待望の『コトラーのマーケティング4.0』スマートフォン時代の究極戦術(8月30日発売/朝日新聞出版)を読んでいます。やはり面白いです!
生産主導のマーケティング(1.0)から顧客中心のマーケティング(2.0)、そして人間中心のマーケティング(3.0)へ。ではマーケティング4.0って何?
書の中でそれを明確に定義しているわけではありませんでした。
私の理解では、それはデジタルマーケティングと伝統的マーケティングを融合した3.0の進化形といえると思いました。
カスタマージャーニー(顧客のあらゆる購買行動)をさらにダイナミックに誘導させえる、「シェアリング」エコノミー、「ナウ」マーケティング、オムニチャネル、コンテンツマーケティング、ソーシャルCRMなど、アナログとデジタルを駆使して「ワォ!」と思わせる顧客価値の最大化を図ること。
読んでいて思ったことは、それって弊社が提唱してきたウェブとリアルの融合戦略による顧客価値の最大化に共通する「ネクストショップ」の概念にまさに近いではないか!と思い、びっくりぽん(◎_◎;)。
また先月発刊した『100%成果が出るウェブ集客の成功法則』(8月10日発売/セルバ出版)や先月の「第52回 夏季セミナー」にて弊社・神山が示した、IT・ウェブによる経営革新「ウェボリューション」はマーケティング4.0の具体的簡易的な総合戦術ではないかと!
そもそもマーケティング3.0って、弊社の創業者が30年前から提唱し続けてきた、「顧客も経営者も社員も皆命ある個別の人間として尊重されるべきだ」という「日本型専門店」の人間主導のマネジメントや顧客共創のマーケティングにとても近いものじゃないですか(;^_^/
いささか無遠慮で都合の良い解釈かもしれませんが、そんな思いをビンビン感じながら『コトラーのマーケティング4.0』を読み進めています。
A5判 184ページ
本体1,600円+税(1,728円)
出版社:セルバ出版