「リゾートビューふるさと」の乗車記です。
長野駅~南小谷駅を結んでいるJR東日本の「リゾートビューふるさと」。
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前編では、長野駅から松本駅までの篠ノ井線を走行し、日本三大車窓の姨捨駅からの景色を堪能してきました。
後編では、松本駅から大糸線の南小谷駅までの様子をお伝えしています。
停車時間に穂高神社参拝
松本駅で進行方向を変えて、大糸線に入ってきました。
最初の停車駅は、穂高(ほたか)駅。ここで最大の36分間停車となります。
土日ですと、穂高神社の巫女さんが出迎えてくれて、徒歩5分ほどの場所にある穂高神社へ案内してくれるのですが、乗車したのは金曜日のため案内はナシ!
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駅を後に、自力で穂高神社を参拝してきました!
穂高神社は、日本アルプス総鎮守として知られ、上高地に奥宮があります。
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参拝を終えた後は、駅前にある安曇野ブルワリーさんへ。
店内で飲食する時間はないので、テイクアウトさせていただきました。
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頂いたのは「小麦穂農香(こむぎほのか)」という生ビール(600円)。
しっかりとした味わいと、飲みやすさが両立しているビールです。
長野駅で購入しておいた駅弁「あぶり豚の蕎麦みそ弁当」(1,100円)とともに美味しくいただきます。
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「あぶり豚の蕎麦みそ弁当」は、野沢菜漬け入りのご飯の上に、豚肉の味噌漬けが敷きつられ、その上に蕎麦の実がふりかけられています。
姫竹、ぜんまいの煮物、ししとうの素揚げ、紅ショウガ、厚焼き玉子なども色どりを添えています。
豚肉の味噌漬けの濃厚な味付けと生ビールの組み合わせは最高ですし、大ぶりの姫竹も山の幸という感じで、蕎麦の実の食感もアクセントになっているおすすめの駅弁です。
山岳観光の玄関駅 信濃大町
車内放送によると大糸線は北アルプスの景観がよく見えるように、山とは反対側に架線柱を建てているとのこと。
おかげで、きれいな山並みを楽しむことができるのですね。
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高瀬川橋梁を渡ると、立山黒部アルペンルートの玄関口、信濃大町(しなのおおまち)駅で10分間停車となります。
山岳観光のゲートウェイということで、山小屋風の駅舎です。
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到着時には、太鼓で歓迎してくれます、壁には観光地のタペストリーが架けられ、「写交場」という記念撮影スポットになっています。
タペストリーと写真を撮っても仕方ありませんが、地元の方との交流を図る場所ということで、大目に見ることにしましょう。
もうひと工夫欲しいところです。
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跨線橋に取り付けられた木製の駅名標が、いい味出していますね。
終点の南小谷まではあと一息です。
仁科三湖のすぐ近くを走ります
9月初旬で、都内では残暑真っ只中でしたが、大糸線の車窓には秋の気配を感じます。
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この先は、仁科三湖(木崎湖、中綱湖、青木湖)が車窓左手に見えてきます。
稲尾(いなお)駅~海ノ口(うみのくち)駅間で、木崎湖が最接近するので、ここで一時停車します。
穏やかな湖面には、対岸の山々が映り込んで幻想的です。
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次の中綱湖は、簗場(やなば)駅のすぐ前。
簗場駅というより、中綱湖駅という名前の方が似合うかもしれません。
簗場と言えば、この先に「(臨)ヤナバスキー場前」駅がありましたが、現在では跡形もなくなっているとのこと。
青木湖を過ぎ、佐野坂峠を越え、左手にはスキージャンプで知られる白馬ジャンプ競技場が見えてきます。
天気が良ければ、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳の白馬三山が見えるはずですが、あいにく見えませんので、駅名標でご勘弁ください😂
この先は、山あいを姫川沿いに沿って走ります。
姫川に沿って南小谷へ
姫川はヒスイで知られる川で、糸魚川で日本海に注いでいます。
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そんな景色の変化を堪能していると、終点の南小谷(みなみおたり)駅に到着するとの案内放送が入ります。
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この駅は、大糸線でJR東日本の最果ての駅で、新宿から直通する特急あずさ号も1日1往復運転されています。
この先の大糸線は非電化となり、JR西日本が運行しています。
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そんな南小谷駅で、特急あずさ、リゾートビューふるさと、JR西日本のキハ120が並んでいる光景を撮影しました。
この先は、JR西日本のキハ120に乗り換えて糸魚川へ抜ける、リゾートビューふるさとで長野に戻る、特急あずさで新宿に戻るの3択でしょう。
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「リゾートビューふるさと」は、長野から南小谷までの4時間の旅。
最初はちょっと長いかとも思いましたが、景色の変化もあり、途中駅での散策もあり、ゆったりとしたペースで過ごすことができました。
姨捨駅での夜景を楽しむ「ナイトビュー姨捨」という列車もありますよ。