お読みいただきありがとうございます。
人生の彩どり師・関みゆ紀です。
一石何鳥が動くー196「志固男と色許男のルートを辿る」の続きです。
ルートを確保せよ。
routeを確保せよ。
√を確保せよ。
rootを確保せよ。
私の「ルート」を「レトロ」すると、ある思い出が蘇りました。
浅野温子さんの古事記のよみ語りを観に行っておりまして。
2006年の講演だったと思うので、17年くらい前なのかな。
夜の「鹿島神宮」の境内で行われたものだったのですが、
その時の話が、「大己貴神と兄神たちの話」と、
「スサノオと大己貴神」の話だったんですね。
まさか、その時のことが、2023年の今ここへ繋がってるとはなぁ。
予め、お断り(理)しておきますが、
当然、ここは、関みゆ紀のこじつけと思い込みと勘違いの話。
ますます妄想が暴走していくのですが、
「女人金性」なので、「金」の「色」すなわち、
「金色(こんじき)」で着色(脚色)し、
現代の「今色(こんじき)」として書いてまいります。
一石何鳥が動くー191「出雲コンビのルートを確保せよ」
神話を「レトロ≒懐古・回顧」して、神話を「レトロ≒解雇」して、
「レトロ≒蚕」の糸を「金色(こんじき)」にして、
「今色(こんじき)」にしていくとは、
「古事記」を「今事記」として読み解いていく、
「金色(こんじき)の糸で今事記(こんじき)を編む」でございます。
それが「麒麟と黄金の道がひらかれ風が吹く」
ことでもあると思うのです。
「レトロ」の「懐古」を「回顧」して「解雇」して「蚕」で包む、です。
説明がクドイですか?
「古」から「今」へ移行です。
だって、光のセブンも物語りしてますよ、「中今」だってね。
大己貴神の「兄弟間(身内)の争いの火種」と、
「二度あることは三度ある」「三度目の正直」「仏の顔も三度まで」の
3のコトワリの話。
2回殺されて2回蘇った大己貴神。
兄神の八十神(やそがみ)たちに妬まれて、
1回目は火で焙られた真っ赤な石に潰されて、
2回目は木の割れ目に挟まれて。
しかし、二度とも母の刺国若比売(サシクニワカヒメ)が、
高天原の出雲族の守護者である神産巣日神(カミムスビ)に依頼して、
生き返らせてもらってます。
「母」の愛に助けられる、ですねぇ。
しかしながら「二度あることは三度ある」なんです。
兄たちに命を狙われるのを恐れ、
紀伊国の大屋毘古神(オオヤビコ)元へ逃げ、
「木の穴」を通って、スサノオの坐わす
「根之堅州国(ネノカタスクニ)」へ逃げることとなります。
「根の国」へ逃げたってことですね。
さて、この紀伊国の大屋毘古神(オオヤビコ)って
五十猛(イソタケル)の別名らしいのです。
以前作成した画像が「レトロ≒懐古・回顧」されます。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー77「はらえどのおおじの"戸"が違う」
五十猛(イソタケル)は、「木の国」≒「紀伊の国」と呼ばれる、
熊野へ杉を植樹していった、スサノオの息子とされております。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー68「ライオンズゲート」
「根の国」へ逃げた大己貴神は、
スサノオの娘・須勢理毘売命(スセリビメノミコト)と出逢い
「Fall in Love💗」 恋に落ちます。
「父上、素敵な神がおいでになられました。」
スセリビメに連れられスサノオに紹介される大己貴神。
大己貴神を見るやスサノオはこう発します。
「これは、葦原醜男・葦原色許男(アシハラノシコオノカミ)ではないか」
醜男(シコオ)はダブルミーニングだそうでして。
1 醜い男。ぶおとこ。
2 大地に根付く、強く逞しい男。
父親は娘に近付く男へ厳しい目を向ける。
スサノオの父性の発動「根の国」での試練の始まりです。
「とにかく今夜は”蛇の室屋”で寝るがよい」と、
スセリビメに案内させます。
父上ったら、私の好きな御方を「ブ男」と言ったわ( ゚Д゚)
しかも蛇がうじゃうじゃいるあの部屋で一晩過ごせだなんて。
でも、大丈夫~♪(吉高由里子さん風に語るスセリビメ)
大己貴神へ領巾(ひれ)を渡し、こう告げます。
「蛇が襲ってきたら、この領巾を3回振ってください。
この領巾には蛇を祓う呪力があるのです。」
「蛇」は「じゃ」で「邪」で「よこしま」です。
「邪の部屋」へ放り込まれた大己貴神でしたが、
スセリビメのお陰で無事に一晩過ごすことが出来ました。
そんな大己貴神へ、スサノオは更なる試練を与えます。
「今度は、”百足と蜂”の部屋で寝るがよい」
百足とは、ムカデのこと、蜂とは八で、
百+八=百八となり、仏教でいう「煩悩の数」でございます。
「煩悩の部屋」に放り込まれても、またもや、
スセリビメより渡された領巾を3回振って乗り切ることができました。
「妻」の愛に助けられる、ですねぇ。
スセリビメの叡智で、大己貴神は起動する。
精子という、外側へ広がろうとするエネルギーとは違い、
卵子という限りあるエネルギーを持たされている為、
「葦原色許男神」の「邪と煩悩の色」をどこまで許すか、
スセリビメは、限度と節度の「3の叡智」を提示する。
世の太郎に申し上げたい。
「音姫」へ耳を傾けなはれ。
トイレにあるやつじゃないよ、ヤバイ人になっちゃうからね。
その声には、叡智があるから。
世の花子に申し上げたい。
甘ったれを許したままなら「男子」は「大人」にならない。
太郎に都合の好い「女神像」に囚われている自分に氣が付け。
己の身の内に「父性」もあることを自覚せよと。
一石何鳥が動くー81「もののべはそれぞれの内に」
スセリビメの機智により、困難を乗り越えた大己貴神でございますが、
ここで「トリックスター・スサノオ」の真骨頂を発揮です。
トランスサタニアン=見えない世界の海王星だからね。
一石何鳥が動くー145「サ神はアイするカタ」
西洋占星術の海王星の糸の意図は、あらゆる物事の制限を超え、
理想を拡大させていく星ですから、その仕掛けは時に非情です。
一石何鳥が動くー174「2022年11月27日のワケ」
大己貴神を絶体絶命のピンチに陥れます。
一石何鳥が動くー198「鳴鏑矢のやとめを解く」に続く。
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