こんにちは。和久田ミカです。
今日は「子育ては方法だけ知ってもうまくいかない理由」についてお話しします。
さて。
本屋さんに行くと、山ほど育児本が売ってますね。
ええ、私も出してますが…
台湾、韓国、ベトナム・タイでも、翻訳されて 販売されているようです。
発売から6年たちますが、印税入ってきてます。
誰が読んでくれてるんだろうなあ。
意外といっぱい、振り込まれてた。
ありがたや、ありがたや。
今はkindleがメインになっているから、ぜひ再販してほしいな。
お時間があれば、ぜひ「書店で」注文してもらえるとうれしいです。
または、初級講座を受講すると もれなく書籍がついてきます。
話が横にそれた。閑話休題。
こんだけたくさんの育児本が売ってて、いろんなメソッドが紹介されてても うまくいかない理由。
それは、「○○の通りの子育て」をしようとするから。
理想像通りに、
本に書いてあった通りに、
自分が親にされた通りに、
やろうとするから、「うまく」いかない。
生き物育ててるからねん。
言われた通り、書かれた通りにいかないのは 当たり前。
子どもだって いろんなタイプがあるから、子どもによって合うメソッドがちがう。
そこをすっ飛ばして、
1+1=2
みたいな子育てをしようとするから、イライラする。
1+1をやってみたけど0だった!マイナスになった!
なんてことがよくあるのが、子育て。
最初から「正解」を想定している人ほど 苦しい。
「正解」っていうのは、
子どもが親の言う通りにしてくれたらいいのに
私は努力してるんだから、それにちゃんと応えてよね
という期待のことです。
私が 講演に行ったときに 一番多い質問は、
「どうしたら 子どもは、言う通りになりますか?」
という趣旨のものばかりだもの。
・どうしたら、忘れ物がなくなりますか?
・どうしたら、もっと活発な子になりますか?
・どうしたら、自分から勉強してくれますか?
・どうしたら、きょうだいげんかをしなくなりますか?
いろいろ方法はあるけどな。
まずはその
「親の期待に応えなさいよ」
「親を不安にさせるな」
という思いに気付こう。
話はそれからだ。
だってさ、もし夫が
・どうしたら妻が、夫を立ててくれますか?
・どうしたら妻が、ダイエットに励んでくれますか?
・どうしたら妻が、自ら進んで家事をやりますか?
・どうしたら妻が、理想通りになりますか?
みたいなことを 誰かに相談してたら、
うるへー
自分はどうなんだ?!
お金出して そんなこと相談に行くな!
と思いませんか?
信頼されていないなあ、悲しいなあ、
と 不信感ばかりが募るなあ、わたしなら。
でも、悩み深き親ほど そういうことをしてることが多いんです。
相手が変わってほしい
変わってくれないと 自分がイヤな思いをする
私を安心させなさいよ
という根っこがあるということ。
コーチングを学んだとしても、
「こうやって 話を聞けば、子どもがいい子になるんですよね?」
「こうやって伝えれば、夫が言うことを聞いてくれるんですよね?」
みたいな気持ちでいるから、それが相手に伝わっちゃう。
人間関係って、スキルじゃないんだよね。
あり方。
その人の根っこにあるものが 全部 伝わっちゃうのが、コミュニケーション。
相手が子どもであっても、人対人なんだ
ってことを 踏まえておく必要があるよね。
この記事もとてもわかりやすいと思う。↓
子育てって 一方通行ではなく、対話ということ。
自分の思いも伝える。相手の思いも聞く。
涙が出ちゃうから読んでみて。
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