全3回でお伝えする「くしろ湿原ノロッコ」号の乗車記。
前回、①車両編で車両の内外装をご紹介しましたが、今回は②乗車編です。

 
■釧路駅
くしろ湿原ノロッコ」号に乗るためにやってきたのはJR釧路駅
 

駅舎内に入ると、ノロッコ号のディスプレイがありました。
駅員さんの手作りでしょうか🙌
 
 
近距離きっぷの券売機は1台だけ。
みどりの窓口はありますが、混雑していましたので、乗車券類はあらかじめ用意してきた方が無難です。

 
■自由席は混雑
くしろ湿原ノロッコ」号は、3番線からの出発。
「改札中」の表示は出ていないものの、ホームを見るとすでに人の姿が💦
 
 
早速ホームに向かってみます。
 
ホームにいる人たちは、ノロッコ号の自由席(1号車)に乗る人の列でした。
本数が少ない釧網本線なので、トロッコ車両ではない自由席(1号車)の需要が、結構あるかもしれません。
 
指定席代530円を払うのが惜しくて自由席に乗るというより、トロッコは求めていないので自由席に乗るという感じの方が多いようにお見受けしました。
 
 
なお、「くしろ湿原ノロッコ」号は、時間的に乗りやすい 2号が最も混雑します。
2往復運転される場合には、3号4号の方が狙い目です。
 
1ヶ月前発売で慌てない為にも、2号を避けたプランニングもご検討ください。
 

■ノロッコ号入線!
入線は10:33。同時にドアオープンになります。
自由席の列に並んでいた方は!車両に吸い込まれていきますが、指定席に乗る方の姿はほとんど見かけません。
 
でも、出発の30分以上前の入線してくれるのは、ゆっくりと写真を撮ることができるので有難いです👍
 
 
機関車も古そうです。
旋回窓が付いていて、北海道の機関車という感じです。
 
 
釧路運輸車両所を表す「」の区名札が、釧路にいることを感じさせてくれます。

 
■私の座席は?
そろそろ、指定席をとった2号車に乗車してみましょう。
「オハテフ510-1」です。車両記号の「」は展望車ですね。
 
 
売店が近く、釧路湿原側ボックス席の窓側を確保しました✌️
 
 
私の席は、下の写真で右端の6人用ボックスです。

売店がすぐ目の前で、予備席の4人用ボックス席が隣にあって、何かと便利そうな席です。
 
 
通路側には4人連れのご家族のうち2人がいらっしゃいましたが、席が離ればなれになってしまい、かなり高齢のお年寄りもいらしたことから、車掌さんが4人用ボックスに誘導していました。

私の向かい側にいらした1人乗車の男性も釧路湿原駅で下車されたので、結果的に釧路湿原駅から先は、ひとりで6人用ボックスを満喫することができたのはここだけの話です🤫
 

■お弁当は予約制
売店では、飲物や乗車記念グッズが売られています。
車内販売では、地元産の牛乳プリン「ノロッコプリン」(360円)が人気でした🐮
 
 
お弁当が欲しくなる時間帯ですが、当日販売はありません🙅‍♀️
お弁当は3日前17時までに電話予約(土日祝除く)したうえで、当日受け取りになります。
 
売店は混雑するので、発車前に受け取るのがおすすめです。
 
 
予約制の「こだわりランチBOX」(1,080円)。
 
10時間かけて焼き上げたという阿寒ポークのサンドイッチとお惣菜の詰め合わせ。
ボリュームの割には、お値段高めですが、地産地消のお手伝いと車内販売の継続を願って、購入してきました。
 
 
地元の素材の良さを活かして、丁寧に作られている味わいでした😋
良い食材は、その地元で食してこそ、味わい深いものです。
 
釧路駅では、「こぼれいくら!サーモンちらし」などの海鮮を中心とした駅弁があるはずですのが、そちらはまた今度にします🦀

 
 ■記念乗車証
出発前から、車掌さんが検札にやってきました。
検札を受けると、車掌さんから記念乗車証を頂けます。
 
 
往路と復路でデザインが異なっています。
しかも2020って、毎年デザインが変わる力の入れようです👍
 
また来年も乗りに行くって、そう簡単には行けませんけど😓
 
次回、③車窓編  では車窓から見られる雄大な釧路湿原の様子(もしかしたら野生動物の姿も)をお伝えします!