今日の話は

ずっと家族に話せなかった

過食嘔吐のおはなしです。


 

 

私は、長男を妊娠する前から

家族に話せなかったことがありました。


 

 

私は、摂食障害で

過食嘔吐です。

 

 

 

生まれ育った家で

アルコール依存症の親に

ずっと怒りを抱えていて

 

(アルコール依存の話はこちら)

 

 

 

 

ママになったら、

ずっと子どもに対して怒ってて

 

 

その怒りを感じる度に

その怒りを子供へぶつけてしまう度に

過食嘔吐をしていました。

 

 

 

 

ストレスが溜まったり、

嫌なことがあったり、ガマンしすぎたりすると

 

 

いつもより食べすぎて

自分で吐き出してしまいます。


その衝動は

なにをやっても止まらない。

 

 

 

旦那さんにもずっと隠して、生きてきました。

 

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私が家族といても

安心できなかったのは

自分のことを

ちゃんと話していなかったから。

 

 

 

 

ちゃんと話すことなく

自分のことをわかってもらおうなんて

そんな都合のいい話はないし、

伝わるわけがなくて

 

 

 

ちゃんと話せないから

いつも家族に嘘つくような罪悪感があって


 

嘘つきながら

生活していた感覚があって

落ち着くことができませんでした。


 

自業自得といえば、そうなんですが。

 

 

私は

 

過食嘔吐の自分のことを

おかしい

 

ずっとずっと思ってました。

 

 


 

変な私にならないように

ちゃんとしよう、

ちゃんとしなくちゃと

思って生きてきました。

 


 

 

だって、おかしすぎる。

ご飯食べて、

吐いちゃうなんて

おかしすぎる!!!


 

 

そう感じるたびに

自分のことを「おかしい」「変だ」と

決めつけて

自分で自分を傷つけてました。

 


 

こんな、おかしい私は知られちゃいけない。

こんなにおかしい私は、

受け入れてもらえるはずがない。

 

 

だから

家族に本当のことを話すのが

とてもとても怖かった。


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旦那さんなんて、

付き合っている頃から含めたら

14年も一緒にいたのに。

 


こわくてこわくて、

ずーーーーーーっと話せなくて。

 


 

やっと告白したのが去年のことでした。

 

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旦那さんは、

 

私が夢に見たような

あったかい言葉で

私を受け入れてくれました。

 

 

 

ずっと、どこにいても不安だったけど

こんな近くにちゃんとあったのだと

やっと感じることが

できました

 

 

そしたら

ずっと戦場だった自宅が

安らげる場所に変わっていったんだ。

 

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それから長男にも、

摂食障害のことを伝えました。

 

 

伝えたときは、

ちょうど大学受験の進学シーズン

だったんだけど

 

急に志望校を変更して、

 


 

作業療法士という

 

医療、リハビリの専門学校

に通うことになりました。

 

 

 

作業療法士は、リハビリのことを中心に

精神科や摂食障害のことも

学びます。


 

 

長男は、なにか知っていたのか

わかりませんが

 

作業療法士としての道を

自分で選びました。

 

 

なので、私は

 

「もしお母さんのことがわかれば、どんなことでもいいから、教えてほしい」と

 

お願いしたら

 

 

 

長男は

「いいよ~!!」

言ってくれました。

 

 

 

こんなに助けてくれる体制が

整ったのに

私はまだ、過食嘔吐の渦中にいます。

 

 

 

症状は軽減していますが

まだ直っていません。

(症状のことはまた別にかきますね)

 

 

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心の学びをして、

気づいたことはたくさんありました。

 


なんで過食を選んだのか

 

どうして食べたいのか

 

なぜ吐いてしまうのか

 

その奥に、どんな思いが隠れているのか。

 

 

治す体制(旦那さんや長男)が

どれだけ整っても、

 

 

やると決めるのは自分であり、

行動するのも自分であること。


 

人には変えてもらえないこと。

 

 

治すための魔法の薬もないこと。

 

 

私がやらなければ、

未来も変わらないこと。

 


そんなことに、

はっきり気づくことができました。

 

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今まで自分のことを

ずっとおかしいと思ってきたけど

 

 

まだ、自分を「おかしい」と思っていたら

 

 

今の私を

受け止めてくれた旦那さんと

長男を

否定することになってしまう。

 

 


なので、

過食嘔吐はおかしいことじゃない!と

自信満々に言えるようになりたい。

 

 

まだ今は

涙が出てしまうことも

多々ありまして

情けないのですが

 


これから出会う方に
笑ってつたえていけるように
なりたいですクローバー
 
 
私の体の個人的な話ですが
読んでくださってありがとうございました
 
 
こちらもどうぞジンジャーブレッドマン音符
 
 

 

 

 
 
 

 

私の症状について⑤ 摂食障害の私ってどんな私?

 

値引きシールのついた菓子パンと過食嘔吐

 

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