以外の修理は今後は受けないというお店です。

 

 

修理はサービス業務ではなく、高いのは当たり前の世の中に変化

 

弊社では修理を行っているお店へ対して、今後も持続可能性の高い事業を目指していくなら「修理に関する自社ガイドラインを作ること」、そして「修理代金もきちんと見直しを行い、正当な範囲で値上げすべき」ということを伝えています。

 

世間ではブランド商品の価格改定が相次いでいます。物価高の時世、ある意味必然となっています。しかしサービスに関する料金は依然として従来のままという会社が少なくありません。しかし職人の安定雇用や生活の保障のためには修理料金も商品同様に価格改定のタイミングなのです。

 

オンラインショップは商品の購入は便利ですが、修理を依頼するとなると消費者も大きな手間と時間を要します。購入はEC、修理については町の時計屋さんや宝石屋さんのほうが近くて便利、親切ということで利用するのかもしれません。

 

消費者は自己の利便性で選択する権利を有しているわけですからそのことに文句を言っているわけではありませんが、行きつけのカフェやレストラン、ブティックのように、修理を利用される方は地元の修理店にも愛着と敬意をもって利用して欲しいと思うのです。


なぜなら、リスクの高い分野である修理を多くの店ではかかる責任や手間などに比較してそこまで高い利益をとらずに対応しており、購入への御礼の意味や販売側としての責任の大きさから行っている部分が大きいからです。

 

もちろんビジネスですから損得勘定のうえで行ってはいますが、本当にリスクが高い分野が修理なのです。

 

 

修理や下取りについて相談にのってくれる店にリスペクトを!

 

通販で買った商品のサイズ直しができないか? 時計の電池交換ができないか? 修理・リフォームができないか? 下取りはできないか? との多くの相談が入る弊社の顧問先があります。お客様に聞くと「他所では断られた、ご近所だから」という方がほとんどです。また本当に遠方から、日本全国から修理の相談がある店もあります。

 

相談に乗ってくれる地元のお店があることが実は「本当にありがたいこと」。そう感じてもらうことがとてもありがたく店の励みとなる大切な価値観です。そして修理人をリスペクトする心をぜひ持ってほしいと思うのです。 

 

できて当たり前と思わないといただきたいのです、言いたいことがある場合はGoogleの口コミに書く前に(もちろん書いていただいて結構なのですが)、その店の店主にきちんと直接意見を言ってほしい。お店の体制作りを育ててほしい、そしてできればその店のことをもっとよく知っていただき、できたらぜひファンになってたびたび利用してほしいと願います。

 

小売業のマーケティングやWEB制作&アドバイスをしている当社が言うのもなんですが、修理を請け負っている店は顧客への責任と販売店としての誇りをかけて真摯に修理という仕事に取り組んでいることを理解していただけたら店にとってこんなにやる気が出て幸せなことはありません。

 

『修理や下取りについて相談にのってくれる店は尊い!』社会的価値のあるお店だと最近特にに感じます。

 

そしてお店においては「顧客サービスの一環として行っていた修理に関する料金体系を一度見直し、職人の誇りと生活を保障し責任をもって行える体制づくりに着手すること」が実は長い目で見た時に信頼を勝ち取る近道であることを理解していただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、(株)PR現代 代表の下島です。
 

今回は、先週に続き、映画『二宮金次郎』関連の話題です。その『二宮金次郎』の社員研修用DVDパックに付属されている小冊子『二宮金次郎の世界』より、金次郎の仕事術を紹介します。

 

<前回のブログ>

 

 

二宮金次郎の仕事術とは?

映画『二宮金次郎』に登場している仕事術が小冊子では4つ紹介されています。

 

 

1:「分度」で数値を「見える化」し、根本から改善

「自分の収入の範囲内で生活し、余剰は投資しなさい」
当時の農民は無計画に日々を暮らし、家計簿をつけない。その農民に「分度」を立てさせ生活を変革させていった。分度とは収入の範囲内で支出限度を定めて生活することを指す。それは農民の家計を「見える化」したともいえる。藩や国レベルでも応用すべきと金次郎は考えた。

 

 

2:チームビルディングの秘訣は、「村民投票」と「表彰制度」にあり!

「あなたは他の物に抜きん出て、丹精の働きをしました」

善行者の表彰を盛んに行ったが、農民相互の投票制度として、やる気を奮い立たせた。さらに褒美として、農具や馬や牛まで買い与えたが、それは金次郎の私費であり、それを知った農民たちの心を強くつかむ。

 

 

3:ファイナンシャルプランナーとして1人ひとりのやる気を引き出す!

「五本の薪を三本でやるようにしなさい。二本は私が買い上げます」

借金を申し込んできた女中には、ただのお金を貸すのではなく、倹約が確実に利益を生むこと、その楽しみにも気づかせた。「薪五本使っているなら、三本に。二本は私が買う」「釜の底の焦げをこすり落とし、火が通るようにしなさい」と伝える。

 

 

4:徹底した現地調査とデータ主義

「桜町領の現状を調べ、目標とする収穫高を提示する」

金次郎の厳密な調査に基づいた、目標数値設定には力強い説得力があった。例えば桜町領では過去の年貢帳を分析し、復興計画を提出した。その際、年貢4,000俵から2,000俵への引き下げを実現したが、当時としてはありえない画期的なことだった。

 

 

影響を受けた多くの経営者たち

 

二宮金次郎に影響を受けた経営者は数多いといわれています。本小冊子では下記の方々が大きな影響を受けた人物して紹介されています。

 

⚪︎ピーター・F・ドラッカー

⚪︎松下幸之助

⚪︎土光敏夫

⚪︎御木本幸吉

⚪︎渋沢栄一

⚪︎安田善次郎

 

二宮金次郎(尊徳)の行い・教えには、リーダーシップ、チームマネジメント、会社の復興・発展に必要な多くの示唆が込められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、しもじんこと、(株)PR現代 代表の下島です。
 

今回は、完成から5年を経ても各地で上映され、今静かな話題となっている映画の話題です!

 

映画『二宮金次郎』(五十嵐匠 監督作品)

映画『二宮金次郎』(五十嵐匠 監督作品 /2018年ストームピクチャーズ)が各地で上映され、静かな話題となっています。

 

 

 

 

実践人の家間等読書会で共同購入した社員研修用DVDをお借りして、
先日弊社では株主総会の後、社内鑑賞会を役員で行いました(上映時間:113分 )。

 

 

最初は約2時間、ずいぶん長いと思いましたが、

予想以上に感動し、映画としてもとても面白かったです‼️


その時の舞台挨拶の模様も面白いです(2018.10.13 小田原)。

 

 

 

今回、社内研修会で鑑賞できたのは、弊社も法人会員として加盟している、一社)実践人の家 関東読書会で『社員研修用DVD(98,000円)』を共同購入したからです。

 

至誠、勤労、分度、推譲、積小為大、一円融合

至誠、勤労、分度、推譲、積小為大、一円融合という二宮金次郎(尊徳)の実践哲学をわかりやすく、感動的に描いた作品は、多くの経営者、経営幹部、部下をもつ社員の方だけでなく、ご家族の皆さんにもおすすめしたい作品です。

 

チームワークのための共通の話題や組織づくり、リーダーシップのヒントが得られる作品です。

 

上映スケジュールはこちら。

 

オフィシャルサイトでは、地域での上映希望も受け付けているので、ぜひ問い合わせなさってみてください。

 

地域での上映希望はこちら。

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、PR現代 代表の下島です。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

今週は、今読み深めている、おそらく多くの経営者にとってとても面白いと思われる本のご紹介です。

 

 

『理念経営2.0 』 会社の「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ(著:佐宗 邦威)

 

その本は、『理念経営2.0 』 会社の「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ(ダイヤモンド社)。著者は、佐宗 邦威(さそう くにたけ)さんです。

 

この本は経営理念に関するハウツウ本としてだけではなかったのがまず驚きでした。

 

佐宗さんの会社がコロナ禍においてリモートワークを取り入れたとたんにこれまで一緒にやってきたベテラン社員が次々と辞めていく苦悩をかかえ、何か足りなかったのか、今後どうしたら良いのかなどの背景を描いてある読み物としてもたいへん興味深い内容です。

 

この会社では企業理念はこれまで何回も作ろうとしていたそうですが実はなかった!と著書の中に記されています。

 

佐宗 邦威さんは、株式会社BIOTOPE代表/チーフ・ストラテジック・デザイナー
多摩美術大学 特任准教授で、P&Gマーケティング部で「ファブリーズ」「レノア」などのヒット商品を担当後、「ジレット」のブランドマネージャーを務めました。

その後ソニーを経て、戦略デザインファーム「BIOTOPE」を創業。

企業・組織のイノベーションおよびブランディングの支援を行うほか、企業理念の策定および実装に向けたプロジェクトに関わった方です(Amazonの著者紹介より抜粋)。

著書にベストセラー『直感と論理をつなぐ思考法』(ダイヤモンド社)、『世界のトップデザインスクールが教える デザイン思考の授業』(日経ビジネス人文庫)、
『模倣と創造』(PHP研究所)などがあります。
 

 

一方的に浸透させる「社長の誓い」(=理念経営1.0)から問いかけて触発する「みんなの物語」(=理念経営2.0)へ!

 

「理念経営2.0」という名称ですが、著者は理念経営1.0と2.0の違いを次のように述べています。

 

理念経営1.0が創業者や組織の「答え=正解」を示すものだったとすれば、理念経営2.0の確信は「問い」にあります。

 

企業理念がすぐれたものであるかどうかは、それがその会社のすべてのステークホルダー、とりわけ社員に対する「問い」として機能するかどうかにかかっています。

 

働く人たちの主体的な語りや探究が生み出されているなら、その企業理念はまちがいなく会社の経営資源になってくれています。

 

これからの経営者に求められているのは「みんなの物語」が生まれてくるための「問う仕組み」をデザインすることなのです。(著書の扉より抜粋)

 

 

「理想と戦略」をつなぐ7つのステップ

 

同著では7つのステップとして以下を挙げています。

 

1[ビジョン]ー私たちは将来どんな景色を作り出したいか?

 

2[バリュー]ー私たちがこだわりたいのは何か?

 

3[ミッション/パーパス]ー私たちは何のために存在しているのか?
 

4[ナラティブ]ー私たちの会社はどこから来て、どこに向かうのか? なぜここにいるのか?

 

5[ヒストリー]ー私たちの今を作っている原点は、どこにあったのか?

 

6[カルチャー]ー私たちの会社の「らしさ」とは何だろうか?

 

7[エコスステム]ー私たちの理念を育てるためには、どんな仕組みが必要か?

 

考え語り合うことが大切だと筆者は繰り返すすすめています。

 

 

会社は「利益を生み出す場」から「意義を生み出す場」へシフトしている

 

私見では特に「パーパス」がたいへん重要だということだと感じました。

 

パーパス(Purpose)とは「目的」「意図」という意味です。

最近よく聞く「パーパス経営」とは、企業の目的を明確にして社員・顧客・取引先・株主らとの強い共感関係で経営をする経営のあり方です。

 

特に社会問題や地球環境、人権等に対してどう貢献するのかを具体的にし、その目的が明確なものということです(たしかにこれを軸にすると求心力は高いですよね)。

 

理念経営2.0とは何か? なぜ必要なのか? その作り方、育て方(浸透・醸成)などを自社の危機と合わせて紹介している良書です。

 

繰り返し読んでみて、私も自社にどう活かすことができるのか考えてみたいと思います。これからの理念経営のよい参考書だと思いました。

 

 

 

 

 

【本書の主な構成】

はじめに──いま、なぜ経営者は「自社の存在意義」について考えるのか?
・ティールの罠──「自由で自律的」だったはずのチームに起きたこと
・わざわざ「群れ」で働く意味はあるんだろうか?
・あえて理念を決めたくない経営者の心理 …など

序章 21世紀の企業理念──ミッション、ビジョン、バリュー、パーパスとはなにか?
・「だれ」が企業理念をほしがっているのか?
・組織が崩壊しないための3要素──「渡り鳥」の比喩
・パーパスとはなにか──「中年の危機」から抜け出す〝北極星〟 …など

第1章【ビジョン】未来への「動力」をつくる
・ビジョンとは「夢」である──あらゆる「資産」を動かすもの
・その未来像は十分に「具体的」か?──ビジョンの解像度
・[実践ワーク]だれもが未来思考になれる「未来新聞」 …など

第2章【バリュー】「こだわり」を可視化し、自分たちの輪郭を描く
・リモートワークが生み出す仲間意識の希薄さ
・共通の「嫌い」から浮かび上がる個性的な価値観
・[実践ワーク]「らしさ」の輪郭をつくる「こだわりキャンバス」 …など

第3章【ミッション/パーパス】組織の中心軸となる社会的意思を定める
・ミッションとの出会い方──意味の片づけをしよう
・企業の発達段階に合わせてつくるパーパス
・[実践ワーク]自社の「真ん中」にあるものを棚卸しする …など

第4章【ナラティブ】理念を「自分ごと」へと語り直す
・9つの問いで「組織のナラティブ」を引き出す──パーパスナラティブキャンバス
・いかにして組織の物語を「自分ごと化」させるか?
・[実践ワーク]日常にナラティブを埋め込むコツ …など

第5章【ヒストリー】会社に埋蔵された「原点」を掘り起こす
・「伝説」となった歴史を解きほぐす──パナソニックの方法
・「原点」を発見しよう──歴史編纂プロジェクトの6ステップ
・[実践ワーク]個人と組織をつなぐ「年表ワーク」 …など

第6章【カルチャー】理念を体現する文化づくり
・「価値創造モデル」によって自社の強みを見出す──可視化の方法
・「らしさ」を物語にしてみよう──文化醸成の方法
・[実践ワーク]組織の「クセ」を発見する口グセワーク …など

第7章【エコシステム】理念を育てる「生態系」をつくる
・ミッション・ビジョン・バリューの使い方
・「理念経営の生態系」が育む4つのサイクル
・[実践ワーク]自社流の「理念の生態系」を発明する

終章 意義をつくる会社へ

おわりに──私たちはなぜ群れるのか

[参考資料]各社の企業理念一覧

 

 

 

こんにちは、PR現代 代表の下島です。

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「新・誕生石」ポスターデータ&バナーの無償提供を開始

 

このたびPR現代は、全国宝石卸商協同組合(望月英樹理事長)の協力のもと、「新・誕生石」の認知をより広めるため、ポスターやバナーデザインデータの無償提供を開始しました。

 

全国の各店舗様において「新・誕生石」を広くPRしていただくためのポスターPOPやホームページやSNS用の各種バナーデータです。

 

ポスター用のデータはA版サイズでA3、A2など大判印刷してポスターに、また、A4やA5サイズでプリントして卓上POPとして使えるようになっています。

 

日本の誕生石は一昨年改定され29石に!

 

一昨年、全国宝石卸商協同組合が制定した誕生石が63年ぶりに改訂され、新たに10種が追加されて29種となりました。

 

2021年12月、日本ジュエリー協会、山梨県水晶宝飾協同組合も追認し、アメリカの宝石商組合が定めた誕生石をもとに、日本独自の文化や歴史的背景を加味して改訂された画期的なこととなりました。

 

これにより日本で統一された「誕生石」が揃いました。

 

全国の宝飾店において「新・誕生石」を今後さらに広く認知していただくための店頭用POPと各種バナーデータです。

 

「新・誕生石」のさらなる普及のため当サイトから無料でダウンロードいただけますので、どうぞご利用ください。

 

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【新・誕生石】ポスター&バナーのダウンロード情報はこちらをご覧ください。

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「新・誕生石」のさらなる啓蒙・PR・販売促進のため、上記のホームページからどなたでも無料でダウンロードしていただけますので、どうぞご利用ください。

 

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あなたの伝えたい商品の魅力、本当にお客様に伝わっていますか?

 

人びとの関心がモノからコト、そしてコトから体験や物語へと移行しているといわれて久しいです。しかし、最近、あらためて感じることですが、そんななか、商品のPRが弱まってないかということを実感しています。

 

本当にお店の商品の良さが伝わっているかあらためて点検してみることも大事だと思います。下記のブログご参考ください。