一石何鳥が動くー24「龍宮城で逢いましょう」 | 「彩どり師の仕業」今様の巫女的生き方の心得指南いたします

お読みいただきありがとうございます。

人生の彩どり師・関みゆ紀です。



一石何鳥が動くー23「みどりの窓口へ」の続きです。



「猿田神社」から「玉崎神社」へ

これは、

「菊理媛」から「玉依姫」へ

ということでもありました。







「猿田神社」の御祭神は、こちらの三柱です。







猿田彦大神と天鈿目命は、「みちひらき」のご夫婦ですが、

なぜか、菊理媛命が祀られております。

石川県の白山比咩神社と同じ構造です。

国生みの伊弉諾神伊弉冉神のご夫婦を、

菊理媛神が括り(九九理)の仲立ちをしております。



菊理媛は、縁結び(括る神)の女神でシャーマン(巫女)の女神です。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー158「菊理媛ふたたび2」

「巫・かんなぎQUEEN」ともいうべき菊理媛。

そこで、「緑の光」が出た。







その後に訪れたのは下総国二宮「玉崎神社」です。

「さき」が、「崎」と「前」の相違はありますが、

下総国一宮「玉前神社」と同じく、「たまさき」であり、

主神 - 玉依毘売命(タマヨリヒメノミコト)=玉依姫です。

日本神話・神道の女神であり、

タマとは霊(神霊、霊魂)のことで、

ヨリとは憑り(依り)つくことを指し、

「神霊の依り代となるヒメ(巫女)」を意味しているので、

「巫・かんなぎ」の聖地です。







「玉依姫」の話を、木花咲耶姫と磐長姫の伝言-53「幸魂・玉依姫」の中で、書きました。

海幸彦と山幸彦の兄弟喧嘩の話のことで、

初代の神武天皇の母の話です。







この話のベースって、「浦島太郎」の話に似ていませんか?

昔々、「浦島太郎」は、助けた「亀」に連れられて、

「龍宮城」にやってきました。

待ち受けるのは美しい「乙姫」と

鯛や平目の優雅な舞いと美味しい御馳走の「お・も・て・な・し」。

夢うつつに過ぎる3年の月日

里心つき、我が家、我が村、戻ってみると、

見知らぬ人に見知らぬ土地で、浦島太郎は異邦人。

地上の時計は、何百年も刻んでおりました。

残されたのは一人ぼっちの浦島太郎と、

開けてはならぬと渡された「
玉手箱」。

茫然自失の浦島太郎が、禁忌の蓋を開けてみると・・・。

という話でございます。



幽玄の世界=龍宮城の世界は、時間に追われません。

それゆえに、争いのない世界を映し出します。

「時間」と「空間」の感覚をどう捉えるかが、

人の幸福度に関わってくるということですよね。

自分が好きなことをやっている時って、あっという間に時間が過ぎる。

この「好きなこと」って、「自分が自分でいられる時空間」のことを指しています。



自分が自分でいられる時空間に在ることに

「GO SIGN」を決めることは、

「魂の視点」と繋がっています。

偉そうなこと言ってるけど、お前はどうなんだよって?

「決断したつもり」で生きてるって感じですかね。

3歩進んで、2歩下がる、を繰り返しております。

それでも、1歩は進んでます。



龍宮城の「乙姫」は、「音姫/秘め」のことです。

そして、それは、「玉依姫」=「巫女」のことです。

「浦島太郎」は、今までの「社会」のことです。

あやちゃんは、「太郎」が「三」と「五」の間に入るビジョンを観ました。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー101「月は両手で日を抱く」







この「三」と「五」とは、北緯35度のことも指していて、

「中立地帯」=「好い塩梅」のラインへ「太郎」と共に

進むことなんですよって書いてきました。

宇宙の真ん中で愛智を学ぶー105「北緯35度線の天岩戸」





宇宙の真ん中で愛智を学ぶー125「世界の頑なさを溶解する」



なぜ、また蒸し返してこんなことを書いているのかというと、

まきちゃんから伝えられた「木花咲耶姫の伝言」に紐づいているから。

木花咲耶姫と磐長姫の伝言-20「新しい神話」







緩やかな時間と、穏やかな空間は、和やかな精神を育てます。

「緑の真ん中」には、争いはありません。

ヨガでいうと、亡骸のポーズ(シャヴァーサナ)してみましょう、

という感じなのかなぁ。

この「ただそこに在るだけ」
という

「仮想死」のような時間に許可を出すことが、

龍宮城への窓口です。







私にとって、
「赤い鳥居」って「平和」のことなのです。

木花咲耶姫と磐長姫の伝言-93「平和」





「音姫」が、自らの「平和」の中に立たないと







「浦島太郎」は、裏で惑ったまま、表に出ないから。



一石何鳥が動くー25「奈良の都で逢いましょう」に続く。








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