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ハートフリースペースのSimple days

心と体はひとつです。体が不調な時、心は何かを訴えている。 心が不調な時、体は何かを訴えている。
心と体に耳を澄ませて、ラクに、シンプルに生きることを大切にしませんか。

世の中にパソコンが登場して久しいです
生活の中でパソコンを使うことに「当たり前」の感覚を持たれている方も多いでしょう
携帯電話も同じですね
仕事やプライベートのやり取りも
メールを使うことが「当たり前」になりました

最近、このメールで大失敗をしました

あるグループの方々に連絡をする時に
宛先にグループ全員を入れて送りました
了解を得ずに個々のアドレスを公開してしまったのです

猛反省しています
すぐに謝りましたが、謝っても取り返しはつきません

他にも困ったことを知りました
グループを登録して送っても
届いていない人がいる、という事実です
エラーと表示されない限り、届いていると思い込んでいました

わからない、では済まされないですね
自分が何がわからないのか、が、わからないのが苦しいです
失敗のひとつ、ひとつが、私に学ぶ機会をくれているのですね

そして、この社会の変化の中で
対応できずに困ったり、苦しんでいる方々
自分の意志と無関係に取り残される方々がいる可能性を
見過ごさないで生きましょう
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やすらぎの里で断食中は、散歩が楽しみでした
そんなある日、暮れゆく景色を眺めていると
犬を散歩中の方と目が合いました
どちらともなく会釈を交わすと

「昨年はいいことはありましたか?」
と訊かれました。

「はい、お陰様で。努力の甲斐がある、と実感できました。」
とお答えすると

「ああ、いいね。
今年我が家では、その"努力"という字を、掲げたのですよ、元旦にね」
とおっしゃって
しばらく会話が弾みました

毎年元旦に
新しい年をどのような思いを大切に生きるかを
ご家族で話すのだそうです

この不景気、政治や情勢を嘆いても良くはならない
ならば、その現実をどう生きるのか
日々、当たり前にやることを
当たり前にやり続けることが大切だ

それが"努力"という言葉に込められているそうです

その方の来し方が感じられるお話でした

写真は、その方に出会った時の夕空です
心温まる出会いでした
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写真は断食中の1月4日の朝日です
小さくてわからないかもしれませんが
正面に見える大島から日が昇っています

断食でやすらぎの里に滞在中は
ゆっくりした時間が過ぎていきます

基本の1週間コースの内容をご紹介しますね

毎日1時間の治療があります
治療は日替わりで、マッサージ、老廃物を吸い出すカッピング、
電気治療、アロママッサージなど充実しています

入所日に面談があり、体重、体脂肪率、自律神経チェックや問診で
体調等を確認し、断食の日数が決まります
退所日も面談があり、自分の変化が確認できます
退所後の生活アドバイスもしてくれますよ

断食と同じ回数の回復食がポイントです
3日断食したら、3日かけて徐々に普通食に戻します
これでリバウンドが防げるのですね


重湯から始めて、少しずつ固形物を口にする感動
素材そのものの何て美味しいこと
食べることの有り難さや喜びを再確認!
味覚もリセットされますよ
自然そのものの味を体が喜んでいます

治療以外は自由です
思い思いに過ごしますが
自由に参加できるプログラムも日替わりで用意されています
朝や夜のヨガ、気功体操
呼吸法や瞑想、骨盤体操
散歩やドライブ、野菜収穫体験など

そして、参加者同士ゆっくり知り合いながら
断食の辛さも励まし合ったり
情報交換したり
時には人生を語り合える出会いがあったり
仲間のいるやすらぎも味わえるかもしれませんね

断食は体の大掃除と同時に
本来備わっている自己治癒力をアップします
体にいいことは心にもいいのです
体と心は私という人間の別の側面ですから、ひとつです

お腹が空いていると余計なことを考えない
今この時を生きることに目覚めます
そして目の前にある喜びをシンプルに感じることを取り戻します

やすらぎの里では断食しなくても
半減食コースや、自然食コースも選べます

私は今回リフレッシュしながら
この素敵な環境で、自然食とゲシュタルト療法を組み合わせて
ワークショップをやってみたいな、と考えました
みなさん、いかがですか?
もし関心をもたれたら、メッセージをお待ちしています

新年、おめでとうございます。

みなさまは

どのように新しい年をお迎えになったでしょうか。


私の新しい幕開けは自分へのご褒美から始めました。

この仕事を始めて、今年は5年目を迎えます。

誠実に頑張った自分にご褒美です。


長年勤めた会社を辞めて

この仕事をしていこうと思ったときも

同じように、これまでの自分へのご褒美として

此処へ来たのです。


此処は伊豆高原にある「やすらぎの里」 です。


断食をして心身のバランスを整えて

エネルギーを新たにチャージ!


タイプによって

断食中は苦しい方もいらっしゃるのですが

私は比較的、元気で過ごせます。

特に断食3日目が、朝の目覚めもさわやかで

体がリセットされたのがわかります。


今回は2日の断食でしたので

3日目からは回復食をいただいています。


近くに城ヶ崎自然研究路がって

たっぷりの自然の中を散歩することが楽しみです。

すぐ近くには大島がくっきり見える

すばらしい眺めの場所もあります。


断食はココロにもカラダにも

とっても効果のあるリセットの方法です。

初めての方は1週間のコースがあるので

こちらをお勧めします。


明日から仕事に戻ります。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。








今日で今年の個人カウンセリングの面談は終了です

1年間、ありがとうございました


たくさんの方に出会い

たくさんの方に支えられ

たくさんの方に学び

今年も1年を過ごすことができました

ありがとう!


個人的に学びを続ける中で

印象深かったのは

「家族コンステレーション」のワークショップでした


オーストラリア在住のゲシュタルティスト

スティーブ・ビナイ・ガンザー氏のワークショップです


これまでの家族療法とは視点が違い

「家族」の中で起きている構造上のあり方

あるいは「家族」の中に引き継がれてくる

心理的な歴史の深さに考えさせられました

そして個人の心理的側面に焦点を当てず

「家族」の構図」に目を向けることから得られる

深い気づき、に感動しました


私はゲシュタルト療法、つまりは心理療法も

宗教も、芸術も、学問も、つまり教育も、哲学も

みな同じところを目指しているのだと感じています

それは如何に生きるのか、生命の真理だと思います


よく見て、よく聴いて、

出会いのひとつひとつを大事にしていこう

感謝と願いを新たに年の瀬を迎えています


みなさんも、どうぞ良いお年をお迎えくださいね

来年もよろしくお願いいたします








クリスマスを過ぎて
いよいよ年の瀬ですね
すっかり日本の生活に根付いたクリスマス
あなたはどう過ごされたでしょう
恋人たちはぴったり寄り添って過ごしたでしょうか

あなたは最近、誰かに触れましたか?
そして誰かに触れてもらったでしょうか?

大人になるにつれて
体を触れ合うことが少なくなります
「子どもじゃないんだから」
そう言われて育つかもしれません

けれど、誰もが本当は触れてほしいし、触れたいのです
赤ちゃんも、子どもも、若者も、働き盛りも
80歳も、100歳も、誰もが触れたいし、触れてほしいのです

触れるという行為はどんな言葉より雄弁です
あなたが好き
あなたが大切
あなたの存在に気づいている
そして
私はここにいる
あなたと同じように、今この瞬間に生きている
私の存在に気づいている


心を込めて触れてみてください
背中に手を当てる
手を包む、手をつなぐ
腕をそっと撫でる
肩を抱く
抱きしめる

夫、妻、子ども、祖父母
友人、同僚、仲間
先輩、後輩、知人
心の弱っている人、不調の人
具合の悪い人、病気の人
認知症の人、反抗的な人

そして
あなたもどうぞ「触れてほしい」と伝えてください

人間は「知りたい」という欲求を持っています。

だから太古の昔から学問が生まれ

文明は発達を続けているのですよね。


知りたい欲求は何だろう?

どこに向かっているのだろう?って考えたら

一番知りたいのは「自分」なのだと思いました。


学問というのは

この現実世界に在るものを知り

そこで起こっていることを理解しようという

あらゆる試みだなぁと思います。


現実世界に在るものは

すべて生きている私たちに関わりがあります。

関わりのあることを知りたい、ということは

それらを通じて自分を知りたい、ということだなぁ、と。


だから、あるがままの

今・ここに起きていることへの気づきによって

私たちは癒されるのですね。


この世界に在るものは

すべてあるがままにあるのだと思います。


解釈や理屈ではなく

あるがままの自分に気づき

あるがままの自分を知ることは

自然を体現していくことなのだと思います。


マズローのいう自己実現欲求とは

自分を知りたい、という欲求

自然を体現したい、という欲求ともいえそうです。





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寒くなりました。
冬の到来です。
空が明け初める時間も遅くなりました。

戦後最大の財界人、石坂泰三さんという方は
出張するときに
必ず空白の1日を日程に組み込んでいたそうです。
どんなに忙しい時期も変わらなかったとか。
このことを作家の城山三郎さんは
『無所属の時間』と呼んで、大切な時間だという思いを書いています。

役割や肩書きや関係から離れて
ただ一人の人間として過ごす時間

石坂さんにとって空白の1日は
まさに「今、ここ」を生きる時間だったのでしょう。

忙しい現代人は
自分で時間を創ることが必要ですね。
私も空白の1日を組み込んでいこうと思います。
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寒くなっています。
11月も半ばになりますものね。
ゆっくりと冬の足音が近づいているイメージが浮かびます。
みなさん、風邪やインフルエンザに罹らないよう
無理をしないで過ごしましょう。

一人の人間として大切に思うこと
一人のカウンセラーとして大切にしていること
それを持って福岡に行って来ました。

広々とした街、美味しい食事、ゆったりとした空気
思いを分かち合い、新たな視点ももらって帰って来ました。

福岡のみなさん、ありがとう。
この仕事ができたことに感謝でいっぱいです。

私たちは一人一人違いがあります。
一人一人にペース、リズム、プロセスがあります。
その違いを保ちながら
助けたり、助けられたり、手を取り合ったり…
人間はこんなふうに、つながっていけるのですね。
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福岡に出張します。
千葉県での仕事を終えて
海浜幕張から羽田空港行きの高速バスに乗りました。
傾いていく夕陽があまりに見事で
車内でシャッターを切りました。

こんな夕陽に見送られて旅立つのは
何という幸せでしょう。

皆さんに、おすそ分けしたくなりました。