こんにちは。和久田ミカです。
今日はこのご相談にお答えします。
いやだなーと思っていることすら 悟られたくなくて、笑顔まで作ってしまいます。
どうしたら、NOと言えるようになるでしょうか?
私も以前は断れない人だったので、よくわかります。
私が断れるようになったのは、
話を聞き、気持ちに共感する
引き受けられない事情を話す
自分ができることを伝える
が できるようになったからです。
「引き受けられない事情だけ」話そうとギスギスします。
だから、3段階で話をするのです。
私が作った、初級講座でいうところの、
気持ちにはYES!行動にはNO!
に近い考え方かなあと思います。(↓著書の中表紙より)
*初級講座を受けると、この本が副教材となります。
受講予定の方は 購入しないでね♡
たとえば 子どもが、
「これ買って!買ってくれなかったら帰らない!!!」
と ぐずったとき。
(いろんな方法があるので、どれが 正しいというわけではないのですが、)
私は、
「これが欲しいんだね。楽しそうなおもちゃだものね。
残念だけど、買えないの」
と くり返し伝える方法を、提案しています。
気持ちや欲求は認める
親としてのスタンス(NO)をはっきりさせる
ということです。
子どもは、心に 感情のバッテリーを抱えているような存在です。
ぐずらせてあげることで、気持ちを放電させて、自分なりに折り合いをつける練習をしていくのです。
「わがままを言うべきではない」
というしつけよりも、心の折り合いの付け方のサポート。
まどろっこしく感じるかもしれないけど、私はこの方法が好きだなあと思っています。
大人のお付き合いも同じじゃないかな。
「小学校のPTAをお願いできないかしら。もう、あなたにしか頼めなくて…」
とママ友に言われたら、まず、最後まできちんと話を聞いて、
「そうだよね、本当に大変だよね。私を頼ってくれてありがとう。
でも、今年は私も忙しくて、引き受けることができないの。」
と 断ります。
きっと相手の方は 粘り強く いろいろと交渉してくるでしょう。
そのたびに、気持ちや欲求を否定せずに、受け止めて、断っていきます。
気持ちや要望にはYES!
スタンスとしてはNO!
もし自分にできることがあったら、「○○ならお手伝いができる」と申し出ます。
少し時間はかかるかもしれないけど、これからも付き合っていきたい相手であるならば、必要なことでしょう。
子どもに対して 日ごろから練習しておくと、大人に対しても 案外すんなりできるようになります。
断れない人って、
”人を不機嫌にしてはならない”
というルールを強く持ってます。
不機嫌になっているかどうかもわからないのに、決めつける。
だから、この3つが大事。
話を最後まで聞く
自分の話だけする
勝手な解釈を入れない。
勝手な妄想を相手に押し付けると、かえってトラブルになりやすくなります。
つまり、自分の考えがあったとしても 口を挟まずに 話を最後まで聞くこと。
勝手な憶測で
『あなたは○○と思っているかもしれないけど』
などと 解釈しないこと。
”私はこのような状況で、こうしたいと思っています”と シンプルに話すだけにとどめます
話もろくに聞かずに 決めつけられたら 悲しくなる。
「これって、こういうことでしょ?」と話をまとめられたら いやになる。
憶測で会話をつながないこと。
昔のことを思い出しました。
はじめは ボランティアでコーチングを教えていた私。
お金が尽きてしまって、0円から500円に値上げしようとました。
すると、今までサポートしてくれた人たちが、
「ミカさんのお金儲けの手伝いはできない」
「ママたちが、勉強のためにに500円以上出すとは思えない」
*5万円でははありません。5百円!
そう言って、離れていったのです。
「お金をいただく」ということについて、そのように「解釈」されたのだなあと感じました。
当時すでに、自動車が買えるくらい 勉強代にお金をつぎ込んでいて、さらに 毎月勉強を重ねている時期。
500円もらっても焼け石に水。儲かるはずもない。
私のお伝えしていることって 6時間も講座を開いて、500円の価値しかないの?
そんな思いに、さいなまれました。
もしそのときに、
「少しでもお金をいただけたら、助かるよね。」
「ミカさんの活動が、少しでも広がっていったらうれしいよね」
と共感いただけたうえで、
「○○という理由で、お手伝いができないの。」
「全部は無理だけど、○○についてなら、お手伝いできるよ」
と お話しいただけたら、私も 心にひっかかる思い出にならなかったように思います。
または、本音の部分を 正直に伝えてくれてもいいかな。
「ミカさんが受講料をもらいたい、という話。とてもショックだった。
ミカさんが、みんなのために ボランティアで講座を開くというスタンスに 共感していたから。
ミカさんが お金儲けのためにやり始めたように見えて、悲しくなったの」
まあ、当時の私は受け止め切れなくて、これまた
「私を守銭奴だって言ってる?!」
と 勝手に解釈して、悲しんでるような気もするけど、心を開いて 本音をぶつけてくれたんだな、とも感じるかなあ。
勝手に解釈されて、「こうでしょ?」と言われるよりは、心に入りやすい。
で。
こうやって書いていくと、私自身も 伝えることをあきらめていたんだなあと反省します。
「もしできることがあったら、これからも サポートしてもらえないかしら?」
そう言えたらよかったな。
きっと 彼女たちへの感謝も足りなかったのだと思う。
もう 会えない人もいるけど、この場を借りて 当時は本当にありがとうございました。
はー、なんか 書いてて自分が癒されたわ( ̄▽ ̄)
長くなりました。おわり。
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