【保存版】断り上手への道。NOと言う技術。 | 子育ては「聞く」が9割でうまくいく~心理学ブログ

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3つの「聞く」技術があれば、子育てのムダ叱りも イライラも ストレスも 減ります!
小学校教員 9年間の経験を生かした、子育ても 生きるのも 楽になるヒントが詰まっています。

こんにちは。和久田ミカです。

 

今日はこのご相談にお答えします。

 

何か頼まれると断れません。

いやだなーと思っていることすら 悟られたくなくて、笑顔まで作ってしまいます。

どうしたら、NOと言えるようになるでしょうか?

 

 

私も以前は断れない人だったので、よくわかります。

 

私が断れるようになったのは、

 

●話を聞き、気持ちに共感する

●引き受けられない事情を話す

●自分ができることを伝える

 

が できるようになったからです。

 

「引き受けられない事情だけ」話そうとギスギスします。

 

だから、3段階で話をするのです。

 

 

私が作った、初級講座でいうところの、

 

●気持ちにはYES!行動にはNO!

 

に近い考え方かなあと思います。(↓著書の中表紙より)

 

 

 

初級講座を受けると、この本が副教材となります。

 受講予定の方は 購入しないでね♡

 

 

                                                     
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たとえば 子どもが、

 

「これ買って!買ってくれなかったら帰らない!!!」

 

と ぐずったとき。

 

(いろんな方法があるので、どれが 正しいというわけではないのですが、)

 

私は、

 

「これが欲しいんだね。楽しそうなおもちゃだものね。

 

  残念だけど、買えないの」

 

と くり返し伝える方法を、提案しています。

 

●気持ちや欲求は認める

 

●親としてのスタンス(NO)をはっきりさせる

 

ということです。

 

 

 

子どもは、心に 感情のバッテリーを抱えているような存在です。

 

ぐずらせてあげることで、気持ちを放電させて、自分なりに折り合いをつける練習をしていくのです。

 

「わがままを言うべきではない」

というしつけよりも、心の折り合いの付け方のサポート。

 

まどろっこしく感じるかもしれないけど、私はこの方法が好きだなあと思っています。

 

 

 

 

大人のお付き合いも同じじゃないかな。

 

「小学校のPTAをお願いできないかしら。もう、あなたにしか頼めなくて…」

 

とママ友に言われたら、まず、最後まできちんと話を聞いて、

 

「そうだよね、本当に大変だよね。私を頼ってくれてありがとう。

 

 でも、今年は私も忙しくて、引き受けることができないの。」

 

と 断ります。

 

 

きっと相手の方は 粘り強く いろいろと交渉してくるでしょう。

 

そのたびに、気持ちや欲求を否定せずに、受け止めて、断っていきます。

 

 

気持ちや要望にはYES!

 

スタンスとしてはNO!

 

もし自分にできることがあったら、「○○ならお手伝いができる」と申し出ます。

 

 

少し時間はかかるかもしれないけど、これからも付き合っていきたい相手であるならば、必要なことでしょう。


子どもに対して 日ごろから練習しておくと、大人に対しても 案外すんなりできるようになります。

 

 

 

断れない人って、

 

”人を不機嫌にしてはならない”

 

というルールを強く持ってます。

 

不機嫌になっているかどうかもわからないのに、決めつける。

 

 

だから、この3つが大事。

 

●話を最後まで聞く

 

●自分の話だけする

 

●勝手な解釈を入れない。

 

勝手な妄想を相手に押し付けると、かえってトラブルになりやすくなります。

 

 

つまり、自分の考えがあったとしても 口を挟まずに 話を最後まで聞くこと。

 

勝手な憶測で

 

『あなたは○○と思っているかもしれないけど』

 

などと 解釈しないこと。

 

”私はこのような状況で、こうしたいと思っています”と シンプルに話すだけにとどめます

 

 

話もろくに聞かずに 決めつけられたら 悲しくなる。

 

「これって、こういうことでしょ?」と話をまとめられたら いやになる。

 

憶測で会話をつながないこと。

 

 

 

 

昔のことを思い出しました。

 

はじめは ボランティアでコーチングを教えていた私。

 

お金が尽きてしまって、0円から500円に値上げしようとました。

 

 

すると、今までサポートしてくれた人たちが、

 

「ミカさんのお金儲けの手伝いはできない」

 

「ママたちが、勉強のためにに500円以上出すとは思えない」

*5万円でははありません。5百円!

 

そう言って、離れていったのです。

 

「お金をいただく」ということについて、そのように「解釈」されたのだなあと感じました。

 

 

当時すでに、自動車が買えるくらい 勉強代にお金をつぎ込んでいて、さらに 毎月勉強を重ねている時期。

 

500円もらっても焼け石に水。儲かるはずもない。

 

私のお伝えしていることって 6時間も講座を開いて、500円の価値しかないの?

 

そんな思いに、さいなまれました。

 

 

 

もしそのときに、

 

「少しでもお金をいただけたら、助かるよね。」

 

「ミカさんの活動が、少しでも広がっていったらうれしいよね」

 

と共感いただけたうえで、

 

「○○という理由で、お手伝いができないの。」

 

「全部は無理だけど、○○についてなら、お手伝いできるよ」

 

と お話しいただけたら、私も 心にひっかかる思い出にならなかったように思います。

 

 

または、本音の部分を 正直に伝えてくれてもいいかな。

 

「ミカさんが受講料をもらいたい、という話。とてもショックだった。

 

 ミカさんが、みんなのために ボランティアで講座を開くというスタンスに 共感していたから。

 

 ミカさんが お金儲けのためにやり始めたように見えて、悲しくなったの」

 

 

まあ、当時の私は受け止め切れなくて、これまた

 

「私を守銭奴だって言ってる?!」

 

と 勝手に解釈して、悲しんでるような気もするけど、心を開いて 本音をぶつけてくれたんだな、とも感じるかなあ。

 

勝手に解釈されて、「こうでしょ?」と言われるよりは、心に入りやすい。

 

 

で。

 

こうやって書いていくと、私自身も 伝えることをあきらめていたんだなあと反省します。

 

「もしできることがあったら、これからも サポートしてもらえないかしら?」

 

そう言えたらよかったな。

 

きっと 彼女たちへの感謝も足りなかったのだと思う。

 

もう 会えない人もいるけど、この場を借りて 当時は本当にありがとうございました。

 

 

 

はー、なんか 書いてて自分が癒されたわ( ̄▽ ̄)

 

長くなりました。おわり。

 

 

 
 

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