寒くなりました。
冬の到来です。
空が明け初める時間も遅くなりました。
戦後最大の財界人、石坂泰三さんという方は
出張するときに
必ず空白の1日を日程に組み込んでいたそうです。
どんなに忙しい時期も変わらなかったとか。
このことを作家の城山三郎さんは
『無所属の時間』と呼んで、大切な時間だという思いを書いています。
役割や肩書きや関係から離れて
ただ一人の人間として過ごす時間
石坂さんにとって空白の1日は
まさに「今、ここ」を生きる時間だったのでしょう。
忙しい現代人は
自分で時間を創ることが必要ですね。
私も空白の1日を組み込んでいこうと思います。