『新種・負け犬』の私が産んだワケ -4ページ目

六本木ヒルズデビューの顛末

ベビーカーで六本木ヒルズにデビュー!

Ribbon Hakka Kidsで、ベビー絵本を購入した。

たくさんあって、迷ったため、思い切って実験をすることに。

一つ一つベビーカーの子供に見せ、手をだしたものにすることにした。

なんと、サル絵本にビビッドに反応!

サル好きか…

妊娠経過~53寝たきり生活と花

26th Feb 2005

実家での寝たきり生活も段々慣れてきた。

会社の悪夢にうなされることひと月、風邪を引いたことで少し浄化されたらしい。

風邪を引いてうなされた夜、ふと目についたのが実家にひっそりと隠されていた

シャーリーマクレーンのアウトオンアリム以降の全巻。

手に取り、読み始めて、取り付かれた。

そもそも、細かなシャーリーマクレーンの恋愛談などは、まあご愛嬌なのだが、

とにかく、わかりやすく、そして、自分が今まで巻き込まれてきた

あらゆる「いざこざ」(人間関係だけでなく、仕事のトラブル、病気…)は、

実は自分が「望んで引き起こしてきた」のではないか?という説に

目から鱗のようだった。

(説によれば)もちろん、トラブルなんて、誰でもできれば避けたい。

といいながら、過去生から与えられた「性=さが」によって引き起こしてしまい、

それを避けようとばかりするためにトラブルになってしまう。

人は、過去生から与えられたトラウマを持ち、課題を乗り越えるために生きている。

なのに、トラブルから学ぼうとせずに、無理に避けようとしたり

学ぼうとしない態度から、何度も同じようなトラブルを引き起こしてしまう…というのだ。


そういえば、私は、なぜか、いつも上司とトラブる。そして、その上司は退社する。

今、私の上司だった人は、会社には誰も残っていない。(早期退職の会社なんだけど)

補完関係が成立し、性格的にも合い、とても上手くいっていた場合でも、

なぜかトラブルが起こってしまう。

自分がつっかかっている場合もあるけれど、どちらかというと、ある状況の変化によって

関係がこじれていく場合が多いように感じる。

これは、いったい、どう、乗り越えればよかった、というのだろうか…。う~ん。


ある晩、夢を見た。

品性下劣というか、深く広く物事を捉えずに一方方向の価値観に従う

タイプの権力者に(ナチスみたいだ…)対して、不信感をもち、誰かをかばうために

戦う夢だった。

会社での出来事も多かれ少なかれ、こんな感じの状況だと思った。

なので、最初は会社の過去のトラブルの出来事を思い出しているのだと思った。

でも、ちょっと違う気がして、目が覚める。

そういえば、私がいつも、心が追い立てられていた。

「強い不信感を抱く権力者」から

「自分だけでなく、仲間や後輩を守る」ために、

「力尽きるまで、力や知恵を尽くす」ことに、追い立てられてきた。


営業職というのは、まあ、クライアントからの売り上げを最大化するために

力尽きるまで、力や知恵を尽くすことが仕事のようでもあるけれど、

どちらかというと、社内において

同じようなことに疲れ果てていたような気がする。いつでも。

どんなに自分を買ってくれている上司と出会えても、

いつか、上司はその上司や会社の方針や突然の方針転換をぶつけてくる。

フィルターをかけてはいるが、

たいがいの場合は、そのままぶつけてくる。(男の上司の場合は特に顕著)。


そして、いつか必ず不信感が募る。それが、起爆剤となっていく。

起爆剤といっても、私は怒りをその場で爆発させることはないタイプ。

深く怒りをしずめて、水面下で動きはじめる。

根回しが完了したところで、穴が掘られている…という状態を目指す(笑)。


現場を知らない経営陣の考え方をスルーする上司や経営に対し、

常に、3歩先まで見通せるように情報網をはりめぐらせ、

上司や経営がどのような手をうってくるかを予測し、

身を守るため、朝令暮改の方針転換に振り回されないように

常に先回りしてチームの戦略をたて、忙しく立ち回ってきた。


でも、この立ち回りに、途中、もしくは最後に気づいた上司連は、必ず報復してくる。


横森理香も「愛しの筋腫ちゃん」で、書いていたけれど、

仕事に夢中になり、女性性を謳歌していない女性は、

第2チャクラのエネルギーが滞り、怒りのエネルギーが深く溜め込まれてしまうため、

子宮筋腫ができやすい…というか、第2チャクラあたりに病ができやすい…らしい。


そういえば、ヒーリング(レイキ)なんて、あやすぃー!と思っていたけれど、

(妊娠に気がつく前)どうしても、何をやってもだめなときに行ってみた。

そこでも、そういや、ヒーラーに同じようなことを言われた。

「頭と、おなかのあたりに、すごい痛みを感じるんです。負のエネルギーが溜まっているかも」

私も、ヒーリーング中に、すごい痛みを感じていたから

なんとなく納得した。


これは、トラウマを癒すだけじゃ、やっぱ、だめなんだろうな…

トラウマを乗り越える必要があるんだろうな…。

目に見えない敵と戦うような気持ちになって夜が更ける…。





ヒルズデビュー!

19th Nov 2005

ついに、ベビーカーで六本木ヒルズデビューしました!

ハワイ(米国内)でも、安く売っているベビー向け「布」絵本を

Ribbon Hakka Kidsで入手。

音が出たり、引っ張ったり、はぐはぐ噛み付いたりしてもOKの本で

とにかく、カラフルでかわいい!

大人でもほしくなっちゃうようなベビーグッズ。英語の勉強にもいいかも。

(っつっても、中身は、Splash-splosh!みたいな擬態語英語ばっかだけど)

でも、インテリア雑貨やジュエリーなどもおしゃれでお勧め。

http://www.roppongihills.com/jp/shops_restaurants/details/shop.php?id=101330049


それにしても、都内のメトロは、いまだにぜんぜんバリアフリーになっておらず、

エレベーターに乗るためには、あちこち振り回されてへとへと。

ちなみに、六本木駅(大江戸線しか地上へのエレベータはなし)は、

自衛隊宿舎跡の真横にあります。

そこからヒルズまで、ベビーカーで街を歩くのは、勘違いはなはだしく、

こっぱずかしい割りに、ヒルズの中はベビーカーだらけ。

六本木って、久しぶりに歩いたけれど、ちょっと殺伐としている気がします。

自衛隊宿舎跡のあたりが、高級ホテルになるので、

その辺りができてくると、また一段外国っぽくなるのかな…って気がします。

サロン・ド・料理教室

18th Nov 2005

今日は、実家の料理教室(実家に先生を呼んでみんなでレッスン)で、

先生のイタリア土産をふんだんに使った

ポルチーニのハンバーグ煮込み、イタリアンハーブのスープ、

伝統的正統派ピーチメルバを作る。

めちゃうまっ!

イタリアには、煮込み料理に入れる乾燥(ミックス)ハーブ類がいろいろ売っているそう。

バジル、オレガノ、乾燥トマト、乾燥ズッキーニ…いろいろ入ってるけど、

スープに最後に振り入れるだけで、イタリアーンな感じ。

STAR社のポルチーニキューブは、教室では使わなかったけど

普通のきのこ、たまねぎを入れて、リゾットを作り、最後にキューブを入れるだけで

ポルチーニのリゾットになっちゃう優れもの。

日本でいうと、これは、マツタケ風味のダシみたいなもんか?


現地で売っていたソアベも、機内持ち込みで持ち帰ってくれて、みんなで飲んだ。

いや~うまい!

「これ、たった4ユーロ(600円くらい?)だった~。」って驚き。

イタリア国内で飲むワインは防腐剤が入っていないから

全然おいしいらしい。

ちなみに、イタリア人は「バローロ」は、一生飲まずに終わる人がほとんど…と

いうほど、国内ではみたこともない完全「輸出商材」らしい。

でも、比べるのもなんだけど、

普段から、こんなにおいしいワインを4ユーロで飲んでたら、

バローロ飲まないで死んだとしても、別にいいのかもね~。


ちなみに、ピーチメルバは、日本ではへんなものになってるわね~と

先生談。

メルバというオペラ歌手のために、作ったレシピらしい。

伝統的なピーチメルバの作り方…

*砂糖100gを火にかけ、焦がす。1/2カップの水を加えてカラメルを作る。

*水気を切っておいたピーチをカラメルにからめる。

*オーブンでアーモンドを軽く焼いておく

*器にアイスクリームを盛り、その上に先ほどのピーチ、アーモンドを散らし、

 最後に残ったカラメルをたらす

簡単だけど、美味。



妊娠経過~52子宮筋腫とお風呂、お見舞いについて

25th Feb 2005

入院中のお風呂のことを書き忘れていました。

「安静」とは、どういうことか?

お風呂なんて入れないんです。シャワーでさえ使えません。

入院中は、とにかく横になる姿勢以外は、できるだけとっちゃいけないので、

立つ、座る時間も制限されています。

じゃあ、どうするか?

入院中は、3日に1回カラダを拭いてくれて、4日に1回シャンプーをしてくれます。

もちろん、ベッドに寝たままで、枕元に移動式のシャワー台を持ってきてくれて、

看護助師さんが、洗ってくれました。

昨年クリスマスの日に入院して以来、年末29日に初めてのシャンプー。

その時は、本当にありがたかったです。こんなに幸せなものか…と。

痛みで冷や汗もかいてるし、髪はとりあえず、ひっつめ。

もう、全身ボロボロの感じ。(もちろん、痛いし点滴でそんなこと構ってらんないけど)。

人のやさしさが手から伝わるという感じ。

なんだか泣けてくるわけです。


とにかく痛いし、ボロボロなのに、親や夫以外のお見舞いがこようとしてくれるのは

気持ちはありがたいが、今回に限っては正直、迷惑だった。

痛いし、点滴で動けないし、お風呂に入れてなくて身奇麗ではないし。

なにより、子供が本当に生まれてくるのか不安でいっぱい。

笑顔で対応することは難しい。

夫の両親についても、落ち着いてから、きてもらうことにした。

(年明けの雪の日にきてくれた。平日だから夫はいない。

 心配した…と言ってくれて、申し訳なさとありがたさはあったものの、

 「(義父)動いて体力もどさないといけないね」

 「(義母)帝王切開になっちゃうかもしれないの?私も切ったけどその方が楽よ~」

う~ん。

言葉って難しい。

私は、できるだけ筋腫炎症が再発しないように、出産まで動けないし、

あと5ヶ月間、筋腫の成長との勝負で自然分娩ができる可能性も残っていて、

これ以上、筋腫が大きくならないこと、イコール自然分娩の可能性という

複雑な状況。

すでに楽かどうかでいうと、「全然”楽”ではない状況」なのに。

心配をかけて申し訳ない気持ちもあるし、

そんな言葉尻を捕らえて怒ったりする気はないんだが、

この状況を理解していない親については、正直、まったくの「他人」を感じてしまった。

やはり、子供は自分たちで生んで育てるものなのだ…と。

義両親とは

せめて、「迷惑をかけあわないようにする」だけでも儲けもんなんだ…と実感した。


会社からは「仕事は心配いらない」のひとことで誰からも連絡が入らずじまいで、

切り捨てられたようで、つらかったため、

携帯メールに「大丈夫なのか?」とメールをくれた、ほんの一握りの友人や先輩には

心から、感謝をしていた。

こういうときに、本当に大切にしなければならない人が見えてくるものだな~と実感。


でも、その中でも、執拗にお見舞いにくる!と連絡をくれた人がいて、

ちょっと閉口した。

きっと、どんな状況か説明がつくものでもないし、

入院中のこのボロボロで、子供についても心配で仕方がない時期に、

どうしても、会って、元気になれると思えなかった。メールの文面も文面だし。

本当に難しいね。

自分がこういう体験をしてみて初めて、

人がピンチの時に、どう対応するかは本当に難しいこと、

そして、絶対に、「ただそっとしておく」ことは『いけない』こと。

メールでもいいから、励ましてあげたい、と心から思った。


退院した実家生活の今も、子宮筋腫がまた、再度炎症しないように、

湯船につかることはご法度で、2日に一回程度

バスチェアーに座って、シャワーを浴びる。

髪とカラダは一緒に洗えない。そう、一回10分以内に終わらせる。

ゆっくり、お風呂につかりたい。

でも、もう、このころには幸せのレベルが下がりまくっていて、

自分で好きなときにお風呂に入れるだけでも幸せ200%だった。

(病院では、3日に一回のシャンプーとか、時間帯も

入院順に予定が組まれていて、どんなに頼んでも変えられない)



気になる右脳教育

新種負け犬が、突然出産した妊娠経過をブログにしています。

詰め込み教育賛成派の私だけれど、

どうも、右脳教育が気になっています。

七田式の案内をもらったことがあり、いったい何をどう教育するのか

気になっています。

世の中スピリチュアル流行。

妊娠生活、出産を超えてみると、これは、

はやりで終わらない気もしているんですよね。

つまり、次世代の人類は右脳をばりばりに使って、

スピリチュアルに目覚めるが勝ち!という気になっています。

シャーリーマクレーンものにすっかり嵌っているのですが

(ブログで詳述してます)

なんか、子供には、英語とか音楽とか

そういうものだけでなく、右脳教育を考えたいと思っているのです。

お勧めのものがあれば、ぜひ教えてください!

横浜パンパシのベビー対応に大満足!

16th Nov 2005

横浜で、久しぶりの演奏会!ついでにお泊りを決行!

選んだのはパンパシフィック。演奏会場と直結していることもあるけど、

じゃらんで発見した平日プランで、一人7500円は安い!

11:00チェックインの翌日15:00チェックアウト。

ベビー連れだと、11:00チェックアウトとかは結構つらいものがあるので

大変満足。トスカでランチして、散歩して、部屋に戻ってオムツを替えて、、、。

余裕でスケジュール組めるところも、一泊じゃないみたいなゆとり。


ベビー連れと連絡してあったのだが、部屋にはベビーベットも用意され、

ベビー用のタオルも3枚も用意してくれており、楽チンだった。

旅館の温泉も捨てがたいけれど、部屋風呂はいまいちだから、

ホテルの方が、やっぱりセレブ気分満喫できる気がする、、、。


クイーンズイーストなんて、何年ぶりかしら…と思って、散策したけど、

ベビーカーの人がたくさんいて、浮かないし、

フロアや各ショップがゆったりしていて、

ベビーカーでも全然狭く感じない。横浜マダムがうらやましくなりました。

東京だと青山にある

スパイラルマーケットとか、

http://www.spiral.co.jp/market/index.html

輸入雑貨「アリベデパール」

http://www.arrivee-et-depart.com/ などの支店もあって、

ベビーベッドに飾るオーナメントを思わず購入!

いかにもキャラクターみたいなのが嫌で、もらうことすら拒否してましたが、

やっぱり、フランスものはかわいいのがあって、ついに購入しました。

クリスマスだしね。。いいかな…と。

青山には妊娠・出産でしばらく足を向けてなかったが

思いっきり、掘り出し物探しを満喫することができました。


なんか、本当にゆったりできた一日でした。

思えば、この一年、もう、なんだかわけもわからず、

疲れてたし、こもってたし、、、こういうのって本当に大事なんですね~。


ちなみに、今回の演奏会は、

なんと、佐渡裕の指揮で、カルメンとドボルザーク。

そして、合間に佐渡裕のMCついでに、

縦笛でタイガーマスクまで演奏してくれた。サービス満点です。

おまけに

とくダネ!の小倉さんと佐々木アナにも会えました。

また企画しようっと!


ちなみに、行きは私とベビーだけで桜木町までたどり着かねばならず、

ちょっとした冒険でした。っていうか修行。

バリアフリー施策は、結構進んでいるようで進んでなくて、

ベビーカーに乗っけて、ずっと電車を乗り継ぐことはできませんので、

子供は抱っこひもでくくりつけ、

右肩に畳んだベビーカー、左肩にハンドバックをかけ、左手には着替えなどの荷物。

このスタイルで電車に乗って、なんとかたどりつきました~。

もう、全然セレブなんてもんじゃありません。

車やっぱり必要かな…と思う今日この頃、、、。

妊娠経過~51 妊娠中の風邪

25th Feb 2005

前日、熱が出て、もし、万が一インフルエンザだったら…と青ざめて、

朝から、産院へ電話。

実家からは、産院はタクシーで30分の距離。

安静生活を言い渡されているため、電車を乗り継いでいくなんてご法度。

でも、熱でふらふらしているので、たとえタクシーでも30分の距離は辛い。


病院に電話すると、産科の看護師にまわされて、

私「熱があって、インフルエンザかもしれないんですけど…」

看「何度くらいですか~。あっ、38度。なら風邪かもしれないわね~。

  インフルエンザって、40度超えるから。」

私「そちらに伺ったほうがいいでしょうか」

看「いや~近所の病院行っていいわよ。今日も産科込んでるし。

  熱出してるのに、待っててもらう場所ないし。

  お薬?まあ、大概のもんは大丈夫だから、とりあえず、そっちのお医者さんに相談して」


ということで、近所の病院へ母に歩いて連れてもらって行った。

こんなときでも、

ひっさし振りの外出に興奮!嬉しい。外の空気って気持ちいい!!!と

泣きそうになった。

幸せのレベルが低すぎるか…。

でもね、人間、

自由に外を歩けて、

好きなものを自分の目で、手で選んで買い物できる幸せ

って本当に侮れない。

ついでに、食べたいものを自分で料理したり、

友達や家族に会いたい時に会いに出かけること、

これも本当に幸せ。

年を取って、同じように、寝たきりになることは

本当に辛いことだろうな…と実感しました。

98歳になる祖母は、まだまだ元気だけど、

一人で外出は家族が心配して、ままならない状態。

おばあちゃんの生活って、こんな感じだったのかしら…と思うと、

ちょっと、泣けました。

健康に勝るものはない!んですね。


ということで、病院にたどり着いたが、激混みで

1時間待たされ、インフルエンザの検査を受けて10分待ち。

その間にすんごいお腹が張ってきちゃって、簡易ベットで寝かしてもらって

待ちました。

結果は、ただの風邪。漢方薬と抗生物質もらって帰りました。

妊婦でも大丈夫らしいので、ちょっと疑いつつ薬を飲み始めると

だいぶ風邪の症状の出方のスピードも上がってきて、

あと何日かで直るな~と実感。


待ってる間

看護婦さんが、「懐かしいわ~妊娠。あとちょっとね~がんばろうね!」と

言ってくれて、ちょっと嬉しかった。

毎日、大きくなるお腹が重いし、動けないストレスが、癒されました。

自分にとっても妊娠が「懐かしい」と思える日がくるのか不思議だった。

でも、きっと、一生のうちで短い期間なんでしょうね。

性格的にせっかちだから、

9ヶ月間なんて、本当に長いし、パッと悪阻になって、

パッと生まれてくれればいいのに~と(不謹慎にも)思ってたけれど、

こればかりは、

本に書いてあるとおり、

ある期間が絶対に必要で、プロセスを飛ばしたりできないことなんだと実感。

むしろ、そんな早く生まれてしまったら、

心肺機能ができていなかったり、脳の発達がお腹の中で十分にできない恐れも

ある、、、、つまり、胎児にとってお腹の中ですごす9ヶ月間には

重要な意味があり、そしてとても必要な時間だということ。

仕事をしていると、何でも、(正確で)早くできるものなら、早く片付け、

段取りで解決するなら、期間短縮を目指すべき…なわけなんだけど、

全然違うのね~(当たり前だけど)。

短縮も、段取りも通用しない、のが

本来の動植物の一類としての「人間」なんですね。

「機が熟す」という言葉が頭の中をぐるぐるぐるぐるしていた。


でも、正直なところ、もう、妊婦生活も7ヶ月目なのに、

赤ちゃんがいる実感って、未だにまったく沸かない自分。

(だって、生まれてないから仕方ないさ…

 お腹の中で動いてんだか、張ってるだけだかよくわかんないし。)

もちろん、検診に行って心音を聞いたり、エコー見たりすると、

おおっ!って実感がテンコ盛りになるんだけど、

普段はやっぱり、よくわかんないものなんだよね…。


こんなことで、生まれてきたら、どうなることやら、、、、。




 

パンパシフィックホテルへベビーとGO!

15th Nov 2005

本日は、ようやく、羽延しデーです!

1ヶ月前くらいに、横浜みなとみらいホールでコンサート&ホテル一泊。

昨年、つわりで苦しかった年末の「第9」以来のコンサート。うう~。

コンサートは財団が主催らしく、めちゃくちゃリーズナブルなのでラッキー。

平日だからな…と思いつつ、主婦生活って、仕事もないし、

なんのためらいもなく行動に移せちゃう!

主婦生活万歳!本当に素敵!


横浜勤務のダンナに、「一緒にどう?」と誘ったらOK、

ついでに翌日休みを取って、横浜に一泊することにしちゃいました。

ベビーは実家に預けるか結構迷ったけれど、

夜のコンサートって、結局、終わるのが9時くらいで、

横浜からだと、何にも食べずに東京まで帰ってきても10時になっちゃう。

腹へって、横浜も満喫できずに実家にトンボ帰りっていうのも

ちょっと、寂しい…ので、迷ってました。

ところが、

平日って、本当にサービスがいいのね~

横浜の某外資系ホテル、平日プランで月~水は、なんと1泊7500円。

大人二人+ベビーで15000円だけど、会社の宿泊補助でしめて1万円。

素泊まりだけど、これは、通常の4分の1くらいっすよ!

ベビーベッドも入れてくれるので、

先に横浜に行って、ワインとテイクアウトのお料理を用意するつもり。


あ~会社員って損してるんだな~

税金はもれなく取られて、かつ、平日に休みが取りにくいから

不当にレジャー費を吊り上げられて…。

フリーになる道をやっぱり探そう!と決心しました。

妊娠経過~50 インフルエンザ?!浄化?

22th Feb 2005

病院の検診日の夜、無性に熱っぽく、のどが急に痛み出した。

寒くて、毛布だけでは足りなくて、恐る恐る体温を図ると、38度だった。

まずい。

巷では、インフルエンザがはやっていて、妊婦が掛かると大事だ。

まさか…あんなに気をつけていたのに。。。

病院で、いろいろな検査をするために、病院中をあちこちまわった時に、

すごい混雑で、風邪っぽい人たちの集団がいる待合室も通らざるを得なかった。

もちろんマスク着用で通っていたけど、

トイレなどでは、ちょっとはずしてしまったし。感染したかもしれない。

あわてて、緑茶で鼻うがいをするが、

だんだん喉は痛くなる一方。


ぼんやりしてきて、うとうとすると、

また、会社の悪夢にうなされて起きてしまう。体がだるい、、、。


ふと、今日の病院での出来事を思い出す。

今日は、父と母で車で病院まで送ってくれて、付き添ってくれていた。

さらに、そこへ妹が、バイト先からやってきて、病院で家族集まることに。

案の定、予約時間の30分前に到着しているのにも1時間も待たされており、

父は午後、仕事があったために、妹と父で病院近くで食事に出た。

その間、診察が終わった私と母は、

父と妹に連絡を取ろうとしたが、携帯がつながらず、とてもイライラした。

そして、やっと見つかった二人。

その後、なぜか、妹と口論になり、

「お姉ちゃんのその効率を重視した物言いが、

 父と母を苦しめている。ちょっとばかり効率が悪いやり方だとしても、

 もっと、心穏やかにみんなが丸く収まる方法を取るべきだ。

 昔から、ずっと、そのおねえちゃんの物言いに

 家族は振り回されてきたのよ!」という言葉がリフレインする。


その場は、すぐにおさまったが、

かなり、心に刺さる一言で、思わず、いろいろと説明ならぬ言い訳をし、

丸め込んだが、心はずっと、暗く閉ざされてしまい、一日重苦しいものを抱えた。

その時の心理状態は、

まるで、会社で日々追い詰められたような「感じ」と同じだった。


これが、シャーリーマクレーンの書いている

「浄化」の状態なのかもしれない…となぜか直観した。

病気や怪我、人間関係のトラブルなど、すべては自分が引き起こしている。

過去のトラウマを浄化させるためであったり、

何か別の事態を誘引するための「必然的な」病気だったりする場合がある。

風邪などは、医学的にも

ストレスにより、体内を再活性化させるために引き起こされるもの、

だそうで、無理に風邪薬などで押し込めてしまうと、

体内にまた、火種を持ち続けるようなもの、だとか。

風邪を引いたら、足湯や体の温まるものを摂取して、

熱を放出し、喉や鼻から菌を出すだけ出させることで、

体が浄化され、より、健康になることができるそうです。


となると、今日の出来事が関係しているだろうか?

となると、インフルエンザではなく、単なる風邪だろうか?

いずれにしても医者にかからなければ、、、

薬は飲めないんだろうか、

胎児に影響はないんだろうか、、、不安を抱えながら夜をすごした。


シャーリーマクレーンの該当部分を丹念に読み返すうちに

うとうととして、そのまま朝になった。