お読みいただきありがとうございます。
人生の彩どり師・関みゆ紀です。
一石何鳥が動くー23「みどりの窓口へ」の続きです。
「猿田神社」から「玉崎神社」へ
これは、
「菊理媛」から「玉依姫」へ
ということでもありました。
「猿田神社」の御祭神は、こちらの三柱です。
猿田彦大神と天鈿目命は、「みちひらき」のご夫婦ですが、
なぜか、菊理媛命が祀られております。
石川県の白山比咩神社と同じ構造です。
国生みの伊弉諾神と伊弉冉神のご夫婦を、
菊理媛神が括り(九九理)の仲立ちをしております。
菊理媛は、縁結び(括る神)の女神でシャーマン(巫女)の女神です。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー158「菊理媛ふたたび2」
「巫・かんなぎQUEEN」ともいうべき菊理媛。
そこで、「緑の光」が出た。
その後に訪れたのは下総国二宮「玉崎神社」です。
「さき」が、「崎」と「前」の相違はありますが、
下総国一宮「玉前神社」と同じく、「たまさき」であり、
主神 - 玉依毘売命(タマヨリヒメノミコト)=玉依姫です。
日本神話・神道の女神であり、
タマとは霊(神霊、霊魂)のことで、
ヨリとは憑り(依り)つくことを指し、
「神霊の依り代となるヒメ(巫女)」を意味しているので、
「巫・かんなぎ」の聖地です。
「玉依姫」の話を、木花咲耶姫と磐長姫の伝言-53「幸魂・玉依姫」の中で、書きました。
海幸彦と山幸彦の兄弟喧嘩の話のことで、
初代の神武天皇の母の話です。
この話のベースって、「浦島太郎」の話に似ていませんか?
昔々、「浦島太郎」は、助けた「亀」に連れられて、
「龍宮城」にやってきました。
待ち受けるのは美しい「乙姫」と
鯛や平目の優雅な舞いと美味しい御馳走の「お・も・て・な・し」。
夢うつつに過ぎる3年の月日
里心つき、我が家、我が村、戻ってみると、
見知らぬ人に見知らぬ土地で、浦島太郎は異邦人。
地上の時計は、何百年も刻んでおりました。
残されたのは一人ぼっちの浦島太郎と、
開けてはならぬと渡された「玉手箱」。
茫然自失の浦島太郎が、禁忌の蓋を開けてみると・・・。
という話でございます。
幽玄の世界=龍宮城の世界は、時間に追われません。
それゆえに、争いのない世界を映し出します。
「時間」と「空間」の感覚をどう捉えるかが、
人の幸福度に関わってくるということですよね。
自分が好きなことをやっている時って、あっという間に時間が過ぎる。
この「好きなこと」って、「自分が自分でいられる時空間」のことを指しています。
自分が自分でいられる時空間に在ることに
「GO SIGN」を決めることは、
「魂の視点」と繋がっています。
偉そうなこと言ってるけど、お前はどうなんだよって?
「決断したつもり」で生きてるって感じですかね。
3歩進んで、2歩下がる、を繰り返しております。
それでも、1歩は進んでます。
龍宮城の「乙姫」は、「音姫/秘め」のことです。
そして、それは、「玉依姫」=「巫女」のことです。
「浦島太郎」は、今までの「社会」のことです。
あやちゃんは、「太郎」が「三」と「五」の間に入るビジョンを観ました。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー101「月は両手で日を抱く」
この「三」と「五」とは、北緯35度のことも指していて、
「中立地帯」=「好い塩梅」のラインへ「太郎」と共に
進むことなんですよって書いてきました。
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー105「北緯35度線の天岩戸」
宇宙の真ん中で愛智を学ぶー125「世界の頑なさを溶解する」
なぜ、また蒸し返してこんなことを書いているのかというと、
まきちゃんから伝えられた「木花咲耶姫の伝言」に紐づいているから。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-20「新しい神話」
緩やかな時間と、穏やかな空間は、和やかな精神を育てます。
「緑の真ん中」には、争いはありません。
ヨガでいうと、亡骸のポーズ(シャヴァーサナ)してみましょう、
という感じなのかなぁ。
この「ただそこに在るだけ」という
「仮想死」のような時間に許可を出すことが、
龍宮城への窓口です。
私にとって、「赤い鳥居」って「平和」のことなのです。
木花咲耶姫と磐長姫の伝言-93「平和」
「音姫」が、自らの「平和」の中に立たないと
「浦島太郎」は、裏で惑ったまま、表に出ないから。
一石何鳥が動くー25「奈良の都で逢いましょう」に続く。
大変申し訳ございません。
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どうかご了承くださいますよう、
よろしくお願い申し上げます。