ハートフリースペースのSimple days

ハートフリースペースのSimple days

心と体はひとつです。体が不調な時、心は何かを訴えている。 心が不調な時、体は何かを訴えている。
心と体に耳を澄ませて、ラクに、シンプルに生きることを大切にしませんか。

わたしという存在

広大な世界から見たら小さな点のようなものかもしれません

わたしが存在する地球という星は

広大な宇宙から見たらひとつぶの砂のようなものかもしれません 

それは同時に

広大な世界、広大な宇宙の一部分をなす存在であることも事実     


いのちは生まれ、いのちを食べながら生を紡ぎ、

この世での仕事を終えて死にます

このシンプルないのちの連鎖

受胎し、この精妙な身体とこころ、精神を宿すいのちの不思議


「私は私であっていい」

・・・ひとりひとりが心からそう思えたら、

       いじめも犯罪も心の病も姿を変える、はず・・・

心の支援をしながら、そう願います


いま、ここに生きること、シンプルに考えてみたいと思います。


あけましておめでとうございます。

 

みなさまにはどのような新年を迎えていらっしゃるでしょうか。

一人ひとりの心の中に

平和が宿る1年になりますように願っています。

 

私は昨年1年をゆっくり振り返る余裕のない年の瀬でしたが

横浜の穏やかな冬の日差しに満ちた新年を迎えられました。

幸せなことと感謝の気持ちが起きています。

 

世界で起きているあらゆる事柄に心痛めながらも

これまで隠れていたものが露になることは必要だと実感します

その都度、痛みを感じながら

知った以上はもう知らん顔はできない

 

私個人には大した力はありませんが

目の前のことに誠実に向き合うことならできます

今年もこうした一歩一歩を大切にしたい

限りある時を大切にしながら

なるようになる世界への信頼のまなざしを育てたい

 

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

どうも長い間ほとんどお知らせばかりのブログになっていて

ブログを開くたびに何のためのブログなのか?

といった自問自答が起きるのですが

現代に見合ったお知らせ手段からは遠い生活をしている私でも

やっぱり

少しでもお知らせが届くようにと久しぶりに開くのでした。

 

ジュディス・O・ウィーバー博士による

センサリーアウェアネス オンライン連続講座

 

2024年1月7日(日)から月1回 6回連続

ZOOMによるオンラインで開催します。

詳しくは次のwebサイトをご覧ください。

 

センサリーアウェアネス・ジャパン

 

彼女の来日が難しい現在

コロナ禍で急速に発達したIT技術を利用することは

もはや当たり前の恩恵と言えますね。

直に場を囲むのとは、まったく違うことは確かですが

遠く離れた場所からも参加できる機会は

有難いことであるとつくづく感じます。

 

私自身もコロナ禍で行動が制限された時期に要望を受けて

ZOOMを使用したオンラインセッションを

行うようになりました。

当初は緊急対応的に考えていたのですが

遠方の方からの申し込みや

生活スタイルに応じた希望もあり

一人ひとり違うニーズに応える手段として継続しています。

 

急速に変化し続ける世の中に応じて

私たちの日常が簡単に変化していくことを実感します。

こうした数年を生きながら

もう一つの実感があります。

変化の流れに無意識に呑み込まれるのではなく

変化に応じていることが

私自身にどう影響しているのかに気づくことの大切さです。

 

気づきさえすれば自ずと選択肢が広がります。

急速な変化の最中にも快適さを失わずにいられます。

ああ、私が仕事を続けているのは

こんなサポートをしたいからだなぁと実感します。

 

どのような環境、どのような状況であれ

どんな人でも限られた中に生きながら

一人ひとりが自分らしい選択肢を模索することができる。

もしかしたら

それは社会通念や常識という枠組みを

見直すことも含まれているかもしれません。

 

ゲシュタルト療法やセンサリーアウェアネスを体験することが

あなたの日々の暮らしに役立ちますように。

 

 


前回の開催から

COVID-19パンデミックによる中止を挟んで

実に4年ぶりにワークショップを開催します。

SAJ(センサリーアウェアネス・ジャパン)で

センサリーアウェアネスの実践と普及に取り組んでいる

黒田有子さんともども

自然な気持ちでワークショップをしようと思うタイミングが来たことをうれしく感じながら

同時に

日常がこの間に大きく変化していることを実感しながら

気づきの場を分かち合えることが楽しみです。

 

書店や広告やインターネットを見れば

あらゆるジャンルで

あらゆる知見に基づいた

あらゆる指南書や講座が溢れています。

 

食・呼吸・運動・生活習慣・考え方・心のあり方、整え方・コミュニケーション・スキル…などなどなど…

いずれも心身の健康を促進し

より幸せに生きるための方法を提唱する内容に違いありません。

 

言ってみればセンサリーアウェアネスも目的は同じです。

 

センサリーアウェアネスは

人類が見出している科学的知見、学問的知見を基にした

方法や理論を学ぶ代わりに

ただただ自分自身による感覚の気づきを頼りに

誰もが生まれ持っている心身の柔軟な対応力…

これは生命体に備わっている生きる力だと私は思いますが

気づきの体験を通じて、この働きに目覚めようとする実践です。

 

私自身の経験では

この実践を積み重ねることによって

日常のあらゆる瞬間に、その瞬間の私に必要な

ぴったりする選択を自然にするようになった実感があります。

そして

これを自覚するのはいつでもほんの少し後になってからです。

 

少しだけ頭を休めて

ひとときあなたの取り入れている方法をお休みして

好奇心と遊び心を持って、ご一緒に体験しましょう。

 

2023センサリーアウェアネス 3day 

リトリート・ワークショップ 琵琶湖

~自然にまもられて今の自分に気づく三日間~

【日程】2023年10月27日(金)~29日(日)2泊3日

【会場】ビューロッジ琵琶(滋賀県大津市)

 

https://www.kokuchpro.com/event/biwako23/


 

2023 センサリーアウェアネス 2day ワークショップ in 東京

~都会の真ん中でいのちの豊かさとつながる二日間~

【日程】2023年11月18日(土)~19日(日)通い

【会場】国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)

 

東京開催詳細はここをクリックしてください。

 

 

 

 

 

 

今夏、ジュディス・O・ウィーバー博士によるリトリートが開催されます。

場所はカナダのブリティッシュコロンビア州にあるコルテス島

会場はジュディス博士のスタジオです。

 

2020年の開催がCOVID-19パンデミックにより中止となり

前回開催の2018年から、なんと5年ぶりです。

 

この間に私たちの日常も、世界の状況も、急激に変わり続けています。

この世に一つとして移り変わらないものはありませんが

IT技術の目覚ましい進歩は、私たちの日常をますます忙しくしています。

外側にある膨大な情報には容易く触れることができるようになりましたが

内側にある繊細で緻密な情報に触れることは、ますます難しい時代ですねぇ。

 

便利、簡単、エトセトラ… は、私たちに感じる暇を与えてはくれません。

無自覚に進むことばかりを促されてしまいかねません。

今や私たちは自ら意識的になって立ち止まったり

静かな環境に身を置いたりしながら

自分自身に注意を向け、生まれ持った生きる力を育むことが必要なのかもしれません。

あらゆる変化に、しなやかに、わたしらしく対応するするために。

 

今年84歳のジュディス博士によるリトリートの詳細は次のサイトからダウンロードできます。

Judyth O. Weaver博士のリードによるセンサリーアウェアネス カナダ・コルテス島リトリート

 

 

あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

みなさんにはどのように新年を迎えられたでしょうか

横浜は陽光に恵まれた暖かく穏やかなお正月でした

 

近くの高台にあるグラウンドでは数組の家族の姿がありました

キャッチボール、サッカー、凧揚げ…

コツン、コツンと響くのは羽子板に羽根の当たる音…

今も羽根つきをする親子がいることに

何となく心がほっこりしました

 

猛スピードで変化する社会にあって

中でもインターネット環境、デジタル化の波は目覚ましく

あらゆる場面で端末操作を求められたり

軽々とさまざまな活動の横断や拡がりが起きたりしています

 

一方でますます日常が忙しなくなっていないでしょうか

動画を倍速で見るのが当たり前になったり

簡単に答えを知ってわかったつもりになったり

こぼれ落ちるものの多さを思います

 

誰にとっても肝心な人間らしさを見失わないようにと願い

そうした人間らしさを支援したいと願い

今年も虚心に歩きたいと思います

今年もブログの更新はままなりませんでしたが

大晦日にかろうじて思い出すことに安堵もします

多くの出会いに感謝を感じながら

虚心坦懐という言葉に支えられながら、の1年でした

 

みなさんにはどのような1年だったでしょうか

大晦日も正月もない、という気分の方々もいらっしゃるでしょう

どのような状況であっても今日の日は西に傾き始め

明日は新しい1年の始まりの日を迎えます

 

時代の転換期を生きている実感があります

あらゆる分野において選択することの重要性を思わずにいられません

 

現実を曇りのない目でちゃんと見ていたい

そして目の前に起きていることの一つひとつに私らしく取り組んでいたい

 

誰もが少しでも暖かく新年の始まりを迎えてくださいますよう

心から願い、祈ります

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます

横浜は陽光に恵まれたお正月でした

近くの高台から富士山がくっきりと見えました

 

大雪で大変な思いをされた方も多かったでしょう

お仕事で忙しかった方もいらっしゃるでしょう

COVID-19の見通しも立たない困難な時ですが

基本的な感染予防に努めながら

心まで縮こまらない工夫をしましょう

 

メジロやヒヨドリたちの遊ぶ公園を散歩しながら

ふと「きょしんたんかい」という言葉が浮かびました

「虚心…たんかい?」

たんかいの漢字も意味もわからなくて帰宅後に辞書を引きました

 

虚心坦懐:

先入観を持たず広く平らな心

そうした心で物事に臨む態度

 

ああ、まるで天からお年玉をもらった気分になりました

 

一人ひとりのあなたと私にとって

あたたかな瞬間、楽しい瞬間、やすらぐ瞬間が

たくさん織り込まれる1年でありますように

 

今年が終わります

多くの困難があっても、こうして大晦日を迎えると

ほっとするような

気持ちが新たになるような気分を味わいます

 

あらゆる終わりと始まりに支えられていることを感じます

 

暮れなずむ窓の向こうには

帰巣前のカラスたちの群舞がシルエットのように見えています

 

今年も1年間ありがとうございました

出会いのひとつひとつに教わり

出会いのひとつひとつに支えられてています

新しい年に明るい光が差しますように願いながら

みなさまも

どうぞ暖かくしてお過ごしくださいますよう

クリスマスも終わり、年の瀬になりました

漠然と今年を振り返るような気持ちになった時

私の中では昨年COVID-19パンデミックが起きた時点からのことが

ひとくくりのように思い起こされました

 

あらためて自然界は相互に影響し合う営みであることを実感します

 

人類の行動変化に応じて自然界が変化していく

そのプロセスの一側面が気候変動、地球温暖化で

地球環境のこうした変化に応じて

植物界、動物界にも変化が生じ

こうした自然界の変化に応じて人間界も変化していくのですね

一人ひとりの行動変化が社会の変化につながり

社会の変化に応じながら一人ひとりがどうするのかを選択していく

 

COVID-19がきっかけになり

人間がいかにたくさんの人間やものに支えられているのかに

焦点が当たりました

エッセンシャルワーカーという言葉が生まれたのはこのことですね

同時にあらゆる差別、格差の問題が鮮明にもなりました

支えの必要な人を支え、その支える人を支える

つまりは支え合うことの必要にも焦点が当たりました

環境破壊、汚染、地球資源の枯渇問題にも焦点が当たりました

怒りや意思表明の機運が高まりました

 

これまで当たり前だと思っていたかもしれない考え方や価値観を

見直す絶好のチャンスをもらったのかもしれません

 

一人ひとりが自分自身にとって適切な選択をするためにも

焦らず、急がず、必要なだけの時間をかけて

変化の数々に応じていきましょう

 

 

鳴き声に誘われて目を上げるとツバメの巣がありました

親鳥たちが交互に飛び立っては

巣の中で大きく口を開ける雛たちに餌を運ぶ様子を眺めながら

雛たちが大きく羽ばたく日に思いがゆきました

 

コロナ禍で現在の社会が抱えている数々の問題が

次々にあらわになっています

これまで地道に訴え続けてきた方たちがいたからこそ

今ようやく格差や差別への切実な声があげやすくなった

と言えますし

ネット環境の加速する社会になったことも後押ししているでしょう

 

若者たちの活動がSNSを通じて大きな連携を生むことは

私には目をみはるばかりです

同時に

今噴出しているあらゆることに対応をしてこなかったのは

私たち大人だとつくづく考えます。

 

時代の転換期を生きています

 

ビジョンハッカー Vision Hacker という言葉を知りました

名付けたのは日本のNPO法人ETIC.(エティック)

彼らも元々は学生団体として活動してきたのだそうです

 

ビジョンハッカーの意味は

自らのビジョンで、現在や未来の世界の風景を書き換えようとする人

 

NHKでビジョンハッカーの特集が放映されたそうですが

世界中の彼らの、それぞれの活動の一端を知って

私の中には希望の光が灯りました

 

私が育った60年代から70年代も激動の時代でした

大戦後の世界が大量生産・大量消費社会へとまっしぐらに進む中

個人の権利、人間性の回復を求めた闘争や運動が

世界各地で若者たちを中心にさまざまな形で繰り広げられました

 

私が経験している過去と現在

どちらも若者たちの訴えが世界中に広がり

社会を動かす力強さがあり

加えて現在の若者たちの活動に

人間の成長、成熟に向かうプロセスを見る思いがします

 

彼らはそれぞれが取り組みたい目の前のことに取り組みながら

一人も取り残さない方向を

地球に暮らす、共に生きる、全体という方向を向いている

 

これを言い換えれば

人間にとって幸せとは何か

を問い直していることに他ならないでしょう

 

COVID-19の先行きはまだまだ見通せませんが

今、何をどう選択していくのか

とても大切な、とてもよい機会と捉えましょう

彼らのような活動はできなくても

彼らの未来が心地よくなる希望を共有しながら

大切なことを大切にすることができます

私にできる小さなことを暮らしの中に加えていきましょう