価値観を押し付けてくる親との付き合い方 | 加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

加藤なほ 「"毒親育ち" からの人生改革」

毒親育ち、アダルトチルドレン、恋愛依存(DV)などの実体験を元に、"わたし" を生きる方法を伝えています。
▶︎セッション実績…2013年〜 5000件以上
▶︎メディア…NHK(クローズアップ現代+/あさイチ他)/朝日新聞/他多数。
▶︎著書「ワタシの母は毒親でした。」

 

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母娘関係研究所

加藤なほです。

 

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今日も《メルマガ》読者様からいただいていたご質問にお答えします。
 
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《前回のご質問では、自分を生き始めるために一歩踏み出す勇気を持たれたMさん》のご質問にお答えさせていただきました

(Mさん、お返事もありがとうございました
心から応援しています。
Mさんなら、ぜったい大丈夫!!)



今日は、毒親に対する思いをほぼ完了なされ、かつて毒親だと思っていた親もいる”家庭”という場はじめ、
 
ご自身の身を置く場をもっと自分の心地いい場にしていこうとされている方からのご質問にお答えします。

 
 
読んでいて、
苦しい
イライラする
と思う方もいるかもしれませんが、その場合は、無理に読まないことを約束してください。


それでは書いていきますね。





 
いただいたご質問
 
親は毒親だと気づいたのはもう10年程前で、
本を読みながら自分を許すなどしてきて随分楽になってきていると思う。
 
 
長い年月苦しんだが、
加藤さんが書いているように、
自分と向き合えば親が変わらずとも楽になることを実感してきているし、
ひどい親だと思っていた時期は越えたと感じる。
 
 
本当に自分次第なんだと思う。
 
 
 
ここのところ考えていることは、
同居する毒家族とどううまく付き合ったらいいか。
 
 
それは、住居である家庭が安堵できる家庭にしたい思いがあるから。
 
 
自分が変わることでここまで親への感情が変化してきたのを感じて家庭をこのように変えることももしかしらできるのではと希望を少し感じている自分がいる。
 
 
そのようなものをつくるにはどのようにして親と関わっていったらいいのか、
それを今は知りたい。
 
 
 
親戚一同も、
私にとっては言いたいことをいい、
考えを押し付けてくる毒のように感じているが、職場にもそのような苦手人物がいる。
 
 
その人たちともうまく関わり、
家庭や職場を自分にとって心地よい場とするにはどうしたらよいのか。
 
 
何か、加藤さんからのアドバイスはないでしょうか。

 

 

 

 

 

なほのお答え
 

Iさん、ご質問をありがとうございます。

 

 

お答えさせていただきます。

 


 

自分と向き合えば親が変わらずとも楽になることを実感してきているし、
ひどい親だと思っていた時期は越えたと感じる。
 
本当に自分次第なんだと思う”


 

本当にそうなんですよね。


本当に人生は自分次第で、
わたしは、母との関係や家庭における悩み、生きづらさという悩みに出会ったことで、このことを知ることができました。

 

 

なので、

とてもよかったな

と、かつてのつらさを受け容れることができています。

 

 

さて、

質問にありましたが、
ご自身の力で人生を変えてこられたIさんですので、同居されている家族の方、親族の方、職場の方との関係を変化させることはもちろん可能だとわたしは思いました。

 

(厳密に言うと、Iさんが変化するから、”相手が変化したように見えてくる”
それを、”世界が変わった” という表現をつかうことがわたしはあります)

 



ポイントはここだと思った。
 

”言いたいことをいい、
考えを押し付けてくる”
 
 

Iさんはおそらくこれを 

”毒”

という言葉で表現をしていて、

 

こういう人のことを苦手と感じていたり、嫌だなぁと不快感をもったりしているのかな?と、いただいた文面だけの判断ですが、わたしはそう見立てた上で、考えを書いていきます。

 

 

 

”言いたいことをいい、
考えを押し付けてくる”
 

ここを押さえていくのが今後の課題となるかとわたしは思います。

 

 

 

とてもシンプルな話です。
 

(読者のみなさんもよかったら一緒に考えてみてください)

 


 

”言いたいことをいい、考えを押し付けてくる”
という人は、
どうしてそういうことをするのだろう?

と理解しようとすることを、始めていく

ということです。

(あえて、”理解しようとすることを、始めてみよう” という回りくどい書き方をしていますが、伝わりますでしょうかこのニュアンス…)




これは、

親(他者)への怒りがある段階にいる方はとても難しいことであり、

ここまで読んで、
「なんで親(他者)のことを理解しようとしないといけないんだ!」
と思われる方は、ここで読むのをやめることをオススメします。


そして、《怒りを出すワーク》などに十分に取り組むことをしていただき、読める時がきたら読んでくださいね。

 

 

かねてよりブログでもお伝えしていますが、
”回復には段階がある”
ということをご理解ください。

《参考記事:自分を生きるステップ》

《参考記事:毒親育ちが”合わない”本を無理して読むとこうなる》







さて、

話は戻りますが、

Iさんの場合、親への怒りを表に出すというプロセスはある程度終わっていると思いましたので、

”言いたいことをいい、考えを押し付けてくる”
という人は、
どうしてそういうことをするのだろう?

と理解しようとすることを、始めていく

ということを始める、次の段階へといってほしいとわたしは思ったんです。



わたしだったら、

ですが、



”言いたいことをいい、考えを押し付ける”
と言うのはどういうときだろう?


人は、どういうときにこのようなことをするだろう?

わたしだったら?



というのを想像し、理解しながら相手と付き合う

 

ということを意識していきます。




相手には悪気がないことだってあるし、
心配性の度がすぎる人だったりすることが多いと思うんです。


「周りの人は、どうしてこういうことをするのだろう?」
を、遠くから眺めるイメージです。


どうしてラッコはお腹の上で貝をかんかんかんかん叩くんだろう…?
と水族館でガラス越しに眺めるかのように。

(おかしなたとえですみません…)


そうすると、

Iさんの言動や行動は必ず変わっていくはずです。


周りの人は、なぜそのような態度をとるのでしょうか、一度考えてみてください。





そして…、
わたしが思うにですが、あと2段階くらい、この件は先の段階があるんです。


つまり、
まだまだご自身で人生を変えていくことができるということ!


これがプライベートセッションでしたら、しゃべって詳しくお伝えできるのですが、
 
Iさんの人生がもっともっとよくなると思うと、お会いしたこともないのに、わたし一人でワクワクとても楽しみな気持ちになってしまいましたハート。


もっともっと自由が、
もっともっと多くの選択肢が
Iさんを待っています!!


ますます自分を生きていきましょう。


”毒親育ち” ”毒親” という悩みをきっかけに、自分の人生を改革しようとする人を全力で応援します



Iさん、
ご質問、ありがとうございました。







近々大切なお知らせをブログにていたします。
できるだけ早くお伝えしたいのですが…
 
正直、ずっと思い続けてきたことであるためとても想いが強く、「できるならば、届くべき人にだけ届けたい」という気持ちもあり、メルマガでお知らせしようかまだうんうん迷っていますが…
 
 
いずれにせよ、お知らせまでしばらくお待ちいただければと思います。



 
受付中
 
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母娘関係研究所

代表 加藤なほ