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ハートフリースペースのSimple days

心と体はひとつです。体が不調な時、心は何かを訴えている。 心が不調な時、体は何かを訴えている。
心と体に耳を澄ませて、ラクに、シンプルに生きることを大切にしませんか。

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秋が深まってきました
日が短くなっています
秋の夜長をどんなふうに楽しみましょうか


目の前で起きていることは
いつでも鏡なのだと思います
子供たちの世界で起きていることが
大人たちの世界で起きていることと同じように

誰かに喜んでもらいたくて
そのために自分を犠牲にするやり方をしていると
相手にも犠牲を強いてしまうことになる

自分を許せなければ
本当には相手を許すことはできない

自分らしさを喜べなければ
他者のその人らしさを喜ぶことはできない

自分を愛せないとき
他者を心から愛することはできないでしょう


自分に気づき、自分を知り、
自分であることに嬉しさ、安心感、肯定感を持って
真の自己になっていくことが
人生の可能性を広げていくのですね

その過程には、つらさや苦しみもあるかもしれないけれど
癒やし、ケアする力もまた自分の中にある
それは決して一人でがんばることではなく
他者を招き、サポートを求めることでもありますね

こうして人と人がつながっていけたら、いい
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今日も肌に感じる風が気持ちいいです。
ドングリ、ギンナン…秋の街を歩きながら
子供の頃に住んでいた家の庭を思い出しました。
さして広くない庭も、小さな子供には驚きに満ちています。

昆虫に夢中になったり
葉っぱや花に夢中になったり
土をせっせと掘り起こしたり
妖精探しに夢中になったこともありましたっけ。

私たちは無意識に自分の考え方、感じ方、行動の仕方をパターン化してしまいます。
子供から大人へと成長することは、変化の過程ですね。
私たちは常に変化の過程であり、一生成長し続けるのです。

ゲシュタルト療法は「今ここ」の気づきをサポートします。
気づきは、無意識につくった自分のパターンと出会うことでもあるでしょう。

「今ここ」に気づきがあると、自分に必要な行動を吟味することができます。
気づかなければ、考えることもありません。
気づかなければ、必要な行動をすることもないのです。


……いつの間にか自分の中で〃こうなんだ〃と
決めてしまっていることがたくさんあるんだなぁ。
その都度、自分で決めて楽しんで生きたい。
こう考えるとワクワクします……

Bさん、私もワクワクしています。
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昨日の横浜の天気は、台風の影響で荒れ模様でした。
気温が下がり、寒い1日でした。
そんなお天気だったので、夜の仕事がキャンセルになり
帰宅するとベランダの鉢植えが倒れて、こちらも荒れ模様。

その時、突然世界がピンクに染まりました。
何という不思議な、見事な色だったことでしょう。
ただただ見とれてしまいました。

そして、自然の驚異の前では
人間の執着が、とても小さく、滑稽に思えます。
自然はいつでも私たちに語りかけている、と思いました。
目を開けて、心を開いて、耳を傾けていたい。
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お盆を過ぎて、朝晩は秋の気配がしています。
一昨日の明け方は、ひぐらしが鳴いていました。
写真は昨日の朝日です。

日の出、日の入りを見るのが大好きです。
太陽の光の傾きに
刻々と変わっていく空模様に見とれます。
ただ、この一瞬一瞬、ただ、ここにいる。
ぼーっと時間が過ぎていきます。


ただ楽しむことをしたい。
目的のためや、何かのために行動するのではなく
ただ、楽しみたい。
苦しそうなAさんはこう言いました。

からだを通じて語る言葉は、なんて叡智に満ちているんでしょう。
驚きながら、まだ明け初めない空が私の中に広がりました。一瞬一瞬、私たちは変化のプロセスにいるのですね。
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今朝ベランダに出ると、風が素肌に気持ちよく吹いていて
こんな日は戸外で過ごしたいな、と思いながら水やりをしました。
デュランタが今年も美しく咲きました。

私たちは 今ここ にないものに思いを馳せます。
その時、空想の世界に入り込みます。
恐れ、疑念、不安…
〃もし、そうでなかったら〃
〃もし、そうだったら〃

恐れの陰に隠している欲求は何でしょう?

私の内側にコンタクトして、欲求に気づいたら
「私は~したい」
「あなたに~して欲しい」
そう言ってみると、感情がこみあげるでしょう。

あるがままの感情を感じているとき
私たちは真の自分にコンタクトしています。
すると何かが生まれます。
今必要なことを選択したり
癒やしが起こったり

感情は自己信頼への道しるべなのですね。

ゲシュタルトセラピーって何だろう?

という方にお勧めの本の紹介です。


私のゲシュタルト療法の最初の師であり

大好きな仲間の百武正嗣さんの新刊が出ました。


やさしい言葉で

身近な事例を通して解説しています。

なごやかな気分で、お話を聞いているように読めますよ。




気づきのセラピー―はじめてのゲシュタルト療法/百武 正嗣
¥1,785
Amazon.co.jp

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静岡に来ています。
雲の隙間に青空がのぞいています。
セミの声が盛んです。


7月18日から20日の3日間、新宿で「全国ゲシュタルト大会」が開催されました。
米国のエサレン研究所からGordon Weeler氏、ケント大学名誉教授のAnsel Wordt氏を迎えて
講演、ワークショップ、分科会が連日行われました。
全国から集まった130人余りの参加者と講師たちの交流から生まれる場に
会場は連日、活気に包まれていました。

笑い、涙、怒り、さまざまなプロセスに出会いました。
何人かの方々と、心に触れる交流を持ちました。
GordonとAnselのワークの場を体験して
新しいアプローチを学びました。
そして二人の、それぞれに個性的でありながら
一人の人間として、誠実にその場にいる存在感を体験して
私が一番大切にしていることを、確認することができました。

この大会は、二人のゲシュタルティスト百武正嗣さん、岡田法悦さんの
ゲシュタルトを広めたいという真摯な思いと
これまでの二人の活動が原動力になって生まれました。
そして、日本でゲシュタルトを広めていく大きな一歩になりました。

私にとっては、さまざまな感謝でいっぱいの3日間でした。
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雨がよく降りますね
雨の日は、木々の緑が深く見えて
落ち着いた気持ちになります

私たちは何か始めると
途中で本来の目的を見失ってしまうことがありますね

たとえば
楽しみで始めたスポーツが
いつの間にか
記録を伸ばすことや試合に勝つことが目的になってしまう

健康のためや、スタイルのために始めたダイエットが
いつの間にか
痩せることや、食べないことが目的になってしまう

働く人の健康を守るために残業を減らそうというとき
いつの間にか働く人ではなく
残業をする、しないという残業そのものが目的になってしまう

何かを始めると前へ前へ進みたくなる
いつの間にか、進むことが目的になってしまう

立ち止まることを恐れなくていいのです
立ち止まることから、変化が始まるのかもしれません
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先日紹介した我が家の紫陽花が
こんなに色づきました
今日から7月7日まで
100万人のキャンドルナイトのキャンペーン期間です
http://www.candle-night.org/jp/

夜8時から10時まで電気を消してキャンドルを灯そう、という呼びかけで
毎年、夏至の頃と冬至の頃に行われています

私は仕事がら、この時間の参加は困難ですが
この呼びかけがキッカケで
普段から時々キャンドルナイトを過ごすようになりました

地球に優しい時間は、心にも優しいですよ
どうぞお試しあれ
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紫陽花の季節になりました
空模様もぐずつく日が多くなっていますね
昨年、花の終わった鉢植えが捨て値で出ていたので
買ってきたのが写真の紫陽花です

先日、話すこと、聴くことについてインタビューを受けました
極意をズバリ一言で!と聞かれました

相手が自分と違う人間であることを知ること

そうお答えしました
違いを認める、受け入れる、ということは
自分と違う相手を好きになることでも
自分と違う行動について、それでいいと肯定することでもありません

相手が自分とは別のカラダを持ち
自分とは別のココロを持つ人間だということを知っておく

こう考えると、違うのは当たり前で、違うのが自然に思えませんか?

話しても、わかってくれない…
こう思うとき、もしかしたら自分にとって当たり前ということについて
言葉にしていないかもしれません

気持ち、理由、考えなどを素直に言葉にしてみませんか?

そうだったのか、実は私はね…
新しい発展がきっとあるでしょう

自分の当たり前と、相手の当たり前が違うのは
自然なことなのですね