日本人の約8割が、月に一回は食べる食事といえば、何だと思いますか?
実は、カレー。
日本は、世界でもトップクラスにカレーを食べている国だそうです。
そう考えると、カレーライス、カレーうどん、カレー南蛮、ドライカレー、カレードリアなどなど、カレーを使った食事メニューは数えきれないほど、日本人になじんでいますよね。
そんな国民食ともいえる、カレーに使われている、カレー粉に含まれいている成分が、大腸がんの前がん状態を改善するとの研究結果が、Francis M. Giardiello博士(ジョンホプキンス大学)らによって、報告されました。
遺伝的に大腸の前がん状態であるポリポーシス(=発生に遺伝性の要素が強く関係する線種。前がん状態で摘出しないと、ほぼ100%の確率でがんになるといわれている)になりやすい5名を対象に、これらの患者さんのポリープの数と大きさを事前に計測し、1日3回、クルクミン(480mg)とケルセチン(20mg)づつ、半年間にわたり摂取してもらったそうです。
結果、これらの成分を摂取した方は、ポリープの数が60%になり、また大きさも50%に減少したそうです。
なお、摂取量としては、通常食事から摂取する量に比べ多いのですが、カレー粉は長年の職経験から、安全と考えられるので、問題はないと考えられるのではないでしょうか。
国民食とも呼べるカレーでがんの予防になるのなら、具材や使い方を変えて、色々と食べてみるのもいいかもしれませんね。
特に、寒い日は、カレーうどんなんて体も温まりますし、いいかも知れませんね。
今日は、何食べようかな?
迷ったら、カレーなんていかがでしょうか。
【ハービックス】店長の岩屋でした。